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896: 21/04/29(木)02:24:19 ID:Co.mx.L1
今から20年以上前、まだネットも存在していない頃の話。
実家から少し離れた場所にタコ公園と呼ばれる、タコの形をした滑り台の置いてある公園があった。
友達と一緒だったか一人だったかもう覚えてないけど、初めてタコの形をした滑り台の中に入った時がもう衝撃だった。




896: 21/04/29(木)02:24:19 ID:Co.mx.L1
なんでって、そこは人の悪口パラダイスだったから。

「◯子は遊び人!◯ね!」
「△子ムカつく!消えろ!」
「最近×子調子に乗ってな~い?」

とか、内容なんてほとんど覚えてないけど大体こんな感じの悪口や噂話が、タコの形の滑り台の内部にマジックか何かでびっしり書いてあったんだ。
当時小学生だった私は、それを見て怖いとか嫌だとかではなく、なにこれ面白い!と思ってしまった。
悪口の言葉の意味をまだ理解できない年齢だったけど、そこにあるのは明確な悪意や負の感情だってうっすらわかってたけど、それも含めて面白いと思った。
なんだか大人の世界を垣間見たような、人の頭の中を覗き見たような、そんな気がしてわくわくした。

特に近所ではなかったのでそのタコ公園にはその後あまり行かなかったと思うけど、あのタコ公園での落書きがある意味私の原点な気がしてならない。
中高生くらいでネットや匿名掲示板が出てきたけど、とても楽しくてわくわくして仕方なかったから。
もちろん誹謗中傷や悪口を言うのは良くない事だって当時も今もわかっている。
私がわくわくするのは、こんな醜い悪口を書いている人たちがどんな顔をして日常生活を送っているのかなとか、普段は当たり障りなく過ごしている人たちもこういった負の感情を持つんだなとか、そういうこと。
もちろん、自分自身が特に被害を受けた事がないからそんな悠長な事を言っていられるんだろうけど。

ネットが登場するまでは、親が買ってきたり病院などに置いてある女性週刊誌や女性作家のエッセイなどを読むのが好きだった。
当時から幼心に「こんな事ある?本当かよ?」と思うような記事がたくさんあって、「大人の世界はすべてが真実とは限らない」みたいな事もそこで学んだ気がする。
今の子たちは小さい頃からネットもあればスマホも一人一台の時代だろうから、初めてネットの世界に触れた時は一体どんな感想を持つのだろうか。
私が経験したあんな小さい公園のタコの形の滑り台の内部の落書きだけじゃなく、世界中の人の思想に触れる事ができるわけだから、うらやましいような、そうではないような。

タコの形の滑り台に関する裁判のネットニュースを読んで思い出したので書いてみた。

897: 21/04/29(木)06:53:04 ID:Bf.mx.L1
>>896
悪口パラダイスって、その滑り台はなんか呪われてそう

898: 21/04/29(木)10:13:32 ID:PF.ef.L1
>>896
趣味の2ちゃんでさんざん書かれまくった 
会ったことも無い人に自分の正体がばれなければこんなひどい事言えるんだなぁって思った
いやだったのは、会った事がある人だとわかる内容で悪口書かれた事
会ってる時にはみんな親切な感じいい人ばっかりだったのに、そのうちの何人かがこう思っているんだ、ってのが衝撃だった
もちろん、「自分は会った事あるけどそんなことはなかった」って書いてくれた人もいたけど
そういう人まで一緒に悪口書かれたので、自分の正体がばれないと思うと人間ここまで卑しくなるんだ、と思った


編集元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その28