首掛け式浮輪を使って入浴させた乳幼児の事故が相次いでいるとして、消費者庁と国民生活センターは27日、空気量を確認した上で正しく装着し、使用中は洗髪などで子供から目を離さないよう、消費者に注意を呼び掛けた。日本小児科学会や東京消防庁などが把握した事故には、水死につながりかねない深刻な事例もあった。


 事故は、
(1)親が入浴時、6カ月の乳児を浴槽に入れ、2、3分、目を離して気付くと浮輪のベルトが外れていた。乳児は鼻の下まで湯に漬かっていた(2月)

(2)親が1、2分、シャワーで自分の髪をぬらした後で浴槽を見たところ、4カ月の乳児の浮輪が外れ、うつぶせで浮いていた(3月)―など4件に上る。いずれも命に別条はなかった。


 国内では英国メーカーの浮輪が主に流通しており、約30万個が販売された。C字形の開口部を首の後ろにし、上下のベルトをはめて使用する。ただ国民生活センターのテストの結果、空気が十分入っていなかったり、ベルトを外していたりした状態では、鼻が浮輪の下に下がったり、浮輪が外れる可能性があったという。

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