弁護団はFが人間的に成長しましたよというのを必死に訴える。
それに対しての検察の対応。


検察官は 意表を突く尋問をする。


青年となったFに対して
裁判所でおとなしいF

検察はこう聞いた。

「あなた傍聴席で本村さんが話しているときに 泣いている人がいたのは見た?
 本村さんが一生懸命 妻と子供を亡くしたことを話しているときに 傍聴席に泣いている人がいたよ.
 見た?弁護団の人も泣いてたよ、本村さんの発言に?見た?あなたそれ気づいた?」

「・・・・いいえ・・・」

「ああ・・・そう・・・あなた傍 聴席で泣いている人がいるのになんか こちょこちょ なんか手元でメモ用紙に書いてたろ」(検察側)

すると Fは 本村さんの証言を書いていたと言うのである。
その言葉を忘れたくないから・・・

そこで検察は何と言ったか?

「うそだ!(ちょっと乱暴な言葉)あなた書いてないよ・・・・あんたなんかペンですーっとさ、
なんか本村さんがしゃべったことに赤線を引いただけ、なんかさくじょしてたろ!」

「してませんよ・・・」(F)

「嘘言うなよ!すーといっぱい線引いてたろ!?削除するような線を引いてたろ」

この声でFが法廷内で絶叫

「してねーよ! !!ほら見てみろよ!!!!!ほら裁判長も!!!!!!」
とFは大変に興奮しながら 法廷にとどろく声で叫び
そのノートを見せて 

「してねーよ!ほらみろよ! 謝れよ!!!!」

と 啖呵を切った・・・


「謝罪しろよ!舐めないでいただきたい!」

とFが叫んだ瞬間に検察側が絶叫します。

「今の言葉!裁判長 確認してください。」

Fの数十人いる弁護団が一斉に下を向き
「しまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」という顔をする。


弁護団が主張する人間的成長の形跡、人間的成長に情状酌量を訴え 無期懲役を狙う 
この検察側のしかけで露見し
全 く反省していないという姿勢が法廷中に 知れ渡った。、


命惜しさに 証言を変えているという事が逆に知れ渡った。

「舐めないでいただきたい!」といったときの顔つきは
傍聴席に座っていた人の感想は

「あ・・・人を殺す人の顔つきってこういうものなのだ」というもの。


弁護団はその後必死になって 抗弁をするが
裁判長は 決して取り上げなかったとのこと


1999年から始まった裁判の結審となる。

被告人死刑


・・・・・・・・・

あるラジオの番組でこのおぞましい事件の上記やり取りを聞いた。
それを書き起こした。

このFとは1999年に発生した 当時、少年が引き起こした おぞましい殺人事件の被告である。
現在、最高裁で死刑が確定。

最高裁の裁判長は 主文 を宣言するときに被告のコロコロ変わる証言に 激しく避難する。

・・・・・・・・・・

事実は小説よりも奇なりというが

…………。

他人様の生を理不尽な行為で絶ったもの
何としででも生にすがるもの

そしてそれを見抜き 徹底して戦うもの

山口県光市母子殺害事件の最高裁から