FX(外国為替証拠金取引)で勝つ人・負ける人はどのような手法、思考なのかを、具体例を挙げて纏めました。
FXは、負ける人が8割以上とも言われていて、勝つ(トータルで利益がでている状態)のがとても難しい金融商品です。
株は、長期保有さえしていれば、上昇する性質があるため、インデックス(平均指数)に継続的に投資していれば勝ちやすいものですが、FXは上下を繰り返し、ちょっとした政治的に不安定な動きや思わぬ経済指標ができると群集心理で大きく上下に振れ、買い方(ロング)や売り方(ショート)の損切をすぐに食ってしまいます。
また、ストップ狩りと呼ばれる胴元の仕掛けや、組織的な売買、銀行機関などの大口の意図によっても大きく上下することが負けやすい要因となっています。

それでは、そんな中勝っている人の特徴から見ていきましょう。FXで勝てていない方や、始めたばかりの方にはとても参考になると思います。勝っている人の特徴をすべてマスターできたらきっと大勝できるはず!

FXで勝っている人の特徴

コツコツ稼ごうとする【複利の力】

FXは少ない証拠金でレバレッジをかけて取引ができるのが特徴ですが、だからといって、決して大きなロットで勝負せず、コツコツ稼いでいます。
コツコツというのは、100万円の元手とした場合、一日に増やすのはせいぜい数万円程度といったところです。レバレッジをたくさんかけて一気に稼ごうとせず、数パーセントの勝ちを積み上げて複利の力を最大限発揮して稼いでいます。
スキャルピングでの取引が主で、保有期間を短くするためにナンピンすることもあります。
大きなロットを張った場合は、すぐに利確し、少ないロットで入った場合は、利益の幅を増やすといった手法をとっています。
これは、リスク管理上非常に優れた手法で、これを徹底できるマインドになれるかどうかが勝てるかどうかに直結しています。
動画の客寄せで、少額で大きなロットを張って短期間で二倍にしたというのは企画用のトレードであって、日常的にはコツコツとやっています。
FXでは、コツコツドカンという言葉があり、小さくコツコツ買っても、負けるときはどかんと大きく負けるといわれていますが、買っている人は大きく負けないように、常に細心の注意を払っています。
このような手法をとって売買している億トレーダーを紹介します。
ポールジモンさん(ジョニーさん) 与沢翼さん akiさん SHINNさん

損切が苦ではない(必勝法は無いと心から理解している)

FXで勝てる人は、全勝することは不可能で、どんなに頑張っても6勝4敗や7勝3敗だということを心の底から理解し、刷り込み、徹底しています。
なので、負けて損切するのも必要な負けと考えて、いちいちストレス過多にならないようにしています。
覚悟ができているというのも大きいでしょう。負けは幾らまでそこまでは覚悟しているといった具合ですが、チャートの動きによって常に覚悟の基準が変動するので、これができるのは相当大変だと思います。日常生活で覚悟を更新するような心の動きは無いに等しいですからね。
損切したときに、なぜそうしたか、エントリーポイントは適切であったか、損切後、どこまで逆にいったかを記録し、すぐに分析することで、次のトレードの勝率を高めようとしています。

とにかくトレードに集中する

スポーツにしても勉強にしても仕事にしても、プロフェッショナルになるために、楽しみながら1万時間の壁を越えることは重要で、FXで勝っている人もそうしています。トレードする時間はほかのことに目もくれず、一心不乱にやっています。終えたあとの反省やメンタル維持も怠りません。損小利大となるエントリーポイントを見つけようと必死です。
負けてお金を失う恐怖心よりも、好奇心や、向上心が強く、絶対に勝ってやるという意識で分析や、自分の思考の整理を行っています。トレードだけでなく。多くの投資関連本を読み、メンタルトレーニング関連本で自己肯定感や自己効力感を養う知識を身に着けています。

群集心理を分析している

値動きから群集心理を分析することで、次にどう動くかを読んでいます。多くの投資家が移動平均線などを意識して売買していることを注視しています。インディケータの数値は参考にはするものの、値動きから群集心理を分析しています。
具体的には、抵抗線や指示線、押し目、トレンド転換の間隔やボリュームを見て次の動きを予測しています。
チャートの画面の向こうにいる大勢の投資家達のマインドを値動きから汲み取り、自分のトレードに反映させています。

逆張りする

FXで勝っている人は順張りせず、逆張りします。
順張りは、いつ逆行してもおかしくないタイミングでポジションをもってしまうため、どうしても利が薄くなってしまいます。
逆張りは、落ち切ったところや、上がり切ったところを見つける必要があり、直近の動きとは逆のポジションをとるため、勇気がいりますが、買っている人は、逆に動き出すタイミングを手中して見切っています。
移動平均からの乖離など、値が適正価格に戻る瞬間をとらえるために、経験を費やし、日々研究しています。
このような手法をとって売買している億トレーダーを紹介します。
ポールジモンさん(ジョニーさん) 与沢翼さん akiさん オーリーさん(ダイスケさん)

アービトラージ(裁定取引)を使う

FXで勝っている人は、アービトラージ(裁定取引)の手法も使います。複数の取引所をウオッチしたり、異なった通貨ペアを複数ウオッチすることで、より低リスクで確率の高い取引を行います。この手法は限られたタイミングでしか実施できないため、必然的に市場をウオッチし続ける必要がありますがそれを苦にしなかったり、タイミングを逃さないツールを使っています。

プロスペクト理論に打ち勝っている

FXで勝っている人は、プロスペクト理論を理解し、それに打ち勝っています。プロスペクト理論とは、人は損をしたくないあまり、損の痛みが通常時の2~2.5倍になるというものです。投資の場合は、含み益がなくなっても損したと感じるため、日常的にプロスペクト理論に悩まされることが多く、これに対処できるかが非表示大きなカギとなっています。

固定観念を持っていない(つくらない)

「過去にこう動いたから次もこうなるはず」とは考えず、6割ぐらいはこう動きそうと考え、常に慎重に疑い緊張感をもって手中してトレードに臨んでいます。
どんなに自信のあるエントリーでも常に逆に動く可能性を持ち続けています。

エントリー前に自分なりのストーリーを構築する

FXで勝っている人は、エントリー前に、自分なりのストーリーを構築しています。
具体的には、この法則になっているから、リスクリワードが良いはず、ここまで戻るのが期待できる、ここを割ったら切るといった具合です。予めストーリーを立てておくことで、当てが外れた場合に余裕をもって備えることができ、外れた要因を次に活かすことができます。
エントリー後の心の平静を保つために欠かせない行為です。


指標の結果を気にしない

FXで勝つ人は指標があること自体は気にしますが、重要なのは、指標の結果を受けて、投資家達のマインドがどう変化したかを値動きから推測することだと考えています。ですので、指標が良そうよりよかった、悪かったは気にしていません。

時間を無駄にしたと考えない

プラスマイナスゼロで終わった場合もマイナスになった場合も、画面に向かって集中していた時間が無駄になったとは考えず、次はどちらに動くかということだけに集中しています。
決済後の自分の予想との乖離を常に振り返り、記録し、次に繋げています。

ゲーム感覚で高い目標を持ってやっている

お金を得る、失うということに関して、鋭い感覚は保ちながら、一方で、たかがお金とか、破産しても命までは取られないとか、割り切って考えています。
このような考え方は非常に大切で、いきなり大きく買って気分が良くなって無駄遣いすることもなく、含み益や、含み損で一喜一憂せず常に平常心を保っています。
脳の恒常性維持機能に負けないように、常に高い目標を持って、認知的不協和とも折り合いをつけ、トレードに臨んでいます。

周りに止める人がいないorいてもスルーできる

FXは大きく張るほど家族、恋人、友人、SNS繋がりの人に止められることが多くなります。
根拠なく、いつか破産すると口酸っぱく言われます。FXの知識がある人からは、そんなやり方では・・とよく突っ込まれます。
FXで大勝している人はそういった周囲の雑音を上手く受け流しています。スルーするのも心の鍛錬がいること(受け流したつもりでも無意識に聞いてしまうことが多い)なので、すぐにできるというものでもありません。
人のいうことを鵜呑みにしないというのも大事なことで、自分がエントリーを決めて自分で振り返ることで多額のポジションや資金管理をメンタルを壊すことなく行っています。
FXのグループをつくってメンタル管理を行っている方々もいますが、そういった場合は、既に同じようなメンタルにある人だけを募っています。

いかがでしたでしょうか。実はどれも頑張れば自分にもできるというものばかりではないでしょうか。
続いて負けている方の特徴を見ていきましょう。
基本的には、買っている人の特徴の逆になります。負けている方は、当てはまるものがないか自分を客観視してみると良いでしょう。

FXで負けている人の特徴

必勝法があると信じている

FXで負けている人は、必勝法や勝てるノウハウ・テクニック、ツールがあると信じています。
これは学校教育の弊害で、問題があってその答えは一つという垂直思考に縛られているためです。
相場で勝つための手法は常に変化し続けていて、情勢も変化し、群集心理に影響を与えているため、ずっと勝てる理論や、テクニックは存在しないのですが、答えがあると信じています。

エントリーの理由が値ごろ感

今は直近で安めなので、買いといった理由で買ってポジションを持ってしまう方は負けてしまう傾向にあります。FXはボラティリティが高く、直近からすると安い、高いと思ってしまうことが良くあります。高くなりすぎ、安くなりすぎを、値ごろ感だけで安易に判断してしまうとすぐに反転して損失となってしまいます。

一度に大きく儲けようとする

FXの魅力は少ない資金で大きな利益を出せることですが、資金に対して大きなロットで入りすぎると、マインドをコントロールすることができなくなって、良いトレード(最初に想定したトレード)ができなくなってしまいます。
値動きの予想は当たっているのに、結果的にマイナスになっているしまうのも、心理的な要因によるために起きていることです。

インジケータを指標にしてしまう

インジケータは、値動きのトレンドを分かりやすく図示してくれるものですが、これに気を取られると、実際の値動きや、投資家達の群集心理がどのように変化しているかということを考えなくなってしまいます。
インジケータが示す値ごろ感は、単に値動きの結果を表しているだけであって、今後どう動くかの予測とは、異なりますが、ついついインジケータに頼ってしまいがちです。
たくさんのインジケータを使えば、勝てる精度が上がると思ってしまうのも良くない思い込みです。
インジケータを頼りにすることで、心理的負担を軽減することはできますが、勝率の向上にはならないことが多いようです。

負けた理由を分析しない

負けた理由を次のトレードに活かすことができないと、FXで勝つことは大変難しいのですが、負け続ける方は、負けた理由を分析しないか、書き留めて復習しないなど、自分の中に落とし込めていない状態です。そもそも、エントリーした理由が、サインツールが示していたとか、なんとかく値ごろ感があった、移動平均から乖離していた程度であれば、負けた理由を分析するに至る理由もありません。

待っているのが退屈

FXはポジションを取った後に値動きが少なくなって、退屈になることが良くあります。かといって、値動きが激しい時間しかトレードをしないと、他の時間が退屈になってしまいます。
トレードしていない時間が長いと、あたかも機会損失をしているかのような錯覚になることがあるのも負けている方の特徴です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。FXで勝てていない方は、勝てている人と同じ手法・同じ思考を真似してみるのが一番近道ではないかと思います。(チャーチストになって、機械のような感情を押し殺したトレードになりますが・・)
ツール系の販売を促進しているサイトでは、真似はNGと喧伝していますが、どの分野もプロを真似て盗む(自分のものにする)ことから始めることが多いので、FXも真似はアリだと思います。
FXは終わりなき戦いですが、「ロスカットを入れるポイントがエントリーポイント」この金言を実践して勝っていきましょう!