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私がパティシエールになる前苦手だったお菓子がアップルパイでした。

なぜ嫌いかというと。

昔食べた、しなしなでくたくたのうまみの抜けたリンゴとそのりんごの水分を大量に吸い込んだべちゃべやのパイが美味しくなかったからです。(どんなまずいお菓子を食べていたんだってかんじですね。)笑

パティシエールとなり、美味しいパイに出会い。

それでも苦手だった煮込んだリンゴ。。。

しかし、そんな私の印象をくつがえしたのがこのタルトタタンでした。

およそ100年前のフランスでタタン姉妹が失敗しかけていたアップルタルトをなんとかお客に出せる状態にした、いわば失敗から生まれたお菓子がタルトタタン

基本は砂糖とバターでリンゴを煮込み型に敷き詰めオーブンで1時間ほど焼成する。

パイ生地も焼成し、型にパイを乗せひっくり返せば完成。

温かいままでもつめたいままでもOK



この作り方以外にもたくさんアレンジの仕方がありますし、美味しければ問題はありませんよね。

私の働いているところでは、キャラメルを炊いてそれをドーム型に流し。そこにフレッシュのりんごを1つどんっつ!とのせる。
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2時間焼成。
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シンプルすぎてびっくりしますが、

たまらなく美味しいです。
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パイの代わりにサブレブルトンヌにのって、温かい状態でサービスしています。写真にはありませんが冷たいアイスクリームと共にサービスしています。
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くたくたになってしまった林檎もバターと砂糖でしっかり火を入れることで余分な水分がとび

うま味が凝縮します。


日本のりんごは水分が多くてフランスで仕込むよりも水分を飛ばすのに時間をかけていました。

ちなみに日本では比較的扱いやすい紅玉とゆう品種を使っていました。

それでも十分すぎるほどおいしかったのですが。

フランスにきて仕込みのシンプルさに唖然としました。簡単すぎる!!!

しかも、水分を日本ほどとばさなくても。うま味が濃いんです。(リンゴも特にグラニースミスとかでもないですし。)
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私は温かい、くたくたの林檎が苦手でしたが

完全にタルトタタンで克服しました。

むしろ私が好きなフランス伝統のお菓子トップ3にははいります。

meilleur めいゆーる  最上級です。

フランスに来ることがあれば、是非とも食べていただきたい一品です。