2007年09月29日

ひぐらしのなく頃に解 第12話 皆殺し編 其の七 雛見沢症候群

総評としては、全体的にうまくまとめていますが、
それでも一部については若干尺が足りなくてあっさりしすぎの
印象を受けます。梨花の性格が前向きに修正されていることには
アニメとしてその方が明快でありいい印象を与える
いい改変であったかと思います。

初めてこの「真実」を知る方たちには、非常に
緩急ある面白い一話なんじゃないでしょうか?

※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。

※OP
...あれ、鉈がない!?
正直、こういった形で表現の自由に制限がかかるのって不愉快ヽ(`Д´)ノ
現実とフィクションの区別がつかなくて、
更にそれを他人に押し付ける人多すぎ_| ̄|○

※大石に取調べを受ける梨花

梨花がこれまでの世界でなるべく大石に助けを求めないようにしていたのは、
ちょうど今のように大石に呼ばれて、容疑者として取調べを受ける羽目に
なるからなのですが...この世界では若干様子が違います。

大石は今回の世界では梨花を疑いません。
この世界ではすでにこの時点で鷹野が怪しいことに気がついていたためかと。

「あなたが陰謀の片棒を担いでいたら、私に入れ知恵することはなかった。
少なくとも、今回の事件を起こした何者かとは
相反する位置にいると思ってます。」


ここの部分が大幅に削られているため、本来大石は極めて理知的に
鷹野が疑わしいことに迫っているのですが、アニメだと勘っぽい印象です。

できれば、止まっていたパトカーは鷹野車を補足していて
梨花の打った一手は思った以上の成果を生んだことも
大石に説明してほしかったかな(−_−;

どういう思考で大石は鷹野を疑わしいと導いたのかは
◆ここで手にはいるその他の情報1に記載しました。

私も情報不足とは思いましたが不自然とは感じなかったですし、
アニメのみを見ている方も不自然とは感じなかったと思います。

ここの演出は最小限で鷹野を犯人と梨花にわからせたあたり、
巧妙だったと思います。若干勘が良すぎるけど...


◆ここで手にはいるその他の情報1

大石がこの日に学校にやってくることは実は多い。
そして皮肉にも、その世界のキーパーソンを呼ぶのだ。

圭一の発祥する世界では圭一を。
レナの発祥する世界ではレナを。
そして、この世界では私を呼んだ。

富竹の下の発見位置
村境、舗装道路と砂利道の境目→興宮よりの水田地帯の路肩

富竹があの場所で死ぬのが運命なら、パトカーが居ようと
居まいとあの場所は不変でそこで死ぬはず。それが変わるということ、
何らかのパトカーを嫌う意思が運命に介在した証拠だ。

警戒していたパトカーは通る車のナンバーをチェックしていた。
鷹野の車が祭り終了後に興宮方向に通過したことも確認。
しかし、乗っていたのは鷹野1人だった。

富竹は雛見沢に自転車で来る
...なのに帰りに興宮宿泊の富竹は一緒でなかった。
久しぶりの恋人の逢瀬のはずなのに?

村境は一本道、通れば自転車でもパトに見つかる。
...それにも関らず、富竹の遺体は興宮側の水田で見つかった。

大石は、前から鷹野は富竹の恋人としては荷が勝ちすぎていると思っていた。
鷹野が富竹を利用しようとした疑いは...?

鑑識は歯形照合と胃内容物から。
胃内容物のほうから死亡時間が合わないことが判明。

大石の捜査によると鷹野は祭りの晩から車ごと行方不明。
大石は捜査を続行、梨花にももしなにかあれば情報提供を呼びかける。


※入江診療所、梨花、入江、小此木の3者ミーティング

ここについては、アニメの方があれこれ端折った結果、
逆に原作よりもスマートに見えるような気がしますね。

「東京」に疑惑を向けられ激昂する入江ですが、
入江には疑惑を受ける理由があります。

「入江機関」はある理由により予算を削られて研究は中止を迫られていました。
そこに入江は反対し、「雛見沢症候群」の治療を優先すべきだと叫びました。
そのため、彼は「東京」に良く思われていないのです。

ある理由については、祭囃し編で説明されるはずですが
今までの予算ヒアリングが省略されてるのでちょっと不安( ̄□ ̄;
ある人にとっても大きなターニングポイントなのでちゃんと描いてほしいな。

◆ここで手にはいるその他の情報2

大石が梨花に接触し、鷹野は死んでいないと語ったことは
実は山狗に盗聴されており、小此木にも筒抜けです。

そのため、小此木は梨花に警察に頼らなくても
我々が何とかしますんね、と釘をさしています。

これまでの世界では山狗は入江の監視に体制が移行するが、
今回のように私の警護命令がきていると聞くのは初めてだった。


※羽入と梨花

このシーンですが、もともとこの夕暮れで二人で話すシーンは無いので
アニメのオリジナルと言っていいかと思います。

ひとつ、アニメと原作で明確に違う点がありますが、
今回は珍しくアニメの方を絶賛で!!(*^ー゚)b グッジョブ!!

原作大幅カットなのにそれを評価するのはわりと珍しいですよ。

アニメの方は言いたいことは明快、
羽入に対して「あきらめない」と言い聞かせる。
梨花は祭りの余勢を駆って、運命に挑むことになります。

一方、原作ですが梨花はこの時点でまだ運命に抗う決意が決まっていません。
憂鬱に時間を浪費してしまい、それは沙都子が学校に出かけるまで続きます。

つまり、アニメ梨花は初めからポジティブに一本気に運命に立ち向かい、
原作梨花は悩みぬいた紆余曲折の末に同じ方向に向かうのです。

どちらがいいかは、見るひとの好みによりますが、
個人的にはここで上がり下がりする必要は特に無いし
全力で一途に運命に立ち向かう梨花の方が好感持てます(*´д`*)

ペシミストな梨花も嫌いじゃないけど、羽入とダブルだと気が滅入る_| ̄|○

これは、比較してみなければ全く気がつかなかったので
アニメスタッフさんの隠れた好プレーですね。

ここでFredericaの詩が出てこなくなってしまうのは残念だけど、
基本的にこの詩は祭囃し編の詩なので、再出させれば問題ないかな。

それに、アニメではFredericaの詩はでてこないのですが
その演出はある意味正解かとも思う。あの空気はアニメでは再現できない。
興味がある人はコミックの冒頭に記載があるので参照で。

カットされている部分は大まかに紹介すると以下の通り。

※昭和58年6月21日 火曜日

学校での授業中、梨花はもの思いにふけっています。

最短なら22日の夜には殺される...もう明日なのだ。

もう終わってしまうと嘆く梨花に羽入はどんな楽しいパーティでも
終わりは来る、梨花はまたパーティに参加できるのだから
それでいいじゃないかと諭します。

部活メンバーも思い悩む梨花に気がつきます。
デリカシーの無い圭一が代表して梨花の悩みを聞きにいくことに。

梨花は「Frederica Bernkastelの詩」を圭一に聞かせて、
自分の心のうちを代弁します。

 誰だって幸せに過ごす権利がある。
 難しいのはその享受。

 誰だって幸せに過ごす権利がある。
 難しいのはその履行。

 私にだって幸せに過ごす権利がある。
 難しいのはその妥協。

圭一は「日常を幸せと思い込もうとしている、悲しい詩だと思う」と語り、
詩を詠んだ人間に「挫けるな」と伝えます。

梨花は話せば仲間も殺されるというリスクに捉われ
結局、悩みを打ち明けることが出来ません。

※昭和58年6月22日の朝

人生を手軽にリセットしてきた私は、常に中途半端だった。
沙都子には風邪だと嘘をついた。

沙都子は出かける間際に、

「もしも梨花が居なくなったら、私がどれだけ悲しい世界に
生き続けなければならないか、よく考えてほしいでございますのよ。」

と言い残して家を出ます。

梨花はいかに自分が居なくなった後の世界を
軽く考えていたかを痛感します。

羽入は、今日が梨花の死ぬ日であることを告げ、
「悔いの無い一日を」と伝え、話があれば呼ぶように言い姿を消します。

梨花は悲しむ沙都子、悲しむみんなの顔を思い浮かべて
もうこれ以上悲しい世界を生み出さないと
楽しいこととも辛いこととも向き合い
「生きる」ことへの決意を固めます。

◆ここで手にはいるその他の情報3
沙都子の後見人には園崎家か公由家がなることで調整中
沙都子はまた梨花と一緒に暮らせることになりそう。

TIPS「色褪せたノート供Ν」・・・Hifumi.Tのノートです。


※小此木からの電話

ここは大筋では変更ないですが、
本来ここで山狗20名と警官4名が梨花の家周囲に配備されます。

アニメだと、来週には大石の言ってた警官...
配備されると思うのですが( ̄□ ̄;遅いよっ!!

◆ここで手にはいるその他の情報4
小此木の語る入江の犯行原因

入江は雛見沢症候群の研究が段階的に縮小され、近年中に
完全に終了される決定に反対していたという。

その裏で実は入江が、東京からの研究費を水増し請求し、
横領していたというのだ。

それで研究の段階的中止が決定したので、最後に研究を売り
巨額の大金を得ようと企んだ、という・・・。

梨花の感想

数多の世界で入江と交流してきたが、
少なくとも入江は悪い人ではない。
悪い人になる度胸すらない。
研究のために冷酷を装いつつも、色々な後悔が抜け切れない
・・・・・・早い話がいい人だ。

古手神社周辺は既に山狗が3交代20人体制で警護

...梨花は「東京」が入江を支持したり「小此木」を支持したりする
不自然から「東京」の2つの派閥を疑い始める。

山狗の実績も数多の世界で証明されてはいるが、不安は晴れなかった。
万一の場合に警察官を呼び、山狗を牽制してはどうか。山狗は警察を嫌う。
陽の警察官、陰の山狗の二重警護ラインは簡単には突破できないはずだ。

小此木の雛見沢なまりは現地に溶け込むのが仕事なので演技。
実は標準語でも喋ることが出来る。

山狗は駐在警官、私服警官4名を確認するも現状維持。
小此木は全班に職質に注意の無線連絡、今夜決行の予定には変更なし。

以降、警官は1階に1名、境内を2名で巡回、境内の階段前に1名配備。
羽入はただ傍観者として梨花の足掻きを眺め消える。

※部活メンバーのお見舞い
ここも若干の違いがありますね。
梨花がポジティブなアニメだと仲間と共に闘う。

ネガティブな原作だと「今日は私が殺される日」とのたまわった
梨花は皆に「なぜ話さなかったのか」と一斉に怒られます(笑

どちらであっても、頼もしい仲間たちは共に闘うと言ってくれますが。

◆ここで手にはいるその他の情報5
雛見沢症候群は外因性かつ症状性の精神疾患

現在の村人は症状が薄く、長期旅行・海外旅行でも発症しない。

...だから引っ越してすぐの圭一が短期間で感染したことは運が悪い
(雛見沢に真の意味ですぐに馴染めた、とも言えるので皮肉だが)

そして更にある世界で数日、雛見沢を離れただけだったのに
発症したのも天文学的な確率で不幸だと言えた。

あまりの奇跡的確率での発症に羽入は申し訳なくなり、
圭一にずっと謝っていたらしい。


※梨花の話す「真実」

全般的にイリーがものすごくいい人に描かれてますね。
野球シーンもいつもと違ってさわやかだし( ̄ー ̄)

小此木と入江のシーンをはじめ場面的にはオリジナルも多く、
いかに簡略にわかりやすく真実を説明するか難しかったと思いますが、
イメージしやすくわりと自然な出来でまとまってますね(*^ー゚)b グッジョブ!!

小此木はなんでちゃんと軍服着てるんだ〜(´・ω・`)
だったら富竹にも着せてやれよ。

大幅にカットされている部分については、カケラ紡ぎで
補完してくれるといいなぁ。

沙都子の過去「白川公園転落事故」について描いたのも親切。
ただ最後のカットは沙都子一人の方が真実に近くて良かったとか、

梨花が沙都子が過去に末期症状を引き起こしたことがあるため、
沙都子のみ投薬を続けないといけない体であると説明する
シーンも欲しかったかな。

細かいことですが、カレンダーの日付の21日とかも
ちらっと画面に映るならなにか理由がない限りは
ちゃんと22日にして欲しい(´・ω・`)
別に時間軸考察しなくても、普通に本文中に明記されてることだし

既プレーの身としては、なぜか顕微鏡を覗いている研究者の方(笑とか
東京の黒幕のどれかが○○先生ですか?皆悪人顔ですね〜とか
いろいろ気になって仕方ありません。

初めてこの「真実」を知ったときの感想としては、
「...結局、ネタとしては罪滅し編の妄想と一緒なのか〜〜ヽ(`Д´)ノ」
といった感じでしたが、それでもよくこれだけの話を
きっちりまとめてあると感心したものです。

この真実がわかってから、鬼隠し編から見直すと
「どうしてこんなことに気がつかなかったんだ_| ̄|○」
というくらいに明快なストーリーですし、伏線の巧みさに
また改めて感心するかと思うので、見直しもオススメです。


◆ここで手にはいるその他の情報6

「結社東京」「東京の新旧交代」「入江京介」「富竹ジロウ」「鷹野三四」
については「祭囃し編」で説明の恐れがあるため割愛。

「女王」について
梨花の母も幼い時は村中に可愛がられていた。
それが梨花が生まれると同時に今度は村中が梨花を可愛がるようになった。
入江はそれを女王の継承と呼んでいる。

入江の研究によれば、女王は雛見沢でしか生きていけない。


※入江と小此木2

このシーンは完全なオリジナルですね。
えっと「診療所の閉鎖が迫っている」ことは
ここで初めて出てくるのかな?

これ、全部俯瞰してみると結構重要なことなので
憶えておきたいですね。

結局、入江に何が起こったのか、について原作より
一歩踏み込んで説明していてこちらもわかりやすいですね(・∀・)

※仲間たちの名推理

ひとりで百年悩んだ難問が、頼もしい仲間たちに次々と暴かれていく。
...いや、みんな勘良すぎるんだけど( ´∀`)σ)Д`)

鬼隠し編での圭一の死の真相も判明。
「おまえかよっ!!」...と言いがちですが(笑
謝りにいった羽入も目前で相手が死んじゃったらかなり_| ̄|○と思います。

●...そろそろ、「羽入」=「○○○○○○」であることには
気がついていい頃かと思います。

私が原作のときに気がついたのは、鷹野の話で祭具殿で
ドタンバタンのときだったので結構遅かったりしますが( ̄□ ̄;

※大石からの電話と山狗の雛見沢電話遮断工作

あれ?大石はこの時点で岐阜の死体がニセモノであることを
つかんでいるはずなのですが、その情報が出てこないですね。

「ついに、連続怪死事件の犯人の尻尾をつかんだ!!」と
興奮してるはずなんですが...(・3・)あるぇ〜

梨花も決心し大石に「真実を伝える」と言うシーンも無し。
残りの尺も少なく、端折り具合がやばい感じになってきました(´・ω・`)

※鶯

悪くはないのですが、もうちょっと丁寧に描いてほしかったな〜
事実瞬殺とはいえ、尺もないしあっさりすぎる(・A・)イクナイ!!

普通、車から降りるところで「次週に続く」となって
次週の冒頭にしっかり描けばいいのに、よほど尺がなくて
なんとか今週中に終わらしたかったみたいですね。

本部との無線ももっと聞きたかったし、死角を補うように
潜む「観測手と狙撃手が2組の計4名」を画で見せても良かったかな。

せっかくアニメなんだから、撃った弾丸からのカメラ目線で
狙撃主のとても離れたところから大石に急にズームして画面真っ赤
...とかある程度凝った見せ方をして欲しかったですね。

まぁ時期的に残虐描写を押さえないといけないのも確かですけど。

それと、大石が職質で明らかに鶯は電話関係職員でないと
看破するシーンも入れてほしかったですね。
そのほうが警戒している大石にも更に緊迫感が出ますし。

余談ですが、原作プレー時にこれ見てからたしか「祟殺し編」に
「車両照会をうける興宮書の職員と無線に応答しない大石車」の
TIPSがあるんですが、祟殺しの時点で既にしっかり伏線が
貼ってあったことに気がついて、驚いた記憶があります( ̄ー ̄)


◆ここで手にはいるその他の情報7

山狗・通信工作班「鶯」の無線交信記録と興宮SP

「・・・ザザ、・・・・・・鶯2より鶯1。車両が一台停車。
2人降りました。・・・・・・・・・おそらく刑事です。そちら
へ接近中、1分未満で接触します。」

「了解。全隊員注意せよ。鶯2〜5はグリーンライトを待て。
鶯7〜8は前後100mのクリアを確認せよ。」

「待機了解。鶯4、5、聞こえたな。」
「鶯4了解。」「鶯5了解。」
「鶯7了解。」「鶯8了解。」

「・・・・・・鶯より本部、鶯より本部。電話設備工作中にトラブル。
私服警官2名の職質と思われる。発砲許可を申請。」

「本部了解。許可を待て。」

「本部より鶯1。発砲許可」
「鶯7、クリア。」「鶯8、クリア。」

「鶯1より狙撃班、オールグリーン。」





「興宮SPより大石車どうぞー。先ほどのナンバーが判明しましたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大石車どうぞー?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大石車、応答願います。
・・・・・・・・・・・・あれ? ・・・・・・・電波、悪いのかな・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・大石車応答ねが・・・・・・・・・・・・・。」

「出ませんね。」
「大石さんが車両照会?誰の車だよ。」
「村人の車ですね。・・・・・・いたって平凡な。」
「・・・何者だよ。大石さんが聞いてくるからには、只者じゃないんだろ?」
「特記事項欄は完全に空欄ですね。S号指定もなし。減点もなしだし。」
「・・・ははは、パッシングでもされた腹が立ったんじゃないの?
あの人、根に持つとなかなか忘れないタイプの人なんだよ。」

「・・・・・・鶯より本部。2名を射殺。作業を再開。」
「本部了解。警察の車両処理は慎重に行われたし。
・・・三佐、鶯は警官2名を排除、作業を再開。」

「・・・おやすみなさい大石さん。私の尻尾を掴めて
もう一息だと思ったでしょうに残念ね。くすくすくすくす。
・・・・・・コーヒーをもらえるかしら?」
(本文より抜粋)


※次回予告

結構、いろんなシーンから画を引っ張ってきましたね〜
まだほとんど先行で仕上がってるんだね、という安心感と
これ、本編みなくても予測つくんじゃ?という不安もある(−_−;

...願わくば「緊急マニュアル34号」が削られませんように。

※追記
今話、海外に画を委託しているみたいですが、
それでこの程度の画の崩れならわりと大丈夫なイメージです。
それで作品のクオリティが落ちないなら、うまく使ってほしいですね。

富竹が首に下げてる「ドックタグ」は彼の身元を推理する上で
最大のヒントな気がする。

こんなもの持ってるのは、ミリタリーマニアか、あるいは...
出題編でそれに気がついてればな〜

2007年09月18日

ひぐらしのなく頃に解 第11話 皆殺し編 其の六 強い意志

総評としては、今回は演出がとてもよかったです。
前回からすると見違えていい出来でした。

沙都子の救出劇も一連通して見てみれば、非常にいい結末を
いい作画と感情を伴った動きを持つ抜群のクオリティでしめることが
できてとてもよかったと思います。

沙都子の心境の変化も実に自然な感じで描くことが出来ていて
各キャラクターの心情演出も今回はとてもよく描けてました。

あとは場面に合った新規のBGMがあれば言うことないんですけどね。
残念ながら「白霧の頂」や「獣たちは嗤う」に相当する曲は無いらしい。
元となるゲームがサウンドノベルなのにこの曲の無さはいかがなものか...

※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。

※児童相談所からの電話

今回は強気に窓口に沙都子を出すことを迫る相談所。

当然、その背景には前話の市長と雛見沢の裏の顔役であるお魎からの
北条沙都子への特別配慮の依頼があります。つまりいまや沙都子の救出は
文字通り雛見沢・興宮の総意となっているのです。

沙都子、もう表に出たら一目で虐待とわかるくらいに殴られてますね(´・ω・`)
殴られすぎて、口の中も切ってるみたいだし...

電話は福祉推進係長の原山から。
沙都子の肩に手をおいて、脅す鉄平も今回はしっかり効果音も
入っていてい感じ。電話中動きがない部分をいかに補うかも
なにか配慮したいという気持ちが感じられます。

作中で十分に説明されていて、こちらでこれ以上の補足説明が必要ない
ってのは、実にいいですね(^ ^
前話の説明不足はいったいなんだったのか(−_−;

圭一の説得は熱意がこもっていますが、やはりそれだけでは
沙都子が気持ちを変えることはなかったと思うので
気持ちを変えたのは、やっぱり梨花の説得でしょうね。
梨花が心を変えて、舞台に上がらなければやはり話は動かなかったかと。

アニメ独自の好演出といっていいのは、梨花から原山に受話器が
戻されたときに、沙都子が答えるまでに間を空けたことですね。
これは沙都子の一言に重みが出るとてもいい演出ですね(*^ー゚)b グッジョブ!!

悟史の姿を思い出して、鉄平に完全と立ち向かう沙都子も良く描けてます。
警察の押しかけに対する鉄平の対応はちょっと緩慢だったような。
鉄平にとって警察官は一番忌避しているものなので、
「警察だ」の一言でもう沙都子をほっぽり出して逃げるのが正解かな。

梨花に駆け寄る沙都子や、沙都子を抱きしめる梨花も
本人たちの性格が良く出ていていいですね。
原作にも記述はあるけど、こんなに印象深かった気はしないので、
ここは動きのあるアニメならではの演出勝ちですね(・∀・)!!

※綿流しの祭り

今回もターニングポイントがやってきました。
梨花と羽入のすれ違いもわかりやすいですね。

ここは原作とアニメで若干演出の傾向に違いがありますね。
アニメが羽入を登場させて梨花と対比を押し出しているのに対して
原作では一躍有名になった圭一と、皆が優しくしてくれ戸惑って
照れる沙都子ですね。

あとはお祭りに帰ってきた赤坂、アニメでは存在抹消とか(笑

※綿流しのお祭りのあと

梨花は富竹と鷹野に危険が迫っていることを再度警告します。

ここでの新情報は

”拊櫃L5に関する知識を持っている
富竹は予防薬を投与されている

のふたつですね

また、いままでの編で見てきた一連の「のどを掻き毟る」症状が
L5(レベルファイブ)と呼ばれる状態であること。

...このことから、沙都子のかかっている疾患を入江がL3と
診断していたことも思い出してほしいところですね。

それと入江・富竹・鷹野たちにとって「古手梨花」は
「特別な存在」であり所長である入江をしのぐ警護が
行われていることもここで初めて明らかになります。

梨花は大切な人間なので、話を聞かないわけではないが
真剣に聞いてくれているとも思えない梨花は次の手を打ちます。

※大石と部活メンバーたち

念のために、大石に人ごみの中で富竹・鷹野の殺害計画を
聞いたということにして、大石に協力を要請する梨花。

大石は梨花の話を信じてパトカーを雛見沢と興宮の境の道に配備します。
「それを信じるのが警察です。何事もなければむしろ
無事を喜ぶべきじゃないですか?」
このセリフ通り、今回は実にたよりになる大石です。

更に梨花は次の手として、圭一たち部活メンバーにも同じ事を話します。
圭一たちがそのことを信じてくれるかどうかもまた賭けだったのですが
部活メンバーも梨花のことを信頼してくれます。


◆ここで手にはいるその他の情報1

梨花を警護している山狗は8名

梨花が「生きる気のない富竹にはもう興味がない」と
冷たく言い放ったため、富竹はしかたなく興宮に戻るときには
自分にも警護をつけることを約束します

梨花は入江にも二人を説得するように頼んでいます

赤坂は祭りの後で東京に帰り、梨花とは会えずじまい
梨花は大石から赤坂が挨拶したかったと探していたことを聞きます

大石は梨花からのタレコミ情報をあっさり信じてパトカーを配備しますが
実は彼なりの哲学に基づいて鵜呑みにしていることがわかります

運命を打ち破ろうとする梨花、全てに対して傍観者であろうとする羽入
羽入は世界の理についても、私よりずっと造詣が深い

実はこの世界は金魚鉢で、二匹の金魚の片割れが金魚鉢を割ろうと
壁に体当たりを続けている、そう考えれば止めようとする羽入の
態度も分かる...実は世界に出口なんてないのかも知れない


※鷹野と富竹の対立

ここでのセリフはけっこうカットされているのですが、
実に必要最低限のものだけ残して早く進行することで
妖しさも残しつつ、とてもいいスピード感が演出できてますね。

どうしたんだ(゚Д゚;≡;゚д゚)
とても今までと同じスタッフが演出した話と思えん。

ちょっとだけ残念なのは、富竹は先の先を取ることで6人に包囲された
絶望的な状況を覆そうと山狗の1人を打ち倒しているのですが、
どうやらカットされてしまったみたいです...あわれ富竹(ノ∀`)

鷹野の「6人がかりでも・・・」に残るその名残が哀愁を誘うね(´・ω・`)

あと、「富竹ジロウ」とは何者なのかについても
アニメでは詳しく説明しないまま終わりそうな勢いですね

「富竹ジロウ」は一応偽名というかペンネームみたいなものなのですが
それってアニメで説明されたかな〜(−_−;

まぁとりあえずアニメでも出ている
「「東京」が「雛見沢症候群」という爆弾を解体するために遣した人間」
でも問題はないので、そのまま見てると良いですよ

◆ここで手にはいるその他の情報2

小此木のセリフから富竹の階級が二尉であることがわかります

富竹は今回の滞在では雛見沢症候群の予防薬を投与されなかった
そのため既にL3の立派な潜在患者となってしまっている

「H173」・・・投与により感染、かつ興奮状態を誘発することで擬似的にL5を発症
投与されたものは頸部・腋窩の痒みを盛んに訴える
投与されたものは自傷で死ぬか、脳を憎悪で焼かれて廃人となる

余談ですが、↑については原作ユーザーには
謎の薬物「ノドカキムシール」と言ってもほぼ通じます(笑
...長かったからなぁ「ノドカキムシール」で通っていた期間。


※終末作戦の発動、山狗は作戦行動に移行

ここは場面的が入江診療所のスタッフルームから
入江診療所駐車場に変更になってますね

偽装工作された死体については、万が一なんて確立じゃなくて
基本的に他人なんだから、すぐにばれるんじゃないの?
鷹野と偽装工作班の能力から考えれば完璧な死体も用意できるのに何故?
...って言う疑問はあると思います。

おそらく黒こげに焼かれているので歯形しか照合するものはないし
その歯形にもそれ自身かカルテに改ざんが加えられているのでしょう。
現に、ほとんどの世界でこの偽装工作は見破られていません。

そして、もうひとつ重要なのはもうすぐ「終末」であるため、
それどころではない大騒ぎになると鷹野は踏んでいるのです。

加えて、ひとつくらいほつれがあった方が面白いと
あえてその穢れをそのまま残しているのです。

「運命に立ち向かう」と言えば梨花のことを思い浮かべる人が多いと思いますが
鷹野もまた、ある運命に立ち向かっているのです。
この死体の放置は、その立場を忘れた慢心と言っていいでしょう。

ここはほとんど大筋でそのままです
失われた情報は↓に書いてあります。
おそらくアニメでは説明しないまま進めると思うので
読んでもアニメのネタバレにはならないと踏んでいるのですが...



◆ここで手にはいるその他の情報3

本来ここで入手できる情報なのですが、あまりにアニメが情報を
押さえているので若干ネタバレっぽい感じですね〜( ̄□ ̄;どうしよ

鷹野、小此木に指示待ち、入江と古手梨花を監視の指示を出す
鷹野、24時前に興宮街道を抜けた県境近くの山中に到着
変則的なパッシングを繰り返し、確認後に部隊と合流
本人照合と尾行のないことを確認後、鷹野は書類を渡し指揮車に移ります
作戦中の鷹野のコードネームは「雛」

終末作戦
【第一段階】
 鷹野の雛見沢脱出
 特定機密書類18件の搬出
 「東京」から派遣された定期連絡員、富竹の暗殺

富竹の異常死は鷹野の演出ではなく
「入江機関」に対して「東京」が疑いを持つように仕向けるため
鷹野のクライアントがそう望んだ
そして、そう仕向けさせるために別の工作員が活動を行っている

入江機関の連絡員である富竹と監視官である鷹野が変死すれば
東京は入江機関に疑いの目を向けざるを得なくなる
「入江機関の暴走」それが彼らの望む筋書きだった


※富竹の変死

何度も見たシーンだと思いますが、
ひとつ気がついてもらわないと困るところがあります。
来週の冒頭で詳しく説明してくれるといいんですがね〜

どこかというと
入江の「信じられない...ありえない、絶対。」についてです

大石も「そりゃ私も信じられませんよ。ホトケは自分の手で
のどを掻き毟っています」と言っていますが、
入江の驚いているところは当然そこじゃないんですよ

●入江は「雛見沢症候群」の研究者です。
当然、末期症状L5におちいった患者がどういう風に死ぬのかも
熟知していますし、彼の一目見た所見でも富竹の死因は
「雛見沢症候群の末期症状による錯乱と自傷」です

「富竹がのどを掻き毟って死んでいる」...ありえない。
富竹は予防薬の投与を受けていた。こんな短期間での発症はありえない。
ではなぜ?考えられるのは破棄されたはずのあの薬物しかありえない。
...というのが彼の「ありえない」の真実なのです。


つまり、彼は他の登場人物よりもはるかに先の問題で悩んでいるのです。

そして、入江京介は繰り返す世界のなかで
いつも大石に呼ばれて富竹の死亡現場に立ち会うのでしょう。

そして、いつも「ありえない」と叫び、
苦悩を誰にも話せず抱えたままで
ほとんどの場合は死んでいる...ということなのです。

※次回予告

...コメントしにくい、ネタか?ネタなのか?( ̄□ ̄;

2007年09月15日

ひぐらしのなく頃に解 第10話 皆殺し編 其の伍 対決

総評としては、今話は演出が、かな〜り力不足だった気がします。
なので、今回の批評はかなり辛口で気を害す方もいるかも。

原作やPS2版をプレー済みの方には、正直に話せば、
なにかいろいろ物足りないといった感想の方も多いんじゃないでしょうか?

今話の部分は、原作通して屈指の名シーンであると私的には
思っているのですが、なんか全く感情がこもっているとは思えない
淡々としたいもっぽい演出で、話の巧みさも盛り上がりも感じられません。

そこには、話の筋を追ってなんとか詰め込むだけで精一杯だったり、
話はもうある程度適当でもいいや、といったスタッフさんの手抜きが
なんとな〜く透けて見えてくるような気がするのですよ。

いかにも「仕事」でやってるっぽいというかなんというか...
どこが肝要かを「理解」してないし、
「作品への愛着」もないのかな?と感じます。

ここの場面は原作者である竜騎士07氏にとっても、
「ひぐらし」の閉じた世界を打破するための唯一の解答を雄弁に語る
非常に重要なシーンのはずで、ここ以降の話は予定調和にすぎず、
彼にとってここは皆殺し編で「本当に重要なシーン」のひとつでしょう。

それを、アニメ製作側がちゃんと理解できていたのか?
日常の話ということで、息切れしてきた製作陣への
わかりやすい製作の手抜きポイントとして考えていたのではないのか?

スタッフさんへの不審はぬぐえないどころか、より深刻な問題に
なっていて、今後の製作にも暗雲が立ち込めてきた、というのが
個人的な今話の総括です。

私は、原作には原作の、アニメにはアニメの、いいところがあるし
どちらであってもいいところは褒めるし、悪いところがあれば批判します。
そういうポリシーだし、そうでなければ記事は信用されないと思ってます。

人が楽しんでいるところにケチをつけるつもりはないのですが、
この出来で、「スタッフさんはアニメ一期に比べればよくやってる」とか
褒めるのは簡単ですが、それはスタジオディーンの内部の事情であって、
アニメをなんとか擁護したい気持ちはわかりますが、結果として
単に手抜きを助長するだけかと私的には思います。

初めからアニメ製作の最下層と比較してまだマシ、とかいうのでは
志が低すぎでしょうし、原作「ひぐらし」が好きな方にも迷惑かと。

「手抜きな演出や設定の誤り」を「手抜きだった、間違っていた」と
いう人間がいなくて、各所で「今回も面白かったです」と書かれる

それが続けばスタッフさんが

「ああ、こんな出来でもファンは納得してDVD買ってくれるんだ」

という考えになっても無理からぬことですし、それは「ひぐらし」だけでなく、
将来に自分が他に好きな作品がディーンでアニメ化された場合に
また繰り返されるということを、見ている方にも少し考えて欲しいのです。

私は「Fate」のときに同じことを感じましたが、それは決して
アニメ好きには得にならない上、不愉快な循環でもあるし、

製作会社もそれが続けば、「結局ろくな物がつくれない」という
レッテルが貼られます。世間でのスタジオディーンの現行評価は
「やればできるこ」なんですから、もうちょっとがんばって欲しいですね。

いちブロガーとしても、なるべく「いい出来でしたね〜」と記事に書いて
盛り上がりたいところですし、これ以上書く前からブルーになるような
状態は避けて欲しいところです。かなり切実なんでお願いします、ホントに!!


※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。


※綿流し実行委員の事前会議

圭一たちは陳情の後に、綿流し祭の会議にでます。
今回尺に対して詰め込みすぎなので、これ前話に入れてほしかった_| ̄|○

北条家を取り巻く状況と、村の北条家への態度をわかりやすく
言葉で説明したところについては親切かと思います。

ただ、当然原作ユーザーにとってはよく知ってる情報にあたるので、
こうあからさまに簡単に表面解釈され、露骨な説明ゼリフにされると、
なんか面白くもなんともない...というのも
正直なところです(−_−;難しいな〜

ここで重要なのは、「実は北条家を嫌っている人間はいない」のだと
いうことです。「北条家を嫌っている人間がいるという思い込み」が
雛見沢という特殊な閉じた環境で、老人たちやお魎の手を離れて
一人歩きしてしまった。この「実」を伴わない「虚」の蔓延という現象は
様々に形を変えて「ひぐらし」を彩る奇怪な現象なのです。

誰もが「もう北条家を許したい」と願っているのに
誰も「北条家を許すことが出来ない」という矛盾に村が囚われていて、
その原因はダム戦争の「村一丸で、北条家は敵」という毒がまだ効いている。

詩音は「誰も居ないのに誰かに気を使う「オヤシロさまの祟り」」だと
圭一とレナは「なんて悲しい話・・・そして、なんて馬鹿馬鹿しい話。」と
梨花は「オヤシロさまは沙都子を祟ってなどいないのです」と。

梨花の一言を受け、圭一は「祟りなんてものはない」と言い放ちます
圭一たちは「この村の古いしがらみ」そのものを打ち破らなくては
沙都子を救い出せないことに気がつき、公由村長や村の古老の
集まりである雛見沢連合町会をひっくり返します。


知恵先生は個人的には圭一たちを応援したいのですが、
できない事情があるのです。

かってダム戦争の折、国は強引に雛見沢を過疎地にする一環として
雛見沢分校を廃校にするつもりでした。

それに強硬に反対したのが園崎家であり、園崎家の要請に応じて
教育委員会の意向を振り切って、教師として赴任してきたのが
知恵だったのです。

いまでこそ、雛見沢分校はその存続を黙認されてはいますが、
教育委員会は学校の存続を黙認し続ける代わりに、今回の件に
これ以上関わると学校の存続も危うい、と圧力をかけたわけです。
知恵は苦悩の末、学校の存続のため一人の生徒を犠牲にする方を選びます。

また、この会議の前に公由村長は魅音を呼び出します。
魅音にも公由から圧力がかかり、児童相談所に同行できなくなります。
そして逆に自分が圭一たちをいさめなくてはならない立場になります。


魅音が外に出ていたのは10分くらいだったと思う。
その10分にどんなことを吹き込めば、
魅音の決意をここまで砕くことが出来るのか・・・。

魅音も知恵先生も最高に強い誇れる憧れる友人と先生だ。
その二人が一晩二晩で意見を翻すような、どんな圧力があったのか
俺には想像がつかない。



◆ここで手にはいるその他の情報1

レナは父が飲み会で不在なので一緒に参加する事にする
詩音は公由への挨拶のために同席
入江は実行委員なので会議に参加

梨花の父はハト派、その日和見な態度が非難の的に
村の意見一致のためお魎は逆にタカ派を演じる羽目に
園崎家は立ち退きに応じようとする北条家を「ダム推進派」に仕立て上げる

魅音詩音は現在お魎は北条家を放置するので精一杯、と
お魎は自分が死んで頭首が変わったときに、ダム戦争終結宣言を出して
北条家への遺恨を水に流すつもりであるのだと

本来、村に居られない沙都子は鬼と人を融和したという言い伝えを持つ
オヤシロさまの生まれ変わりである梨花しか引き取ることができなかった


※雛見沢連合町会の抱きこみ工作

「ひぐらし」中で圭一の一番の見せ場といっていい名シーンです(*´д`*)
尺の都合上、圧倒的に言葉の数が足りないので、薄っぺらい感じに
仕上がってしまっているのが実に残念です(´・ω・`)

ここはどちらかといえば、アニメがひどいのもありますが
それ以上に、原作がサウンドノベルとしてBGMを最大限に有効活用して
盛り上がりを実にうまく演出しているので、原作をイメージして
アニメを見ると肩透かしを食うというのが、正直な感想ですね。

せめて、盛り上がるBGMを的確に選んでいれば、印象はそれだけでも
だいぶ違ったんじゃないのか、と。
これたぶん今回最大の弱点だし、的確なBGMがないのは今後も尾を引きそうだ。

あと、例えば京都アニメーション製作の「涼宮ハルヒの憂鬱」の
キョンのような、主人公にとにかく喋りさせ、まくし立てさせて、
それで雰囲気を演出すると同時に状況説明もこなしてしまうと
いう手にでなかったのは何でなんでしょう?
ギャラの問題なのかな(−_−;

それと公由はじめ村の古老は、もうちょっと恐く描いて
張り詰めた空気を演出するように努めたほうが良かったと思います。

クールになれなんて自分を自制したりしない。
むしろ逆だぜ、燃やし尽くしたやろうぜ前原圭一ッ!!

圭一はともに戦ってくれる賛同者を募ります。
名乗り出るのは、魅音・詩音・レナ・知恵・校長・入江・伊知郎
大石も立場上協力できないが応援すると言ってくれます。

「・・・・・・圭一には打ち破れるの?『オヤシロさまの祟り』を。」
私も試す。圭一のもとに集う仲間たち。
それに比べれば6が続く幸運なんてたいしたことじゃない。

ここに居るのは、建設省のダム建設に反対して、わずか5年前に
実力行使のゲリラ戦を行っていたメンバーでもあります。
したたかで、一筋縄でいかない反政府同盟の構成員というのが真実で
決して村会議に惰性ででている好々爺たちではないのです。

それと、圭一が老人たちを挑発するような振る舞いをしてますが
これわざと、老人たちが乗ってくるように仕掛けているのにも
注目したいところなので、そのシーンがワンカット欲しかったかな。

流れとして重要なのは、いつのまにかダム戦争で国の不当な圧力と
互角に戦った誇り高い「鬼ヶ淵死守同盟」が、いつのまにか
「雛見沢連合町会」としてお役所とべったりどころか、
いいように金で操れる「役所の犬」となってしまった。


レナは指摘します。ここ集会所の壁には額縁がかけてあり、
そこには当時「鬼ヶ淵死守同盟」の長であった公由の文が飾ってあると。

「・・・平和的かつ民主的な話し合いを求めるも、政府とその傀儡である
電源会社総裁はこれを拒否。筆舌に尽くし難い極悪非道を以て、
村民の民主的運動と雛見沢の郷土を踏みにじったのである。」

自分が傀儡許すまじと昔書いたのに、今やっているのは政府の傀儡
これは一体どういうことなのかと。


魅音は指摘します。

「・・・一人に石を投げられたら二人で石を投げ返せ。
二人に石を投げられたら、四人で石を。
八人に棒で追われたら、十六人で追い返せ。
そして、千人が敵ならば村全てで立ち向かえ。
一人が受けた虐めは全員が受けたものと思え。
一人の村人のために全員が結束せよ。
それこそが磐石な死守同盟の結束なり。
同盟の結束は岩より硬く、水も通さない、ダムすらも通さない。」

鬼ヶ淵死守同盟の会長、つまり公由はそう述べたのではなかったかと。


圭一は、いま再び傀儡からの独立を公由と老人たちに促します。

「かってここの人たちは結束して戦った、凄えと思うし、尊敬できる。
皆が戦ったからこの自然の美しい雛見沢は湖底に沈んでいない!!
俺は雛見沢に住めることを誇りにしたい!!

一人の村人のために全員が結束せよ。北条沙都子は村の一員だ。
だから、死守同盟の力をもう一度貸してほしい!
解散した死守同盟の魂をもう一度結集させてほしい!!!」

少しづつ、圭一に賛同する声が上がる。
さっきまで俺と敵対していた年寄りたちの顔には、
尊厳を取り戻したような笑みがあった。

圭一と老人たちの論戦もエキサイトして、
思わず老人は圭一の頭を叩いてしまいます。

そこに躊躇なく老人を叩き返したのはレナで
「一人が叩くならなら、こちらは二人で叩き返す。それが雛見沢の魂」と。

いきり立つ老人たちに対して、
圭一の後ろにはレナが、監督が、伊知郎が、梨花が、
雛見沢のやり方で彼を守るために立ちます。

知恵は「私は教育者として正しい行いを正しいと認めてあげなくてはいけない」

魅音は「圭ちゃんの戦いは鬼ヶ淵死守同盟の心意気そのもの。それでも
自粛を求めるなら、ここの同盟の額縁を全て割り同盟旗を焼き捨てる!!」

二人とも圧力との決別を公由に宣言し、圭一の後ろに立ちます。

圭一は老人たちに死守同盟の魂を取り戻させることに成功し、
公由は折れ、町会は前原圭一を支持する方向に動きます。


あとは梨花のセリフ通り。
ただ、公由は自分の一存では決められない大事なので
お魎の意向を聞き、「圭一がお魎を説得できたら町会は味方する」
という条件をつけます。

最後に圭一は「今日は皆さんいろいろ酷いことを言って
申し訳ありませんでした」っていうセリフと圭一をたたえる
老人たちのシーンが削られてたのもちょっと残念。

ここら辺から、圭一はしっかり角が立たないように気遣いもできることが
伺えたんだけどな〜(−_−


◆ここで手にはいるその他の情報2
TIPS「公務員の心得」
裏にお魎が居ないことを確認した所長ですが、こうした特権を不愉快に思い、
公務員は公正に、慎重に対応するようにと所員に訓示します。

町会へのお役所の補助金助成は温泉旅行、新年会、忘年会の付け届けなど
綿流し祭の助成金もほぼ全てお役所がもっている。

圭一に論破された公由は、実は圭一たちの行動は児童相談所にかなり
影響を与えていて、だからこそ相談所は町会に調停を要請した。
圭一たちの行動は決して無意味ではなかったのだと語ります。

3回目の所長への直談判の時には、すでに相談所と町会と裏で
話がついていて圭一たちに自粛を要請することになっていたのだと。

大石は町会を味方につけた圭一を褒め、心配する圭一に
「お魎さんは確かに独裁的ですが、町会の支持を失うリスクは犯せません
事前調整がついているなら、園崎家だけでの反対は難しいでしょう」
と圭一を鼓舞してくれます。


※園崎家との対決

部活メンバー以外に梨花が公由に最後まで面倒見るようにと
お願いしたので、公由も同席してます(笑
あとお魎の主治医である入江や葛西も来ています。

このシーンはほとんどセリフの通りで悪くないのですが、
なんか致命的に迫力がないのが残念ですね〜

ここは画でインパクトを与えられる分、原作よりアニメは有利な
はずなので、演出の仕方がまずかったんでしょうかね?
お魎が布団に寝ていては迫力ないので、なるべくバストアップにするとか
輝度を落とすとかいろいろ方法ありそうな。

お魎につかみかかろうとする圭一に、いっせいに部下が懐に手を入れる
の描写を原作どおりに入れても良かった気がする。
アニメで映えやすいシーンだし。

最初の圭一のかしこまった挨拶なんかは好演出なんですが...
沙都子のカットインを入れたのはアニメ独自の演出で
共感しやすくいい演出と思います。
お魎さんのアップは実に良かった、これは本当に(*^ー゚)b グッジョブ!!

あと、アニメで演出されていなくて、原作であったので
補足しておきたい所は、園崎茜についてですね。

茜はお魎の娘ですが、以前お魎と日本刀でチャンバラしたあげく
家を飛び出して絶縁、その後園崎家に入り婿として
ヤクザの組長である魅音たちの父をつれて園崎家に戻り
復縁しています。

つまり、お魎に対してそんな離れ業が出来るぐらいに
傑出した交渉能力と戦闘能力があるコマなのです。

そして園崎家の人間としては珍しく
お魎、魅音、詩音みたいに短気ではないのも特徴。

圭一は必死に煽ってなんとか園崎家がのってくるようにしむけ
巻き込もうとしますが、茜は冷静で全く動じません。

ダム戦争の北条家の振る舞いを許せるかといわれれば
個人的にはノーだねぇ。
「だったら圭一君がやればいい、園崎家が動く必要はない」と。


ちょっと残念なのは、沙都子に謝らせればケジメがつくのあたりかな。
特にアニメではこのケジメで全てを納得させるんだからなおさら...

沙都子は悪くないが、園崎家と北条家のいさかいを水に流すために
沙都子に頭を下げさせる、だからその見返りはしっかり払えよ!!と
レナは言ってるわけです。

だからレナはケジメを取ってくれますか?の後にニコニコと
笑っていてはいけない。レナというキャラクターの性格を踏まえて
原作どおり、その落とし前は取ってくれるんだろうな!!と
お魎にすごむのが正解なのです。だいぶ受ける印象が違うよ(−_−;

最後ですが、公由の「OKだってさ」について補足。
誰もがなんであんなに怒っていたのにOKが出るのか疑問に思うはずです。

茜の説明どおり、
「前原圭一はお魎の首根っこをつかんでガッツンガッツンやって納得させた。」
ということに園崎家はしたのです。

お魎は立場上、若いの何人かに頭を下げられてもハイそうですかとできない。
だから大立ち回りのあげく、お魎が圭一の男気に惚れて特別に許した
そういう対外的説得力のある筋書きに園崎家はしたかったし、したのです。

鬼婆さまも沙都子ちゃんの冷遇を実は気にしていて、
自分が墓に入るときしか清算のタイミングはなかった。
それをあんたたちのおかげで生きているうちに解決できたってわけさ。

内心感謝してるはずだよ。今日は婆さまは日本刀を抜かなかったし、
よほど圭一くんが可愛かったんだろうね。

と、茜は語ります。

そして、「雛見沢連合町会...いや、鬼ヶ淵死守同盟は前原圭一の
バックにつく、あんたは雛見沢の団結の歴史を背負う覚悟はおありかい?」

という問いに圭一は「あります。」と即答することで、答えます。
公由も同盟会長として共に戦うことを約束してくれます。

◆ここで手にはいるその他の情報3

レナに聞かれた梨花は沙都子の両親について、
「・・・お母さんは沙都子がもっと強気になったみたいな人でした。
お父さんは鉄平の兄な人でした。しかも鉄平より強くて恐かったです。」
と語ります。圭一も「鉄平よりもかよ・・・そりゃ笑えないな」と。

交渉の後、茜も圭一に好意を持ち、
「圭一くん、魅音か詩音どっちか好きな方を持ってお行きよ!
おばさんのことは今日からお母さんって呼んでいいからねぇ」とか(*´д`*)


※「運命なんて言うな」

このシーンはそのままですね。

何度も運命を打ち破って見せてくれた圭一の言うことだから信じる。
皆殺し編は圭一は本当に主人公らしくていいですね( ̄ー ̄)

「圭一が雛見沢に訪れない可能性」については
祭囃し編で再説明があるかもしれないですね。

ここでわかるのは、圭一は何もしなくてもいつも雛見沢に居るわけではなく
まれに雛見沢に転校してこないことがあるということ。
そしてその確立は約2回/百年と。

つまり、竜騎士07氏は何を言いたかったのかというと、
●「ひぐらし」「ひぐらし解」において、起こっているイベントには
発生確率があって、起こりやすいイベントと起こりにくいイベントがある。

そして、それを一歩進めると、起こりやすいイベントを起こりやすくする
「フラグ」が存在して、その「フラグ」を立てているか立てていないかについて
各キャラの動きを再考してほしい...ということですよ。

「魅音に人形を渡す・渡さない」とかその典型。
「電話を探す赤坂に先回りして電話線を切る」とかもそうですね。
「間宮リナが園崎組の上納金を盗む」とかいろいろあります。

私の経験上、いろいろな人に「ひぐらし」を見せてみて
気がつく人はすぐに気がつくんだけど、気がつかない人は
全く気がつかないでスルーしてしまうので一応指摘( ´∀`)σ)∀`)

そして、皆殺し編の終わったあとには、そろそろ「どうフラグを立てれば
梨花の望む幸福な結末に近づくのか」を考え始めるのをオススメします。

※最後の直談判

皆殺し編、いや「ひぐらし」通して、ベスト3に入る何度も読み返した
好きなシーンです。緊迫した空気がなく大石さんのセリフが丸ごとカット
されてしまっているのはとても残念ですね。

アニメでは「鬼ヶ淵死守同盟」に関する描写・説明が薄かったので
スタッフさんが「鬼ヶ淵死守同盟」は丸ごとカットして
「雛見沢連合町会」がクレームに来たということにしたようです。

いまいち迫力がないし、筋が通ってない辺はそこに起因している模様。

「雛見沢連合町会」は役所とべったりの市民団体です。

「鬼ヶ淵死守同盟」はかって国と争い、ダム戦争の交渉が
うまくいかなかった際には建設省を武力占拠する計画を
本気で練っていたような極めて右寄りの市民団体です。

...そう比較してみれば押しかけられたときに
そりゃ緊迫感も違うのは当然でしょうが〜(−_−;

ここで面白いのは「鬼ヶ淵死守同盟」は、市民団体ですが
ありとあらゆる妨害工作とゲリラ戦を周知してるし
ヤクザに政治家、地元と密着した跳びぬけた経済力を持ちます。
それをどう使って児童相談所を攻略するのかが見ものですね。

また、気がついてほしいのは、「ひぐらし」の主人公、前原圭一というコマは
うまく立ち回れば、この「鬼ヶ淵死守同盟の復活」というカケラを紡ぐことが
でき、雛見沢において絶大な武力・政治力を得られるということ。

圭一が「山狗」に立ち向かうために紡ぐことの出来るカケラとしては
最強の部類に入ると私は思うんですけど、いかがですかね〜( ̄ー ̄)

カケラの最低成立条件となるフラグは「圭一とお魎の連帯」であって、
澪尽し編で言及しているような、別にいちいち「沙都子が
虐待される」なんてナンセンスなフラグを立てる必要はありません。

ちなみに、全編通して「山狗」を打倒できうる切り札を持つキャラは
他にも何名かいると思います。ここら辺は後日、ネタバレコラムの
「ひぐらし最強のカケラって」にまとめたいところですね。

さて、話を戻して...なんか所長さんキャラ違うΣ(゚Д゚;)

原作だととにかく公務員のルールに忠実で、特例は絶対認めない
くそ真面目なお役人ってイメージでしたけど、机に足投げ出してるんじゃ
ただの悪い公務員ですね...露骨にわかりやすいな(笑

あと贅沢言えば、相談所前での座り込みももうちょっと何とかして
ほしかったかな〜これでは普通の市民団体と変わらない。

コミック版ひぐらし暇潰し編2巻あたりだと、描写はこってなくても
緊迫感と雰囲気はあったから、単に緊迫感の無さが原因っぽい。
加えてスタッフさんが「鬼ヶ淵死守同盟」を理解してないのもあるかな。

人はまさしく敷地に入りきらないくらいは欲しかったし、
雛見沢的に抗議するなら、全員無言で立って児童相談所を見つめるとか
二番煎じだけどアニメでは出さなかったお経をもってくるとか
やり方はいろいろあったと思うのが正直なところ。

大石と熊ちゃんですね。
大石はもっと悪っぽく描いてもいいかと思います。

だって、いままでの圭一が沙都子を救うためにどんだけ苦労したか
彼は知ってるんですから、圭一が大石に何とかならないのか、
おまえ警察官だろと、詰め寄っても不思議ではありません。
もっと露骨に悪の警察官を演じて突き放す必要があります。

表面上申し訳なさそう、だが圭一にはずばりと悪の退去宣告。
そして、影では圭一とお魎がこのまま済ますはずがないという期待に
ニヤリと笑う...のがここでの大石ですね。
難しい演出なので演出できなくても今回はスタッフさんを咎めませんが(笑

「追い風は吹く」より、
「結局これだけ手を尽くしても沙都子を助けられないのか」
という圭一の慟哭と皆の焦燥をいれるべきだった気もする(´・ω・`)

ここでの鉄平と通帳は...微妙(−_−;
説明しないよりいいけど、ここで入れたのはどうなんだろ。

「はい、所長はいません」...こんな役人いるのかーどんだけ(笑

ここら辺の一連の流れは、はしょりすぎなのと原作の巧みさと
比較するとあまりの下手演出っぷりに萎え萎えとしか言えない。
もう何処が悪いとかいちいち指摘する気にもならないくらいに_| ̄|○

別に原作を持ち上げたいとかいう気は特にないのだが
それでも客観的に比較して、そうとしか言えない。雑。

厄醒まし編とかいれるくらいなら、ここら辺しっかり筋が通って
不自然じゃないように描けばいいのに、とかいまさらながら思います。

※次回予告

...ΣΣ(゚Д゚;)
見せるべきではない画が入りすぎ_| ̄|○スタッフガナニヲカンガエテイルノカワカラナイ…

あとこのタイミングで野村さんとか出てくると
ちょうどスタッフさん長い長い原作を無理やり読まされるのが
終わりに近づいて嬉しくてつい出しちゃったんだね
とか邪推したくなる

あれ、ひょっとして富竹さん、このままいつものルックスのまま退場?
ものすご〜く、服装チェンジに期待していたのに〜\(^o^)/オワタ

あと、なんで彼が殺されないといけないのか、いままでの説明では
ぜんぜんわからないんですけど、次回殺す前に長々と説明するのか?(笑

※追記

園崎お魎について

今回の話で園崎お魎とは実はどういった人物であるのか、
よくわかったのではないでしょうか?

お魎は確かに雛見沢の暗部を束ねる一面もあります。
しかしながら、詩音や沙都子を気にかける一面も確かにあるのです。

...もしも実はお魎が魅音のことだけでなく
   詩音のことも陰ながら可愛がっていていたのなら?
   と考えたことはないですか?

   孫には幸せになってほしくて、園崎家の咎から逃れた詩音には
   思い人である悟史との交際をなんとか成就させてあげたいと
   一番願ったのは実はお魎だったのかもしれません。

目明し編で実の孫である詩音に生きながら拷問されなかったのは
運命の温情と言えるでしょう。


2007年09月05日

ひぐらしのなく頃に解 第09話 皆殺し編 其の四 交渉

総評としては原作どおりなのですが、少し残念な出来ですね。
話は完全に予測される範疇に収まってしまったので、
特に原作プレー済みのユーザーにとっては退屈な一話だったかと。

今回は作画もやや微妙だった気がします。
まぁこの後で手を抜かれるよりはよっぽどいいのですが...

せっかく「交渉」というタイトルだったので、前にカットした
「入江診療所の予算会議」でも時間を都合してねじ込めば
この平坦な話のなかにも驚きが混ざるし、後への伏線にも
なったんじゃないですかね?

※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています
毎週火〜水あたりに更新予定

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。

※口先の魔術師

圭一が考える「ルールを守って沙都子を救い出す方法」
...それがこれです(^ ^

圭一らしさを十分に生かした、彼にしかできない戦術ですね( ̄ー ̄)
そしてこの行動は、状況を整理して説明し、賛同者の理解と同意を集め、
反対意見を持つものと協議する、民主主義の原点と言っていいでしょう。

ですが、実は民主主義を装った圭一のアジテーション(扇動)なので
そんなに話は美しく公正には進みません(^ ^;

児童相談所側の対応も難しい。
集められた意見は正しいとは限らないし、客観性を持つのは確かに重要。
まぁ問題は所員のやる気の無さなので、そこじゃないんですが〜(´ー`)

◆ここで手に入る情報1
TIPS「鬱積と通帳」

鉄平の目的は沙都子の両親の遺産にもあった
沙都子をいくら脅しても通帳なんて知らないと答える
となると通帳はこの家の中に?
通帳が見つかって、ここを出るときには我慢する必要はない
沙都子を滅茶苦茶にしてやろう

児童相談所の対応は福祉推進係長の原山と前日の相談員
こちらが大人数であり、向こうの対応も格が上がったようだった
後ろから魅音の適切な指示・・・やはり魅音はこうじゃないとな
魅音が打たれ弱いなら、代わりに図太い俺が矢面に立てばいい

圭一たちは児童相談所の誤った認識を修正
児童相談所のあまりの認識と事態把握能力の不足が露呈する

 澪鯒、北条玉枝が沙都子を虐待していた
 →○北条玉枝・鉄平が沙都子を虐待
鉄平の一年不在の理由の説明、
 ×養育費のため出稼ぎ→○愛人宅に転がり込んでいたため
沙都子の休んでいる期間
 ×1日→○3日連続
ず仕垰卷椰佑虐待を否認している→アニメ本編での説明どおり

俺たちは知っている、沙都子を救うためにはタイムリミットがあるのだ


※エンジェルモート

ひさしぶりの亀田君です。
なんかすっかりKの舎弟になってる(笑
なんか、なんでもいいから人を集めた感じで微妙です(笑
普通にオタ以外にも、興宮タイタンズの野球部員とかも
いるでしょうが〜( ̄□ ̄;

それとある意味、竜ちゃんの悪ノリまでしっかり再現した辺りが
原作遵守っぽい感じですが、ここ別に忠実に同じ空気を再現しなくても
いい、とかも思ったり...


◆ここで手に入る情報2
亀田君にデザートフェスタをあきらめて、陳情に参加してもらう優遇措置
→エンジェルモートのブラックリスト帳消しで

亀田君は出会い頭を装ったお触り2回、頼む気のないオーダーコール、
チケットの店外取引エトセトラで後1点加算で入店お断りだったりしてます
...と、詩音は亀田君に伝えるのですが、リストがあるのかないのかは不明


※入江診療所
このシーン、↓の町内会議を簡略化して、内容を進めています

※叩き売りオークションの町会会議

圭一とその父、伊知郎は町内会の会議に加わって顔見せをしています。
委員長は公由村長
圭一はタキシードで参加予定
入江は綿流し祭りの実行委員
他の参会者は魅音, 知恵, 校長, 大石
入江から、鷹野も含め明日の陳情に加わると話があります
魅音は鉄平は雛見沢でこれ以上ゴタゴタは起こしたくないはずと語り
大石はそれには園崎家の上納金も絡んでいるはずですねぇ、と探り入れてます

伊知郎は、圭一と皆が親しく話しているのを見て、
前原家も町内会と関わってみることを考えます
伊知郎は飲み会に誘われて一緒に行くことに


※大石の忠告

ここは大石が渋めで怪しく、大人の事情が良く描けてますね。
ひさしぶりのカコイイ大石だ(*´д`*)

いろいろな人間の思惑が絡み合った細かい事情は
説明しきれてはいないのですが、ここでは児童相談所が
前原圭一の行動を抑えるために水面下調整を開始した、
そのニュアンスを感じられれば及第点かと思います。

ひぐらしの面白さってのは、いろいろな人間の思惑が混ざり合った
所にもあると思うので、なんでもかんでも簡略化しないで
複雑な事柄を、複雑なんだな、と簡略な説明で理解してもらうのも
演出さんの腕の見せ所じゃないかと思うんですけどね(−_−;


これ、アニメだと大石は忠告しにわざわざ来たことになっていますが、
原作の場合、大石と圭一が世間話や麻雀の話で盛り上がったあと、
最後に大石が私見による意見を伝え、知らない仲でもないし
たまたま会ったのでさりげなく忠告する、みたいな形をとっています。

実際はおそらく、わざわざ大石は圭一に伝えにに来ていると思われるので、
アニメの演出でも全く問題はありません。

これ忠告なんて穏やかなものではなく、
警告であると圭一は認識を改めます。

大石の説明する複雑に入り組んだ事情はまとめると下記の通り。

,役所は陳情しに来る人間を拒めない
表立っては拒めないため、陳情を黙殺するための水面下調整を開始
お役所は代紋をなめられたくない、敵対意見には耳を貸さないのが普通

ど縮名紂鉄平と沙都子にはなんら問題がないし、虐待も否定
チ宛況衆譴狼酣雛見沢にいない、鉄平についてもよく知らないはずである
根拠なき焦燥感、部活メンバーはわかってくれたが、他には説明できない

Щ童相談所は圭一が悪意から鉄平を落としいれようとしている可能性も
 考えなくてはいけない、とにかく慎重に
┻泙鰺廚垢詈欷遒和召砲發△訃紊某夕蠅發覆
 ...しかし、本当に断ってもいいのかという悩みも相談所にはある

前回より対応は良くなっていたはず、役所の係長は民間で言えば課長クラス
 圭一が考えているより偉く、当然昇進試験も権限もある
 普通、窓口対応に係長が出てくるなんてことはありえない
 不相応に丁重な応対であったことを理解する必要がある

相談所はあまりに組織的だったため、背後に園崎家がいることを危惧
 園崎お魎の意思であれば、特例として迅速に処理するつもりだった

園崎家は今もアンチ北条家、「前原圭一=雛見沢の総意」みたいに動かれると
 顔が潰れるわ、お魎さんの立場が微妙になるわと、いろいろややこしい

雛見沢に越してきて新生活にがんばっているからこそ、
 余計なトラブルを起こさないほうがいいかもしれない
 雀友として、不愉快を承知で参考に話しただけ
 誰かの差し金でもないし、翻意を促してもない

圭一の決意は、これらを踏まえたうえで、
それでも沙都子を救いたい、
そして、圭一は自分が間違ってないこと、
大石は圧力をかけにきたのではなく、自分が持っている情報を明かして
激励するために来たことを理解します

◆ここで手に入る情報3
TIPS「背後関係はなし」 お魎への連絡は電話確認になっています
TIPS「疫病神と復学」 沙都子が半狂乱に悟史の部屋への立ち入りを拒みます


※登校してきた沙都子

魅音、いい感じに空気読めてないな〜(・3・)
このセリフ本来圭一のものなんで、魅音は悪くないのですが

レナ周りの演出は秀逸ですね(*^ー゚)b グッジョブ!!
罪滅し編を知るレナが言うからこそ、真実味がある。
差し出す手は、罪滅し編と同じで重ねた方が良かったかな?

※沙都子の発作

沙都子は、足音が聞こえたまでならともかく、校長が姿を現した後も
なぜか校長を鉄平叔父と間違え続けて、ずっと怯えていたのだと
しっかり言葉で説明した方がよかったかも。

沙都子と校長って構図で描かないと、
単なる幻覚との区別もつきにくい(−_−

駆け寄る梨花ちゃま、髪の毛さらさらですね
描くの大変そうだ...

●どこかで見たことがあるはずです
 「そんなことないはずなのに、あるように感じてしまう」
 そんなことに怯える人たちを...沙都子以外にも見てきたはずです
 鬼隠し編で、綿流しで、、綿流し編で、目明し編で...

梨花は壁のシミの話を交えて、こう説明します。

・・・人は識別のつかない何かがあった時、無意識に一番自分にとって
嫌なものでないかを確認しようと強く意識するのです

近づいてきた足音に、思わず叔父を連想した。
その誤解が解けなくなるのが沙都子の病気なのです、と。

原作の場合、入江診療所ではなく保健室に入江を含め
3人の医師が緊急で駆けつけるという描写になっています。
そのただならぬ状態に圭一たちも驚くのですが...

投薬からしばらくして発作はおさまり、
沙都子は普通に教室に戻ってくる描写も省かれていますね。
圭一は入江に尋ねますが、入江は答えたくないように急いで立ち去ります
梨花は圭一に他言無用と念を押してから沙都子の病気を語るのです

児童相談所や知恵に疑われないように沙都子に学校に行かせる際、
鉄平は悟史の部屋をたてにとって、
逃げ出さない、助けを求めないなどを約束しています

TIPS「疫病神と復学」 に詳しい説明があります

〇童相談所に目をつけられた沙都子はもう厄介者である
∨名魏箸陵其眥鳴△聾膸砲良屋に隠されていると鉄平は疑っている
沙都子は悟史の部屋には誰も立ち入らせたくない
い發渓詰に立ち入れば、沙都子は何をしても止めるし逃亡も辞さない
イ發刑仕垰劼学校に行って留守になれば、部屋のなかを探せる


※3回目の陳情直訴

欲を言えば、いまのところ圭一が集められる人数は
この60人で限界である描写が欲しかったですね
そうすれば自然にどちらにも紙一重の危機感が生まれますし

梨花は自分が再び傍観者に戻っていたことに気がつき
もう世界を繰り返さない覚悟を持って自分から交渉に望みます

この辺に関してはもうちょっと細かく描いて欲しいけど
次の話の冒頭では描いてくれないで、いきなり交渉終了してそうだ_| ̄|○

◆ここで手に入る情報4
入江はタスキとハチマキを用意、圭一は団長として決起の激をとばす
この60人が、圭一に集められる限界、もう明日は人を集められない

相談所は会議室が空きがなく(嘘っぽいが)、所長席前の応接スペースで対応

そのため代表者3名のみ、全員入れるようにごねるべきかと聞く圭一に
魅音は占拠して業務への支障が出れば揚げ足を取られかねない、と
所長自ら対応し直接話を聴くので、こちらも譲歩見送りとする

当初、レナは圭一, 入江, 魅音の3人をあげるが、
魅音は所長が自分の顔を知っていると園崎家が絡むので辞退

沙都子にとってそうであるように、
私にとっても沙都子は家族なのだ・・・いや、それよりずっと深い。
沙都子にとっては一年の家族でも、
私にとってはもっとずっとずっと長い年月をともにした家族なのだから...

「もし幸運に恵まれた・・・この世界でもだめだったら、私は諦めようと思う」

・・・私たちの間で、諦めるというのは普通の安っぽい意味とは違う
それは運命の袋小路、即ち「死」すらも受け入れるということ。

繰り返す世界は「私たち二人の奇跡」だ
どちらかが諦めれば、そこで世界は終わり
羽入は気の遠くなるような時間を経てようやく得た、
私という話し相手を失う

羽入は悲しそうな泣き声を残しながら姿を消してしまった。

「羽入。きっと私たちはこの世界で、最高の未来を掴めるから。
だから信じて。あなたも力を合わせてくれたなら、
奇跡はもっと起きやすいかもしれないんだから。」


※次回予告

お魎さん、恐いよ(((( ;゚Д゚)))

2007年08月29日

ひぐらしのなく頃に解 第08話 皆殺し編 其の参 揺らぎ

今回は、総評としては細かい感情表現や動作が実に丁寧に描かれていて
セリフは少ないながらも一言一言に心情のこもっていて、
キャラクターの感情の動きがよく演出できていた一話だと思います。

原作での多量のセリフを削って、コンパクトにまとめた采配に
他の原作プレーヤーがどんな反応を示すのかにも興味ありますね。


※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています
毎週火〜水あたりに更新予定

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。


※TIPS 「高飛び直前」

園崎組の上納金を掠めて高飛び直前の間宮リナです。

「間宮リナが上納金に手をつける可能性」=「鉄平が雛見沢に帰ってくる可能性」
なので、起こる可能性は低めのイベントと梨花が言及してます。

当然、「なめた真似してくれるじゃねえか」とすごんでいるのは、
上納金の回収に動いていた園崎組のヤクザです。

園崎組に捕まった彼女がどのような結末をたどるのかについては、
「祟殺し編」冒頭(09話)でわかると思います。

かつて「漁村」で「深海魚」が不吉の印とされたように、
「雛見沢」に「間宮リナ」が現れるのは不吉の印。

「生きて」現れれば、世界は「罪滅し編」に似た末路をたどるし、
「死んで」現れれば、世界は「祟殺し編」に似た末路をたどる。
生きて現れても、死んで現れても不吉の印。

園崎組は組長にして広域暴力団の幹部でもある魅音の父が
中心に鹿骨市全体を勢力範囲としています。

かつて建設省へのダム建設反対運動においても
「鬼ヶ淵死守同盟」の武力手段の中心を構成していました。

ダム建設が中止されない場合、建設省を武力制圧するための
「突撃隊」を本気で編成していたことからも伺えるように、
性質は極めて武闘派の暴力団といえます。

ちなみに「突撃隊」の中心人物は「葛西辰由」をはじめとし、
当時幼少であった「園崎魅音・詩音」も含まれていました。

園崎家頭首、園崎お魎や魅音・詩音の母である茜、
叔父で県会議員の園崎三郎についても剣道有段者であり、
園崎家には日本刀を所有しているなど
園崎家の面々は武芸に関して並外れたスキルを有しています。


※沙都子を探す梨花

ここで、わかることがいくつか。

 ̄入はかなりの距離を梨花から離れて移動できる
⇒花には羽入が何処にいるかわからない

そして、「この時」に「沙都子が失踪する」という情報から
すぐに梨花は「雛見沢への鉄平の帰還」を疑い、北条家へ向かいます。
梨花にとって、これは何度も見てきた世界破局への前触れなのです。

そして「ひぐらし」視聴者にとっても「鉄平の帰還」が何を意味するのか、
アニメ一期「祟殺し編」でたっぷり見たはずです。

私にとって沙都子は居なくてはならない存在なのだ。
沙都子の喜怒哀楽があったから、私は今日まで生きてこれたのだ。
それがなかったら、どれほどこの世は寂しく退屈だったことか・・・!!

そう、私は知っていた。
以前の世界でなんどか見た。
知っていても、知らない振りがしたかった。
わたしはこの場所が嫌いだった。
ここ北条家が意味を持つとき、それがどういう世界か知っているから。

神様、・・・どうかどうか幸運をもう一度だけ恵んでください・・・!

硬くつぶった目を天に祈ってから・・・、私はゆっくりと目を開けた。
北条家の二階の窓は開いていた。家の脇のバイク。干された洗濯物。
そこにあったのは紛れもない生活感。

・・・その意味を古手梨花が理解するよりも早く、・・・私の膝が理解した。
カクン、と・・・力が抜け、・・・私はその場にへたり込む。

諦めきった悲しい笑顔。
...そこに居るのは一年前、昭和57年の叔父に怯えていた沙都子だった。
もう昨日までの沙都子は居ない。

私は沙都子の傷ついた心を一年の歳月をかけて癒した。
そしてようやく取り戻した笑顔を、沙都子の叔父は
乱暴な振る舞いのひとつふたつであっさりと打ち砕いてしまったのだ。

※◆入手できる新しい情報1

レナと沙都子は買い物のときによく会う
今日レナは沙都子を見てない
レナは沙都子が今日の山文の特売日を逃すはずがない、と


※興宮署に電話する梨花

赤坂に動いてもらおうと考える梨花。
彼は「綿流し祭までこっちにいる」と言っていましたが、
それは東京ではなく、XX県内(岐阜県)にいるという意味だったので、
雪絵と温泉に行っていて連絡が取れません。

大概の世界では昭和53年に犯人にボコボコにされる。
今回「きっと君の力になれる」とか言っときながら、雛見沢にすら居ない。

肝心なときに使えない赤坂については、
原作発表時からあまりの使えなさに憤るユーザー続出。
赤坂株は大暴落、「温泉赤坂」の蔑称で親しまれていました(笑
使用例:赤坂→温泉→***(*は原作で殺す、死などの意)など

※◆入手できる新しい情報2

赤坂は石川県の和倉で温泉宿をやってる親類のところ
雛見沢には行きと帰りの途中で立ち寄っただけ


※入江診療所、山狗の出動要請

梨花ちゃま、すごい狂乱だ!!Σ(゚Д゚;

まぁセリフから考えれば妥当な表情なんですが、
普段シニカルな梨花しか見ないのでインパクトありますね。

「怒っていても可愛い梨花」という選択肢も
スタッフさんにはあったはずですが、これ「マジギレ梨花」ですね。
ホント映像的には容赦ないな...(−_−

入江たちもそりゃこんな直情的な梨花ははじめて見るし、
正直、なんで自分たちがそこまで言われなければならないのか
わかっていないはずです。

彼らははじめに警察や児童相談所に連絡すべきと助言しますが、
まだ山狗を動かさなければならない必要を全く感じていません。
その温度差はアニメでもわかるんじゃないですかね。

彼らにとっては梨花の妄想に過ぎなくても
梨花は数日で沙都子が壊れてしまうことも知っているし、
圭一たちが児童相談所に連絡しても、沙都子が自分で
介入を断ることも知っている!!
自分が見て味わった悲惨な世界が何故彼らには理解してもらえないのか、と。

それでも、「山狗」を動かすために動いてくれたのは、
ひとえに梨花との信頼関係を壊さないためだけです。

このシーンもいろいろとわかりますね。

〕花は「山狗」について、ある程度の知識を持っている
入江たちは、気軽に山狗を動かすことのできない理由がある
「山狗」を動かす=それは「対象を...する」ということ
 「園崎家」と異なり、例えば鹿骨市から鉄平を追放するとかは専門外なのです
「山狗」に関して動いているのは「鷹野」であり、「入江」ではない
テ江の「お願いする」といった発言のあとの「鷹野の態度」から
 「入江」と「鷹野」は上司と部下ではない?
山狗は普段、「(有)小此木造園(罪滅し編24話)」として活動しています
 隠密行動が彼らの基本なのです

正直なところ、梨花は山狗による鉄平の排除にかなり期待していました。

梨花はこの時点で、自分の母を山狗が消したことを知っていますし、
原作「皆殺し編」でもそのことは事前に出ています。
できないはずはないと思っていたのです。

それと、これもう描かれることないと思うので書きますが
前夜に鷹野が自分の権限で、

「山狗4名による古手梨花の監視警護、24時間体制」

を「山狗」に発令したシーンがアニメではカットされているため
入江は「山狗」を動かせないことが、若干不明瞭になっています。
ちなみに、この警護は入江所長の上京時よりレベルの高い警護です。


入江は考え込む。私をごまかすためならこんなに長く考え込まない。
・・・悩みぬいた末、入江は毅然と言った。
「当施設の責任者としてお願いします。
沙都子ちゃんを助けてあげてください。」
鷹野は入江が大人の判断を下すと思っていたらしい、珍しく少し慌てていた。
「・・・入江所長。その命令を実行すれば私はもちろん所長も責任を問われます。
その覚悟はおありですか?」
入江はここの責任者だ。鉄平の排除に失敗すれば失うものがある。
「えぇ、構いません。査問に引き出されても、
自分の心を裏切るよりはるかにマシです。」
「・・・た、鷹野が望むなら神社の宝物を他にもたくさん見せるのです。
もう見せるのを意地悪したりはしないのです。
だから、今回だけ助けて欲しいのです・・・!!」
「リスクばかりで、見返りのない仕事ね。
・・・・・・・・わかりました。これじゃ私が悪者みたいだものね。」

「山狗は入念な準備と計画に基づき、然るべき機を見ます。
通常は長い監視期間を設け、その上でタイミングを計ります。
同等の任務なら、半年から一年をかけるところです。
動けるとしても、もっとも早くて綿流しの後ね。
・・・たぶん綿流しが終われば、警察もマークを解くかもしれない。」

・・・早くこの命を絶とう。
次の世界では笑顔の沙都子が待ってる。早く会いに行こう。
・・・・・・・・・・・・なら、・・・この世界の沙都子はどうなるの・・・?
知らないよ・・・知ったことじゃないよ・・・。
沙都子、沙都子沙都子・・・沙都子・・・・・・。

※◆入手できる新しい情報3

富竹が来ている間は診療所全体がぴりぴりしている
これまでの世界では、入江の権限で山狗に頼ろうとしても
鷹野との調整がうまくつかず実現できなかった
入江は査問に引き出された経験はない
沙都子への薬は先週まとめて渡してある
鷹野と小此木のミーティングは1時簡に及んだ


※深夜の酒宴

なんかもう慣れてきて、ワインがぶ飲みでも
なんでもいい感じになってきました。
今回はワインもボトルオーダーだし酒量が増えてる(^ ^;

酔っ払って、捨て鉢でくだを巻いて羽入に絡むし
羽入はアルコールが嫌いとかおかまいなしですね、この梨花(笑

このワインのビン、エチケットが貼ってあればいいのに...
数少ない不自然じゃなく「賽殺し編」のあのことを説明できる
絶好のチャンスだったのですが、でもアニメだと全面カットで
出てこないんだよね、あの名前...残念。

このワインはどこからもってきたのか〜
梨花の父のコレクションなんですかね?

どうしてこんな世界に・・・。
ようやく気づく、おもちゃ屋での部活は全く同じ内容だったが、
その開催が一週間早くずれていたのだ。

私だけが、低い確率で鉄平が帰ってくることを理解していた。
それなのに、・・・・・・沙都子を買い物に行かせてしまった。
沙都子を家から出さないくらいの警戒心が必要だったのだ。
次?次なんてあるものか。これだけ恵まれた世界なんてあるものか!!

私のちょっとした気の緩みがすべてを台無しにしてしまった。
床を掻き毟り嗚咽を漏らす。
運命を呪えばいいのか、自分の不甲斐なさを呪えばいいのか、
・・・なにもわからなかった。

「羽入、・・・あなたは気がついていたんでしょう。」
「・・・・・・・・・僕にも今日の運命などわかりませんでしたです。
助言できるのはひとつ。この世の運命なんて秋の空より気まぐれで、
一喜一憂するにも当たらない、些事に過ぎないということなのです。」

私は賭けた。この世界という大勝負にコインのすべてを賭けた。
そして賭けに敗れた。
もう私の胸の中にはコインは一枚も残っていない。
コインの名は、希望。
・・・・・・・・・もう、私には夢を見る気力も立ち向かう強さのカケラも
残されてはいなかった。


※知恵先生と児童相談所

千恵先生、ふだん「みぃにぱ〜☆」とか言ってる梨花ちゃまが
こんなにやさぐれてたら、そりゃ気づくよね(−_−

結局、児童相談所が役立たずなのも相変わらず。

知恵先生もか弱い女性で雀ゴロの鉄平はちょっと恐いのです。
...そこら辺もわかってあげてください。
どうしても「ひぐらしデイブレイク」のせいか
T定規で瞬殺しそうなイメージは確かにあるのですが(笑

※◆入手できる新しい情報4
沙都子の危機を部活メンバーが把握するのが数日はやい
詩音がいると鉄平殺害は彼女の役になるらしい


※圭一と詩音、保護司を追い返す沙都子

詩音の変わりっぷりは、アニメでは初出なので
けっこう新鮮ですよね。詩音は「綿流し編」・「目明し編」以外では
いい娘ですよ、かなり過激ですけど( ̄□ ̄;

詩音の啖呵にも理はありますね。

彼女は雛見沢住民ではないので、
沙都子の迫害を知っているが
それを打開する行動に移せていない部活メンバーとは
立ち位置が異なります。
「お前らにできないから、私がやるんだ」と。

詩音1500秒も必要かな〜?
鉄平殺害タイムは
圭一で1500秒
レナで1000秒
のはず...だったら詩音も1000秒くらいの気がする。
梨花は返り討ちですけど(哀

けっこう鉄平を殺しにいく人間は世界によって
ばらついているんですが、アニメではわかりやすくそれは説明しないで、
過去にもあった=祟殺し編ってことでわかりやすめになってます。

立ちふさがった圭一に驚く梨花の演出は地味にいいですね。
この部分だけ過去に見たことのない展開とわかりやすい。
椅子に座る詩音とかもいい味出しててよく描けてます。

この辺、原作ではかなりのテキスト量があります。
圭一が詩音を説き伏せるシーンは圧巻ですので
見ておいて欲しいと思う反面、原作だと緻密な描写が
あだとなってかなりだるいという人もいるかと思うので、
アニメのこのさっぱりとした演出も悪くはないと思います。

ただ、しゃべってこその圭一なので、もうちょっと
セリフ量は多くても良かったかな〜と。

※前原家の相談

ここ実に気がつきにくいですが、
圭一はさりげなく両親に「相談」しています。
これ、「皆殺し編」の真髄で、重要です。

圭一は「祟殺し編」では両親、というか母に完全犯罪について
聞くだけで、悩みを打ち明けて「相談」しようとはしていません。

もし圭一が「祟殺し編」で両親に「相談」していれば、
父、前原伊知郎の性格からして息子を諭すでしょうし、
圭一は思い留まり、鉄平の殺害という行動には出なかったかと思います。
母も当然凶行を止めたことは、ここの会話からもわかりますね。

ルールを守って戦う、伊知郎は萌えを追求するエロ同人作家(笑ですが、
決めるときは決める、「大人」ですね〜( ̄ー ̄)ニヤリ

※◆入手できる新しい情報5

TIPS「出鼻に釘」・・・知恵と保護司の訪問を不快に思う鉄平目線での語りです
鉄平の目的は新しい家と女
初めから沙都子に家事をやらせるつもりだった

ペットだから四つん這いでで歩いて見せろといったら嫌がったが
殴る振りをしたらすぐに従った、麻雀仲間からは羨望されいい気分だった

乳臭い小娘なので今は食指が動かないが、沙都子の母は美人だったし、
4〜5年も飼えば見違えるような美人になるかもしれない

殴れば跡が残って厄介なことになる→暴力が振るえない→不愉快


魅音からの保護失敗の電話に怒りそうになる圭一。
圭一は自分が感情のままに八つ当たりすることがあり、
仲間を傷つけないように気をつけなければと自分を戒めています


ここで圭一の祟り殺し編の回想が入りますが、
アニメでは全部カットしていますね
これに関してはそのほうが良かったと個人的に思います。


レナは本当に土壇場に強いヤツだよな。
俺は魅音と電話をしたときに感情的になったが、レナは違う。
その炎が静かで青いから、一見俺みたいな燃え盛る真っ赤な炎より
見下してしまいそうになるが、・・・青い炎の方がずっと温度は高い
クールに燃える、それは俺がはじめて知るものだった。


レナは言う。
「奇跡は起きるものではなく、起こせるもの。
それにはみんなの力がいる。だから力を貸して」
はっとした梨花の瞳にも輝きが戻ってくるように感じた
「・・・みんなの力をあわせれば、奇跡が起きる。」
運命は打ち破れる。奇跡で打ち破れる。奇跡は結束で生み出せる。
・・・期待なんかしない。・・・・・・でも不思議な高揚感があった。

知恵は教育委員会に連絡し、そちらから攻めることに。


※児童相談所

正攻法で攻める部活メンバーたち。
児童相談所は、典型的なお役所仕事。
蛍の光もかかっているんで、定時に帰らせろと(ぉ

部活メンバーは「登校してこない沙都子」に
「なにやら言いようのない焦燥感」を持っているからこそで、
まだ数日しか経ってないので、様子見という
児童相談所の対応も不自然じゃないのですよ。

※梨花の訴え

梨花は傷ついて、泣いていた。
詩音は腹を立てて、冷静さを欠いていた。
魅音は次の手を思案できず、すっかり受身になっていた。
レナは閉塞感に打ちのめされて、俯いていた。

くそ、・・・・・・・・・今は俺が何とかしなきゃいけない。

レナは青い火が点れば鉄だって溶かす。
魅音は追い風になればなるほど力を倍加するタイプだ。
詩音も実は魅音と全く同じで、追い風も向い風も受けやすい。

・・・梨花ちゃんはそれでも俺たちが結束すれば
何とかできるって信じてくれた。

俺は何だ?
・・・レナが青い炎なら俺は赤い炎だ。
威勢よく派手に盛り上がって景気をつける。

・・・・・・・・・そうさ、俺は前原圭一。
口先の魔術師じゃねぇかよ・・・。

ここで俺がみんなを鼓舞しなくてどうするんだ。
青い炎だって赤い炎がなければ点らねぇんだぞ。
火がつけば追い風が起こり、魅音も詩音も
本来の鬼みたいな強さを取り戻す・・・!!
ありがとうな・・・梨花ちゃんが火打石を叩いてくれた。


「...信じない。」

このシーン好きですね。
何度見てもここはいいな〜(*^ー゚)b グッジョブ!!

羽入になんて言っていたとしても、それは梨花の本心ではなく
本当はとてもとてもわずかな可能性であっても、
絶望に満ちた運命の袋小路であるこの世界が覆されることを「信じたい」

そういう梨花の本心を知ってから見れば、あきらめきれない
あの梨花の斜な態度も可愛く見えてきますね。

泣きながら必死に圭一に訴える梨花ちゃまは
画的にも可愛く描けてますが(*´д`*)

アニメでは炎の例えはなかったけど、これはこれで
梨花の必死の訴えが際立つから、これはこれでいい気もする。

※次回予告

画を見る限りではもうちょっと交渉続くみたいですね。
少しずつ燃え上がり、盛り上がっていく空気をうまく演出できるか、
一本道な話なだけに手腕が問われると思います。

2007年08月22日

うみねこのなく頃に 第一話

当ブログとして避けて通れない一作です。

ヒットブランドになれるか否かは、二作目も名作であるかによって
決まってくるといっていい「ひぐらしのなく頃に」で有名な
「07th Expansion」の注目の二作目です。

総評としては、想像した及第点の出来ですね。
個人的には十分に楽しめました。

「ひぐらし」と異なり「怖さ」は前面に押し出されてはおらず、
「感情移入」や「驚き」、「キャラクターの個性」の点では劣るかと思いますが、
「ひぐらし」以上の洗練された「システム」と存在と「整合性の高さ」を感じます。
とりあえず全く違う世界観の構築には成功したと言っていいでしょうね。

「館」「孤島」「密室」という定番のテーマといい、
竜騎士07氏のミステリへの挑戦状なんじゃないでしょうか?
彼の導く答えが、もしも陳腐なトリックだったら失望しますが、
おそらくはそうはならないでしょう。

彼は、自分の土俵で勝負するため、いかにも竜騎士07風な
予想の斜め上のトリックを用意しているはずです。

ひとつの話から全貌が推察されるのでは意味がないので、
碑文が真のルールではない可能性もあるし、それ以上に
これだけがルールのすべてではないのでしょう。

舞台が六軒島に限定されるならば、全体的なスケールもそんなに大きくない
かと思いますが、今後の展開によって明かされるルールの規模によって
他の舞台も内包できるならば、実に期待の一作ではないでしょうか?

今回のベストオブキャラクターは夏妃さん!!(*´д`*)

※この先、「うみねこのなく頃に 第一話」のネタバレがあります。
終了後に、「Ctrl」+「A」で反転してお読み下さい。



以下、実況レビューです。

今回は「虎の穴」さんの通販で購入、販促品は「発売記念小冊子」
鈴木次郎、鈴羅木かりん、外海良基らの応援イラストが見られます。

事前印象では「譲治(じょうじ)」兄さんが一番好印象です。
なんか典型的な「館モノ」の空気が出ているので、
個人的には「ひぐらし」ほど食指をそそられるわけではないのですが...
どうそれを裏切ってくれるかに期待。

◆プレー開始◆

※六軒島までの道のり、登場人物紹介

戦人(ばとら)読みづらいですね〜(−_−;

譲治(じょうじ)いいひとだな〜ぜひ悪役になっていただきたい。

「真里亞(まりあ)」9歳なのか!!!ΣΣ(゚Д゚;)
失礼ながら見えませんでしたm(_ _)mごめんなさい。

皆さん奇抜な名前なので面食らってしまいますが、
いまのところ若干世界観と会ってないかな?
こんだけ徹底してると、何かの呪(しゅ)でないかと疑うね。

人気が出そうなのは定番の「真里亞」、
あとは「紗音(しゃのん)」あたりかな〜

「ひぐらし」魅音ファンはなんか違和感なく
「朱志香(じぇしか)」を応援できそうな感じだ(笑

「ベアトリーチェ」はここだけ絵のタッチが違うんですね(^ ^;

※親族会議

いいね、いいね、この雰囲気。
だんだん待ち望んでいた空気に近づいてきましたよ。
あと、なんでか夏妃さん大幅高感度アップ(*´д`*)キマジメナヒトナンダネ…

この画面切り替わり時の時計、巻き戻りもあるんだ。
きっちり時間管理してくれるのに期待が持てますね。

※浜辺の推理

曽我岸調べましたが、確かに内陸にありますね。
でも戦人の言うとおりこの推理は間違いの予感が。

※バラを探す真里亞

とてもとても不吉な予感。

※傘を貸したのはベアトリーチェ?

源治と嘉音もいい味出してますね〜
たくらみを知りつつも動かず静観か、しかしホントに
紹介文の通り金蔵のスパイなんですね。

※譲治と紗音の密会

...譲治兄貴、こんな「俺、戦争から帰ってきたら結婚するんだ」みたいな
ベタベタの死亡フラグで大丈夫ですか(^^;

※第一の殺人

...6人かな〜と思ったらやっぱり6人
しかし今回は序盤から飛ばしてるなぁ(−_−;

このイベントがここで起こったということは
はやくも何かひとつめのフラグを取り損ねた可能性がありますね。
すでに鍵なるものを得た人物が行動中。
そして、登場人物はそれに気がついていない。

ステータス画面の登場人物が変わっていたのにも驚きΣ(゚Д゚;
各キャラの説明文も変更されているのは芸が細かく、
最後の一文も意味深

死んだふりして館内を裏で動き回るっていう手も
さすがに顔がえぐれた死に方では使えないな〜

※戦人と絵羽の推理

本気で「動機」が存在しない可能性が「うみねこ」では否定できないのが困る
もちろん、行き当たりの殺人という意味ではなく、
「「ゲーム」に見せかけた「現象・環境」」である可能性が否定できないからですが...
あのシャッターの魔方陣が「羅針盤」である可能性もあるので困る。

※ベアトリーチェ

「千年の魔女」...どこかの魔女の10倍(当社比)ですか(笑

「サソリのお守り」難しいね〜
夏妃さんの部屋に守りをもたらしたのは真実だろうし、
戦人が落っことしたってのも本当だろうなぁ。
渡された人に変化が起こってないか
今後も見守らないといけないな。

※第2の殺人

これも碑文通りですね〜
実際どうやって殺したのか後でじっくり考えないと。

※第3の殺人・第4の殺人

おや?これは予定外の殺人なのでしょうか?
...!?ああ、別に一晩につき一工程じゃなくて、
どんどん生贄を殺してもいいんですね。てっきり10日かかるのかと。

18人のうち、最も黄金に近かったと思われる金蔵も舞台から退場。
彼の持っている知識は他の面々と比較にならないほど多いため、

,發Π貎佑らい居そうな本命との戦いに敗北
∋つ知識に相当の枷がつけられていた

などのなんらかの理由があったんでしょうね。

※立てこもりと手紙

犯人には、ある程度の余裕があって、ちゃんと予定通りの場所を
狙って犯行を行っていると。

あ〜なんか露骨に離間の策にはまった感じだ。

戦人はサソリのお守りはやっぱり持っていたんだね。
やはり怪しいこのお守り。

ちょ、主人と使用人の恋は一組で十分だってば(^^;

電話回復、あからさまに誘い出しっぽいけど、
ここに立て篭もっても、時間切れになれば守りは無効化されそうだしなぁ

※第5の殺人

もう完璧に施錠は何の役にも立ってないですね(−_−;

真里亞も怪しすぎ。
こんだけ怪しいと逆に怪しくないのかと思うくらいに(笑

※決闘

夏妃さん、カコイイが、どう考えても勝てる空気ではないんだが(・A・)
完璧に誘い出されてるし、ウインチェスターを無効化する術があると思うよ。

...!!これ、難しいね〜
なんでこんな結果になってしまったんでしょう(´・ω・`)

※24時

...てっきり、朝が来るまでは続くと思ったのですが、
もう詰みですか_| ̄|○

※エンドロール

あ〜OPのワインボトルはこれか。
ノートの内容はこの2日間の出来事を記しただけなんだね。

...ΣΣ(゚Д゚;)真里亞死んでる!!!

あの杭、ちゃんと名前があるのか。
ってことは意味があってちゃんと選んで使ってる可能性がありますね。

やっぱ18人全滅か(´・ω・`)
今回は全く真相に近づけなくて、単なる全滅っぽいね。

しかし、黄金郷の魔法は失敗したっぽいのも気になる。

※TIPS・お茶会

「煉獄の七杭」か、こんなのあったら話が成り立たんな〜
しかも、他にも似たものがあってもおかしくないし

えらい凄惨な死に方ですね>最後に残った4人

「すべて魔女の仕業」でなければ不可能な殺人なのかは置いておいて、
もしそうだったら話としては、犯人=魔女ではオチも盛り上がりもない
ただの魔女の日記になってしまうじゃないか(笑
そんなわけないでしょ(^ ^;

●戦人の功罪

戦人は号泣するけど狼狽しない。
これは、ホラーもの主人公としては微妙な気がするんですが(^^;

●鍵について

鍵とは果たして鍵の形をした「物体」なのでしょうか?
どうも、そうではない気が...

「鍵の選ぶ」という言い回しや、あいまいな碑文から考えると、
なんらかの「状況」がそろったことを「鍵」と呼んでるんじゃないかと。

●密室の謎について

この「うみねこ」と「竜騎士07氏」に関して言えば、仮に
この「密室」をミステリ的手法や探偵小説的小細工で解き明かしたところで、
それは物語の何の解決にもならないと思います。

よって、例えば「ガムで型どった」だの「雪を詰めた」だの「ゴムの力」だの
「磁石で動かした」だの、そういったことを考えること自体がナンセンスです。

とはいえ、おそらく以下に時間軸にあわせた人物の移動を
通常の頭でひねって考えても答えは出ないように
してあるんじゃないでしょうかね。

「不可能」を「可能」にしたシステム・ルールを発見できなければ
全く意味がありませんし、それは物語の主軸に近い位置にあります。

例えば、条件を満たせば、特定人物を遠隔操作・移動できるとか...

条件を満たせば、どの登場人物でも不可視の幻想の獣の使役
・小型使い魔の行使を回数限定で行うことが出来る等の
驚きの隠しルールが存在した場合、あっさり「密室」が崩壊しますね。

「キャスリング」とか「アンバッサン」に
見立てた特殊ルールがあってもおかしくないと思います。

たぶん、そういった方向性での思考が答えにつながるんじゃないでしょうか?
もうちょっと控えめなルールかもしれませんけど。

そして、これは今後を見ないとわかりませんが
すべて「人間」のしわざということで辻褄を合わせて片付けるのであれば、
私的に、この作品の評価は大幅に上がるでしょうね。

●魔方陣・輝く蝶について

う〜ん、安っぽいトリックで書かれた確立と
何かの行動の結果が単に浮き出ただけの確立が
半々くらいでせめぎあってます(笑


●ウインチェスター・金蔵の書斎

隠れて行動している何者かには、やはりこの夏妃さんの武器を恐れている
ふしがあります。カードがそろうまでは正面きって戦いたくないような...
金蔵の書斎に篭られるとやっかいというのも本当でしょう。

サソリのお守りは、果たして真里亞が行ったとおりの加護なのかは
あまりに予想通りの成果が出ていて逆に今後を見守る必要がありそう。
別のキーになってないかとか。でてこない可能性も高そうだけど(笑

●19人目

状況によっていたりいなかったりするが、基本的に「いる」
...というのが個人的な予想です。

理由は、方向性すら明らかになっていないこの状況で推測するに
ストーリーメイカーとして考えれば、19人目が居た方がはるかに
物語の「変化の振れ幅」が大きくなって、多様な物語を紡げる為です。

●19人目はベアトリーチェなのか?

前提として真里亞が嘘をついていないのであれば、
見た目が「ベアトリーチェ」である何者かが島内に居てもおかしくありません。

加えて、仮に「ベアトリーチェ」が居ても、「魔女ベアトリーチェ」ではない
可能性がありますね。

裏ルールの中に「可視」「不可視」を
コントロールできるシステムが存在するか、

「ベアトリーチェ」の姿を借り受けられる、
または、条件が揃えば「ベアトリーチェ」の「役」を代行でき、
「魔力(もしくは似たルールに従う何かの力)」を行使できる
システムが存在するんじゃないでしょうかね。
あった場合、それに見合う「制約」も満載してそうですけど。

まぁ、真里亞が「皆に魔女を信じさせる」の方向性で虚言を弄していて、
その背景に何らかの明かされていない理由や制約・呪があれば、
そもそも前提が成り立ちませんけど(笑

●「魔女」か「人間」か?

お疲れ様会懐かしかったですね...って今回のは「お茶会」か(^ ^;

基本的に暗躍しているのは「人間」だけど、なにか超常的なものが
混ざっているというのが私見です。なんか「フワラズの勾玉」みたいな
小道具があって、使っているのは人間っていうのが今のところ一番怪しい。

−2007.08.29更新−

●煉獄の七杭について
ルシファー Lucifer 傲慢、高慢・・・源次
レヴィアタン Leviathan 嫉妬 ・・・熊沢
サタン Satan 憤怒 ・・・嘉音
ベルフェゴール Belphegor 怠惰 ・・・南條
マモン Mammon 貪欲、強欲 ・・・金蔵
ベルゼブブ Beelzebub 暴食、食欲 ・・・秀吉
アスモデウス Asmodeus 色欲 ・・・絵羽

ひょっとしたら、「体の何処を狙う」以外にも
「どの杭で誰を殺すか」という隠し制約があったりするんじゃないかと
睨んでいたんですけど...
こうして見ても、ぱっとした関連は感じませんね(−_−;

一応、現時点での各キャラの表面をなぞってはいるような気もしますが、
実はキャラの隠された特性を暗喩しているしている気がしてならない。



●夏妃の死について

なぜか自分が銃で撃たれている夏妃さんです。普通に考えれば

’惴紊らの接近や乱闘で銃を奪われた
∧未僚討之發燭譴拭▲Εぅ鵐船Д好拭爾浪独泙了爐板樟楷愀犬覆
自殺

のどれかなんですけどね、

まさか

づ┐旅況發鬚修辰り跳ね返すアイテム(専守防衛, 1回のみ使用可)

とかじゃないだろうな?( ̄□ ̄;

なんか「魔法を使う黄金の魔女」なら何でも「魔法」でも
「魔具」でも使って夏妃さんを打ち倒せばいいと思うんですよ。

そうしない理由、できない理由があるとして、
犯人さんも七杭は投げつくしたし、必死だったんじゃないですかね?
そこで、わざわざ誇り高い夏妃さんを決闘という餌で呼び出した

ウインチェスターを持ってることは当然知ってるし、犯人側は
ぎりぎりだけど夏妃さんに対しては必勝の策があったと見るべきかと。


なんかTIPSに「ウインチェスター」と「煉獄の七杭」が並べてあったり、
ちゃんとそれぞれの武器の弾数が書いてある辺りもあたりも怪しい。

ひょっとしていくつもあるんじゃないのかな?
この悪魔などの名を冠したアイテム類。
第2話ではそっちが出てくるんじゃないですかね?

「また、煉獄の七杭かよ(・∀・)ニヤニヤ」
→「なんか新しい殺人道具になってるΣ(゚Д゚」

みたいな展開だと、似た展開なのに新鮮だし。

●顔を傷つけたのは死亡偽装・入れ替わりのため?

●エンドロールは第三者によるゲームの結果報告?

●「うみねこ」の最終到達点は何処なのか?


人物の移動などに不自然な点があるかは、おいおい調べていきたいですね。
時間はまだあるし。
なにかあれば、また更新します。

ひぐらしのなく頃に解 第07話 皆殺し編 其の弐 運命の変え方

今回は、総評としては若干説明不足でしたね。
でも、鷹野の乱れっぷりなど見るべきところもたくさんあって、
いろいろな新事実もあり、飽きさせない一話だったのではないかと思います。

※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています
毎週火〜水あたりに更新予定

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。



※オークションの司会とおはぎ

いきなり圭一が司会に指名されるのは原作どおりですけど、
なんか、ずいぶん唐突に感じますね、なんでだろ?(−_−;

圭一がいるとあれこれ盛り上がる→村の人気者→綿流し祭の
オークションの司会に抜擢、の流れがわかりにくいせいかな

記憶を取り戻したわけではないが、
「おはぎ」に既視感を感じる圭一。
いつになく必死な梨花ちゃま。
おはぎを食べる圭一。当然針なんて入っていなかった。

...60点といったところでしょうか、若干説明不足ですね。
圭一の思い出した記憶は当然、「鬼隠し編(03話)」のことです。


◆圭一のトラウマ

圭一は小学生の頃に読んだ漫画に「ハンバーグに裁縫針が混ぜられている」と
いう話があったため、一時期食べ物を調べないと食べられなかったという
トラウマを持っています。今は影響ありませんが、
それでも、怪しい状況では思わず手が止まりためらってしまうのです。

本当は「罪滅し編(25話)」で記憶を取り戻す圭一は、
おはぎの中に本当は針なんてなかった、ということに気がつくのですが、
アニメではなぜか針が入ったままで描写されてしまっています。

●何故、鬼隠し編の圭一は克服したはずのトラウマに囚われてしまったのか?
これには理由があります。

これらを踏まえた上で、圭一は魅音を信頼し、決心しておはぎを食べます。
そして、自分でも理由のわからないままに、
言わなければならない一言がこみ上げてきた圭一は、
魅音に、「おはぎ、うまかったぜ」と伝えます。

当然、皆殺し編の魅音にはその意味はわかりませんが、
鬼隠し編で伝えることのできなかった一言を、
ようやく圭一は魅音に伝えることができたのです。


※古手神社の集会場、オークションの道具整理

竜宮レナの父、についてはアニメ一期罪滅し編に登場していたため、
一期を見ていた方なら、竜宮家に何があったのかご存知のはずです。

罪滅し編(22-23話)では、美人局の被害にあうまで間違いに気がつかなかった
愚かな父親でしたが、この皆殺し編では間違いに気づき、職探しに成功して
幸せな生活を送っています。

ふたつの編でまるで異なる展開、それを導いたのは「レナの夢」であり、
危機感に怯えるレナが「ゴミ捨て場に魅音を呼び、相談した」ために、
これだけの大きい違いが起こっているのです。

圭一が「綿流し・目明し編の過ち」を回避したように、
レナはどこかの世界の記憶を「夢」という形で見て
その警告に従うことで「罪滅し編の過ち」を回避しました。


◆入手できる新しい情報1
皆殺し編では、富竹の話が出た際に圭一は以前に道で遭ったと言及しています。


※夢を見る詩音

このシーンはアニメオリジナルかな?

レナと同じく「惨劇の夢」を見て、それを魅音に打ち明ける詩音。
詩音は相談してどこかの世界の自分の過ちに気づき、
「綿流し・目明し編の過ち」を回避しました。

微妙に最初硬い表情をした沙都子。
おそらくは「自分の持つどこかの世界の記憶」に
確かにいつかどこかで惨劇があったことが刻まれていたのでしょうね。

しかし、すぐにそれを打ち消し、詩音を信じます。
以前にも書きましたが、詩音の行動が沙都子を中心に変化している理由は
「悟史に沙都子のことを頼まれる(目明し編)」を思い出したためです。

※深夜の酒宴

再確認。
,海寮こΔ呂ってないほど順風満帆であること。
⇒花にとって雛見沢は世界の何処よりも安全であること。
B詭遒詫花たちを守ろうとする意思と力を有している。
ね花の死と富竹・鷹野の死は密接な関係があるかもしれない。
ネ花はいつも殺される富竹・鷹野の命を守るために動く。


◆入手できる新しい情報2
本来、懲罰用キムチ、羽入はアルコールが苦手、はここで初登場です。
羽入は甘いものが好き。
あと、何故沙都子には羽入がチラリと見えたのかも説明がありますが
ネタバレのため非記載で。
各キャラクターが危機を回避することはたまにあるが、
皆がそろって回避することは初めて。
羽入に言わせれば、幸運で起こりにくいことではあるが、
想定内の出来事であり、「奇跡」ではない。
梨花は鷹野に自分を守るように要請できるが、過去それが役に立った試しはない。
彼らは必ず綿流しの夜に死んでしまうのだから。
梨花は過去に富竹・鷹野の死について二人に話したことがある。
...犯人が誰なのか説明できなかったため、信じてもらえなかった。
二人が死んだ後の入江は、おろおろするばかりで役に立たない。
梨花の母の失踪について...ネタバレのため割愛。
梨花は過去、苦労して山中に隠れたことがあるが、
死の運命は逃れられなかった(昭和58年7月頭まで生存、最長生存記録)。
梨花は仲間たちに、この状況を説明して助けを求めたことがある。
...もちろん、信じてはもらえなかった。
TIPS 「僕とボク」…梨花と母親の不仲は、梨花にしか見えない羽入が原因。
ボクは梨花以外には見えない。でも最初からずっとみんなと一緒にいたのだ。


※入江診療所・祭具殿

先に鷹野たちの「祭具殿進入」に対して先手を打ちに、祭具殿に向かう梨花。

えらくかわいい「たたり」ですね、梨花ちゃま(*´д`*)

富竹は別に祭具殿の鍵を開けるのに熱心ではないので、発見されれば、
おそらく再び「祭具殿の鍵を破ろう」とは思わないでしょう。

鷹野のはっちゃけ具合、最高に笑った!!(*^ー゚)b グッジョブ!!
楽しみにしていたかいがありました。
糸目の羽入も可愛い。
改めてみると、富竹、やっぱ細身なイメージと違ってごついね(笑
ここら辺は良く描けてるし、設定もよく把握されてるかな。

祭具殿の中、鷹野の雛見沢の残虐史の説明に抗議して
「どたんばたん」と地団太を踏む羽入。



◆地団太を踏む羽入

雛見沢の人々はかって、この祭具殿の祭具で
見せしめの綿流しを何度も行った。
羽入はそれをただ見ていることしかできなかった。

「僕は人が死んだりとか、虐められたりとかそんなのは嫌なのです。
みんなで一緒に、仲良く楽しく暮らしてくれればいいのです・・・。
そんなのを望んだことなんて一度もないのです・・・!!」

羽入は誰にも見えない。だから悲痛な叫びも誰にも届かない。
それでも羽入は精一杯の抗議をする。「どたんばたん」と床を踏み鳴らして。

◆入手できる新しい情報3

入江診療所は今夜ミーティング。
富竹のあだ名は「リサさん」、入江はたまにそう呼んでいる。
羽入にとって、祭具殿は居心地のいい特別な場所。
後で甘いものをご馳走する約束で、羽入は祭具殿を公開することを了承。
祭具殿に入れる鷹野は満面の笑み。梨花も百年で初めて見るレア表情。
祭具殿内の撮影は1枚100円。1万円でお得な一日撮り放題券。
...鷹野は本当に払ってくれた。
富竹が「遠くで子供の飛び跳ねるような音がする」と言ったため、
鷹野の雛見沢の暗黒史講義は中断。
梨花は「オヤシロさまの怒りの声が聞こえませんか」と冒涜発言を禁止。
梨花はオヤシロさまの巫女。意向を無視するわけにもいかない。
「・・・オヤシロさまはシュークリームを最低でも3つはお供えするように」と。

※入江診療所

頻繁に行われていると思われるのに、
一度も描かれることがなかった3人の密談。
「東京」「山狗」の単語もここで初出ですね。

まぁ「山狗」については、本当は「祟殺し編」で出ているはずなんですが、
アニメでは省略されていたので、ここではじめてですね。
コミック「ひぐらし」祟殺し編△瞭江の発言を細かくチェックすれば
出てきてますよ、「山狗」。

...えらく情報を出し惜しみしますね(^ ^;
ここ原作どおり描いておくべきだと思いますよ。

アニメならではの都合といったところなんでしょうが、
ゲームで「皆殺し編」をプレーした人間と
アニメで「皆殺し編」を見た人間には
大きなインパクトの差がでるのは避けられないでしょうね。
ゲームとアニメのこの場面を比較すると、視覚的なインパクトで
ゲームがアニメを上回るという珍しい事態まで起こっています。

情報を小出しにした結果、「真実」が視聴者の予想の範疇に入ってしまえば
そこには「驚き」がなく、つまらない「予想された結果」が残るだけなんですが、
わかっててやってるんでしょうか?>スタッフさん


◆入手できる新しい情報4

ここでの情報はたくさんありますが、
ほとんどがネタバレで公開できません。

まぁ次回以降でもう一度場を設けて説明してくれると期待しておきます。

梨花をもって、「信じるかどうかは半々」か。
アニメの方がなぜか原作より信じる確率が上がってる(^ ^;

※オモチャ屋での略奪

オークションの品物を探しに来た部活メンバーの面々。
羽入もついて来てますね(笑

...ああ、何をここで何を描きたかったのかと思えば
「魅音と大石」の関係修復ですか。

ちょっと演出が下手すぎやしませんか?、何をどうやったら
こんなわかりにくい不自然な演出になるのか〜(−_−;

基本的にチンチロリンを選んだ時点でアウトかと。

チンチロリンには技術よりランダムな確立が多くを占める遊戯なので
大石の卓越した技術と、大石の指導によって部活メンバーが上達し、
自然に仲良くなるという過程を描くにはいたって不適当な
チョイスじゃないかと。

魅音が3回連続でピンゾロ出したって、それを「技術の向上」と見る人と
同じくらい「偶然」とか「意味わからんので流した」って人がいると思いますが。

別に技術が「イカサマ」である必要はない。
トランプピラミッドだろうが何でも良かったんじゃないですかね。

てっきり「サイコロの6」とかけてるのかと思って
わざわざサイコロ用意したのかな〜なんて期待したんですが。


◆入手できる新しい情報5
園崎本家は、興宮で商売を営む一族に低利子、担保・保証人なしで
金を貸している。だからおもちゃ屋の善郎おじさんも頭が上がらないのだ。
店の奥には麻雀牌。
部活メンバーは麻雀についても部活種目になったことがあり知っている。
イカサマ「ツバメ返し」を成り行きからみんなで練習。
大石は後から登場して、颯爽とイカサマを披露。皆、仲良く練習。
大石はいつも富竹・鷹野の死後に「刑事」として現れる。
非番の大石と仲のいい圭一。こんなことは初めてだった。
スゴロクならすべてのサイコロが振る前から「6」が出ると決まっているような。


※赤坂の再登場

地味に得意な麻雀が出てこなくなって、赤坂_| ̄|○

やっぱり、彼が戻ってくるこのシーンはいいですね〜
こんどこそ、何とかなるのではないかという期待も高まりますよね。

赤坂の言を信じるなら、タイムテーブルがものすごく難しい感じになりますね〜
ここだけちょっと複雑で妄想かもなので読み飛ばしてもらってもいいですよ〜

この皆殺し編で、罪滅し編や厄醒し編の記憶を持った梨花は、
「昭和58年6月初頭」以降の古手梨花ですが、
それ以前...赤坂が訪れる昭和53年にも「予言ができる古手梨花」が
いたことになります。

これは、おそらくは、この皆殺し編の世界は自然発生し、
なんら我々の良く知る「世界を渡る58年の古手梨花」の関与なしに、
その世界の「古手梨花」は、いままでの「古手梨花」が積み重ねた
知識経験を元に勝手に行動し、

\嶌笋低い確率で雛見沢に来る
⇒花が赤坂に助けを求める
赤坂は暇潰し編で死なない

の条件を勝手に満たしていたということなのでしょう。
これは確かに「幸運」以外の何者でもないですね。

そして、皆殺し編では赤坂はその「53年の古手梨花」の予言を信じ、
大臣孫救出作戦を放り出して東京に帰った模様です。

彼が病院を訪れたから、雪絵は「遠くで働く彼の同じ空の下に居る事を
感じるため、屋上に上る」という行動をとらなかった。
だから、赤坂雪絵は助かり、代わりにタイルを踏んだ清掃員が落ちた、と。

しかしまずいなぁ〜(−_−;

いままで「世界を渡っている古手梨花は一人」と思っていたけど。
無限に増殖していって、それが前話で書いた、群体「古手梨花」と
マッチングしている可能性に気がついたΣ(゚Д゚;

「予言できる梨花」が世界を重ねるごとに増えて、
それぞれの世界で自立行動しているなんて
とてもじゃないがトレースしきれないよ..._| ̄|○

以上、考察終わり。

そして、皆殺し編の赤坂は梨花を救えなかった悔恨とは無縁です。
しかし、圭一たちと同じように、いつかどこかの世界の記憶を胸に秘め、
鍛錬を欠かさなかったのでしょう。


◆入手できる新しい情報5
赤坂、彼は低い確率で昭和53年に雛見沢にやってくる東京の警視庁の人だ。
・・・彼にSOSを求めたことは何度かあるが、それが実ったことはなかった。
病院の階段はフロアタイルが剥離していた。
それを踏んだ清掃員が転げ落ち、大怪我。
赤坂の滞在は、綿流しのお祭りまで。
「・・・君は雪絵の恩人だ。借りはきっと返すよ。きっと君の力になる。」
「あれから5年、体も鍛えた。経験も積んだ。あの時のような
無様な真似は絶対に晒さないよ。きっと君の力になれる。」
チンピラのバイクを倒すのは圭一。
「・・・消え失せろ三下ども。私の運命を、その程度で邪魔立てできると
夢にも思うな。」
TIPS 「高飛び直前」・・・間宮リナの登場です。この意味がわかる人は
けっこうな「ひぐらし」マニアですよね。


※次回予告

「ホモが嫌いな女子なんていません!」
...とはいえ圭一×大石はさすがにどうか( ̄□ ̄;

2007年08月14日

ひぐらしのなく頃に解 第06話 皆殺し編 其の壱 迷路の法則

今回は、総評としては全体通して及第点の出来ですね。
全体的に原作と比較すると、情報の密度が薄いのですが、
現状でのアニメ視聴者層から見ると、比較的理解しやすい程度と思います。

作画に関しては、一期の同じシーンと比較すると天地の差がありました。
あらためて作画陣には感謝感謝です。シナリオ担当さんには
もうちょっと奥深さを匂わせる演出をしていただきたいところ。

※寂漣は原作・PS版をプレイ済み,コミック既読,ドラマCD未聴です。 
あからさまなネタバレは無しで記入してますので、
コメント等御配慮いただけると助かります。

blogスタンスとしては、露骨なネタバレは避けています
ここ気づいて欲しい考えて欲しいな〜と思うところは
●で別記しています
毎週火〜水あたりに更新予定

今話の放映範囲で、原作ではあるけどアニメで
カットした類の情報は、青字で補ってあります。
アニメ「ひぐらし」だけでは、情報が足りないという方、どうぞです(・∀・)つ旦~

逆に、アニメを楽しむために原作情報は読みたくないんだ〜ヽ(`Д´)ノ
という方は読み飛ばしてください。

今話より、「不可視の存在(羽入)」「迷路の法則(ルールXYZ)」「カケラ」に
関する情報を解禁します


※並列世界の上位世界にたゆたう意識、「古手梨花」と「記憶のカケラ」

この時空の狭間のような空間は、並列世界の上位世界と呼ばれる世界。
浮かぶ多面体は古手梨花の持つ「記憶のカケラ」です、

アニメでは梨花、より詳しく言えば「黒梨花」と呼ばれている方の梨花が、
案内役として「ひぐらし」世界のルールについて説明しています。

私たち視聴者も梨花と同じく、ひとつの世界のなかの圭一やレナたちが知り得ない、
複数の世界に基づく情報を持つ「並列世界を知り得るもの」として扱われています。

※迷路の法則

アニメでは簡略化された2つのルールが提示されていますが、
これ当ブログでは「迷路の法則」と呼び、原作とは区別しようかと思います。

原作では本来は3項目より成り立っており、一般に「ルールXYZ」の名前で
呼ばれていますので、それだけ知っておけばアニメのみ視聴の方も
原作ユーザーに話が通じるかと思います。

で、アニメで提示された法則についてですが、

迷路の法則1 運命の歯車が狂うことで不特定人物が被害妄想により破壊行為を行う

迷路の法則2 富竹・鷹野・梨花の絶対の死

世界に良くない兆候 園崎家の暗躍, 北条鉄平の帰宅

世界についての考察に慣れている人間の多い、原作「ひぐらし」ユーザーと違って、
アニメ「ひぐらし」ユーザーは、とても幅広い層が見ているため、
理解度の上と下にものすごい差があります。

簡単すぎれば、底が浅く見えてしまうし原作とつじつまが合わない
難解すぎれば、見たけどなんだかよくわからなかったと評価されてしまう

このルールの説明をどれくらいの「難解さ」で押さえるかは、スタッフさんに
とっても実に難しい問題だったのではないでしょうか?

個人的には、このシーンものすごく思い入れがあります
ここでのルール説明はとても衝撃でしたΣΣ(゚Д゚;)

ある程度の推測はしていましたけど、ここまで明確でシンプルなルールで
ここまで変化ある世界が構築できるということに衝撃を覚えましたね。

犯人探しなんぞどうでもいいけど、このすごいシステムは
広めなくてはと思ったくらいに(笑


◆群体「古手梨花」について

虚無から生まれ自我・思考・姿を有した存在、
それこそが「古手梨花」とよばれる存在で、数多のくり返しのなかで
自然に生まれていく群体であると説明されており、その数ある意識のうちの
ひとつが、この「ひぐらし」の世界について説明しています。

そして、この「古手梨花」たちは、「もし、この時、こうだったら...?」の
IFの世界が複数あることを知り、それぞれの世界を眺め見ることができます。

わけわからんかもしれませんが、わけわからんまま読み進めてもらってOKです(笑

◆「偶然」

鬼隠し編で前原圭一は園崎魅音・竜宮レナを撲殺してしまった。
「ひぐらし」プレーヤーと「古手梨花・羽入」はそれぞれ「綿流し編」以降の
数々の世界を重ね見ることができるため、彼の撲殺という行動は「必然」ではなく、
前原圭一というコマが元から内包しているものではないことが理解できるはずです。

いくつもの世界を眺め見て、「前原圭一」は「直情的で、思い込みが激しい」
しかし、撲殺に至るような言動こそは
彼にとってのイレギュラーなのです。

◆「必然」

起こすべくして起こる、世界をまたいでも変わらない事柄。

園崎魅音が部活を開く...これは必然
園崎魅音が部活の種目をなにに決めるか...これは偶然

部活を開くことは魅音の強い意志で決められているが、
種目については魅音の思いつきのため、世界によって違っている。

◆3つのルール

ルールX:ランダムな人物が、疑心暗鬼に取り付かれ、凶行に誘われる
ルールY:必然として起こる殺害。富竹ジロウ, 鷹野三四, 古手梨花の殺害
ルールZ:全て園崎家が黒幕としてしまう環境, オヤシロ様の祟りを許す土壌

雛見沢ではこれらの3つのルールが干渉しあい、
万華鏡のような複雑な世界を生み出す。

古手梨花を昭和58年6月に幽閉する3つの錠前...いずれも難攻不落
古手梨花は3つの錠前には気づいていたが、打ち破ることは叶わなかった。

◆ルールYの例外について

「綿流し編」「目明し編」の古手梨花は、園崎詩音のルールXによって殺害され、
他の編を通して梨花を殺害している犯人達によるルールYによって殺害されない。
常に梨花を殺害している犯人たちには、自分たちの標的を失ったことによる
何かの「動揺」があったのかもしれない。他の編と違う何かがあったかもしれない。
...古手梨花は自分の死の後を知り得ない。

◆勝利への道筋

古手梨花は自らの死を覆すためルールYを打ち破らなければならない
昭和58年以降の幸せのためにルールZも打ち破らなくてはいけない
ルールXの温床となっているであろうルールZを打ち破らなくてはいけない

...3つの錠前を昭和58年6月中に打ち破れれば!!

◆圭一の奇跡

前原圭一は罪滅し編において、鬼隠し編の「カケラ」を偶然に知覚でき、
ルールXを打ち破ることができた。

結局、その晩に梨花は犯人達のルールYによって殺されてしまう。
...でも、錠前を1つ打ち破った。初めての快挙だった。

◆心の寿命

古手梨花の寿命はもう尽きかけ、本人もそれに気がついている。
あまりに精神が年を取り、より上位の存在に生まれ変わりつつある。

いずれ、ひとつの広がりしかないこの世界を知覚できなくなり、
並列世界の記憶が入り混じり、記憶の「カケラ」は消え、
古手梨花という精神は喪失されるだろう。

羽入の力も尽きかけている。
かってのように何年も巻き戻せない。
すでにその力は数週間を巻き戻すのがやっとのところまで衰えている。

◆入手できる新しい情報1

「鬼隠し編での全滅」
「綿流し編での梨花の拷問死」
「既視感=知覚できないIFの世界の記憶」


※ロード:裏山で遊ぶ部活メンバーと梨花と羽入(6月第1週)

羽入(はにゅう)の初登場です...いや次回予告で
はっちゃけてたので知ってる人ばかりとは思いますけど(笑

かなり勘が良くて、前期のことをよく覚えている方は
羽入がいきなり現れたことや、圭一たちには見えていないのを改めて見て

「あああぁぁぁーーーーーーΣΣΣ(゚Д゚;)!!!!
...ってことは、つまり、つまり(−_−;;」

...ってなってもいいシーンですね(笑
私もこの辺りで気づいて思いっきりのた打ち回ったんですが(笑

このことは、ちゃんと次話の祭具殿で描いてくれると思うので、
ピンと来なかった方はもう少しお待ちください

ヒントは〜いつもどおり文字で書くとばれてしまうので、
アニメ一期04話, 06話, 16話, 18話あたりを見返せばわかるとおもいます。

「圭一は覚えていますか、綿流しの夜のことを...」
これ「厄醒し編」のことでしょうかね?

「学校の屋根に上ったことは...」
これは、言うまでもなく「罪滅し編」のレナとの決闘のことです。


◆入手できる新しい情報2

「罪滅し編、クラス全員はレナ投降後、入江診療所で診察。
...その帰り道からもう記憶が混濁している。

ハンカチのようなもので口を塞がれて気を失ってというイメージは
あるが、死の直前の記憶は不鮮明なかたちでしか残らない。

わかるのは、帰宅途中か帰宅後に突然襲われて殺されたということだけだ。」

このように、梨花は犯人を目撃したとしてもその記憶を引き継ぐことが
できないというルールがあります。

「羽入とは生まれたときからずっと一緒に居た、それくらい当たり前の存在」


※羽入と晩酌の時間

これ、「厄醒し編」と同じ構図ですね。
確かに前話の「またすぐ会えますです」を皮肉にも再現してます(´・ω・`)サトコ...

梨花に負けじとネガティブ全開の羽入
...次回予告とのギャップがすごいな(゚д゚ポカーン

「あんた、最初から私以外の誰にも見えないじゃない」

●あれ?厄醒し編で沙都子にちらっとみえてませんでした...?


ディフォルメ梨花・羽入がかわいすぎるんですが〜(*´д`*)
つい何回もみちゃったよ

しかし、原作だと食べないで激辛キムチは見せるだけにとどまり
ワインもほとんどオレンジジュースでジュースと区別つけないくらいまで割って
「明日からもがんばろうね」的な流れだったはずなのに、アニメ梨花は鬼ですね(笑

※入江診療所での日常

入江診療所でいつも通りのように入江の診察を受ける沙都子。
これ、注射薬などの入手ルートがどうやら入江診療所らしいというのは、
初出ですよね。

まぁ雛見沢村に他に病院はなくて、沙都子は毎日注射が必要で、
梨花沙都子に自転車以外の足がないことを考えれば、
注射器が出てきた時点で、ここが最も怪しいのですが...

羽入が梨花にいつもぴったりくっついているわけではなく、
離れても行動できることもここでわかりますね

梨花は入江に沙都子の容態を尋ねますが、
入江は沙都子を「容態はレベル3、不治の病である」と評します。

沙都子は鷹野からロールシャッハテストを受けているところから、
この病が精神障害を伴う病であることが伺えますね。

「そのために、ぼくも研究に協力しているのです。
ぼくは入江の大事な大事なモルモットさんなのです。」

これ、衝撃の一言ですよね。

確かに梨花は沙都子の症状について知っているように厄醒し編から
描かれていましたけれど、梨花自身が実験協力者であるとは
わからなかったはずです。梨花本人は注射もしていませんでしたしね。

つまり、入江、鷹野、梨花の3人は少なくとも沙都子の病態の真実を知っている。
そして、知りながら沙都子をはじめ他の人間には伏せていると...

ただ、ひとつ心残りなことがこのシーンにはあります。

このシーンは「沙都子の成長」を見ている側に伝える重要なシーンでも
あったはずなのですが、そのあたりは全面カットみたいですね_| ̄|○

簡単に説明しますと、
ロールシャッハテストで沙都子はアニメのとおりの答えを鷹野に話しますが、
鷹野は「この答えから、例えばあなたの変化を知ることができる」と
沙都子にこのテストの意義を説明する。

「去年はどう答えたのでございますの?」と聞く沙都子に、鷹野は答えない。
悲しそうな顔をする羽入を見て、忘れていた梨花にもおおよその想像がついた。

去年、昭和57年6月は沙都子が意地悪叔母に虐め抜かれた
最後の最後だった。
だけど、ここにいる沙都子には去年の面影は重ならない。

・・・本当に強くなった。
沙都子がいかに悲壮な決意で強くなろうとしたかを、私は知っている。
だからこそ、この一年のたくましい成長が、ほんの少しだけ痛ましかった。



私は、目明し編で沙都子が拷問にあった際に「沙都子はこんなにも強くなった」
みたいな描写があったんですが、少なくとも目明し編の時点で、沙都子が
強くなったと思われるような描写は見られず、「何処が強くなったんだろ?
虐待は悟史が庇っていたのだし、不自然な描写だな〜」と正直思っていたのです。

それがこの場面で氷解した思い出深いシーンです。

沙都子の抱えている病状は非常に根深いもので、この病状の真実を
知っている今から考えれば、まさに兄を自分のせいで失い、
兄の帰る場所を守りたいという沙都子の悔恨の念がもたらした、
奇跡的な回復といっていいでしょう。

それを、構想の時点ですべて知っていたから竜騎士07氏は
ああいう書き方をしたんじゃないのかな...と

気づいている方は多くはないと思いますが、他世界をまたいだ
実に「ひぐらし」らしい名シーンだと個人的には思っており、
できれば時間を割いて描写して欲しかったな〜(−_−;

そして、たぶん竜騎士07氏がここで一番描いて欲しかったのも
沙都子の成長なんじゃないかって気がする今日この頃。
...実際どうなんですかね?


◆入手できる新しい情報3

TIPS 「*代子へ」(不完全版, 後の完全版挿入のときに載せます)
沙都子の容態はL3(−)
鷹野はカルテをドイツ語で記入...梨花は読めない
入江に東京から外線、リサさんから電話
沙都子の注射 3本/day→2本/day
鷹野と沙都子はぬいぐるみ自慢仲間

※魅音の興宮のおもちゃ屋での部活

これ、アニメ第一期なら05話(綿流し編)のシーンとリンクしています。
もしカルタのまま勝負したらどうなっていたかは、見返すとわかりますよ。

本当なら、同じシーン「目明し編」にも入っていたかと思ったのですが、
アニメではカットされてましたね。

本当につまらなそうな梨花の表情ですが、
「なにをやったとしても全部の状況で完璧に先が読めている」という状態を
真剣に考えてみれば、その憂鬱もわかるんじゃないでしょうか?

興味があるわけでもなく、新鮮味があるわけでもなく
わかりきったことをただ繰り返すだけ...

そのうえ、うわべだけは楽しんでいるように驚いているように
装わなくてはいけない
それを百年以上繰り返せば、このやさぐれた態度も無理ないかと

驚きがなくなる。
感動がなくなる。
そして、最後には感情がなくなる。

だから、古手梨花は「初めての感動」に大はしゃぎする。
・・・・・・・・・するように努力する。

この努力をすればするほど、ブラウン管の向こうにいるような
もう一人の自分がどんどん希薄になって遠のいていくのだ・・・。



このシーンは、座卓が別れていないのと、ゲームが全員で共通なのを除けば
ほぼ同じ展開ですね。これはアニメ05話の舞台設定に合わせたんでしょうね。

今回の梨花の席当ての予言は正解でした。
念のため、05話を確認しましたけど、やっぱり同じ配置ですね。


●なぜくじ引きのはずなのにいつも同じ席になるのか?

これには魅音の「部活メンバーに早めに退場して欲しくない」という
「強い意志」が絡んでいること原因があります...つまり魅音は
イカサマで、メンバーが同士討ちしないように配置しているのです。
勝ちあがり戦や別卓でないのでわかりにくくなってますけどね(^^;


●いつもカルタが出てくるのはなぜなのか?

ゲームに関わる人間が同じで、いつも同じ思考に従ってゲームを選んだ場合、
同じゲームに決まる可能性が高いためです。
複数の人間の合意は平均化されやすく、定まった運命は強固になる。

アニメにおいても、マスターは毎回同じ目的と思考に基づいて、
売れ残りのカルタを持ってきているはずです。

ちなみに、原作では負けたらゲームを買い取らなくてはならないという
ルールがあるため、マスターは在庫を処分したいという強い意志のもとに
売れ残りの山の一番痛んだゲームを、どの世界でもいつも持ってくるのです。



最後に梨花の予言のカラクリは、彼女が持つ
別世界の記憶のカケラに他なりません。
それはつまり、彼女が知らないことは予言できないことになります。


◆入手できる新しい情報4
圭一はどの世界でもいつも寝坊、魅音とレナも合わせて遅刻
魅音とレナは沙都子が毎週日曜日にとある検査を受けているのを知っている
「おもちゃ屋での部活」は魅音は数日がかりで準備している(強い運命)
「おもちゃ屋での部活」自体の発生率は低め、魅音の気まぐれで発生らしい
「運命」は川の流れと同じ、流れの強弱を見て流れに乗らないと心をすり減らす。

※イベントのお礼の人形

アニメのみ見ている方で、この袋を見た時点で気がついた人って
実にスルドイですよね(^^

圭一にはどっちに渡すかもうちょっと悩んで欲しいところだよね
そうじゃないと、単に気まぐれで魅音に渡したみたいに見えますよ(−_−;

レナ、いい娘ですね〜
まぁ鋭いレナさんには魅音も欲しがっていたのはバレバレなんですが(笑

人知れず、惨劇を回避した圭一を見て
梨花は再び運命に立ち向かう気力を取り戻します。

この現象「物語進行によるキャラクターの成長」については、
ネタバレコラム・ひぐらしをナナメ読むに別記してまとめてみました

※次回予告

おはぎ, 富竹と鷹野と梨花, 竜宮家か...

雛見沢観光協会、超こえぇ(((((((( ;゚Д゚)))))))
とりあえず、犯人は案内人の牧野、まちがいない(笑

はぁ今回はなんとか大幅遅れにならなくて良かった...(−_−


ネタバレコラム・ひぐらしをナナメ読む

今回は、「物語進行によるキャラクターの成長」に関して

※この事柄は、「ひぐらし」全編を通して説明されていません。
したがって、ネタバレには該当しませんが、
独自での推論にこだわる方には閲覧を推奨しません。
それ以外の方は、「Ctrl」+「A」で反転してお読み下さい。



「ひぐらしのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に解」「ひぐらしのなく頃に礼」を、
「鬼隠し編」から「賽殺し編」の方向に眺め見たときに、

「前原圭一」・・・鬼隠し編・綿流し編・祟殺し編・目明し編の惨劇回避
「竜宮レナ」・・・父親との邂逅, 罪滅し編の惨劇回避
「北条沙都子」・・・兄への依存の改善, 病状の回復, 責任感の向上
「園崎詩音」・・・北条沙都子への義務感
「赤坂守」・・・古手梨花への義務感, 逆包囲戦・近距離格闘戦への習熟

一部の登場キャラクターには、判断力の向上や関係の変化が見られます。
これについては、仮説ですが並列世界であれ、ループ世界であれ、
「ひぐらし」登場人物の、いわば「経験値」はまとめて
プールされているのではないでしょうか?

鬼隠し編の前原圭一, 綿流し編の前原圭一, 祟殺し編の前原圭一・・・が
体験した経験は、すべてこれからはじまる世界の「前原圭一」の背景にあって
その世界の「前原圭一の行動」に影響を与えているのではないでしょうか?

そう考えれば、編を重ねるにつきキャラクターの行動が、キャラクターが
「もし、こうであったなら...」と願った方向にシフトしていっているのも
納得がいくんじゃないかと思います。

そして、特に前原圭一を主人公としている理由は、彼は経験値が上がりやすい
キャラクターなのではないでしょうか?つまり、少しの経験をより多く、
これからの世界に反映できる、これこそ、彼が多くの危機回避ができた理由で、
主人公といっていい資質じゃないかと私は考えます。

...それか経験値を得て、LVアップする限界に制限のない
どこかの主人公と同じ体質でもOKかと(笑

また、極めて主人公っぽい奇跡のイベント「罪滅し編での記憶の共有」は
↑の理由で片付けてもいいのですが、もうひとつ理由があるんじゃないかと
私的には妄想しています。
詳細はまた後に「雛見沢村に伝わる祭具について」に記載予定で。

詩音と赤坂については、他のキャラクターより劇的な変化が見られるのは、
詩音なら自らの手による惨劇、赤坂なら梨花を助けられない、この頻度が
彼らが体験するなかで編の総数のなかで割合が高いせいじゃないでしょうか?

そう考えると、結構唐突な関係の改善などが、
実に自然に見えたりしませんでしょうか?

ネタバレコラム・ひぐらしをナナメ読む


「セーブ&ロード型世界」について

「ひぐらし」の考察を行っている方には、
いまさら説明するまでもない事柄ですが、

「ひぐらしのなく頃に」はよく「ループ型」世界と呼ばれます。
その一方で、この世界感は「並列世界」をモチーフにしています。
そして、原作者竜騎士07氏は「セーブ&ロード型」と呼んでいます。

個人的なまとめ...というか思いつきのメモ書きに
近い感じなので、間違っているところとか多々ありそうですし
竜騎士07氏の頭の中にある構図が似たようなものなのかさえ、
私にはわかりませんが、念のためまとめてみました。

並列世界と時間論に詳しい方、ご指摘いただけると嬉しいです。


※この事柄は、全編を通して説明されていません。
したがって、ネタバレには相当しませんが
本来、作中で独自に推論すべきであり、「皆殺し編」終了以降の閲覧を推奨します。
「Ctrl」+「A」で反転してお読み下さい。




まず、はじめに「セーブ&ロード型世界」は「ループ型世界」の亜種かと思います。

「ひぐらしのなく頃に」の主人公は「前原圭一」で間違いなく、
「古手梨花」もしくは「Frederica Bernkastel」が語りべ
のポジションにある物語です。

とても雑な時間軸で恐縮ですが(−_−;
古手梨花を中心として時間軸を組みなおすと

古手梨花誕生

古手梨花、古手梨花惨殺事件で死亡

羽入、梨花の情報をセーブ&時間を遡って梨花の情報を
その世界の古手梨花にロード

「暇潰し編」(昭和53年以前に戻った)

古手梨花、古手梨花惨殺事件で死亡

羽入、梨花の情報をセーブ&時間を遡って梨花の情報を
その世界の古手梨花にロード

「鬼隠し編」

古手梨花、古手梨花惨殺事件で死亡

羽入、梨花の情報をセーブ&時間を遡って梨花の情報を
その世界の古手梨花にロード

「綿流し編」

古手梨花、園崎詩音によるルールYによって死亡

羽入、梨花の情報をセーブ&時間を遡って梨花の情報を
新しい世界の古手梨花にロード





「皆殺し編」

「祭囃し編」

「賽殺し編」(ループ終了)

ここで、このとても荒く組んだ時間軸に疑問が生じます。

1)古手梨花は100年以上も世界を繰り返しており、
 「レナによる学校爆破が行われた世界」「裏山にこもったが逃げ切れなかった世界」
 などについての知識も持っている
 
 これは、つまり我々が知る「○○し編」以外の編も梨花は体験していることを
 示します。これらの世界も梨花の時間軸には組み込まれなくてはなりません。

2)「昭和58年6月の梨花の年齢」以上の歳月を羽入は巻き戻せない?

 「セーブ&ロード型」の概念として、羽入は梨花の記憶を梨花が死んだ時点で
 セーブして、それを遡った世界の梨花に対してロードすることで、梨花は
 多大な別世界の知識を得ていると仮定します。

 その際、ロードする対象となる古手梨花が必要となるため、遡った世界には
 最低でも古手梨花が生誕していなければなりません。

3)「○○し編」は重複していないだろうか?

 例えば「暇潰し編」は昭和53年の物語です。この後成長した梨花が
 何事もなかったように昭和58年の物語に参加していても、
 見分けることは困難です。たとえば、雛見沢大災害は起こっている
 熊谷は行方不明、大石は生存といった部分情報から割り出しきれない
 のが現状と思われます。

一方、羽入やFrederica Bernkastelに時間軸を固定すると、話がものすごく
太古まで遡る上に、かれらが果たして人間と同じ様に世界を知覚しているかは
ものすごく疑わしく、こちらも迷宮入りになってしまいますよね。

彼女らに関しては、時間も空間も世界も区別されているのかすら疑わしく、
世界を観察する基点も基準も単一とは思えないところがあります(^^;

今後とも、考察は続けて行い補完したいところですね。