2022年11月01日
宿題忘れた児童、授業受けさせず机ごと廊下に 京都の小学校で不適切指導
洛南高付属小(京都府向日市)の教員が、宿題を忘れた児童を机ごと廊下に出し、授業を受けさせないなどの不適切な指導をしていたことが31日、分かった。この問題を受け、同小は顧問弁護士に依頼し、校内での体罰やハラスメントに関する調査を実施している。 同小によると、3年生の担任1人が、宿題を忘れた児童に対し、廊下で宿題をさせる指導を繰り返し行った。廊下に出していた時間の長さは不明だが、その間児童は授業を受けられなかった。他の教員も廊下の児童を気にして声をかけることもあったが、問題とまでは考えていなかった、という。 10月上旬に保護者からの指摘があり、学校側が不適切な指導と認識した。同小は全教員を対象に指導に関するアンケートを実施したところ、廊下で宿題をさせる当該担任のほかにも、腕を引っ張って指導する教員がいることが判明。教員アンケートでは明らかにならなかったが、保護者からは、当該担任が暴言を吐いたり、児童が提出したプリントやテストを丸めて投げ捨てたりする威圧的な言動を繰り返しているという訴えもあったという。 同小は10月28日、保護者説明会を実施。追加の調査が必要だとして、弁護士を窓口とした教員と保護者へのアンケートを実施すると説明した。結果が判明次第、内容を改めて保護者に伝えるという。 余根田聡校長は「指摘を受けて全教員に注意した。反省し、今後の対応に生かす」としている。同小は、進学校として知られる私立洛南高(京都市南区)の付属校。
2022.11.1 京都新聞から転載
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