日本脳炎の予防接種後、岐阜県の男児(10)が死亡した問題で、厚生労働省の専門家小委員会は31日、因果関係などを検討、評価する会合を開き、「接種行為が関係した可能性は不明だが、ワクチンとの関連は低い」と判断した。

 同会は引き続き調査が必要とした上で、「ワクチンの危険性が高まったわけではないので、予防接種の中止は行わない」とした。

 専門家からは男児が発達障害で3種類の薬を服用し、うち2種類が併用を認められていなかったことや肝機能障害が見られたこと、注射自体が与えたショックの影響が否定できないとの意見が出された。

 5歳以上10歳未満の子供が7月、接種から約1週間後に急性脳症で死亡したケースについては、ウイルスによる感染症が原因の脳症の可能性が高いとされるが、「原因が分からない以上、(接種との)因果関係は不明」とし、継続調査が必要とした。 

(2012.10.31 ヤフーニュース)