“家族”になった証みたいな感じで文乃の秘密を希に話す巧。秘密といっても、文乃のスーパー天邪鬼な性格についての注意事項ってトコですね。本気か嘘かの見極めは長い付き合いの中で身に付けていくしかない…という話を聞いた希は自分の過去話を始めました。
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 希は何処で生まれて育ったのかも分からないそうです。施設を抜け出して、なんとか一人で生きてきたのだとか。

 集中豪雨の中、忘れ物をしたからと巧の家にやって来た文乃。濡れたからとお風呂に入っていた時に停電! 慌てて出てきた文乃は、自分が裸だという事も忘れて巧に懐中電灯を照らすように言います。巧に指摘されて我に返った文乃は水差しを投げつけた。

 雷と停電が怖い文乃は、自室で寝ると言う巧を呼び止めてリビングで3人で寝る事にしました。真ん中になった巧の左手を握る文乃と右手を握る希。希は巧の手を握っている文乃を見て何かを感じてしまったようでした。

 朝、巧が目を覚ますと“借りた服は必ず返します”という書き置きを残して希の姿が消えていました。皆を総動員して希を探す途中文乃は、巧と希が何を話したかを聞き、文乃が巧の手を握っていた事も知っていたと聞くと希が出て行ったのは自分のせいだから探しに行けないと言い出しました。
 訳が分からない巧に文乃は「私が巧の事を好きだって気付いたから希は出て行ったのよ」と言う突然の告白! しかし希の目撃情報に捜索再開です。

 ようやく希を発見。皆の迷惑になるから出て行こうとした希に巧は自分の生い立ちを話し始めました。巧は捨て子で畳の上に置かれていたので“たたみ”と呼ばれていたそうです。流石に可哀想と“たくみ”となったそうです。文乃は両親が事故で亡くなってしまい孤児になってしまい、巧と同じ孤児院に引き取られていたのでした。
 その孤児院をしていた教会が経営難で閉鎖された時に家でした巧は乙女に拾われて、そのまま引き取られたのだとか。文乃は教会に居残りなのかな? 自分も周りの皆に迷惑をかけると考えてばかりだったけど、迷惑は他人にもかけられるのだからお互い様。どこまでを相手が許してくれるかは、徐々に知っていけば良いと自分の経験を希に語って家に戻ってくるように説得したのでした。

次回 第4話「迷い猫、脱いだ」

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