4c4a9363.jpg昨日は朝から降りそうで降らない曇天が一日続いた。突然の供養が入った為、予定していた専願の護摩が午後からにずれ込んでしまった。

関東に住んでおられる信者さんが怪我などの不幸続きで気にかかり、護摩を焚いてほしいという依頼で遠隔ではあるが当病平癒の専願で護摩を焚くこととなった。

施主さまに送る御守を用意して、護摩に臨んだ。九月になったとはいえ、まだ三十度近い気温で汗がしたたり落ちる。順調に祈願が進み、火天段もうまくいった。

ところが、百八本の護摩木〔乳木〕を投げ入れている最中に突然火が消えた。
しばらくしたら火が着くだろうとその投げ入れる手を止めなかったが、なかなか火があがらない。

こんなことは初めてである。仕方なく手を止め、ろうそくの火をもらった木を差し入れると、ボッという音とともに勢いよく燃え上がった。濃霧のような煙で目が痛い。

勢よく上がった火はまるで生きているかのように左右、上下に大きく揺れる。今までに見たことのない炎である。

ここでのコメントは差し控えるが、異様な邪鬼のようなものを感じつつ何とか無事に焚き終えた。最後に御守を祈念して降壇したが、思ったより身体が軽かった。思うにそんな悪鬼ではなかったのであろう・・・。

護摩堂の外に出ると霧雨が降っていたがすぐに止んだ。地域的にはかなり降って被害が出ているところがあるというのに、逆にこの辺は余り降らない。池の大きな鯉の背びれが水面に出て泳ぎにくそうにしている・・・。