動物愛護社会化検定 専門級 受験対策

特定非営利法人動物愛護社会化推進協会実施の「動物愛護社会化検定 専門級」の 受験対策です。

動物愛護社会化検定 専門級

特定非営利活動法人 動物愛護社会化推進協会

●専門級試験とは

専門級試験は、犬猫に代表される家庭動物に関する専門的な知識の習得と、地域における動物愛護の推進、適正な飼養の啓発を目的に活動する「動物愛護推進 員」として相応しい人材の育成を目的としており、受検し合格された方の希望があれば、その市町村の行政に対し協会が動物愛護推進員の能力と資質を有する者 であるとして推薦いたします。

動物愛護社会化検定とは
http://www.happ.or.jp/examination/index.html



出題内容

犬・猫を中心とした動物愛護の歴史、社会と人との関わり、行動、メディカルケア、動物に係る課題やトラブルなど幅広い分野から記述問題(2問)を含めた専門的な問題を出題します。

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動物愛護社会化検定 専門級公式テキスト

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※当ブログは、動物愛護社会化推進協会主催の「動物愛護社会化検定専門級試験」受験のため、公式テキストを活用して学習しているもので、各記事の内容については上記書籍からの引用となります。

著作権等を侵害する意思のないことを、あらかじめ申し添えます。

都市生活における人間とペット / 現代社会とペット

ペット可の集合住宅が増えてきたのは1990年後半から

身体障害者補助犬法により、公共の施設や公共交通機関、さらには飲食店やスーパー、ホテル等の一般施設でも、身体障害者の補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬など)の同伴を拒むことはできない。

さらには、大型ショッピングセンターやホームセンター等で、補助犬はもとよりペットの同伴ができる施設も増えている。
身体障害者補助犬法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO049.html

80年代はまだ、集合住宅でペットを飼うことが認められない場合が多かったが、90年代後半からはペット可の集合住宅が増えてきた



中高層共同住宅標準管理規約の改正(1997年)
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/07/070123_3_.html

これにより規約を定めればマンションなどの集合住宅でのペットの飼育が可能となり、以来「ペット可能」マンションが増えたとされる。

また、当時バブル経済崩壊によって日本経済が低迷期にあり、売れ行きが伸び悩む不動産・マンションにあって「ペット可」という付加価値をつけて販売を活性化させようという動きがあった。

1995年の阪神淡路大震災で自宅を失った被災者が集合住宅に入居する際、ペットとともに住むことを求めたということも影響したとされている。


ペットの増大、過密化はペットの「都市化現象」の現れ


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少子高齢社会における人間とペット / 現代社会とペット

高齢者の実態と心情の齟齬が、高齢者にペットを求めさせる


内閣府「高齢社会白書」
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2011/gaiyou/23pdf_indexg.html


80年代には、祖父母・父母・子供の3世代同居が半数ほどで一般的な家族構成だった。しかしその割合は急速に減少し、2006年には20%になっている。

一方、高齢者夫婦のみの世帯と高齢者単独の世帯は増加し、現在はこの夫婦と単独をあわせた高齢者の居住形態が過半数を占め、一般的になりつつある。

高齢者の実態として、子供や孫と暮らす人は減ってきているが、高齢者が頼りとして愛着を感じているのは子供や孫であることがわかる。

こうした現実の中にある齟齬(そご)が、高齢者にペットを求めさせ、ペットとの共存に向かわせている一つの要因ではないだろうか。


高齢化の進展で、ペットは老後の重要なパートナーに

内閣府 動物愛護に関する世論調査(2011年版)
http://www8.cao.go.jp/survey/h22/h22-doubutu/index.html

生活に潤いや安らぎが生まれる」を挙げた者の割合が61.4%と最も高く、以下、「家庭がなごやかになる」(55.3%)、「子どもたちが心豊かに育つ」(47.2%)、「育てることが楽しい」(31.6%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)

 前回の調査結果と比較して見ると、「生活に潤いや安らぎが生まれる」(54.6%→61.4%)、「家庭がなごやかになる」 (45.2%→55.3%)、「子どもたちが心豊かに育つ」(41.2%→47.2%)、「育てることが楽しい」(27.2%→31.6%)を挙げた者の 割合が上昇している。

※公式テキストのデータは2003年版
http://www8.cao.go.jp/survey/h15/h15-doubutu/index.html


2000年の調査では「少子高齢化や核家族化が進む中で、人とペットの関係はどのようになっていくと思うか」という問いに対し、「家族の一員同様に共に生活する世帯が増える」を挙げた者の割合が43.3%と最も高く、以下、「老後のパートナーとしてのペットの重要性が増す」(39.8%)である。しかし「高齢者が病気などにより飼育できなくなるペットが増える」(31.8%)など課題を感じていることもわかる

内閣府 動物愛護に関する世論調査(2000年版)
http://www8.cao.go.jp/survey/h12/aigo/index.html


→ それ以前のデータはこちらへ
  http://blog.livedoor.jp/jupiter006/archives/294055.html



高齢者の地域社会への参加を促すペット

少子高齢社会におけるペットの意義として、そのひとつには、定年後にリタイヤした高齢男性の地域社会への参加の足がかりとして果たす役割が挙げられる。今後この重要性は増していくと考えられる。


少子化・核家族化でペットの役割は、家庭のかすがいに

少子化社会白書2008年版
http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2008/20webgaiyoh/indexg.html

少子化・核家族化は、家族形態を変えるとともに、ペットのあり方にも大きく影響してくる。

少子化・核家族化の進展は、夫婦での子供を介したコミュニケーションの機会を減らしていくことである。そこで、夫婦をつなぐ「子はかすがい」としての役割を、犬や猫などのペットがになう場合が多くなる

また、一人っ子の子供から見た場合はペットは子供の兄弟姉妹に似た役割も付加される。

一人っ子家庭では、犬や猫が子供に対して果たす役割は大きいと考えられる。



少子高齢化の中で、ペットはともに老いる存在へ


ペットの高齢化もまた、見過ごせないテーマとなっている。

少子高齢化の進行の中で、子供に代わるかけがえのない家族の一員としてペットは飼われるが、人間よりも早く老いるため、飼い主の老いを通り越して高齢化していくということである。

高齢ペットとの関係は、看取る・看取られる関係としても深まり、ますます切実なものとなってくる。

こうした濃密な関係が成立するのは、日本の現代社会に特徴的なものである。





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