“前門の虎、後門の狼”と言うが、日本はまさにそんな感じだ。支那、北朝鮮、韓国、ロシアは虎視眈々日本を狙っている。アメリカもかつては日本に牙をむいた。そんな中で存立を保つことは至難の業である。しかし、それをやらなければ、忽ち侵略されるか属国にされてしまう。

 その存立を保つのが外交であり、軍事だ。そして、外交関係を良好に保って貿易をする。日本は資源小国だから、資源を輸入して加工する。それを売りさばいて収入を得る。それが日本の稼ぎである。稼がなければ食っていけないのは、国家も家庭も同じだ。
 家庭では主として夫が稼いで妻はその夫を助ける。国家は政府が稼ぐ環境を整えて、企業が稼ぐ。企業を支えるのは従業員である。

 当然国家の方は複雑な仕組みとなる。その仕組みを運営するのが政府である。運営に失敗すると、国家が倒産する。それは国家も企業も、あるいは家庭も同じだ。親父が働かないで酒飲んでいれば、家族は飢え死にする。社長が高給とってゴルフや愛人にうつつを抜かせば会社は倒産する。首相が韓国に謝り続けなければならないとか、靖国神社にA級戦犯が合祀されているから参拝しないとか、憲法改正は緊急性がないとか言っていれば国家は迷走する。

 今度の自民党総裁選挙はその国家の運営を任せる人を選ぶ選挙だ。我々は選挙権がないが、政党制間接民主主義をとっている以上仕方がない。国会議員選挙ですでに我々の意思表示はしてある。

 反日マスコミ、反日左翼の安倍下ろしの嵐は凄まじいものだが、それは、安倍首相が日本を強くすることが分かっているからだ。日本弱体化を目的とする反日勢力の後ろには、虎や狼の影がちらほらする。安倍首相ほど彼らに狙われた首相はいない。逆に言えば、そのことが安倍氏の正当性、愛国心、優秀なことを裏付ける。
 石破下ろしの声は聞こえない。彼は反日左翼にとって邪魔な存在ではないからだ。むしろ、歓迎すべき、くみしやすい人物だと思っているだろう。反日左翼の思い通りにさせないのが、我々の願いだ。