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最近の3つの演奏会から 大フィル定期・神戸公演  PACセビリャの理髪師

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大フィル神戸特別演奏会
  2013年7月17日(水)
   神戸国際会館 こくさいホール
    指揮:大植英次
    独奏:小曽根 真(ピアノ)

   <プログラム>
  ロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
  ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
  チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
大植さんと小曾根産の関係はラブソディ・イン・ブルーから大阪クラシック、モーツァルトのP-Conにとどまらず、近年バーンスタイン『不安の時代』そしてラフマニノフ・・・とどんどんレパートリーが拡大していってる感じがする。

クラシック奏者がジャズに逃げ込んだり、鞍替えしていく例が多くても、幼少期エレクトーンをやり、母上のピアノのレッスンに反抗的だったジャズ少年が今、熟年になってこうやってクラシックに挑戦していくというのやはり困難な道に感じるけれど・・・・小曾根さんは自分を追い込みながらも楽しんでらっしゃるようで凄い!!恐るべし。
こうなったらヘビー級のピアノコンチェルトを挑戦していってほしいなと思う。

大植さんのチャイ5は予想通り、Agogik満載、ffで飛び上がったと思えば、座り込んでしまうほどのppp
さすがに大フィルも慣れたもので大植さんの匙加減にビッタリ寄り添う、素晴らしい演奏会でした。
ただこのホールも私は2回目ですが、なんとまぁ格調高くないこと、円形にカーブしたトイレは両方から入ってきた人が鉢合わせ、京セラドームを思い出しましたよ。またバルコニー席の入り口付近には自動販売機?!これじゃぁ会場で飲食してる人が多いはず。

音響はどうなんだろう?この日の大フィルも良く鳴っていて迫力があったが、大きなBOX(広い舞台)で音が干渉しあって鳴りまくり、私の好きな繊細な木管の音がは前へ(客席)へ飛び出してこない!大きな反響は得れるけれど、繊細な音向きでない感じ。
4楽章の野津さんのフルートがもっと聞こえてほしかった。2楽章のホルンの音もべたっとしていて、依然京都の大フィルで聞いたソロ(もしや池田さん)のような歌い上げ方でなかった。
あぁそれでも大フィルはやはり上手い!神戸の方々にも大絶賛でしたね。

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>佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2013
セビリャの理髪師
 出演 中井亮一 町 英和  森 麻季
      大山大輔  森 雅史  北川辰彦 坂本 朱
合唱ひょうごプロデュースオペラ合唱団
管弦楽兵庫芸術文化センター管弦楽団
チェンバロ森島英子
■スタッフ
指揮佐渡 裕
演出飯塚励生

演者も裏方も気持ちが同じ方向に向いた団結力の感じられるオペラでした。

ただこれがイタリア語でなく日本語だったところにどうも違和感が・・・・
特にレチタティーヴォのイントネーションは気持ち悪すぎ。

なる程劇団四季みたいに話の内容がわかり易いし字幕を見る手間も省けるというもの。
しかしながらオペラのストーリーなぞ単純明白、日本語上演の上に字幕もあって、どうしてもそれも見ちゃうのでダルイダルイ・・・だいたいオペラってリフレイン多いし。

この日の目玉はフィガロ演じる大山大輔
よく通るパワフルなハイバリ、体格も良く華がある!まさにはまり役だった。
逆に森 麻季のロジーナは可愛らしかったがサッパリ声が通らない・・・フィガロに圧倒されたか。

B腑侫ル第470回定期演奏会
2013年7月 24日(水)
  ザ・シンフォニーホール
 <指揮>大植英次
 <独唱> ステラ・ドゥフェクシス(子供) インゲボルグ・ダンツ(ママ、中国の茶碗、トンボ)
        天羽明惠(羊飼いの少女、お姫様、コウモリ、フクロウ)
        レイチェル・ギルモア(火、うぐいす)
        アネリー・ゾフィ・ミューラー(安楽椅子、雌猫、リス、羊飼いの少年)
        セバスティアン・ノアーク(大時計、雄猫)
        ドミニク・ヴォルティッヒ(ティーポット、小さな老人、雨蛙)
        ルドルフ・ローゼン(ソファー、木)
                合唱:ザ・カレッジオペラハウス合唱団
                大阪すみよし少年少女合唱団
<曲目>
ブラームス(シェーンベルク編曲)/ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調作品25
ラヴェル/歌劇「子供と魔法」(演奏会形式)
  
まず歌劇「子供と魔法」
 演奏会形式であるというのに、なんという充実感のある舞台だっただろうか!
下手なオペラの舞台を見せられるより余程満足度も高いというものだ。
レイチェル・ギルモアのMET『ホフマン物語』のオリンピア役の代役でネトレプコ以上のカーテンコールを浴びたとう話題は有名だが、彼女がamericanであることを除けばズラリと並んだドイツ人オペラ歌手6名。その列に交じって日本の天羽明恵が堂々たる女王振りを見せつけた。

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今回はこちらで予習・・・というかラトル/VPOで発売されたときに速攻で買っていたので(M.コジェナー(子供役)の声が素晴らしい)今回も興味深く、素晴らしい時間を過ごせたし、ほぼ満席に近かったホールに”大植さん健在”を確認。

帰り、会場を歩いていると、
『よかったね、いつまでも聞いていたかった。もう一生聴く機会はないよね』
そう話してる人の声が聞こえほっこり♪

ニコライ・ホジャイノフ ピアノ・リサイタル

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ニコライ・ホジャイノフ ピアノ・リサイタル
日 時 2013年7月11日(木) 開 演 19:00  (開 場 18:30)
会 場 芸術文化センター 神戸女学院小ホール
  ピアノ ニコライ・ホジャイノフ
 プログラム
    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調op.110
    ラヴェル:夜のガスパール

    ショパン:舟歌op.60、子守歌op.57
    リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 
 アンコール
   リスト モーツァルト『フィガロの結婚』による幻想曲
   リスト 半音階的大ギャロップ
   ガーシュイン 3つの前奏曲第2番

ホジャイノフといえば、2010年のワルシャワにおけるショパン国際ピアノコンクールに思いが及ぶ。彼の弾いた気品溢れる奥深い演奏だったノクターンop.9-3にくぎ付けになり、深夜連日のようにインターネット配信を聞き続けたものだ。
結局ファイナリストにはなったけれど入賞は逃した、この年もエフゲニー・ボジャノフ騒動など色々物議をかもした。審査員の解釈も別れることだろうし・・・それでも優勝するかしないかって当人の運命を大きく左右させることは確かなのだと思う。
ホジャイノフは当時18歳、若いのにどこか哲学者のような演奏だった、風貌も加味すると結果を残せば残すほどに、ピアノ人生潰されるほどの結果になったのでは??などと老婆心?

コンクール受賞歴は、
ピアノ・ヴィルトゥオーゾ国際コンクール(2003年、チェコ)優勝
カルル・フィルチ国際ピアノ・コンクール(2004年、ルーマニア)優勝&
特別賞
スクリャービン国際ピアノ・コンクール(2008年、パリ)優勝
若い音楽家のためのショパン国際ピアノ・コンクール(2008年、モスクワ)
第2位&特別賞
ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年、ワルシャワ)ファイナリスト
ダブリン国際ピアノ・コンクール(2012年、ダブリン)優勝
シドニー国際ピアノ・コンクール(2012年、シドニー)第2位

小柄(170cmくらい?)で華奢な青白い風貌とは裏腹にとてもダイナミクスレンジの振幅の大きな、大変力強い、それでいて弱音の表現がすごい!ppだけでも何種類も弾き分けてる感じの繊細で緻密な演奏、特に2部での攻めの演奏にはこちらも思わず乗り出してしまいそうだった。
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 の直後にヘビーなアンコールを楽しそうにも見える程、まさに水を得た魚のような鮮やかさ!アンコール3曲目はクールダウンしてる感じだった。
やはり彼はショパンの代名詞がつくより、もっと幅広いジャンルに生きてほしいピアニスト
ますます楽しみになってきたホジャイノフ、次はチャイコンあたりを聴きたい!

交響曲第1番 《HIROSHIMA》 フェスティバルホールにて 

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2013年6月28日 フェスティバルホール
出演: 指揮:アレクサンドル・アニシモフ 
オーケストラ:関西フィルハーモニー管弦楽団
曲目・演目: 佐村河内守 作曲 交響曲第1番 《HIROSHIMA》

雑事に忙殺され、最近Blog更新が滞ってしまい数件パス・・・というか
印象に残るコンサートが少なかったのですねぇ
今回のコンサートではホールとコンサートそのもの双方に思うことあり、更新しました。




このコンサートは最初行く予定はなかったのですが、公演の1週間前にチケットを予約しました。
というのも、大フィルの定期でもらったチラシで発見し、急に気になりだし、もうチケット完売だろうと思ったら、さすがフェスティバルホール!オンラインで覗くと、私の結構好きな席が残っていたのです。
佐村河内さんについてはほとんど予備知識なし、もちろん曲も知らなかったし、あえて予習せず真っ白な状態でコンサートへ臨んでみました。

ところが最初からガッカリなことの連続です。
このホールはクラシックのみならず、演歌やポップスまでやるわけで大衆化されてるのですか?

以前のようにトイレ難民になったりすることもなくなったし、周囲のアメニティやカフェにも充実がみられただけでなく、デッドだった音響もぐんとよくなり楽しみも増えたのですが、会場のコンシェルジュにどのような教育をしているのかしらん。

開演5分前位に佐村河内さんご本人が1階のボックス席に座られたのですが、拍手が起こったのは当然ですが〜なんと次々と観客が駆け寄り携帯やスマホでパチパチ・・・握手したり名刺渡してる人もいた様な。
えぇ!!〜『会場での写真撮影、許可のない録音録画は〜〜』ってアナウンスしたところですよ、係員は誰も止めないの?
でもまぁここまでは100歩譲るとします。
無事にコンサートがスタートしてコントラバスがppで奏で始めているデリケートな部分で、なんとお客さんが小走りで前方の席に入ってこられました!いやそれよりも係員に誘導されていることに仰天しました。(ここは松竹座かい?)
ザ・シンフォニーホールでは遅刻者は楽章間でも自分の席にはつけません。
余りにもフェスティバルホールの価値を下げる行為で、何よりも指揮者・演奏者・作曲者に失礼ではないかと思うのですが。

肝心の交響曲第1番 《HIROSHIMA》ですが
正直なところ、ド素人私にはとても評価できる力がありません。
3楽章から構成されるのですが、どの楽章もあまりにも重たいのです、モーツァルトのシンフォニーなどがお好きな人なら、途中で逃げ出したくなるかもしれません。(全1時間20分)
全体としてはショスタコあたりの雰囲気がするのですが、終楽章ではブラームスのような感傷的なメロディラインもありますが最終的にはマーラーの第3番を連想するフィナーレとなっています。
一定の動機が繰り返し顔を出し、変奏されて繊細な構成も感じられますし、フーガも散在。調性音楽かと思えば、管楽器を中心とする不協和音も多用され、現代曲風の部分もあるでしょうか。
16-14-12-10-8の弦、3管編成でハープ、オルガン、チェレスタ(?)鐘、ドラもあり大編成(マーラーなどを聞きなれてるので驚きはありませんが)とりあえず大変な大曲であります。佐村河内さんの思いがギッシリ濃厚に詰まった遊びのない、ぐっと肩にのしかかるような曲であります。
救いはフィナーレの大音響の直後に光が差してくるような美しいコラール、闇に連れ戻されることなく鳴り響く鐘の音!会場は大変な喝采の嵐とスタンディングオベーションとなりました。

それにしても現代のBeethovenと評するのは短絡的だ思います、聴覚障害者の作曲家ということで一括りにするのは危険だと思うし、ご本人にとっても不本意ではないかと懸念してしまいます。

行かれた方がおられたら是非感想を書き込んでもらいたいです。

大フィル 第468回定期演奏会

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第468回定期演奏会

2013年5月24日(金)
19:00開演
ザ・シンフォニーホール

<指揮>ウラディーミル・フェドセーエフ
<曲目>
ハイドン/交響曲 第91番 変ホ長調 Hob.I,91 
チャイコフスキー/交響曲「マンフレッド」 作品58 

チャイコフスキーといえば大抵4〜6番が繰り返し演奏され、正直マンフレッドに関しては生の演奏を聴いたことがなくて、今回はクルト・マズア/ニューヨークフィルの分でちょっぴり予習(・_・;)していたのだけれど、どことなく掴みどころがなくて中途半端になってしまった。。。
開けてみると結構空席も目立って、大フィル側としては14年ぶりに迎える巨匠だというのに何とかならなかったのかとちょっと気の毒に感じてしまったけれど、そんなことお構いなしのフェドセーエフさんの渾身の指揮ぶりに圧倒された。
1,2部を通して指揮棒なしの指先まで神経の行き渡ったきめの細かい指揮で、年齢を全く感じさせない。

この曲は管弦楽とか交響詩とかに分類されることが多かったそうだが、解説を読んでその位置付けをなんとなく理解出来た。
それは、交響曲第4番と5番の間の約10年半の傑作達が生みだされたころに作られた作品であること。

4つの楽章の起承転結で構成されているとのことだが、いたるところにチャイコフスキー独特の綿密な「仕掛け」を感じさせるもので、4番、そして5,6番の断片が満載!非常にポテンシャルの高い曲だと思ったし、この曲があったから、5、6番という傑作が生まれたのではないかとも思った。

冒頭の3本のファゴットとバスクラの始動も6番の出だしのファゴットソロに反映してる感じ。
第一楽章でとても印象的だったのは静かな大太鼓、マンフレッドの苦悩を印象付けるようなもの悲しさを感じ、完全に感情移入を強いられ、訳もなく泣けそうに・・・50分もあったのか?吸い込まれるように没頭させられた。

第4楽章は原典版で演奏されたが、再び大太鼓の刻みが戻って来てマンフレッドの魂は救われないものだったのだと認識させるものだった。

チャイコフスキーの策略にはめられたのか、その後車で何度も聞き直してるクルト・マズア版はオルガンのコラールの入った救いの改訂版だと今頃気づいた始末(・_・;)

第51回大阪国際フェスティバル マーラー交響曲第2番「復活」

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第51回大阪国際フェスティバル
2013年4月26日(金)
19:00開演(18:00開場)
フェスティバルホール
<出演>
指揮/大植英次
独唱/スザンネ・ベルンハート(ソプラノ)、
アネリー・ペーボ(アルト)
合唱/フェスティバルホール〈復活〉祝祭合唱団(大阪フィル合唱団ほか)
<プログラム>
マーラー:交響曲第2番 ハ短調〈復活〉




2013年開業となった新生フェスティバルホールのこけら落とし公演の1つとなった公演で
フェスティバルホールは昔の面影を温存しつつ、美しく再生されアメニティもぐっと向上した印象でした。
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外観
四ツ橋通りに面して地下が開けて見える
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地下には本屋さんや飲食店やカフェ
土佐堀川に面した階段は懐かしい感じ
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以前のフェスティバルホールは、音を出せど空中に分散していってしまう印象があったのですが
反響板も相当なもので音響はぐっと良くなっていました。
それと聞く側の集中力も及第点だったように思いました。・・・定演の際の飴の包みの音、財布の鈴、携帯ストラップの音、チラシの落下音、挙句の果てには芸文でのあの高周波音!
音楽以前の部分で神経を擦り減らすようなことが続いていたので当たり前の事に感動したり。
(それでも飴の包み開いてる人いたようですが・・・)

大植さんが16型の対抗配置で、マーラーを演奏される時は大抵コントラバスは中央後方の事が多かったように思いますが、今回は舞台の下手に8本。2台のハープは上手でした。
この配置を余裕でできる舞台の広さがフェスティバルホールの素晴らしさかも!
この分でいくと8番も!という期待がむくむくと・・・でも大植さんは振らないとおっしゃってましたね。。

2番交響曲は壮大ですね、それでも第一楽章の「葬礼」と終楽章の「復活」の2本の大黒柱に3つの楽章が間を埋めている感じで、マーラーがベートーヴェンの第9番の模倣だと思われるのが嫌で躊躇した逸話も知られており、緩徐楽章、お決まりのスケルツォに続いて「原光」なる小さな楽章をアルトの独唱で埋め、ベートーヴェンの第九との違いを意識したのかな?ふとそんな思いで聴いていたのですが〜
一瞬にして、アネリー・ペーボさんの全てを包み込むような慈愛に満ち溢れた歌声に心奪われました。
どれほどの美しい管弦楽の響きをしても、たった一人の肉声にそれはまさに彼女を支える黒子と化してしまう。愛おしいような時間があっけなく過ぎてしまうのですが、それを消し去るかのような激しい序章で最終楽章へ突入する・・・このド派手な仕掛けがマーラーなんですね。
最終楽章で印象的だったのはトランペット、秋月さんと橋爪さん率いる表組と篠崎さん率いるバンダ組は鉄壁でしたね、特に橋爪さんのペットが鳴り出すとその安定感がぐっと増す感じ。
木管、金管の旋律の受け渡しも小気味よく、いつも話題になってしまう(?)ホルンも躊躇いのない美しさと力強さが素晴らしかったと思います。
またスザンネ・ベルンハートさんが、指揮者の横に位置しながらも座ったままで、合唱に溶け込むように歌い始め、次第に合唱団を縁の下の力持ちのように牽引していく歌唱で、些細な事ながら私にとっては衝撃的でした。
(ソプラノ歌手というのは10中8,9キラキラな存在ですから・・・)
存在感を取り戻した膨大な管弦楽と大合唱団の見事なまでの融合、これがまさにシンフォニック・カンタータ。
これは心のもやを浄化させ、迷いを払拭させるに充分な力強さで私たちにを包み込んでしまう。

3.11の日にハーディングがマーラーの5番を演奏して悲しみに寄り添ったとすれば、ずっと震災復興にかかわってきた大植さんはこの2番で復興を誓い確信した、私はそんな風に思えました。

上原彩子ピアノリサイタル

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≪オール・ラフマニノフ・プログラム≫
All Rachmaninov Program
13の前奏曲 Op.32
  13 Preludes, Op.32
-----------------------
前奏曲嬰ハ短調 「鐘」 Op.3-2
   Prelude in C-sharp minor, Op.3-2
ライラックOp.21-5
  Lilacs, Op.21-5
愛の喜び/愛の悲しみ(クライスラー/ラフマニノフ編)
 Liebesfreud/Liebesleid (Kreisler arr. Rachmaninov)
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36
  Sonata No. 2 in B-flat minor, Op.36

上原さんは曲名を意識されたのか、鮮やかなライラックのシフォン風のドレス
とにかく聴き応えのある演奏会!!  打鍵の強さとヨドミのない音色、目を閉じていると男性のピアニストのよう。
それでも男性的というのではなくて丸く柔らかい女性の慈愛や母性を感じさせる表現力も上原さんの魅力だと思う。
アンコールの際に見れた笑顔は本当にチャーミングで飾り気がない。

お決まりの音楽学校の出身ではなくて、ヤマハのマスタークラスから究極の栄冠、第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門で史上初の優勝を遂げた日本人ピアニストとしては異色の経歴を持つ。
その実力を存分に体感したようなリサイタルでした。

アンコール ヴォカリーズ、ラフマニノフ:前奏曲 Op.23-2 (多分)

大フィル 第466回定期演奏会

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第466回定期演奏会
2013年3月1日(金)
19:00開演(18:00開場)
  指揮:準・メルクル
  ピアノ:イングリット・フリッター
<プログラム>
シューマン/ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」抜粋〈ワーグナー生誕200年記念〉

イングリット・フリッターさん
初めて拝見しましたが、ふとガブリエラ・モンテロさんを思い浮かべました(お酒飲みながら即興演奏する)
踊るように柔軟でチャーミングな演奏、それでもショパン国際コンクールはユンディの優勝した2000年に第2位の実力者なんですね(そういえばモンテロは1995年の第3位)
アンコールのあと思わず崔 さんにkissされてました(*゚▽゚*)
お辞儀がとっても深くて髪が床につきそうでした。
アンコールはショパンのワルツ第19番イ短調

第2部はワーグナーRingからの抜粋
冒頭のホルンがほんの少し不安定だったのですが、それは直ぐに気にならなくなりました。
1部ではフリッターさんに寄り添うような優しい指揮をされてたメルクルさんは、別人のようなきびしい表情で大フィルを牽引、暗譜でしたね・・・崔 さん率いる弦はいつも以上の重厚さ!特に中低音の響きが素晴らしかったと思います。
「神々の黄昏」の村上さんのソロは絶品でした「ジークフリートのラインの旅」まるでウィンナ・ホルンのようにきこえて泣けそうでした。管楽器の大健闘、底なしの集中力に圧倒されました。
それと同時にワーグナーのメロディラインの美しさ、緻密さ、雄々しさ・・・音の洪水に酔いしれました。

参考動画 ジークフリートのラインへの旅

ホルンにドール、バボラーク、クラリネットにフックス、オーボエにマイヤー、フルートにゴールウェイ・・・パユは欠いてもオールキャスト管楽器軍団なり

大阪松竹座 二月花形歌舞伎

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大阪松竹座   二月花形歌舞伎
    夜の部
 GOEMON 石川五右衛門(ごえもん)
   片岡愛之助宙乗りにてつづら抜け相勤め申し候
 石川五右衛門  愛之助
 カルデロン神父  松 也
 石田局  梅 枝
 出雲の阿国  壱太郎
 加藤虎之助  種之助
 石田三成/お菊  梅 丸
 友市  吉太朗
 名古屋山三/北政所  吉 弥
 豊臣秀吉  翫 雀

 フラメンコ  佐藤浩希

2月花形歌舞伎はど派手な演出、舞台装置で見応えありました。どの席に座っても楽しめるような演出になっていました。
冒頭は弦楽四重奏の生演奏で厳かに始まりましたが、フラメンコの佐藤浩希さんがギターと生歌バックに踊り狂うという・・・当初なんとなく場違い?とか思えてしまったのですが、このフラメンコが心の叫びや吐露におおきな役割を果たし、また出雲の阿国へと繋がるという大胆な演出でした。
1部では花道からはしごで2階に登りつめる愛之助さん、そして宙吊り。2部では愛之助、壱太郎さんのフラメンコ共演、壱太郎さん扮する出雲の阿国と踊り子達の見事なフラメンコを取り入れた踊りは圧巻でした。また愛之助さんの立ち回り,見得を切るシーン満載、客席狭しと駆け回る演者たち、途中”ちちんぷいぷい”の西アナも巻き込んでしまう。
松 也さんと吉太朗君のフラメンコもなかなかのものでした。
最後はネタバレになりそうなので・・・・

愛之助さんの熱演はもちろんのこと、壱太郎さんの目を見張るような成長も感じられ、先日の新猿之助さん、年末の勘九郎、七之助さん兄弟等々の素晴らしさといい、若手(2世役者中心として)が確実に育っていて、團十郎さん、勘三郎さんの亡き後、これからの歌舞伎を支えてくれそうな期待がムクムクと湧いて来ました。

大フィル 第465回定期演奏会

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第465回定期演奏会
2013年2月8日(金)
19:00開演  ザ・シンフォニーホール
指揮:レイフ・セーゲルスタム
ピアノ:小山実稚恵

<プログラム>
グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
セーゲルスタム/交響曲 第248番《日本初演》
シベリウス/交響曲 第5番 変ホ長調

小山さんは2010年のショパンイヤーによくTVに出演されてましたが、ショパンを語る姿はまるで少女のようだったのが印象的で、温和な雰囲気の方ですが、一旦曲に入ると実にキビキビと気持ちいい位男前でしたね。
弾きぶりも実にダイナミックで、決めの部分では両手を大きく上に挙げる場面も何度かあって巨匠の風格を感じました。
カデンツァもとても自由な雰囲気で気持ちよさそうでしたが、私は第2楽章のアダージョの切なさを込めた演奏が彼女らしいと思いました。

それでもアンコールでセーゲルタム氏の作品取り上げる部分は流石ですねぇ、演奏を終えてはにかみながらセーゲルタム氏に駆け寄る姿は再び一乙女のようで・・・

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セーゲルスタム氏の交響曲 第248番は指揮者なしでの演奏、まさに音を楽しむ=音楽を実践しているかのよう。
マエストロの風貌がサンタクロースっぽくて、まさにフィンランドからトナカイに乗って袋いっぱいのおもちゃを運んで来ているような賑やかな演奏でした。

シベリウス/交響曲第5番は2番のような聞かせどころが少なく地味な印象もあるけれどその地味さの中に北欧らしい秘めたるポテンシャルがあると思う。
私の愛聴版はサロネン/スウェーデン放送交響楽団の2000年あたりの演奏で、以前クラシカ・ジャパンで放映されたもの、淡々と演奏されているのだけど、秘めたる情熱がヒシヒシと伝わって来る、実にスマートでカッコイイ演奏。
さて、今回のセーゲルスタム氏
ゆったりと雄大な名演、マエストロは膝が悪い様子で(凄い巨漢)ヨチヨチ歩きと言ったら失礼ですが、椅子に腰掛けての指揮だったのですが、腕の動きは実に大きく、かつ指先が美しく繊細。
大フィル管楽器のの皆さんも実に雄弁で、第一楽章の転調前の高揚部分で既に泣けてきそうに。
第2楽章もさすが大フィル、丁寧な弦さばきで対応。
第3楽章はなんといっても『揺れ動く主題』(白鳥賛歌)が壮大、終盤でトランペットから金管がどんどん重なって〜〜ずっとずっと聴いていたくなるというのに、あの幕切れ・・・また聴きたい、次(6番)が聴きたいそう思わせる曲なのです。

フィルハーモニア管弦楽団 マーラー大スペクタクル

フィルハーモニア管弦楽団 マーラー大スペクタクル
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2013年2月3日(日) 開 演 14:00  
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール
  前回の来日公演で各紙が絶賛!サロネン率いるフィルハーモニアが今度はマーラーの一大シンフォニー「巨人」で輝けるサウンドを響かせる。ベートーヴェンの美しい協奏曲には、アンスネス。理想の共演が実現!一生の宝物の一つにしたい公演。
■出演者
指揮 エサ=ペッカ・サロネン
ピアノ レイフ・オヴェ・アンスネス
管弦楽 フィルハーモニア管弦楽団

■プログラム
ベートーヴェン:劇付随音楽「シュテファン王」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番(ピアノ:アンスネス)
マーラー:交響曲 第1番「巨人」

●アンコール曲
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第22番 op.54より 第2楽章
ボッケリーニ(ベリオ編曲):マドリッドの夜警隊の行進



記憶に新しいうちに一言残しておかないと・・・
サロネンという指揮者、風貌はどことなくハリウッドスター風、2010年の時より寧ろ若々しく感じました。
登場するときの指揮棒の振り方が独特。
この方も大植さんと同じで、代役指揮者から脚光を浴びたタイプなのですね。
マーラーは1昨年VPOとの9番が実現しなくて本当に残念だったけどCDを購入して、この人の1番も是非とも聴きたいと思って今回も足を運びました。
とにかくダイナミクスレンジの幅が凄い、1楽章のバンダの演奏も本当に小さくて集中していないと聞き逃す(なんていうと大袈裟かな(*゚▽゚*))くらいで本当に繊細。それでいてテンポの揺らし方もダイナミックで実に筋肉質、グイグイと頂点に盛り上げていく推進力に圧倒される感じ、あっという間にスッポリとサロネンワールドに迷入してしまったのでした。
『巨人』はマーラーの交響曲の中では短い部類かもしれないけど、今回は終わるのが名残惜しいほど短く感じてしまいました。まぁどの楽章をとっても観客を飽きさせない魅力があるのだと思いました。
それでもこの日は管楽器の不調さがちょっと目立ってしまった・・・・海外のオケは金管系がダイナミックで楽しみなのですが〜睡眠不足でもあったのかしらん、ホルンが特に。トランペットも目立つところでは無かったけどオヨヨ・・って感じ。
この歴史ある名門オケに対しては期待が膨大だったりするので『こんなもんじゃぁ無いでしょう?』という思いがどうしても先行してしまう。
今後の演奏(サントリーホールなど)で聴かれる方の感想を探したいな、と思いました。

1部に関しては追記したいと思います。

古楽の愉しみ   鈴木雅明&鈴木優人 バッハ・コレギウム・ジャパン

古楽の愉しみ
鈴木雅明&鈴木優人 バッハ・コレギウム・ジャパン
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日 時 2013年1月27日(日) 開 演 15:00  (開 場 14:30)
会 場 芸術文化センター 神戸女学院小ホール

バロック音楽のスペシャリストを擁する古楽器オーケストラとして、国内のみならず海外でも高い評価を誇るバッハ・コレギウム・ジャパン。今回は、正に十八番のバッハ作品で、しかも、2台のチェンバロのための協奏曲という注目の父子共演が実現!

■出演者
チェンバロ 鈴木雅明
鈴木優人
ヴァイオリン 若松夏美
荒木優子
ヴィオラ 山口幸恵
チェロ 武澤秀平
ヴィオローネ 西澤誠治

■曲目
2台のチェンバロと弦楽器のための協奏曲 ハ短調BWV1060
2台のチェンバロと弦楽器のための協奏曲 ハ長調BWV1061

2台のチェンバロのための序曲 ハ長調
(管弦楽組曲 第1番BWV1066に基づく2台のチェンバロ用編曲:鈴木優人)
2台のチェンバロと弦楽器のための協奏曲 ハ短調BWV1062

お互い言いたいことは60%くらいにして仲良く演奏します、などと雅明氏。
いやいやそれはきっと謙遜、幼少期から家に向かい合わせにチェンバロが2台置いてある家なんて!
お風呂上がり連弾のひとときが習慣だなんて!
私たちには到底想像できない至上の音楽環境で育った優人氏なんですね。
これ以上は無いと思うほど呼吸の合った演奏、どこまでも音が澄み渡って感じました。

管弦楽組曲の優人氏編曲版はとても新鮮でした。
雅明氏がおっしゃってたように、普通ならオーボエやヴァイオリンで目立つ高音部と低音部の狭間にあって埋もれ気味な内声が際立って色彩鮮やかな演奏でした。
向き合った2台のチェンバロ、そこには息子の成長に目を細めるような雰囲気はなく、とても優雅なんですが〜音楽家としての火花が飛び散るようなそんな指さばきが感じられました。

年季の入った美しいチェンバロ、撮影禁止だったのが残念
休憩時にモニター↓
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そうそう、尾上菊五郎・菊之助が演じたNINAGAWA『十二夜』でチェンバロを弾いておられたのは優人氏だったのですね
ここも親子二代!火花が飛び散ってましたっけ。

PAC第57回定期演奏会

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2013年1月20日(日)
第57回定期演奏会
佐渡裕 色彩のフランス音楽

■ イベール : ディヴェルティメント
■ イベール : フルート協奏曲
■ フォーレ : 組曲「ペレアスとメリザンド」 op.80
■ ルーセル : バレエ音楽
   「バッカスとアリアーヌ」 第2組曲

●新村理々愛アンコール曲
リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行
●PACアンコール曲
ビゼー:歌劇「カルメン」より アラゴネーズ

指揮・芸術監督/佐渡 裕
フルート/新村 理々愛
管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

イベールのディベルティメントがとても面白かった。
I. Introduction
II. Cortege・・・ここにメンデルスゾーンの有名なあの曲が封入!思わず微笑んでしまう
III. Nocturne
IV. Valse
V. Parade
VI. Finale

YouTubeにちょうど佐渡さんの指揮の演奏がアップされていました!

新村さんは噂通りの技巧の持ち主、キビキビとした立ち振る舞いも気持ちよかったし、
アンコールも超絶技巧の熊蜂の飛行で会場をあっと言わせた。
その後、公演3日目のサプライズ?着替えてブレイクダンスを披露・・・でもこれは普通でした(爆)

シプリアン・カツァリス ピアノ リサイタル(画像訂正しました)

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日 時 2013年1月13日(日) 開 演 14:00  (開 場 13:15)
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール
シプリアン・カツァリス、この稀有な才能のピアニストのコンサートは、毎回アイデアと驚きに満ちている。たった一人の「皇帝」など、前半は小品、後半にはまたまた楽しく驚きのコンサート。
■出演者
ピアノ シプリアン・カツァリス
■プログラム
ハイドン:クラヴィア・ソナタ ハ長調 Hob.XVI.35
モーツァルト:幻想曲 K.396
モーツァルト:幻想曲 K.397
シューベルト/リスト:3つの歌曲 水車職人と小川、アヴェ・マリア、セレナーデ
ショパン:夜想曲 op.9-1
ショパン:軍隊ポロネーズ op.40
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」(カツァリス編 ソロ・バージョン)

●アンコール曲
ショパン:マズルカ24−2
マルチェッロ:オーボエコンチェルト 第2楽章アダージョ バッハ/カツァリス編
カツァリス:オー ザッハ ルーラー(緑の目をした美しい女性)



昨年の4月に行われるはずのリサイタルが腱鞘炎のために延期していたのですが、演奏会前の即興演奏に続いて本人からのスピーチがあり、こんな深刻な事情が合ったのだとびっくりしました。

オペラも上演される広い広い舞台でポツンと一人戦場に立っているカツァリスを見て、最初は泣けそうになりましたが、スピーチは声もよくて、滑舌もよくお元気そうでしたし、演奏のテクニックや音色の珠玉の美しさは健在でホッとしました。
カツァリスといえば、超絶技巧や奇抜な発想、ドヤ顔だったり、やんちゃ坊主のような表情だったり話題に事欠かないのですが、私はやはりセレナーデやアンコールのアダージョなど、優しく切ない響きが特に好きだったりします。

これまで多くの曲のピアノ一人バージョンは聴いて来ましたが、今回はなんと『皇帝』
とてつもない大曲・・・ショパンのピアノコンチェルトあたりならオケも薄いのでカツァリスにとっては、そう難題ではないと思うのですが。
そして還暦を超えて病気を乗り越えて新譜に挑むその勇気と気力に心から敬意を表したいと思います。

CD売り場、サイン会長蛇の列!すごいことになってました・・急いでいたのでとんぼ返りしましたが、お疲れが出ませんように。


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最後にメッセージ」がYoutubeにアップされていたので

第82回新春名曲コンサート

第82回新春名曲コンサート
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2013年1月12日(土)
午後3時00分開演
ザ・シンフォニーホール
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指揮:円光寺雅彦
独唱:市原 愛(ソプラノ)、福井 敬(テノール)
独奏:成田達輝(ヴァイオリン)
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

<プログラム>
ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
ロッシーニ/歌劇「セヴィリアの理髪師」より “今の歌声は””
ロンバーグ/喜歌劇「学生王子」より セレナーデ 
ヘンデル/歌劇「ジュリアス・シーザー」より “つらい運命に涙はあふれ” 
バーンスタイン/ミュージカル「ウエストサイド物語」より “マリア” 
J.シュトラウス鏡ぁ寝侶燹屬海Δ發蝓彌曲
ベートーヴェン/ロマンス 第2番 ヘ長調
モンティ/チャルダッシュ
プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」より “私が街を歩くと”
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」より “誰も寝てはならぬ”
チャイコフスキー/序曲「1812年」

やはり新春のこのコンサートはお正月らしい華やかさがあって良いですね。
お父さんにしたい指揮者No.1の円光寺さんの温和な雰囲気
そして去年大フィルの第九のソリスト のうちのお二人の堂々たる華やかな歌唱も素晴らしかった。
今回のヴァイオリンの新鋭は成田達輝さん、ベートーヴェンはちょっと硬い演奏に感じてしまったけれど、
チャルダッシュは伸び伸びとリズムに乗り大喝采でした。

アンコール「乾杯の歌」「ラデツキー行進曲」

大阪松竹座 壽 初春大歌舞伎 

壽 初春大歌舞伎 
二代目 市川猿翁   四代目 市川猿之助  九代目 市川中車 襲名披露
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きつね忠信見たさに夜の部鑑賞となりましたが、元日には主演された猿翁さんが体調不良で休演され、
記者鑑賞、NHKの生中継も入り慌ただしい松竹座でした。
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福山雅治さんからの寄贈のようですね!


夜の部

一、操り三番叟(あやつりさんばそう)
                   翁       藤十郎
                  後見       薪 車
                  千歳       吉太朗
                 三番叟       翫 雀


二、小栗栖の長兵衛(おぐるすのちょうべえ)
                 長兵衛       中 車
                 七之助       門之助
                 僧法善       猿 弥
                巫女小鈴       春 猿
                猟人伝蔵       弘太郎
                父長九郎       寿 猿
                妹おいね       笑三郎
               馬士弥太八       右 近
                堀尾茂助       翫 雀


  二代目市川猿 翁
三、四代目市川猿之助 襲名披露口上(こうじょう)
  九代目市川中 車
                      猿之助改め猿 翁
                      亀治郎改め猿之助
                           中 車
                           幹部俳優出演


四、三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
  川連法眼館の場
  市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候

       佐藤忠信/忠信実は源九郎狐  亀治郎改め猿之助
                 源義経       扇 雀
                駿河次郎       門之助
                亀井六郎       右 近
                川連法眼       寿 猿
                  飛鳥       竹三郎
                 静御前       秀太郎

宙乗りがあるので、初めて2階の最前列の左側の席を取りましたが、義経千本桜の後半
猿之助さんの息づかいが届きそうでした、汗も見せず、涼しいお顔で美しかったですね〜
最後に凄い花吹雪が舞い散り、筋書きに落下、記念になりました。
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それにしても猿之助さんは、聡明で、もともと実力・気力・集中力の凄まじい方ですが、襲名されてからさらなる磨きがかかり、大物らしいオーラもにじみ出てきた様な気がしました。

中車さんはさすがに演技はうまい、それでも今回は人情ものだったので、まだ役者・香川照之が脳裏をかすめてしまう。この方の『剣岳 点の記』が衝撃的なほど素晴らしくて(日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞)NHKでの岩崎弥太郎役 や正岡子規役など派手さがない、それでいて人の心に楔を打ち込むように印象に残る演技をしてきただけに、派手な花形役はどう演じるのだろうと興味がわいてきました。
 

遅ればせながら新年おめでとうございます

昨年の7月くらいから停滞しまくっていたBlog
今年初めてのコンサートに行くまでに何とか軌道修正しなければ
昨年の積み残しをちょっとMEMOを頼りに 振り返って。。。
★ 2012年7月25日(水) 開 演 14:00
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2012 「トスカ」
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■出演者
並河寿美   福井 敬
斉木健詞   大沼 徹
西村 悟   森 雅史
町 英和   大山大輔

注目すべきはキャストと演出家(アバドの息子、ダニエル・アバド)か
ダブルキャストは邦人組と外人組で、私は日程の加減と福井さんのカヴァラドッシが聞きたくで上記のとおり。
福井さんのパワフルかつ熱情的な歌唱、並河さんの嫉妬に溢れた色気が何とも言えない雰囲気だったし、スカルピアもちょっとオケのパワーに負けてしまう部分もあったけど斉木さんの低音の響きが迫力満点で好演だったと思います。
ビジュアルの外人組、実力の邦人組とか言ってる人もいましたけど、両方聞かれた方がおられたらコメント欲しいです((^O^))

★大阪クラシック第45公演
9月5日(水曜)13:00〜
ザ・シンフォニーホール map
ピアノ:大植英次、保屋野美和、末岡修一郎
タイトル
《ピアノ・スペクタキュラー》
演奏曲
ワーグナー(リスト編曲)/歌劇「タンホイザー」序曲(ピアノ版)
ストラヴィンスキー/「春の祭典」(ピアノ版)

なんと大植さん(リストを意識したファッション)はスコア見ながら弾いてらっしゃる!!だからページめくりが半端じゃない(ヾノ・∀・`)
やはりこの方、根っからの指揮者です、指揮者的ピアノでした。
完成度とかそういうものでなく、音楽が生き生きと生命を得て跳びはねるようで感動的なハルサイでした。

★大阪クラシック第52公演
9月5日(水曜)19:30〜
ザ・シンフォニーホール
指揮:大植英次  管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
《究極(9曲)のベートーヴェン!!》

ベートーヴェン/交響曲第1〜第9番 第1楽章を一挙に演奏

こうやって聴いて見るとベートーヴェンてやはりすごいなと思う、どこからでも切ってこい!と言わんばかり。
9曲すべて違う味つけが施されてるというか・・そして集大成が第九であることがわかる
★大阪クラシック 第62公演
9月6日(木曜)18:00〜
大阪市中央公会堂 中集会室
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演奏者  フルート:野津臣貴博
演奏曲  
J.S.バッハ/パルティータ イ短調 BWV1013
J.S.バッハ/チェロ組曲 第2番 ニ長調 BWV1008

昨年は玄関での無料コンサートだったので悲惨だった・・・後ろから横からとグイグイ押され
必死で聴いた感じ〜今年は有料だったのでゆったりと夢見心地だった。
このあと大急ぎでザ・シンフォニーホールへ!!

★大阪クラシック 第65公演
9月6日(木曜)19:30〜
ザ・シンフォニーホール
指揮:大植英次 管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
タイトル  《祝 ザ・シンフォニーホール 開館30周年!!》
演奏曲
  ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9
  ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」

大植さんらしいポリシーのある、かつ周到な準備がなされた公演だったと思います。
近衛秀麿さんの立ち振る舞いの真似で大笑い、この頃ABC交響楽団なる楽団が演奏したローマの謝肉祭を演奏、そして30年前、朝比奈さんがザ・シンフォニーホールのこけら落としに演奏された「展覧会の絵」を演奏。
さすが大フィル!凄い集中力を感じました。
★9月8日
大阪松竹座  中村勘太郎改め
六代目中村勘九郎襲名披露  九月大歌舞伎
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夜の部
 女暫の巴御前は玉三郎さん?美しい!!!
 六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
 勘九郎六変化
 雁のたより 他
★2012/9/12(水)
Jazz / Piano小曽根真トリオ
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Featuring クリスチャン・マクブライド&ジェフ“テイン”ワッツ
-My Witch's Blue-
Makoto Ozone TRIO
featuring Christian McBride & JEFF "Tain" WATTS

東京JAZZフェスでもお馴染みの顔合わせ、息もぴったり
お洒落で心地よいひととき!ウィッチズブルー、サテンドール最高

★第461回定期演奏会
20120913

2012年9月13日(木)・14日(金)
19:00開演   ザ・シンフォニーホール
指揮:山田和樹
ホルン:シュテファン・ドール

<プログラム>
藤倉 大/オーケストラのための“tocar y luchar”
グリエール/ホルン協奏曲 作品91
ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14

2回とも聴きました・・・ドールは化物だと思いました。
N響と共演した、バボラークのコンチェルトも逸品でしたが、ドールは生で聴けた訳で、やはり驚愕に値する感じもしました。CDとかでは聴き逃してしまうような超弱音や高音もしっかり聴けてよかった!
そして山田さんも想像以上、丁寧なソフトな指揮、それでいて決めるところはズバリ!若さ触れる躍動感あふれる指揮ぶりで気持ちよかったですね〜
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ドールのアンコール

★第54回定期演奏会
佐渡裕 新世界の響き
日 時 2012年9月16日(日) 開 演 15:00  (開 場 14:15)
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール
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■出演者
指揮・芸術監督 佐渡 裕
ピアノ ペーテル・ヤブロンスキー
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団

■プログラム
ガーシュウィン:キューバ序曲
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 op.95 「新世界より」

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●ペーテル・ヤブロンスキーアンコール曲
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 第12曲“花火”
●PACアンコール曲
ブラームス:ハンガリー舞曲集第1番

キューバ序曲、ちょっとリズムに乗り切れて無かったかなぁ〜〜
ソリストに係員の制止にも従わず花束渡しにいった中年女性・・・止めましょうねぇ迷惑行為
あれで腰を痛める演者もいるそうですしね!!


★いずみホール音楽講座
作曲家・西村朗が案内する クラシック音楽の愉しみ方
「ウィーンの奇跡〜アマデウス、ルートヴィヒ&フランツ」
●日時
2012年9月28日(金)
●出演者
講師:西村朗
   (作曲家、いずみシンフォニエッタ大阪音楽監督、東京音楽大学教授)

演奏:いずみシンフォニエッタ大阪・アンサンブル
     碇山典子(ピアノ)
     中島慎子(ヴァイオリン)
     佐藤一紀(ヴァイオリン)
     竹内晴夫(ヴィオラ)
     林裕(チェロ)
   小玉晃(バリトン)/パブロ・エスカンデ(ピアノ)

●演奏曲目
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K. 457
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 op.59-3「ラズモフスキー第3番」より
シューベルト:歌曲集「冬の旅」より
 〈第1曲:おやすみ〉〈第5曲:菩提樹〉〈第24曲:辻音楽師〉     ほか

★大フィル 第462回定期演奏会
2012年10月5日(金)
19:00開演   ザ・シンフォニーホール
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指揮:ヨエル・レヴィ
チェロ::タチアナ・ヴァシリエヴァ
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団*

<プログラム>
エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲*
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★10月14日「上方落語競演会」
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芸術文化センター 中ホール
夜の部
演目は当日まで未定でした
『道具屋』雀太
『短命』団朝
『大仏餅』文我
『文七元結』ざこば

   〈中入〉
『宿題』塩鯛
『質屋芝居』米團治

★2012年10月24日(水)
ウィーン音楽祭 in OSAKA 2012
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Vol.1
●出演者
アロイス・グラスナー(指揮)
ウィーン楽友協会合唱団
半田美和子(ソプラノ)
井坂 恵(メゾソプラノ)
望月哲也(テノール)
若林 勉(バス)
ロベルト・コヴァチ(パイプオルガン)

●演奏曲目
シューベルト:《ミサ曲》 第2番 ト長調 D167(オルガン伴奏版) 
モーツァルト:《レクイエム》ニ短調 K.626(オルガン伴奏版)

学友協会合唱団は一昨年の大植さんのドイツレクイエムの際に披露してくれた美しさがまだ耳の奥に残ってる!といっても過言でない程印象的な合唱団。
この日の透明感のある歌声にも霊的な神秘性を感じました。


★2012年10月27日(土
ウィーン音楽祭 in OSAKA 2012
Vol.2 《ミサ・ソレムニス》
●出演者
クリスティアン・アルミンク(指揮)
小泉惠子(ソプラノ)
加納悦子(メゾソプラノ)
櫻田 亮(テノール)
三原 剛(バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団
日本センチュリー交響楽団

●演奏曲目
ベートーヴェン:《ミサ・ソレムニス》 ニ長調 op.123

★2012年11月3日(土)
ウィーン音楽祭 in OSAKA 2012
Vol.3
●出演者
庄司紗矢香(ヴァイオリン
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
●演奏曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24「春」 
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
シューベルト:幻想曲 ハ長調 op.159

「カシオーリが演奏するベートーヴェンのピアノ・ソナタのCDは愛聴盤」と語る庄司
2009年のレコーディング、2010年のコンサート・ツアーを経て、熟成を深めたデュオの音楽。
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★2012年11月6日(火)
ウィーン音楽祭 in OSAKA 2012
Vol.4
●出演者
ラドゥ・ルプー(ピアノ)
●演奏曲目
シューベルト:16のドイツ舞曲 D783,op.33
       即興曲集 D935,op.142
       ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960(遺作)
天から降注ぐようなシューベルト、異空間に存在したような不思議体験をしました、が!聴く側に大いに問題あり。
この日は開場時に一切ののチラシを封印し、演奏中も照明を極力抑え、静寂を求めた主催者側の配慮があったにも拘らず、泣きどおしなのかもしれないけれど、ずるずると鼻を啜り上げる音、ハンカチで抑えない咳、私語・・・・がっかりだなぁ
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★2012年11月10日(土
ウィーン音楽祭 in OSAKA 2012
Vol.5 《大地の歌》
●出演者
藤村実穂子(メゾソプラノ)
福井 敬(テノール)
金 聖響(指揮)
いずみシンフォニエッタ大阪

●演奏曲目
マーラー:ピアノ四重奏曲 イ短調 
     《大地の歌》(シェーンベルク/リーン編 室内合奏版)
いずみホールの抜群の音響効果もあるのだろうけれど、とても室内楽とは思えぬ重厚な演奏で、声楽とのバランスがとてもよかった。

★2012年11月4日(日)
PAC 第55回定期演奏会
クルス×ダン・タイ・ソン 至福のベートーヴェン
■出演者
指揮 クラウディオ・クルス
ピアノ ダン・タイ・ソン
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団

■プログラム
【オール・ベートーヴェン・プログラム】
劇音楽「シュテファン王」序曲 op.117
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 op.73 「皇帝」
交響曲 第7番 イ長調 op.92

●ダン・タイ・ソン アンコール曲
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 第12曲”花火”
●PACアンコール曲
ロッシーニ:アルジェのイタリア女 序曲

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★2012年11月11日(日)

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮/バンベルク交響楽団
開 演 14:00  (開 場 13:15)
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール

■出演者
指揮 ヘルベルト・ブロムシュテット
ピアノ ピョートル・アンデルシェフスキ
管弦楽 バンベルク交響楽団
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■プログラム
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第17番 K.453 [ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ]
ブルックナー:交響曲 第4番 「ロマンティック」

ご存知の方も多いと思いますが、1部で事故が発生・・・2部開演の前にはステージマネージャーが異例のスピーチを、客席側からは犯人探しを要求する危ない雰囲気さえありましたよ。

アンデルさん忍耐強い、集中力の高いピアニストだと感心しました。
ブロムシュテッドさんは年齢を感じさせない力強い会心のブルックナーで1部のもやもやを一掃してくれました。
ソリストアンコール
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★大フィル第463回定期演奏会
2012年11月16日(金) ザ・シンフォニーホール
指揮:下野竜也
フルート:瀬尾和紀

<プログラム>

ベートーヴェン/「レオノーレ」序曲 第1番 ハ長調 作品138
ベートーヴェン/交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
コリリアーノ/ハーメルンの笛吹き

ベートーヴェンも歯切れがよくてよかったですが、2部では想像を絶する演出が成され
瀬尾さんの演奏も素晴らしかったし、私の席からは副指揮者の存在もチラリ!賛助出演の女子学生の演奏レベルも高くて本当に楽しめました。


★2012.12/5(夜の部) 12/12(昼の部)
京都四條南座吉例顔見世公演

12月5日の未明に勘三郎さんが逝去されて、連日東京と京都をとんぼ返りの連続だった勘九郎・七之助兄弟の
悲しみの中の口上の生き証人になることが出来ました。
兄弟の悲しみを堪えた口上に会場中が涙に包まれ、大向さんだけでなく、多くの人が励ましの言葉を次々と掛け、勘九郎さんも言葉に詰まる場面も。それでも疲れを見せず、演技は完璧な仕上りで更に会場の感動を誘いました。

第一 佐々木高綱(ささきたかつな)
            佐々木高綱       我 當
          子之介姉おみの       孝太郎
            馬飼子之介       愛之助
            高綱娘薄衣       新 悟
         佐々木小太郎定重       進之介
           高野の僧智山       彌十郎
第二 梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
   鶴ヶ岡八幡社頭の場

           梶原平三景時       團十郎
               娘梢       七之助
              奴菊平       家 橘
           囚人剣菱呑助       市 蔵
           俣野五郎景久       男女蔵
          青貝師六郎太夫       彌十郎
           大庭三郎景親       左團次
第三 寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)

           曽我五郎時致  勘太郎改め勘九郎
           曽我十郎祐成       時 蔵
            小林朝比奈       橋之助
            化粧坂少将       七之助
            喜瀬川亀鶴       壱太郎
           梶原平三景時       市 蔵
           梶原平次景高       薪 車
            近江小藤太       男女蔵
             八幡三郎       愛之助
           鬼王新左衛門       翫 雀
             大磯の虎       秀太郎
          工藤左衛門祐経       仁左衛門


第四 玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)
   吉田屋

           藤屋伊左衛門       藤十郎
          吉田屋喜左衛門       彌十郎
            女房おきさ       吉 弥
             扇屋夕霧       扇 雀



夜の部(午後4時15分開演)

第一 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
   五段目  山崎街道鉄砲渡しの場
        同    二つ玉の場
   六段目  与市兵衛内勘平腹切の場

             早野勘平       仁左衛門
            女房おかる       時 蔵
             斧定九郎       橋之助
            千崎弥五郎       愛之助
             母おかや       竹三郎
           一文字屋お才       秀太郎
           不破数右衛門       左團次


第二 六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)
                   勘太郎改め勘九郎
                        幹部俳優出演


第三 新歌舞伎十八番の内 船弁慶(ふなべんけい)
    静御前/新中納言平知盛の霊  勘太郎改め勘九郎
            武蔵坊弁慶       團十郎
             舟子岩作       扇 雀
             同 浪蔵       七之助
             亀井六郎       男女蔵
             片岡八郎       壱太郎
             伊勢三郎       新 悟
             駿河次郎       薪 車
           舟長三保太夫       左團次
              源義経       藤十郎


第四 関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)
   稲川内より角力場まで

            稲川次郎吉       翫 雀
            女房おとわ       孝太郎
           北野屋七兵衛       薪 車
         鉄ヶ嶽陀多右衛門       橋之助


★2012年12月10日・11日
大フィル 第464回定期演奏会
ヤクブ・フルシャ/大阪フィルハーモニー交響楽団 
 バルトーク/組曲「中国の不思議な役人」
 チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
 ボロディン/交響曲 第2番
46

大フィルの音の重厚さを改めて実感したけど、フルシャの牽引力の凄さとも言えると思う。
前回拝聴した時より、スマートさを感じたけれど熱のこもった躍動感のある指揮ぶりは健在。
バルトークはどーんと背骨に響くような、そしてボロディンは暖かさや民族性豊かな情緒が十分に引き出された演奏だった。ボロディンは所々にダッタン人が舞い踊ってたなぁ〜((*゚▽゚*)

チャイコンはさすが!!!といった演奏、何かまだまだ余裕が合った感じ
コーダではバラーティと大フィルの果たし合いって感じ。

アンコールは2日目で1曲プラス♪
307

327

★2012年12月29日
第9シンフォニーの夕べ
[会場]ザ・シンフォニーホール
[指揮]マックス・ポンマー
[独唱]市原愛(S)、坂本朱(A)、福井敬(T)、小森輝彦(B)
[合唱]大阪フィルハーモニー合唱団
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※当初予定されていたヴォルフ=ディーター・ハウシルト氏が体調不良のため出演不可となりました。

[曲目]
・ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
速いテンポの第九、それでもせかせかした雰囲気や、雑さは全くなく、むしろポンマーさんの優しさが伝わって 来て心地よい演奏でした。

大フィル  定期演奏会のマーラー交響曲第9番と南海コンサートの5番(追記あり)

7月に2つもマーラーを聴くことの出来る幸せ♪♪
そして2つのマーラーは私の中では明と暗に感じ取れて、今でもまだ思いがまとまらないでいます。
グスタフ・マーラーという作曲家は大植さんの中ではきっと特別な存在だと思う、彼のマーラーは生き物であってそれも変幻自在に姿を変え私たちに襲い掛かる・・・と言ったらオーバーでしょうか。

20120712

第460回定期演奏会
2012年7月12日(木)・13日(金)
19:00開演(18:00開場)
   指揮:大植英次
 <プログラム> 
マーラー/交響曲 第9番 ニ長調

今回はゲネプロを聴くことが出来たので招待分も含めて2日でマラ9を3回も聴くという荒業をこなしてしまいました。(今回はすべて1階の後方で鑑賞)
大植さんのゲネプロは数回聴きましたが、ほぼフル演奏というところがちょっと特徴かもしれません。
他の指揮者の場合、ほんのラフな普段着で椅子に座って要所を繰り返すようなゲネプロもあったし、何度も留めたり楽団員とあーだこーだと対話が続いたり,談笑したり・・・・キットそれぞれのやり方全てが正解なのでしょうが。
大植さんはキチッとした服装で楽譜を据え(でも見てない)終始座ることなく通し演奏です、指揮台というところは神聖な場であって団員の前に立った以上座るなんてとんでもないと思われているようにも思えました。
以前朝比奈さんが”Standing is my profession”(確か?)と言ってシカゴ響で用意された椅子に座らなかったのをふっと思い出しました。
(今回は第4楽章で1度だけ止めました・・・・コンマスのソロのあたりだったと思いますが何か確認事項があったようです。)
この曲は2007年に幻の定期演奏会になり、NDRの集大成として大阪や広島でも演奏された(広島では客席にお母様の遺影が・・・・)曲であり、そして満を持して桂冠指揮者として臨んだわけですから、大植さんには万感の思いがあった事でしょう。
ホルンの産声を聴いた時すぅ〜っと身体の力が抜けて心から自然にこの曲に入り込むことが出来ました。
演奏会からもうかれこれ2週間も経ってしまったので細かいことには言及できませんが、演奏者も一丸となって物凄い集中力で圧倒されました。
特に最終楽章の美しすぎる洪水のような弦の響き、力強い金管の咆哮、繊細な木管のアンサンブルそして指揮者と一体となった絶品のティンパニのリズム・・・言い出したらキリがないな感じ。
何度も眼前が曇ってしまいました、列の向こうに人目もはばからずボロボロ泣いてる男性がおられちょっと余計に感情が高ぶってしましました。
初日の演奏と2日目の違いは殆ど感じませんでしたが、最後タクトを降ろしてから降ろし切るまでの静寂が倍くらい長くなってました・・・大植さん、めちゃくちゃ噛みしめておられたのですね。

nankai

第58回 南海コンサート
 2012年7月22日(日)
 会場 岸和田市立浪切ホール 大ホール
プログラム
  モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」K.385
  マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

全席自由ということで愕然・・・ただでさえ遠いのに、一体いつ行けばそこそこの席に着席できるのかと迷いました、しかも直前に大植さんは頸椎症で東京都響の演奏会をキャンセルしているので不安がよぎりました。
以前当日にキャンセル長原さんが弾き振りされる事態もありましたからね。。。。
幸い第二京阪が開通してからは京都方面からの遠征も便利になって1時半過ぎには到着できたと思いますが、なんともう既に何百人もずらあぁぁぁぁっと並んでいて、しかも並んでるうちに後ろにいたはずのおばちゃんが、ずるずると少しずつ前に割り込んで、開場した時には私たちの遥か前に!だから大阪のおばちゃんは嫌われるんや!!(あ!私も大阪のおばちゃんでした、でもそんな事はしませんよ、おばちゃんを代表して謝りましょうか?)
とにかくクラシックのコンサートにまるで演歌のリサイタルの様な仕様はやめてもらいたいです、日曜位もっとゆったりと構えたいではありませんか。
会場してみると広いので最初の3〜400人はそこそこの席に着席できたようです、中で平気でペットのお茶飲んだりしてる人も・・・もうめちゃくちゃ。

何だか落ち着かない気分で開演・・・いつも通り明るい大植さんが軽快に登場、どうやら指揮には支障がなさそうです。
それでもハフナーは何かいつもの大植さんのモーツァルトの様な快活さが無くて、打楽器のリズム感もいまいちに感じましたが、これはこの会場の雰囲気に今一つ溶け込めない自分の心の準備が出来ていないせいかなとも思った次第です。

一見したところ立派で綺麗なホールだけど、大ホールは多目的ホールで寧ろ伝統芸能用
奥が深くなっていて音が前に飛び出して来ないし反響が全然ダメ・・所謂deadな会場
冒頭の篠崎さんのトランペットも堅く いつものように響かない〜それが聴いてる方には窮屈な演奏として耳にとびこんでくる。篠原さんは修正しながら演奏〜時を追うごとに伸び伸び感がよみがえる。
吹いてるご本人はどうなんだろう?ゲネプロで反響はきっと確認はされているのだろうけど、会場いっぱいの人の熱気によっても反響はかわるという、相当苦労して演奏されていたように(私には)思えました。
とにかく第1楽章はどことなくぎくしゃくした演奏に感じてしまいました。
第2楽章でいきなり大植さんのパワーは全開!終盤のfffのところでは物凄い解放感、本格的に梅雨が明けたような(表現おかしいですか?)いつの間にかこの会場にも耳が慣れてきたのか、大フィルが修正プログラムをかけたのか。。。。
ところが第3楽章冒頭でいきなり事故、それが負の連鎖を生んでしまったような気がします。この楽器の宿命なのでしょうか?同じフレーズの繰り返し部分はバッチリ!!何でよりによって冒頭で?
obligato Hornの村上さんはとっても頑張ってられたのでここは次回(いつのこと?)に期待したいと思います。
第4楽章はも特記することもないと思います、大フィルの弦は本当に美しい!この日は14-12-10-8-6編成だったと思うのですが、それとdeadな会場とが相まって幾分音量の小さめのアダージェットで寧ろ華奢で繊細な部分が浮き出ていたようにも思います。
第5楽章は荒々しいまでの潔さとパワーで本来の大フィルのいつもの姿を見たようで良かったと思います。
ただ気になるのは今回の演奏時間で前回の定期の90分を大幅に下回る72〜3分でした。
この変貌ぶり!この謎解きは誰かしてくれるのでしょうか?前向きととるのか否か?
私は大植さんがこのdeadな会場で90分の演奏をしたら空中分解すると考えたのでは?などと愚考しています。
それともしかして
大植さんとしては都響をキャンセルしてまで臨んだ公演、相当体調の悪い中のことだと思うのです、座薬や鎮痛剤を使ってる可能性が大・・・90分の演奏は厳しかったのでは???

マーラーに振り回された日々でした。
振り回されたのは私個人も・・・・

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星空コンサート2012 大阪城西の丸庭園

いつの間にかもう7回目になる星空コンサート
最初はABCの収録とTV放映があって、クレーン車の様なカメラが動いてまるでロックのライブみたい!
なんて思ったのがつい先日のことのよう。
当日ビデオで撮影もしましたが、ちょこっとiPHONEで録画してアップした動画も結構閲覧してもらったみたいで
ここでも改めて投稿したいと思います。
淀工の学生さんたちの溌剌とした演奏や丸ちゃんに会えるのも星空の醍醐味ですね!来年はどうなるのかな。

序曲『1812年』のハイライトシーンです


これは淀工学生さんのリハ
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クマモンも応援に
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ラ・フォル・ジュルネびわ湖2012

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2012年04月29日(日) 大ホール
【29-L-1】ラ・フォル・ジュルネびわ湖2012
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリー・リス(指揮)
〔曲目〕
チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」より
           行進曲、葦笛の踊り、中国の踊り、トレパック
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18

演目も出演者がこれほどしっくりくるコンサートはないかも、とにかく音楽がのびのびしていて、そのポテンシャルが凄い。リスの指揮は大きくてパワーに溢れるが無駄がないし、ベレ熊の打鍵の強さがもう半端じゃない。
それでも第2楽章の繊細さと言ったら・・・・
第3楽章の最終滑走のクライマックス、ピアノの独奏の後オケとtuttiする瞬間、
これでもかというタイミング!バッチリ!一部の隙もないというのはこのこと。
アンコールで第3楽章をもう一回演奏したけど、この時はちょっと精度は落ちたかも(笑)
私はこのコンビのラフマニノフ2.3番のCDを以前に聴いてきたけど、この時はちょっとでしゃばりなオケって印象があったけれど、この日の演奏はとてつもなく息があっていて改めて名盤だと思った次第です。

【29-S-1】ラ・フォル・ジュルネびわ湖2012
イム・ドンヒョク(ピアノ)
〔曲目〕
チャイコフスキー:四季 op.37bis
(アンコール)
ショパン: マズルカ op.63-3

イム・ドンヒョクといえば、やはショパン国際コンクールの印象が強くて、ブレハッチが優勝した年の2位なしの3位、しかも兄のドンビンと同位、そして4位には日本の山本貴志や関本昌平がいるという。
2位なしとか、3,4位が二人ずつとか、審査員も何考えてるのかな…などと思ったものです。
この日の演奏も得意のチャイコフスキーということだったのですが、あまり派手でない繊細な演奏だっただけに、ちょっと聞き手側の問題が目立ってしまってこっちも集中できませんでした。
こういう音楽会ではある程度は目をつぶって寛大になるべきですが・・・・・

アンコールは気分一新、弾き手と観客側に一体感があり(素直に音楽に入り込めたという)本領が発揮され
心に滲みこむ演奏が聴けました、アンコールの際の笑顔も印象的で優しい表情にまだ学生のような初々しさが残っていました。


レ・ヴァン・フランセ


les vents FCedyna Special Classic Concert
レ・ヴァン・フランセ
Les Vents Francais
●日時
2012年4月15日(日)
●出演者
レ・ヴァン・フランセ

 エマニュエル・パユ(フルート)
 フランソワ・ルルー(オーボエ)
 ポール・メイエ(クラリネット)
 ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
 ジルベール・オダン(バソン)
 エリック・ル・サージュ(ピアノ)
●演奏曲目
モーツァルト:ピアノ五重奏曲K.452
ラヴェル:「クープランの墓」
ペク:六重奏曲(委嘱作品・日本初演)
イベール:木管五重奏のための3つの小品
バーバー:「夏の音楽」op.31
プーランク:六重奏曲

アンコール
ルーセル:ディヴェルティメント Op.6

とにもかくにも、6人のスキルが凄すぎて、『安心して聴ける』どころでは無くて、彼らが楽しんでいるのが伝わってきてこっちも楽しくなってしまうという感じ。
パユに注目が集まりますが、ル・ルーさんも素敵なんですよね〜
私自身、レ・ヴァン・フランセは2度目ですが、前回のシンフォニーホールで公演された際、相方とホール近くのラーメン店に入ると何とそこにメンバー全員がラーメンとか食べててひっくり返りそうになったのを思い出します。
出演30分前に腹ごしらえ?? 公演後の打ち上げみたいにリラックスしてるからビックリ
しかもそこのメモに走り書きを残して・・・・これに関しては残念な後日談がありますが。
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