先日の日記のコメント欄に、介護保険制度と所得移転について触れたところ、マイミクシィのくしこさんから重要な指摘があり、ちょうど今日のエントリーを未だアップしていなかったので、こちらに書くことにした。

くしこさんは介護の専門家で、一方私はペンキ屋なので、介護保険制度の現場での運用には問題がある、という指摘は重く受け止める必要がある。私は医療費の増大について、内包している世代間の所得移転を止めなくてはいけないと考えたので、介護保険制度の導入を支持した。老いない人などいない訳だし、相互扶助という考え方からすれば、ある程度の所得移転は容認されてもいいような気もしないでもないが、健康保険制度全体が破綻してしまうようでは元も子もない。受益者負担は止むを得ない。しかしながら、制度の運用面での瑕疵については是正されるべきだ。

私はよく防衛問題について触れることが多い気がするが、こちらの問題点は具体的でわかりやすいので、中長期的には、我が国民が懸命な選択をするものと信じている。正月のテレビでキッシンジャーもそのように言っていた。これに対して、通貨・国債のデフォルトや、年金・健康保険制度の瓦解を断じて回避する為には、政治が主導的に正しい解決策を提示する必要があると感じている。私が構造改革にこだわるのはこの為である。プライマリーバランスを健全化するには、増税されるよりも、経済活動を活性化させて自律回復させたい、とは思いませんか。麻生太郎はアニメ文化の輸出を促進しよう、などと言い出しそうなので、いっそ失脚させてしまいたい。出でよ、特撮好きな国士。ここはやはり塩浜修か。

くしこさんにはもう一点、介護保険制度は施設型から在宅型への移行なので、地域力の再生が不可欠である、とのご指摘を頂いた。人々から性別、戸籍、家族を剥ぎ取って原子化した上で革命政体と個別に直結しようと画策する勢力は存在します。これに対峙するには、やりちゃんの昨年来のテーマであるところの、共同体の再生と怨念からの解脱が益々重要性を帯びてくるものと確信しています。

くしこさん。これからもいろいろ教えて下さい。よろしくお願い致します。