2014年09月03日

夏休みの自由研究、今の自分がやるとしたら?

そういえば中学生の時友達2人と夏休みの自由研究をしたことがあります。

「テーマは利根川の水質と生態系」みたいな。
もちろん、研究的探究心という崇高な目的では決してなく、動機は単なる内申書が極めて悲惨な状況にあったため少しでも教師の心象を良くしたい、という目的です。その年の夏休みは例年は自由研究をする人間が誰もいなかったため、先生が困っていたのです。困っている人がいれば、その人が例え教師であっても見て見ぬ振りができない私は、その役目を買ってでたわけです。

しかし、買ってでたのは良いとしてキリギリスタイプの私は8月30日まで遊びに遊びを重ね、ひたすら夏休みは遊び倒し、8月30日までとりあえず自由研究は放置していました。

基本的に私はギリギリになって始めてモノゴトを進めるタイプなため、この件もいつもどおりなわけですが、さすがに1日で自由研究をするのは大変だなぁと困っていました。

それでも、何とかなると思ってました。ギリギリになっても間に合うのであれば、何の問題もありません。むしろ毎日コツコツ宿題をするより毎日を遊び倒し、最終日に親か友達に泣きついたほうがはるかに労力がかかりません。泣きつく回数も1回で済みますし。腕を切り落とされる場合(そんな状況はあまりないが)、1センチずつナイフで刻まれるよりも、ナタで1回でブッタ切られたほうが苦痛が少ないのと同じです。

そしてたとえ間に合わなくても毎日コツコツ意味のない作業をするよりもトータルで見たらお得です。せいぜい叱られて謝罪すれば済むものです。謝罪も慣れれば簡単にできるようになります。(おかげで謝罪に関しては自信があります。)

しかし、間に合わなかったら本当にヤバイこともあるわけですが、だいたいサボリや怠けというのは計算するものであって本当にヤバイものは結局間に合うように計算してるものです。ダラダラするのにもみなさん計算してるわけです。(その暇があるならギリギリになるなという話だが。)

…というわけで、夏休みの自由研究は自分の中では大丈夫だいじょーぶと思ってたわけです。

さて、振り返ると、8月31日の夏休みの終わりの日、友達2人をまきこんで、自転車で利根川へ行ってテキトーに写真を取り、帰宅してやっつけ仕事の学級新聞みたいなものを作って翌日提出。

極めてチンプで何の足しにもならないようなモノが、なんと校内で表彰されました。後で聞いた話によると、夏休みの自由研究は私たちしかやらなかったとのことで、受賞とのこと。内容にかかわらず、受賞です。8月30日まで遊び倒して最終日は最小の労力で賞までもらえたわけです。31日まで自由研究を放置して大正解でした。

さて、タイトルについてですが、利根川の代わりに荒川の生態系でも調べてると思います。

というよりも、今考えると31日でやり遂げただけですばらしいです。今の自分ならバイト代を払って知り合い暇な大学生にでもやらせてると思います。

夏休みの自由研究なんてその程度のモノです。そう考えると、中学生の頃の自分ってマジメだったんだなぁと思います。


<夏休みの自由研究、今の自分がやるとしたら?>
http://blog.livedoor.com/blogneta/entry/226867


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jyado10gedo at 17:32│Comments(0)TrackBack(0)clip!日記 

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