2009年11月29日

どうして勉強するの?

「どうして勉強するの?」

親を悩ます永遠のテーマであり子供からの最強の反撃だ!

ぼくの解答例は以下のとおり。

あくまでご参考まで…(^_-)


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君は将来、何になりたい?
わかんないよね。
それが当たり前だと思うよ。

人間ってさ、オギャーって生まれてきたときは360度に近い可能性があるんだ。
あ、もちろん、日本人の普通の親から生まれてきた訳だから、アラブの王様にはなれないけどね(笑)。

つまり、将来の可能性がとって広いんだ。

でも、年を取るにつれ、その可能性はどんどん狭くなってしまうんだ。

ぼくが、今からがんばったってオリンピックの金メダリストにはなれないだろう(笑)

だからね。

人生の可能性を出来るだけ広くするために一番やりやすいのが勉強なんだ。

君が「お医者さんになりたい」とか「外国の大学で勉強したい」と思ったとき、それまで勉強していないと、その道はとても険しいものになってしまうんだ。

それとね。

君も知っているように、中国やインドがどんどん物作りをはじめているよね。

日本の会社も中国やインド、ベトナムなどの国に工場を持っていって、その国の人たちを従業員として傭うようになってるんだ。

多くの未来予想では、これからは「知的労働者」が楽しい生活ができるらしい。

え?
知的労働者って何だって?

ごめんごめん。

そうだなー。
ぼくみたいに弁護士もその中に入るのかな…?
小説家や研究者の人たちもそうだよね。

働いたらお金をもらわないと生活できないよね。

働くっていうことは、自分の持っている何かを与えてそれをお金と交換することなんだ。

もし、君がお菓子屋さんだったら、お菓子をお客さまに渡してその代わりにお金をもらうだろう。

「知的労働者」っていうのは、自分の持っている知識やそれを組み合わせた知恵をお客さまに与えて、それでお金をもらう仕事なんだ。

知識や知恵は人それぞれだから、他の人が持っていない知識や知恵を君が持っていて、それをみんなが欲しがったとしたら、君はすごいお金持ちになれるね(笑)。

勉強っていうのは、知識や知恵を付けるためのものなんだ。

今、君たちがやっている勉強は、必ず役に立つことをぼくが保証しよう。

単なる暗記科目だと思っても、頭の中にいろんな材料をため込むことはとても大切なんだ。

だって、知恵っていうのは頭の中にある材料の組み合わせだから、頭の中に材料が入っていないと、知恵をしぼっても何も出てこないんだ(笑)。

今、勉強している君を見ていると、ぼくは君がとても偉いと思うよ。

ぼくが小学生のころは、学校の宿題くらいしかしなかったから…(^^;)

だからね。

今になって「もっと勉強しとけばよかった」と思う大人がたくさんいるんだ。
ぼくもその一人だけど。

本屋さんに行ってごらん。

大人のための「やり直し数学」とか「もう一度読み返す教科書」っていうような本がたくさん並んでいるから。

これだけでも、勉強がいかに大事かっていうことはわかるだろう。

君たちが毎日取り組んでいる問題。

実は、ほとんどの大人が解けないんだ。

それだけ、高度なことをやっているんだ君たちは。

だから、誇りをもって勉強しようよ。

合否は時の運もあるけど、今やっている勉強は、絶対に君を裏切らないから。


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おそまつさまでした_(_^_)_






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2009年11月27日

子供の集中力を養う方法

子供が小さいうちは、なかなかジッとしていないのが普通だ。

「疲れを知らない子供のように〜」(シクラメンのかほり)、バタバタ動いてあれこれおしゃべりをする。

でも、机に向う習慣をつけておかないと、いざ受験という段になるとやっかいなことになる。


そこで、ぼく自身の経験から、子供を机に向わせる方法をひとつ。

1 課題を与えて机に座ってやらせる。

2 部屋の少し離れたところに親が座って、何でも良いから勉強する。

3 最初のうちは、子供があれこれ話しかけてくるけど、「全部終わってから」ということで相手にしない。
 その間、親も勉強し続ける。

4 課題が終わったら、答え合わせをして終わり。
  決してしてはならないのは、その日の課題が終わったらそれ以上はやらせないこと。

5 1週間もたつと、さすがに子供が慣れてきて早めに課題をやっつけようとガンバルようになる。

6 ついでに大人である自分の勉強もすすむ。

7 その後もできるだけ目をはなさないようにする。
  場合によっては、課題だけでも、居間を静かにして食卓でやらせる。


慣れてしまえば、子供も苦痛でなくなってしまうものだ。

ただし、遊びすぎた後は集中できないことが多いので、手と頭を動かさなければならない問題集を解くほうが、集中力の戻りが早い。


 

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2009年11月26日

この時期、子供との信頼関係が大切!

受験生の親御さんは、この時期精神的にピリピリしてしまいがちだ。
(何を隠そう、ぼくもそうだった)

忘れてはいけないのは、お子さんもピリピリしているということだ。

表面的にはわからなくとも、塾などでハッパをかけられるので間違いなくピリピリしているはずだ。

受験に失敗する原因の多くは、この時期につまらないことが原因で「親子の信頼関係」を失ってしまうことにある。

そこで、次のことを心がけて、親子間の信頼関係を維持、強化しよう。

1 ひと言を忘れない。

 結果オーライでも「どうしてひと言言ってくれなかったの!」といって無性にはらがたつことが少なくない。
 例えば「今日、お母さん、帰りが遅くなるから」のひと言があるのとないのとでは、お子さんの精神状態は大きく異なってくる。


2 自分の欠点を敢えて示す

 買い物をするとき、買おうとする商品の「いいことばかり」を並べられると、引いてしまうという経験があると思う。
 「この商品はこの点があの商品よりも劣りますが、お客さまのご要望の点ではかなり優れています」といわれた方が納得して買うことができる。

 同じように、お子さんと接するときも「お母さん忘れっぽいわ。あなたの方がよほどしっかりしているから頼むわよ」とか「お父さんの小学生の時よりお前はすごく出来がいいよ」などと、自分の欠点を敢えてお子さんに示してみよう。

 「よし!自分ががんばらなきゃ!」と思うこと請け合いだ。


3 話を聴いてあげよう

 子供は本当にあれこれと話したがる。
 ある調査で「親子間でコミュニケーションはうまくいっているか?」という質問をしたら、親の6割が「うまくいっている」と答えたのに対し、子供は3割しか「うまくいっている」と答えなかったらしい(数字は記憶なので若干不正確かも)。

 つまり、親の方が一方的にしゃべって、子供の話をあまり聴いてあげてないことが、この調査でわかる。

 少しくらい「いらいらしてくる」くらいまでは、話を聴いてあげよう。
 聴いてあげるだけで、子供の精神は安定するし、満足感も感じられるものだ。


以上の3点以外にもたくさんあるけど、手っ取り早く知りたい方は、拙著をお読みいただきたい(宣伝してしまった(^^;))。

もちろん、コメント欄でのご質問はいつでもOKだ!



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2009年11月25日

1ヶ月の力

ぼく自身の大学受験の時の話をしよう。

田舎の公立高校だったので、世界史は高校2年と3年で、日本史は高校3年で履修し、お約束通り最後まで辿り着かなかった。

大学独自の一次試験最後の年(そんな時代があったのです)、理科は一次試験だけで2科目取ればよかった。

直前の約1ヶ月、毎日12時間勉強した。

理科は、当初、物理を選択しようとしていたのだけど、計算時間がもったいないので、高校1年の時に使った「地学」の教科書を引っ張り出して3回読んだ。

食事、トイレ、入浴、休憩、以外は、ただただ勉強した。

本試験では、とても易しく感じたので、合格最低点が間違いなく上がると思った。

でも、結果的には例年通りの合格最低点。

早い話、直前1ヶ月の集中で、ものすごく力が伸びたということになる。

合格者は、格好をつけて「それほど勉強しなかったけど、受かっちゃった」などと言う傾向がある。

でも、野球のイチローでさえ、他の選手の何倍も練習をしている。

睡眠や健康に気をつけて、直前に他の受験生よりたくさん勉強すれば、絶対に不可能はないとぼくは信じている。




justice7711 at 18:16|PermalinkComments(0)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月22日

中学受験批判本について

最近、中学受験に対して批判的な内容の書籍がいくつか出ている。

小さなことを拡大して「私学でなければ子供が危ない」などと警告する人たちがいて、みんなを扇動しているような内容の本もある。

ぼくは、このような批判を責めるつもりはない。

ある意見や現象に対して反対の意見を出すことは、物事の本質を見る上で不可欠なことなのだから。

ただ、小さなことを拡大して伝えているのは、その手の書籍も同じ。

悲惨な中高の生活ばかりをクローズアップさせたり、学校の都合でテキストを変えられる例があたかも蔓延しているように書かれていたり…。

思うに、志望校に合格できれば子供の人生オーライになるなどと超楽観的に考えている親御さんはほとんどいないはずだ。

そうであれば、ことさら私立中高の「負の側面」ばかりを強調した書籍を盲信するのは愚の骨頂だろう。

大切なことは、今現在、お子さんが懸命になって勉強していることが、確実に本人のためになるということだ。

合否は時の運だし、どの学校へ進むかは「ご縁」に左右されるとぼくは思っている。

勉強は絶対的な善だ。

塾の先生たちは、少しでも楽しく教えようと必死でがんばっている。

楽しくも懸命に勉強している子どもたちには関係のないことだ。
(幸いにして、子どもたちの勉強意欲を削ぐようなものは、ぼく自身は見ていない)


マクロ的な受験論戦は、現状のように、子どもたちとは別の次元で止まっていてほしいと切に願っている。






justice7711 at 11:38|PermalinkComments(0)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月20日

人間関係の悩みをコミュニケーションスキルで解消!

実は、私は小さな時から人と話をするのが大の苦手で、通信簿にはお決まりのように「もっと積極的になってほしいです」と書かれたものです。

高校生になっても、人前で話をするなんてトンデモナイ!

女の子との話など3分も持たず、当然のことながら付き合ってくれる相手などおりませんでした。


しかし、社会人、とくにソク弁開業してしまったからには、きちんと話ができなければ収入になりませんので、食い扶持がなくなってしまいます。

生活がかかると、人間というものは火事場のクソ力が出るもので、交渉や話し方などの書物を山のように読み、また他の人たちのいい部分を借用し、トライ・アンド・エラーを重ねてきました。

そのような地道なプロセスを経て作り上げてきたのが、大きな意味での「コミュニケーションの方法論」です。

昨今、職場や私生活での人間関係の悩みを抱える方々が増えてきているそうです。

また、ステップアップをしようとしても、うまく自分を表現できない、相手とのコミュニケーションがとれない、という点で悩んでいる方々も多くいるようです。

さらに、弁護士数の増加で、かつての私のように生活の糧を得るために四苦八苦している新人弁護士の方々がたくさんいるそうです。

そのような現状に鑑み、私が20年以上の塗炭の苦しみを経て作り上げたノウハウをまとめたのが、新著「3時間で手に入れる最強の交渉力」です。

元の原稿を3分の1くらいまで絞り込んだカタマリですので、必ずやお役に立てる自信があります。

何卒、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>



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2009年11月19日

3つの「べからず」

中学受験生の親御さんに、今日は3つの「べからず」を。


ひとつ 模試の成績を叱るべからず!

この時期、お子さんも一生懸命やっている。

悪い成績をとってしまって一番ショックを受けるのはお子さん本人だ。

お子さんのショック癒やしてあげられるのは親御さんだけしかいない。

決して、過去の結果を責めてはいけない。


ふたつ あきらめるべからず!

勝負はまだまだこれからだ!

本試験になればなるほど学習効率は上がる。

本試験に近い時期にやった勉強の方が試験の出来不出来に大きく反映すると共に、精神面でも気合いが入ってくる。


みっつ 偏差値に振り回されるべからず!

偏差値の高い学校が必ずしもお子さんに向いている学校とは限らない。

お子さんの性格などを総合的に考えて志望校を決めよう。

合わないタイプの学校生活を6年間も続けるのはとても悲しいことだ。


justice7711 at 15:22|PermalinkComments(2)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月17日

忘れたら勉強しなかったのと同じ

人間というものは、本当によく忘れるものだ。

厳密に言うと、忘れるのではなく思い出せないだけだという説が有力だが…。


いずれにしても、この点は特に算数で気をつけて欲しい。

算数は、理解できただけで大丈夫と思ってしまう人。

理解できて、その時解ければ大丈夫と思ってしまう人。

が案外多い。


しかし、1度理解して解けたとしても、しばらく経つと解き方をすっかり忘れてしまうのが一般的だ。

「この問題、見たことあるのだけど…」

という経験をされた親御さんも多いと思う。

本試験では忘れてしまったのでは、勉強してないのと結果が同じだ。

勉強したら、忘れないように一定の期間をおいてチェックしよう。


10個勉強して8個忘れてしまうより、5個勉強して1個しか忘れない方が、絶対に効果的なのだから。


justice7711 at 10:06|PermalinkComments(2)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月14日

新著のご案内


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著者:荘司 雅彦
販売元:ビジネス社
発売日:2009-11-19
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久々のビジネス書が20日に出版されます。

私自身が20年以上かけて築き上げてきた「交渉・説得」のノウハウを誰でも使えるよう「型」としてご説明しております。

「型」の一覧も付録として付けていますので、常に持ち歩いていれば、ビジネスでも私生活でも、驚くほど人間関係が良好になります。

よろしくお願い申し上げます。


justice7711 at 17:43|PermalinkComments(0)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月12日

インフルエンザが心配!?

ただでさえ、親御さんが精神的に参ってくる時期。

今年はインフルエンザがとても心配だ。

何日か前「病気が消える習慣」という本を紹介した。

ぼくもあれこれ実践しているけど、新しい本なので自分自身の体験として免疫力がついているかは、正直言ってわからない。

ある方のご質問で、ハッと思い出したのが「生姜」の威力だ。

ずいぶん前になるけど、医師に「生姜を食べなさい」というアドバイスを受けたことがある。

思わず「生姜のエキスや漢方薬ですか?」と訊ねると、
「いえいえ、スーパーに売っている生姜の皮をむいてそのまま食べるのです」
とのお答え。

「・・・・・・・」

「生姜は、全ての漢方薬の柱になっているものです。食欲不振も改善されますし、風邪もひきにくくなります」


医師の言葉を信じて、その日から生姜をスライスして毎日食べるようにした。

したところ、食欲も増進し、風邪もひかなくなった。

生姜には殺菌作用があるそうなので、インフルエンザ対策としても効果的だろう。

もっとも、生姜をそのまま食べることを嫌がるお子さんも多いと思う。

わが娘もそうで、仕方がないので(?)マイルドな商品を買って飲ませている。



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生姜飲料は、他にもいろいろあるのであれこれ試してもいいと思う。

本当は、生姜をそのまま食べるのがぼくは好きなのだけど…(笑)


justice7711 at 09:09|PermalinkComments(5)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月11日

通学時間、心配?

以前、実際の中学受験生の親御さんの相談にのって「週刊現代」誌上で連載していただいたことがある。

ぼくが意外に思ったのが、通学時間の長さを心配する親御さんがとても多かったことだ。

考えてみれば、東京では多くの場合、小学校までの通学時間が10分、20分など、とても短い。

だから、「1時間以上も電車に乗って毎日通えるのだろうか?」と、不安になる親御さんが少なくないのは当然だろう。

しかし、持病のあるお子さんならともかく、普通の体力があれば「片道1時間半」までは大丈夫だと、ぼくは思っている。

なぜなら、女子御三家の通学限度が「片道1時間半」となっており、たとえ女子でも「片道1時間半」以内であれば支障がないと学校側が判断しているからだ。

もっとも、通学は時間だけの問題じゃない。

たとえ1時間半かかっても、電車1本で座っていけるのなら電車内は格好の図書館になる。

しかし、乗り換えが多くギュウギュウ詰めの電車に毎日乗らなければならないのでは、たとえ1時間でもかなり体力を消耗してしまう。

更に、最近は電車トラブルが多いので、路線が1本しか使えないと辛い場合がある。


もっとも、子供の体力は中学生になると飛躍的に伸びてくるので、心配しすぎることはない。

おそらく、中高生より体力が落ちていたはずの26歳ころのぼくが、ギュウギュウ詰めの電車通勤1時間15分くらいだったが、電車の中で1年間に100冊以上の本を読破できたくらいだから…。


justice7711 at 17:36|PermalinkComments(2)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月10日

さて、いよいよ30キロ地点!

今日は11月10日。

中学受験生にとっては、マラソンでたとえると30キロ地点にさしかかった。

マラソンの30キロ地点は、多くの選手にとって勝負をかける一つの目安だ。

「今までの模試の成績を考えたら勝負はついているよ」

と考える必要はまったくない。


逆に言えば、それまでどの模試でも偏差値70以上を取っていたお子さんでも、これから何も勉強しなければ全滅は目に見えている。

なぜなら、目的は本試験で合格点をとることで、本試験に近づくに従って勉強が結果に反映される割合が急激に上昇するからだ。

普段勉強していても、期末試験直前に何も勉強しなければいい点が取れないのと同じだ。

だから、直前の勉強は思いっきり合否に直結する。

生活リズムを守りながら毎日やるべきことをしっかりこなしていけば、驚くほど効果が上がるはずだ。

親御さんにとっても厳しい時期がやってくるけど、体に気をつけてがんばって欲しい。


justice7711 at 08:56|PermalinkComments(0)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月07日

私ならこういう問題を出したい!

「素数」というものは、中学受験生であれば当然知っているはずだ。

「その数と1以外では割ることができない自然数で、1を除く」と定義できる。


そこで問題。

1はなぜ素数じゃないのでしょう?
足し算の0と比較して考えてみて下さい。


実は、娘が受験勉強を始めた頃に「1は素数じゃない」と聞かされて、ぼくは大いに悩んでしまった。

「1こそは、まさに素数の中の素数じゃないか?」

「でも、素数じゃないよ」

あれこれ言い合ったけど、早い話、1を素数にしないのは次のように考えるようだ。

例えば、12を素因数分解すると、

12=3×2×2 になる。

1が素数だとすると、

12=3×2×2×1も、12=3×2×2×1×1も、12=3×2×2×1×1×1も、12の素因数分解になってしまい、素因数分解の式が何本もできてしまうという不都合が生じてしまうからだ。

それなら、足し算の0も同じようなことになる。

1+2=3
1+2=3+0
1+2=3+0+0

これは、ぼくが勝手に素数とひっかけて考えたことなので、数学の先生が見たら笑われるかもしれない。

おそらく、このような問題を出題したいと考えている学校もたくさんあるんじゃないだろうか?

基本中の基本がわかっているか?

それに対して素朴な疑問を持ち続けることができるか?

そうはいっても、現実問題としては問題形式として出題するのは難しいだろう。


ただ、「あったりまえじゃん!」と思い込んでいる基本的な部分を、もう一度しっかり復習してみて欲しい。

新しい発見が次々と頭の中から出てくれば、間違いなく実力はアップするのだから…。






justice7711 at 10:18|PermalinkComments(2)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月03日

インフルエンザにかかりたくない!

本試験当日にインフルエンザで高熱!

なんてことは、絶対避けたいのが親御さんの気持だろう。

そこで、参考になる一冊を。

日常生活で簡単にできる「免疫力」の強化を、元総理大臣や一流企業会長などから信頼を集めている入谷先生の著書をご紹介します。

無理なくお金をかけずにできるので、受験生にストレスを与えません。


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justice7711 at 09:52|PermalinkComments(2)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年11月01日

学校のメッセージは国語に出やすい???

よく、入試問題は、学校からの「こういうお子さんに来て欲しい」というメッセージだといわれる。

そのメッセージを把握しているのとしていないのとでは、志望校の選択を誤ってしまう。

では、そのメッセージはどこから読み取るか?

各科目に現れているけど、やはり一番分かり易いのが国語だ。


女子御三家で見てみると次のようになる。

桜蔭…「成長物語」が多いので力強く成長していく意欲のある子が欲しい。

JG… 学習成果が出る問題が多いので、きっちり真面目に勉強してきた子が欲しい。まぐれは困る。

雙葉… 敬語や道案内の問題が出るので、家庭で最低限の躾ができている子が欲しい。

他の学校でも様々なメッセージがあり、何年分かの国語問題を読めばおおよそ見当がつく。

偏差値や大学進学実績だけでなく、学校からのメッセージにも注意して、お子さんにとって最適の学校を選んで欲しい。


justice7711 at 11:37|PermalinkComments(4)この記事をクリップ!中学受験日記 

2009年10月30日

1日1日の課題をしっかりこなす方法

10月も終わり…。

いよいよ勝負開始だ!

「何寝ぼけたこと言ってるんだ」
などと思うかもしれないけど、ぼくは真剣にそう思っている。

首都圏では、11月からがんばって大逆転という例がとても多いということは、今までに何度も書いている。


ぼくなりにその理由を考えると、直前期をうまく使えるか否かが合否に大きく関わっているという至極当たり前のことだ。


拙著「超勉強法」で詳しく書いたけど、当時の司法試験の択一試験は5月にあった。

ぼくは、択一の準備を1月から始めて、3月までの3ヶ月で1回転、4月の1ヶ月で2回転、5月の1週間で3回転と、回転の幅を縮めながら漏れのないように埋めていった。

そして、毎日の課題をこなしたらその部分をラインマーカーで塗って、その日その日を100点満点の気持で過すことができた。
(「マトリクス計画表」と呼んでいる)

残りのことを考えるより、その日の課題に集中できるだけで、能率だけでなく精神的な安心感も高まるものだ。

その間、択一試験の勉強ばかりをやっていたわけでは勿論ないけど、試験直前になればなるほど模試の成績が急上昇したのを憶えている。


中学受験だと、例えば冬休みまでを1回転、冬休み(冬期講習)を2回転、冬休み明けを3回転とするのもひとつの方法だ。

もちろん、以前に書いたように、家庭での独自の学習の比重は重すぎてはいけない。

でも、毎日、課題ができる度にラインマーカーで塗りつぶして達成感を味わえば、ウンとやる気が出るし、長続きもする。

「まだまだ足りない」と嘆く前に、その日一日にやるべきことをしっかりこなしていくことが一番の近道だ。



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2009年10月29日

守りを固めよう!

この時期、お子さんの成績が伸び悩むと、あれもこれもと、新しいことをやらせようとする親御さんが少なくない。

今まであまり勉強してこなかったお子さんは別として、普通に通塾してきたお子さんの場合、新しいことをやるのは過去問くらいにして、あとは守りを固めよう。

実際、今まで勉強してきたことをしっかり答案として再現できれば、たいていの学校に合格できるはずだ。

それができないのは、今まで勉強したことを思い出すことができない(忘れてしまっている)からだ。

この時期の6年生なら、受験に必要な知識は既に習っている。

塾も総復習に入っているはずだ。

これまで勉強してきたことをしっかり固めよう。

仮に4年生から塾に行っていたとして、今までに勉強してきたことの7割でも固めることができれば、どこだって合格できる。

あ、そうそう、過去問はしっかりこなしておこう。

併願校も含めるとけっこうな量になるので、時間と相談しながら軽重をつけながらやらないと、全部が中途半端になってしまうから。

具体例として、第一志望は過去5年分を2回、第2、第3あたりは、過去5年分を1回、それ以外も過去3年分を1回というように…。

間違っても、過去問を1回も見ずに受験することは避けるべきだ。

特に首都圏の1月校で「まさかの不合格」をもらってしまうと、親子共にパニックになってしまう恐れがある。




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2009年10月25日

家庭学習は負担を少なく!!!

今の中学受験は、基本的には通塾が中心になっている。

むかしの成功体験を持つ親御さんは、家庭学習にもっと力を入れようとやっきになる傾向があるが、これではお子さんの体が持たなくなる。

信頼して通塾させているのなら、塾の復習や宿題でほとんどの時間が奪われてしまうのが現実だ。

だから、家庭学習は、基本的には「負担の少ないもの」に限らざるを得ない。

ぼくがいつも、算数の基本問題の解き直し(是非、2度解き法でやって欲しい)、短時間での今までの教材の「パラパラ読み」復習を勧めているのは、そういう制限があるからだ。

漢字の学習も、拙著「中学受験BIBLE」で書いた、「速書きコンテスト」(遊び名です)でやれば、ごくごく短時間で終わる。

最悪なのは、多くの時間を使っている塾での授業を定着させないことだ。

これも時間をかける必要はないけど、塾から帰ってきたら15分くらいかけて「見直し」だけをしておいて、次までに「宿題」でしっかり復習するくらいはこなそう。

もちろん、理解できない「宿題」に時間をかける必要はない。

次回、先生に質問することによって、更に理解が深まる。


要は、塾以外の家庭学習を、いかに短時間で効率的なものにすることか?ということがこれからの勝負を決める。



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2009年10月22日

親御さんはもう一度読み直して!



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毎年お願いしていることだけど、せっかくたくさんの方々が買っていただいた「受験手帳」、活用していただいているだろうか。

この時期から受験勉強は本格化する。

大逆転劇を演じたお子さんの多くは、11月ころからがんばって模試の不出来を覆した。

お子さんが合格するまでは、「受験手帳」を眠らせないで欲しい。

1時間もあれば一気に読めるので、まずは「気になった箇所」や「不十分な箇所」などにチェックを入れ、2回目(1日くらい間を空けた方がいい)に、チェックした項目のどの部分が目に止まったかを確認する。

3回目に「これからやるべきこと」が絞れれば付箋を貼るなりして頻繁に開いて欲しい。

人間は驚くほど忘れるものだ。

とことん利用し倒していただければ、著者として、これほどの喜びはない。


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2009年10月20日

睡眠は学習効果を高める!

何となく慌ただしくなってくると、つい睡眠時間を削ってしまう人がいる。

多忙期のビジネスパーソンはやむを得ない面があるけど、中学受験生(だけでなく、全ての受験生)は、決して睡眠時間を削ってはいけない。

様々な分野で「睡眠の効用」が解明されつつある。

一番分かり易いのが、靴屋の小人の例だ。

靴屋が仕事に疲れて眠っていると、小人たちが現れて靴屋の仕事をやっておいてくれる、という物語だ。

これと同じで、睡眠中は、脳内で昼間吸収した知識を整理したり、暗記したものを定着したりしているようだ。

だから、睡眠を削ると、知識の整理や記憶の定着が妨げられ、結果的に学習効率が各段に落ちてしまう。

睡眠時間は個人差があるので何とも言えないところだけど、昼間、ウトウトするようなら危険信号。

また、しっかり睡眠時間をとっていても、疲れていて眠い時は20分くらい仮眠をしよう。

スッキリした頭でテキパキとこなせば、大幅な時間短縮になるのだから。


justice7711 at 16:39|PermalinkComments(4)この記事をクリップ!中学受験日記