- 1: すらいむ ★ 2024/07/26(金) 22:04:11.80 ID:Mneu4oGa
- 兵庫県立大、アンモニア固体を常温においても安定化させることに成功
兵庫県立大学は7月25日、-78℃以下で凍結するアンモニア(NH3)の固体を、常温においても存在させることに成功したと発表した。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
マイナビニュース 2024/07/26 18:52
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240726-2993427/
論文
Stabilisation of solid-state cubic ammonia confined in a glass substance at ambient temperature under atmospheric pressure
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2024/ra/d4ra00229f
引用元: ・【化学】兵庫県立大、アンモニア固体を常温においても安定化させることに成功 [すらいむ★]
- 2: 名無しのひみつ 2024/07/26(金) 23:43:49.40 ID:MACnWkVm
- コレは水素利用に朗報
- 3: 名無しのひみつ 2024/07/27(土) 00:08:11.27 ID:gL+vEaGz
- もれたら危険だとか言われてたがそこら辺がマシになるのかな石炭火力でも使えれば設備投資も不要か
- 4: 名無しのひみつ 2024/07/27(土) 00:34:13.42 ID:uwHmmEpW
- メタンハイドレートがアップを始めました。
- 5: 名無しのひみつ 2024/07/27(土) 12:33:25.10 ID:NIy5e1Lx
- なんか滅茶苦茶有用そう
- 7: 名無しのひみつ 2024/07/28(日) 09:09:16.51 ID:t2BcNxsE
- ホウ酸アンモニウムとは別物?
- 11: 名無しのひみつ 2024/07/30(火) 18:54:01.64 ID:0hDxHRJ4
- >>7
化学式で書くと
アンモニア→NH3
ホウ酸アンモニウム→(NH4)3BO3
って具合で全くの別物だよ
(Nは窒素、Hは水素、Bはホウ素、Oは酸素)
言ってみれば塩酸と食塩(塩化ナトリウム)くらい違う - 16: 名無しのひみつ 2024/07/31(水) 09:40:35.88 ID:CGP+n8Ks
- >>7
同じこと思った
NH3がNH4+イオンとしてではなく、分子として存在してる証拠はあるのかと - 17: 名無しのひみつ 2024/07/31(水) 14:42:02.37 ID:aI4KgEEp
- >>7
It is noteworthy that in the cubic boron nitride (cBN) crystals, the covalent bond between a boron and a
nitrogen atom is exceptionally strong. Similarly, a strong B?N bond27 is formed at the interface between
the NH3(cr) and the B2O3(gl)?B(OH)3(gl) glass matrix.
だから、ホウ酸アンモニウムと同程度の強さで、ホウ酸ガラスの表面にアンモニアがくっついてるってこったね
もちろん、そのアンモニアを取り出すには、ホウ酸アンモニアを分解するのと同程度のエネルギーが必要www - 19: 名無しのひみつ 2024/07/31(水) 16:24:18.96 ID:CGP+n8Ks
- アンモニア分子が結晶状に存在することはXRDで確認したわけか
でも結局>>17の言うとおりで、安定に存在するということは分解にそれだけエネルギーが必要ってことでホウ酸アンモニウムを分解するのと変わりないから、
化学的には面白くても実用上の意味はなさそうだな - 8: 名無しのひみつ 2024/07/30(火) 17:22:06.53 ID:tLKhB3Jg
- 逆に高温まで安定しすぎて使うときに加熱するのが大変だったりしてw
- 10: 名無しのひみつ 2024/07/30(火) 18:39:35.94 ID:BCCPc7al
- ニトログリセリンを珪藻土に染みこませて安定化するのと似ている
固体にすれば安全 - 12: 名無しのひみつ 2024/07/30(火) 19:07:50.09 ID:dDTPS4qG
- 常圧で?え?凄いんじゃないそれ?
- 13: 名無しのひみつ 2024/07/30(火) 19:29:55.49 ID:6LwHn2TE
- 面白い研究なんだけど、固体化するときも、固体からアンモニアを取り出すときにも、
わりとエネルギーが必要になるよね?
輸送用というより、超長期保存用としてなら便利に使えそう
まあでも、「常温」が40℃を超えちゃってるからなあ…… - 20: 名無しのひみつ 2024/07/31(水) 16:53:40.14 ID:CGP+n8Ks
- あとTable 2の(II)式、五ホウ酸アンモニウム四水和物の熱分解の式が意味不明
NH4B5O8・4H2O(cr) ←→ NH3(g) + 4H2O(g) + 2B2O3(gl) + BHO(g) + 1/2O2(g)
安定な3価のホウ素が加熱しただけで自発的に酸素を放って不均化してBHOなる謎の化合物を作るとは思えんが、何だこれ? - 21: 名無しのひみつ 2024/07/31(水) 23:43:10.92 ID:gDx9qYHg
- ホウ酸(H3BO3)はブレンステッド酸ではなくて(H2BO3- + H+のような解離は起きない)ルイス酸として振る舞うそうなので、
NH3と反応させるとBの空軌道にNの電子対が配位した錯体(HO)3B←NH3になるんじゃないかと思う。
で、それが形式的にホウ酸アンモニウムと呼ばれているとするなら、ここでできているのはホウ酸アンモニウムそのものなのでは? - 22: 名無しのひみつ 2024/08/01(木) 16:32:41.71 ID:rh8LuKKY
- >>21
なるほど
でもその錯体が固体アンモニアと同じX線回折パターンを示すことはないと思う
(五ホウ酸アンモニウム四水和物とアンモニアボランの存在はXRDで確認されてる) - 23: 名無しのひみつ 2024/08/02(金) 16:27:34.19 ID:L7RT7ckm
- >>21
ホウ酸水溶液は弱酸性だから普通にアレニウス酸やブレンステッド酸としてふるまうと思うけど
ブレンステッド酸としての性質がなかったらそもそも水に溶けてもH3O+を生成しないんだから
溶液が弱酸性になることもないのでは?
安定化することに成功しとるわ。