育児・子育て ニュース

育児・子育てに関するニュースを掲載しています。 特に乳児・幼児をお育ての保護者の方に知っていただきたいニュースを紹介しています。

幼児

「ボールプール」で3歳男児が指切断 ネットに挟んだ可能性 千葉

4日午後1時半ごろ、千葉市稲毛区長沼原町のショッピングセンター「フレスポ稲毛」の遊戯施設「ファンタジーキッズリゾート」の遊具内で、同市若葉区の男児(3)が左手中指を切断する重傷を負った。遊具のネットに指が入るほつれがあり、そこに指を挟んだまま転倒したとみられる。

 千葉北署は業務上過失傷害の疑いもあるとみて、安全管理に問題がなかったか調べている。

 同署などによると、男児が遊んでいたのは「ボールプール」と呼ばれる遊具。空気で膨らんだ大型テントの中に小型のボールが大量に敷き詰められており、子どもがその中で遊ぶ仕組み。出入り口に張られたネットの一部がほつれていた。

 運営会社「ファンタジーリゾート」(東京都新宿区)は札幌市などに同様の施設があり、遊具の安全確認を急いでいる。

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<幼児>夜更かし大幅減 なぜ?

10年度の幼児健康度調査で、10年前(00年度)より夜更かしの子どもが大幅に減った。背景に何があるのか。【下桐実雅子】

 幼児健康度調査は全国の満1歳から7歳未満の未就学児が対象。日本小児保健協会が1980年度から10年ごとに実施し、今回で4回目だ。

 10年前の調査(00年度)では就寝時刻が「夜10時以降」の子どもが全年齢平均で50%を占めたが、今回は29%に減少。2歳児では59%もいたのが35%に激減、20年前(41%)よりも減った。

 起床時刻も早まる傾向がみられ、午前7時に起きる子どもの割合は変わらなかったが、午前6時に起きる割合が25%で、10年前(11%)より倍増した。

 なぜ「早寝早起き化」が進んだのか。調査研究の代表者、衛藤隆・日本子ども家庭総合研究所副所長(小児科医)は「今回の調査では、経済状況を反映してか、母親の就労割合が増えている。出勤時刻が決まっていれば親も夜遅くまで起きていられず、子どもも早く寝るようになったのでは」と推測する。

    ◇   ◇

 「皆さんは毎日何時に寝ますか」。今月7日、東京都荒川区立汐入東小(羽中田彩記子校長)で、東京ベイ・浦安市川医療センター長の神山潤さんが呼びかけた。眠りについて学ぶ授業に聴き入ったのは4~6年の児童と保護者たち。午後10時前後の子が多かったが、中には「0時過ぎ」に手を挙げる子もいた。

 神山さんは、日本の小学5年生の平均就寝時刻(06年)は午後10時10分なのに対し、米国の小学4年生は同8時35分、中国は同9時で、日本の子どもの宵っ張りぶりを指摘した。

 「ヒトは寝て食べて出して(排せつして)初めて元気が出る。寝たいな、食べたいな、という体の声をよく聞いてください」

 神山さんは医師や保育関係者らでつくる「子どもの早起きをすすめる会」の発起人。99年に自身が行ったアンケートや00年度の幼児健康度調査の結果に危機感を持ち、01年に活動を始めた。全国の幼稚園や学校などで睡眠の大切さを説いて回る。文部科学省も06年に「早寝早起き朝ごはん」運動を始めた。

 神山さんは夜更かしが減った調査について「一部の家庭ががんばった結果だと思う」と話す。「最近でも、幼稚園や保育園の先生に聞くと、子どもが午前中から疲れていたり、ボーッとしていると感じる人が増えている。保護者の長時間労働やテレビやゲームなどメディアの影響で、子どもが眠りにくい環境にあることに目を向けるべきです」

 鈴木みゆき・和洋女子大教授(保育学、睡眠学)も「規則正しい生活リズムが大切と考え実行する家庭と、意識の乏しい家庭に二極化している。生活するのがやっとの世帯もあり、経済格差の広がりが意識格差につながっている」と指摘する。鈴木さんが訪れた都心の高級住宅街にある幼稚園で、母親らに子どもの就寝時間を尋ねたところ、「午後8時」が9割を占めたという。

 「夜更かしがそんなに減ったとは」。東京都杉並区の区立保育園の所澤文江園長は調査結果を聞いて少し意外な感じがしたという。「確かに、少子化で保護者のお子さんへの関心が高まっていると感じる。例えば子どもの歯もきれいに磨かれていて、検診で歯科医にほめられる。健康へのこだわりが早寝早起きにつながったのでは」と推測。「朝早く登園する子が増えている。早朝に仕事や習い事をする朝活の影響か、親の出勤が早まって子も早起きになったのかも」とも話した。

 夜更かしはなぜよくないのか。夜間に長時間光を浴び続けたり、朝の光を十分に浴びないと、体内リズムが乱れる。心を穏やかにする脳内物質の分泌を抑えたり、性的成熟が早まる可能性もある。睡眠不足が肥満をもたらすという研究報告も増えている。鈴木教授は、こうした科学的裏付けが広まったことが、早寝早起きを浸透させた一因とみている。

 ◇各年齢で「午後9時」最多

 幼児健康度調査は自治体の乳幼児健診の会場で保護者が記入、10年度は5352人から回答があった。就寝時刻は午後9時が49%で、すべての年齢層で最も多く、午後8時は10年前より増えていた。

 毎日朝食を食べる子は93%。9時より前に起床する子どもでは95%が毎日朝食を食べていたが、9時以降だと60~70%と低かった。

 子どもの遊びの内容(2歳以上、複数回答)については「絵本」(56%)と「テレビ・ビデオ」(51%)が10年前よりほぼ倍増した。「自転車・三輪車」(43%)は10ポイント減少し、交通事情や外遊びが減った影響とも考えられるという。

 1日にテレビ・ビデオを見る時間は「2~3時間未満」(29%)が最も多く、「1~1時間半未満」(21%)が続いた。「3~4時間未満」は大幅に減り、視聴時間は短縮傾向が見られる。


(2011.10.18 毎日新聞から転載)

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子どものMRI、2割の病院で麻酔中に呼吸停止

子どもにMRI(磁気共鳴画像)検査をする時にかける麻酔で、呼吸が停止するトラブルを2割近くの医療機関が経験していることが、日本小児科学会医療安全委員会の調査で分かった。


 麻酔時の安全対策が不十分な実態も明らかになり、早急な対策が求められる。12日に東京都内で開かれる同学会学術集会で発表される。

 MRI検査は、狭い装置内に横たわった状態で、通常30分以上かけて行われる。検査中は体を動かしてはならず、機械音も大きいため、子どもは、危険の少ない飲み薬や座薬の麻酔で眠らせることが多い。

 同委員会は、昨年8~10月、小児科専門医研修施設520病院を対象にアンケートし、416病院から回答があった(回収率80%)。

 それによると、これまでMRI検査での麻酔中に、何らかの合併症を経験したことがあるのは147病院(35%)。そのうち呼吸停止は73病院で、全体の18%。呼吸が浅くなったり顔色が悪くなったりする呼吸トラブルは75病院が経験し、心停止も3病院であった。

(2011年8月14日 読売新聞から転載)

出生率:1.39 2年ぶり増…少子化傾向変わらず

厚生労働省は1日、2010年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)が1.39となり、前年を0.02ポイント上回ったと発表した。上昇は2年ぶりだが、1.37で横ばいだった08、09年をはさみ、06年以降の上昇基調は続いている。ただ、出産しやすい年齢(15~49歳)の女性人口は減り続けていて、全体の出生数は0.1%増の107万1306人にとどまった。少子化傾向に歯止めが掛かったとはいえない状況だ。

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 同出生率は05年に1.26と過去最低を記録した後、上昇傾向に転じている。厚労省は晩婚化が定着し、増え続けている30代で出産する人の出生数が、集計に反映され始めたのが原因とみている。第1子出産時の平均年齢は29.9歳。前年より0.2歳上昇した。

 しかし、最も出生率が高かった30~34歳の女性が14万人減るなど、15~49歳の女性は3万9000人減少した。この傾向は続いており、1人が何人産んだかを示す合計特殊出生率は増えても、全体の出生数が増加に転じたわけではない。

 都道府県別の同出生率は、高かったのが(1)沖縄1.83(2)宮崎、島根1.63--の順。低かったのは(1)東京1.12(2)北海道1.21(3)京都1.22--だった。

 一方、死亡数は前年比4.8%増の119万7066人で、戦後最多を更新した。高齢化の進展が原因で、出生数と死亡数の差「人口の自然増減数」はマイナス12万5760人。4年連続のマイナスで、初めて10万人を超えた。

(2011年6月1日 毎日新聞から転載)
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