今日も暑いっすね



今日 リオ五輪開幕


早朝から上野公園のライブサイトに行ってきました。


マジでとろけるように暑かった…………。







さておき……

今日から時間を見つけては


前回の天才漫画家との事件簿が予想に反して

好評だったため、勝手ながらこれをシリーズ化させて頂き

数々の珍事件をこの場に書き起こしていきます。


『漫画家から学んだ教訓シリーズ』

記念すべき2回目はこれ…………



『瞬時に歌舞伎町に擬態化事件』


 擬態(ぎたい、mimicry, mimesis)とは、

  • 他のものに、ようすや姿を似せること[1]
  • 動物が、攻撃や自衛などのために、からだの色や形などを、周囲の物や植物・動物に似せること[1]。本項では、動物以外の生物によるものも含めて扱う。
(出典:ウィキペディア)


 

今から20年前、マンガ家の悪友とほぼ毎日歌舞伎町のコマ劇の前でナンパをしまくっていた。

彼は 最初に声を掛ける勇気がないので 私が声を掛け

「いやいあ・・・どうしたんだい?お嬢?」と真打登場ぽく 現れる

挙句の果てには、サインペンと紙を持っていて 女の子の前で

スラスラと彼のマンガを描きながら

 

「この作者っておれっち!」と文化人とは思えない行動に出ていた。

 

そんなナンパなど成功するわけもなく

いつも コマ劇前で 彼と二人ふらふらしていた。

 

当時は彼は十代とは思えないほどのお金を滅茶苦茶持っていたが

私と居る時は いつも私の 金銭感覚に合わせてくれて

いつも一緒のものを 割り勘で食べていた。

そういう彼の気遣いが嬉しくて 私は滅茶苦茶貧乏だったけど

とっても居心地が良かった。

 

いつも毒舌ばかり・・・そんな女の子に優しくもない二人が

モテるはずもない

 

だけど心はいつも充実していて楽しかった。

彼と一緒に 同じ空気を吸って、同じものを食べ、同じものを見て、過ごせたからだ。

 

そんな中、いつものように歌舞伎町で 遊んでいると

 

突然、滅茶苦茶怖いお兄さんたちに囲まれた私。

 

私の方が背が高かったので目立ったのだろう。

私がまず捕まった。

 

おそらく 女の子に声を掛けているのが目障りだったのだろう。

 

「お前、ここで何してんだ!?ここは俺の縄張りだぞ・・・」というような事を言われ

その場で いきなり 殴られた。

そして ボッコボッコにされたのだ。突然である・・

 

 

殴られながら・・・

(あれ?彼はどこにいったのだ?どうして助けてくれないんだ・・・?何してんだ?)と 両手でガードをしながら

目を配り探してみると彼を発見する。

 

彼は目の前にある牛めしの松屋に入り、普通に食券を買っており

そのまま普通に 牛丼を食べ始めた。

 

そう・・・街と同化、擬態化をしていたのである。

 

「あいつなんで助けてくれないんだ!まじかよ!」と思うのを通り越して

思わず心の中で笑ってしまった。殴られながら あいつスゲーなと心から思った。

 

全く彼に怒りなど感じないのだ。

 

私はこれ以降、彼の呼び名を 歌舞伎町に溶け込み擬態とする

 

また彼をみると牛丼に真正面から向き合い、紅生姜を乗っけていた。

 


というわけで ボッコボッコにされ うずくまっていると食事を終えた彼が来た。

 

「いやあ 大変だったなあ・・・牛丼食いながら心配だったよ・・・大丈夫?」

 

とくる彼

 

歌舞伎町の擬態士、曰く、非力の彼が助けに入ったところで 二人ともやられてしまう。

それよりは被害を最小限に抑える為に 瞬間、松屋に入り 食券を買ったとの事。

 

むしろ 俺のおかげで大事にならなかったんだぜ!感謝しろよ!

 

と助けてもらえず ボコボコに殴られた私に感謝しろよ!とおなか一杯の彼の一言を聞いて

 

「・・・・・・。」

 

心の底から天才だと思った。

全く彼の頭の回転にはかなわないと思った。

マジでこいつ天才だなって思った。

 

神様が与えた才能というのは本当にあるのだと思った。

 

こいつには勝てない。。。。

 

 

と 傷だらけの私と おなか一杯の擬態士と がっはっは!と笑って煙草を吸った。

 

楽しかったなあ。

 だけど 一切彼に 怒りの感情がないのである。

今でもこの当時を思い出しても全く彼には怒りはない


感謝をしているぐらいである。


むしろ それを通り越して すごいと思わせてしまう。


天才ってマジでいるんだな……と思った。



この事件から学んだ教訓

 

「最悪の状況になった場合には 瞬時に自分の置かれている状況を判断し 被害を最小限に食い止めるべく判断をする

 この場合、自分が無力だった場合 行動を起こすと逆に被害が大きくなるという前提を踏まえなければならない。

 また回避する際には どうやったらそういう回避方法が思いつくのかという魔術的な方法が最善である。」

 

彼と体験した珍事件からは 学んだ教訓は 今、金言として私の中に生きている。

 



『まとめ』

歌舞伎町で仲間が怖いお兄さんに絡まれたら 松屋に逃げ込み食券を買いましょう

その際には一切、殴られておる友達の事は忘れ牛丼に向き合いましょう。

もし若干でも気になった場合には 紅生姜を牛丼に守る事でその気持ちを抑えましょう。