2016年04月
2016年04月29日
幼稚園と小学校で違う、ママ友の作り方
「小学校に入ると、ママ友ってできなくなるよー」と言われたことはありませんか?
幼稚園時代、上の子が小学生というママさんたちから、私はよく言われました。そんなものなんだ…そう思い、小学校に入学してみると‥
■ママ友づくり
小学校の雰囲気、エリア、などによってかなり差があるのでしょう。うちの子が入学した公立小学校では、一つの幼稚園から集団で上がる子どもが少なく、知り合いがいない状況で入学したお子さんが多かったようです。情報がないためママたちも不安で、幼稚園時代と変わらず、ママ友づくりが始まりました。フルタイムで勤務されていて、保護者会などすべて欠席の方とはなかなかコミュニケーションが取れませんでしたが。
■幼稚園時代は
幼稚園時代は、同じ幼稚園だから、同じ公園を使うから、近所だから‥となんとなくできていったママ友。その中には相性の悪いママもゼロではありませんし、子どもたちも相性がいい子ばかりではありません。けれどもママ同士が近づいて、子どもたちの人間関係は後からついてくるというパターンも多かったように思います。
その延長線上で、なんとなく自分が合いそうだな、という雰囲気のママさんと小学校で会話をかわし、「今度、帰りが早い日、うちで預かりましょうか」とか「夏休み、いっしょに遊びましょう」と約束をしはじめていました。
■子どもはもう幼児じゃない
ところが親同士がうまくいっていても、必ずしも子どもたちがうまくいくとは限りません。幼児の頃は、「あの子ちょっとやだな」と思いつつ「ママたちは仲がいいから」となんとなく後をついてきた子どもたちも、もう小学生。ハッキリ言う子は言います。
「◯◯ちゃん きらい」「◯◯ちゃんが来るならいかない」
私も一度、一緒にでかけたママさんから「じつはうちの子、●●ちゃん(私の子)とうまくいってないみたい」と言われて仰天。仲がいいと思い込んでいたからです。幼稚園の延長で自分中心にママ友を作っていこうとしていたことを反省しました。
その後は「今、誰と仲がいいの?」「遊ぶなら誰と遊びたいの?」と確認するようにしました。もはや親の都合で子供たちのグループをつくることはエゴのような気がしましたから。
■もはや不要な先回り
ただ小学生時代、仲のいい子はコロコロ変わります。
「今日、◯◯ちゃんとずっとあそんでた」
「え?このあいだまで◯◯ちゃんのこと大嫌いじゃなかった??」ということもしばしば。
だからいろんなママと普通に交流することになります。
ただ、人間関係を先回りしない、自然な流れをよく見る。
子育てって本当に日々、勉強です。
(2016.4.29 ママスタセレクトから転載)
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2016年04月28日
関東のおすすめ大型アスレチック10選

GWは豪快に遊ぼう!関東のおすすめ大型アスレチック10選
清水公園
by hanako5さん
スニーカーでないと参加不可能と本格的です。内容も大人でもかなり難易度が…。子どもに付き合う公園でなく、大人も本気で遊べる施設です! 濡れることもあるので着替えあるといいですよ。
■清水公園
千葉県野田市清水906
フィールドアスレチック横浜つくし野コース
by あきひなさん
木でできたアスレチックがたくさんあり、たくさん楽しめました。3歳じができたコースは全体の8割程度でしたが、全部で50以上あるので、十分楽しめました。
またバーベキューもできるので、終日遊ぶこともできるのが嬉しい限りです。
■フィールドアスレチック横浜つくし野コース
神奈川県横浜市緑区長津田町4191
ターザニア
綱渡り by flightさん
選択したのはアドベンチャーコース。全7ステージから成る構成で、必ず最後にターザンで締めくくる作りになっています。スタッフのお兄さんやお姉さんたちはとてもさわやか&親切だったのが印象的でした。
■ターザニア
千葉県長生郡長柄町味庄東台1067
平和の森公園(大田区)
網を渡っているところ by ぽっつりくんママさん
小学校からの有料のアスレチックはとても楽しそうでしたが、幼児用の無料のアスレチックもとても本格的で楽しかったようです。木のアスレチックはなかなか近所の公園にはないので登ったり綱を渡ったりずっと遊んでいました。
■平和の森公園(大田区)
東京都大田区平和の森公園2-1
フィールドアスレチック
by サチカズさん
そこまで難しくはないのですが、高さがあるものが多いです。母としては「そんなに高く登って大丈夫?!」と思ってしまうのですが、子どもはそれが楽しいようでグイグイ登っていました。また、一寸法師気分になれる桶は大行列でした。
■フィールドアスレチック
東京都大田区平和の森公園2-1
国営武蔵丘陵森林公園
by nachikoさん
運動広場には“ぽんぽこマウンテン”という大きなトランポリンがあって大人でも遊べます。これが凄く楽しい♪ 冒険コースにあるアスレチックも工事中のものが幾つかあったものの、滑車の付いた滑り台が面白くて何回もやってしまいました☆
■国営武蔵丘陵森林公園
埼玉県比企郡滑川町山田1920
ありのみコース
by サラちさん
ありのみは年中~小学中学年位かな。狭いです、でも見渡せるので、小さな子も安心です。水上コースも安全設計で、楽しかったです。因みに小1の小柄女児で自力で全クリア出来るレベルです。
■ありのみコース
千葉県市川市大町226-1
フォレストアドベンチャー・小田原
by りょうママさん
スタートからゴールまで2時間半かかりました。あっという間という感じだったんですけど。終わったら、かなりクタクタになってしまいましたが、最高に気持ちのいい汗をかきました。物足りない感はまったくなく、達成感でいっぱいでした。
■フォレストアドベンチャー・小田原
神奈川県小田原市久野4391小田原こどもの森わんぱくらんど隣接
神奈川県立あいかわ公園
by emix55さん
林間アスレチックは、ロープを使いながら傾斜を上がっていき、ゴールを目指します。子供たちは夢中になってチャレンジしていました!
■神奈川県立あいかわ公園
神奈川県愛甲郡愛川町半原5423-1
八千代総合運動公園
小山の頂上まで斜面にアスレチックが続いています。 by RINpさん
小規模のアスレチックがあって、いい感じなんですが、3歳の息子には、ちょっとハードルが高い感じでした。遊ぶならしっかりとフォローに入らないと落ちちゃったりすると思う。小学生くらいの子なら、きっと最高の遊び場だと思います!
■八千代総合運動公園
千葉県八千代市萱田町253
2016年04月22日
GWに孫とおでかけ!横浜の駅近おすすめスポット10選
GWのような大型連休には、祖父母と孫の3世代でおでかけする機会も多くなりますよね。そこでおすすめなのが横浜エリア! 駅の近くに子どもと遊べるスポットがたくさんあるので、徒歩移動が少なくて済むのが魅力です。今回は横浜エリアの駅近スポット10選をお届けします。
こどもの国
とにかく敷地が広いです。大型遊具があちこちにある他、こどもどうぶつえんや牧場、ボートに乗れる池や自転車乗り場など屋外用の設備が充実していて、1日中いても遊び尽くせない規模です。
入り口スグの落書き広場はチョークの貸し出しがあって普段なら叱られるであろう「道にお絵かき」も親子で楽しむ人がたくさんいました♪ 皆の力作! カラフルなアンパンマンがイッパイでした!
100万平方メートルもの広大な丘陵地の中に、たくさんの遊具やサイクリング、アスレチック、牧場やプールなどがある「こどもの国」。遊具だけでなく、羊や牛の餌やりやホースライディング(ポニー)、牛の乳しぼりなどの貴重な体験ができるコーナーもあります。
■こどもの国
神奈川県横浜市青葉区奈良町700
三菱みなとみらい技術館
入口にいるロボットとおしゃべりしたり、握手したり、じゃんけんしたり。ここだけでもうすごく楽しかったです。土曜のお昼過ぎの到着なのに、割とすいていました。2時間半遊びました。
宇宙、電車、船、潜水艦、バス、飛行機。いろんな乗り物を間近見れたり触れたり体験出来たりと子供たちは大満足でした。
三菱みなとみらい技術館は、航空宇宙・海洋・環境、エネルギー・交通などの6ゾーンから、ものづくりの技術発展の歴史と最先端技術が学べる施設。実物や大型模型、体験展示を用い、楽しみながら科学技術に触れられます。
■三菱みなとみらい技術館
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1三菱重工横浜ビル
はまぎん こども宇宙科学館
地下2階にロボットが居て、そのロボットは滑り台が付いていたり、空気入れのポンプみたいなので、圧縮空気を油の中に浮かしたり、(自転車の空気入れみたいなの)東京フレンド○ークですかっ!!ここはっ!!
プラネタリウムは、2歳の子も楽しめるようにドラえもんやピカチュウの映画付きでやってくれます。3階のトレーニングルームでは、こども達が元気いっぱい遊べる大型ジムがあり体をめえいっぱい使って遊びながら学べます。
地上5階から地下2階までの館全体が宇宙船をイメージした体験型科学館。宇宙の広がりをさぐる「宇宙船長室」をはじめ、カミナリやオーロラのふしぎにふれる「宇宙研究室」、“月面ジャンプ”や“空間移動ユニット”が人気の「宇宙トレーニング室」など、体験型展示が豊富です。
■はまぎん こども宇宙科学館
神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1
電車とバスの博物館
電車やバスの運転シュミレーションができます。大きな施設ではありませんが、就学前の子どもが遊んで過ごすにはピッタリです。エレベーター、授乳室があるので下に小さなお子さんがいても安心です。
乗り物好きなうちの子はジオラマやシアターを見て、シミュレーターも体験せずとも、車内を覗いて、眺めているだけで満足そうでした。館内も一部町並みみたいになっていて、赤信号は渡っちゃダメ♪ 押しボタン式信号の使い方等教育できます。
電車・バス・飛行機の操縦体験ができる博物館。安全運行システムなどの最新技術のほか、昭和30〜40年代の駅や改札の風景が再現されているコーナーもあり、乗り物の歴史に触れることができます。
■電車とバスの博物館
神奈川県川崎市宮前区宮崎2-10-12
ヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館
こじんまりとしていますが、アイディアは満載です。オオグソクムシの水槽に下から頭を入れ記念撮影が出来ます。(虫好きにはこたえられません)
滑り台とジャングルジムが設置されています。非常に小さいですが、滑り台の傾斜部分が、スケルトンになっており、中を魚が泳いでいるのが見えます。
横浜中華街にある「笑って学んで楽しめる」水族館で、中国の南の小さな小学校をモチーフにしています。150もの水槽にはクイズが設定されていて、魚の知識を楽しみながら習得できる工夫がたくさん! 魚の卵や稚魚を集めた「赤ちゃん水族館」が併設されています。
■ヨコハマおもしろ水族館・赤ちゃん水族館
神奈川県横浜市中区山下町144チャイナスクエアビル3階
joyキッズワールド あんふぁにぃ
よく行っていた他のプレイランドでは入場料を払った後は、子供達が自由勝手に遊ぶのを親が見守る事が多いのですが、ここでは外国人のスタッフが英語を喋りながら一緒に遊んでくれるプレイランドでした。
ヨーロッパの遊具やデザインの可愛いクライミングの壁、空気で膨らむ遊具などがあれこれとあるが、一通り楽しんでみた後にうちの子供たちが食いついたのは、ベビーコーナーにあるBRIOの木製電車のレイアウトセット。なかなか家ではここまで揃えて遊べないのでは。
6カ月から12歳までの子どもが対象の遊びながら「英語が学べる」キッズ向けプレイランド。ジョイサポが展開する直営保育園の運営ノウハウを活かし、「お子さまと共に楽しめる時間と遊び場」を提供することをコンセプトにしています。
■joyキッズワールド あんふぁにぃ
神奈川県相模原市南区相模大野3-8-1小田急相模大野ステーションスクエア(B館4階)
オービィ横浜
靴を脱がないでも遊べる場所がありました。また、イモムシなど様々な昆虫達に触れ合うことのできる場所がありました。子供たちは普段目にしない昆虫達と触れ合うことができて、とても喜んでいました。
雨を降らせたりする装置があるので結構冷たくなりますから夏のお出かけならご注意を。あと結構暗くなったり大音量なので4歳以上がいいのかなぁと思います。
セガとBBC Earthが共同で手掛けた施設。地球上空や深海、ジャングルや極寒地帯などの大自然や生き物をテーマとしたコンテンツの数々で、「映像を見る」「音を聞く」「においを嗅ぐ」「身体で感じる」といったさまざまな感覚を刺激してくれます。
■オービィ横浜
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 マークイズみなとみらい5F
神奈川県立生命の星・地球博物館
正直、あまり期待せずに行きました。が、思いの外良かったです! あまり混んでいないし、入口の恐竜やクマが大迫力。シアターもあり、参加型のクイズもありで時間潰せます。
地球って小さいのね・・とかみしめながら見学。通常博物館って写真NGだったり、お手を触れないで下さいマークがあったりしますが、こちらではだいたいOK! でも優しく触りましょう。
地球と、そこに住む命について考えることのできる学習施設。展示では地球誕生のそのときから、環境問題の叫ばれる現代まで、46億年の長い歴史をわかりやすく解説しています。館内は電子データベースやミュージアムシアターを完備。
■神奈川県立生命の星・地球博物館
神奈川県小田原市入生田499
横浜大世界
すっごく楽しい〜!! どこもかしこもトリックアートだらけ。どうやっていかにうまく写真を撮るかを考えるのも楽しいですね。
息子(5歳)がとにかく楽しそうで、現実では有り得ない体験をいっぱい感じ取って体験出来ます。本当に幼児からお年寄りまで〜。年齢は関係無く楽しく過ごせる場所でした☆。
遊ぶ・食べる・買うがそろった、横浜中華街最大級の複合型エンターテインメント施設。3〜8階のアートリックミュージアムは、写真撮影OKな参加型の錯視絵画や、現代アーティストの作品など、不思議な錯視錯覚の世界を体験いただけます。
■横浜大世界
神奈川県横浜市中区山下町97(横浜中華街 南門シルクロード 天長門正面)
原鉄道模型博物館
1番ゲージのジオラマ 大迫力です! by pass5019さん
鉄道模型で知名度の高いNゲージよりも遙かに大きい1番ゲージがメインです。
展示車両は国内の鉄道も多少ありますが、外国のものが多いので子供よりも鉄道模型好きのある程度の年齢に達した方向けかと思います。
新しいためか、キレイでオシャレ?で、幼児が走り回る感じではなかったです。再入場禁止、飲食禁止なので、食べ物でつらないとおとなしくならない下の子にはキツイかも。小さい子向けのプレイスペースはありました。小学生のお兄ちゃんはかなり満足していたようです。
原信太郎氏が製作・所有する鉄道関係コレクションを一般公開した施設。個人所有のものとはいえ「世界一」とも称される原氏のコレクションは、世界中の鉄道車両模型はもちろん、一番切符や希少なアンティーク鉄道玩具なども多数展示されており、見ごたえ十分!
■原鉄道模型博物館
神奈川県横浜市西区高島1-1-2横浜三井ビルディング2階
駅近のスポットなら、親子でのおでかけに便利なのはもちろん、孫と祖父母が初めて出かける場所にもおすすめできます。GWのおでかけ先として、ぜひ検討してみてください。
(文:西條一法)
(2016.4.22 いこーよ から転載)
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2016年04月20日
2020年度からの小学校英語 増加分は朝や土曜日、夏・冬休みに!?
小学校の新5年生は、必修の「外国語活動」が始まったことと思います。文部科学省は2020(平成32)年度から、これを中学年(3・4年生)に前倒しするとともに、高学年は教科に格上げすることにしています。
そこで問題となるのは、必要な授業時間数の増加分を、どうするかです。次の学習指導要領を検討している中央教育審議会の部会は、10~15分の「短時間学習」(モジュール学習・帯学習)を導入したり、土曜日や夏・冬休み、学年末などに集中して実施したりする案をまとめました。なぜ、こんな案になったのでしょうか。
現在の外国語活動は、「聞く」「話す」の音声が中心で、年間35時間を標準としています。週当たり1コマ分に当たります。文科省は、グローバル化に対応した「使える英語」を目指して、小学校から教科化するなどの方針を、既に決めています。しかし、小学校高学年で「読む」「書く」を含めた4技能をバランスよく実施するには、1コマ分増の年間70時間が必要になるといいます。中学年でも、新たに週1コマ分を割かなければなりません。
現在、指導要領に示された標準授業時間数をこなすため、ほとんどの学校では、週28コマの授業が行われています。コマ数を増やすには、5時間授業の日を6時間までやればよいわけですが、それでは児童会活動やクラブ活動、補充指導などの時間がなくなってしまいます。中教審でも「週28コマが限度」としています。それなら英語以外の授業時間数を減らせばよいわけですが、昨年8月の「論点整理」では、各教科などの学習内容は減らさないと早々に宣言しており、ましてやコマ数の削減は難しそうです。
そこで出てきたのが、冒頭のような案です。ただ、全国一律の実施を求めるのではなく、45分プラス15分で60分授業にするなど、地域や学校の実情に応じて実施してもらうことにしました。しかし、これまで朝学習や朝読書の取り組みをしている学校は、その時間を英語に譲らなければならなくなるかもしれません。それでも高学年は1コマ分が確保されているので、1コマの授業プラス会話などの習熟のための短時間学習……といった活用方法が可能ですが、そもそも中学年は、週1コマの確保すら困難です。
もちろん現在でも、特例の活用やさまざまな工夫などで、小学校低学年から外国語活動を実施したり、標準時間数を上回る授業を実施したりしている小学校は少なくありません。そのため、どの学校でも時間数を生み出すために苦労するとは限りません。
忘れてはいけないのは、どんな授業形態であれ、将来に必要な英語によるコミュニケーション能力の素地を、子どもたちに着実に付けさせ、中学校以降の学習につなげることです。ましてや土曜日や夏・冬休みなどの活用となれば、子どもへの負担も心配です。保護者としても、学校側の考え方をじっくり聞き、納得したうえで、協力していく必要が出てきそうです。
(筆者:渡辺敦司)
(2016.4.20 ベネッセ情報教育サイト)
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2016年04月14日
幼児期の「お勉強」効果は、先々まで続くのか
小学校低学年から高学年、そして中学生へ……。周囲に私学を受験する子も増える中で、わが子の成績や先々の進路がまったく気にならない親はいないだろう。どうすれば少しでもいい点が取れ、より上位の学校に進学できるのか。そもそも子どもにやる気を起こさせるには?
約25年にわたり学習塾を運営し、3000人以上の子どもを指導、成績向上に導いてきた石田勝紀氏は「心・体・頭のしつけ」をすることが重要と語ります。この連載では石田先生の元に寄せられた親たちのお悩みに答えつつ、ぐんぐん伸びる子への育て方について考えていきます。
【質問】
はじめまして。幼稚園年中になる子どもの母親です。幼稚園時代はのびのび遊んで過ごした方が、後々になって学力が伸びる子供になるとの意見が多かったので、お勉強が一切ないのびのびした幼稚園を選び入園させました。ですが最近、別のお勉強時間がカリキュラムに含まれている幼稚園に通うお友達と遊ぶ機会があり、足し算や引き算、漢字も読めるようになっていて、同じ歳なのに、こんなに差があるのかと焦りが出てきました。
実際に小学生になった時に、やはり学力に大きな差が出て、その状態はずっと続くのでしょうか? 今のうちから家庭や塾で勉強をさせた方がよいのでしょうか。
(仮名:吉田さん)
【石田先生の回答】
■ 幼児教育熱は高まるばかり
お便りありがとうございます。幼稚園における勉強についてのご相談ですね。幼稚園には、小学校のお受験対策に力を入れているところもありますし、そのようなお勉強ではなく、情操教育に熱心な幼稚園、はたまた外遊びに力を入れる園など、本当にさまざまありますね。ですから吉田さんのように、他の園の情報が聞こえてきて心配になる方も少なくないのではないかと思います。
日頃、都心の保護者の方々とお話ししていると、幼児教育への関心の高さには驚くことがあります。実際、小学校入学前の未就学児が習い事をする割合は50%以上となっているという統計データもあります。その内訳は、体操、水泳、ピアノ、リトミック、英語など情操教育に役立つものが多いようです。
一方、明確なデータはありませんが、未就学児の段階から家庭内において、漢字の練習や、算数の計算をやっているというご家庭の話もよく聞きます。その延長線上には私立小学校受験、いわゆる“お受験”を目標としてあることも多くあると思います。1都3県の首都圏では1学年約30万人中4万2千人が小学校受験をしていますので、未就学児時代の勉強を重視するご家庭も一定数あるといえると思います。
私は、これらの幼少時にいわゆる勉強をすることを否定しません。“子どもが楽しんで通っているのであれば”、それはそれでよいのではないかと考えます。しかし、絶対に必要であるかどうかという点に関して申し上げると、「必ずしも必要があるとは思わない」ということです。
私は中高生向けの塾を経営していますが、そこにいたるまでの段階である未就学児の時代における教育についても、ある程度興味をもって調べてきました。幼児教育に関しては、効果があるという調査もたくさんあります。幼児教育をやった人が、もしやらなかった場合にどんな経験して効果があったかはわからないので、厳密には比較ができませんが、一定の効果があるのは間違いなさそうです。
そうすると、どうしても幼児から教育をした方がいいと錯覚してしまうのですが、幼児教育をしたほうがその後の高校受験や大学受験での成功につながるかというと、それとこれとは別のように思うのです。
■ ある保護者との会話
私はかつてある保護者と次のような面談をしたことがあります。
(小4のお子さんの面談が終わり、その下のお子さんである幼稚園年中さんの話になりました)
田中さん:「下の子のことで相談があります。今、幼稚園の年中さんなのですが、何か勉強らしいことをやらせた方がいいでしょうか?」
私:「幼稚園ではどのようなことをしているのですか?」
田中さん:「お遊戯や歌を練習したり、絵を書いたりする普通の幼稚園に通っていまして、特に勉強らしいことはありません」
私:「そうですね。今まで、幼児教育については結構考えてきましたが、『幼児のときから、いわゆる読み書きそろばんといったお勉強をすることや、右脳開発ということについては、ある一定の効果は確かにある』ようですね。幼児だから、何もしないというよりも、幼児期だからこそ勉強を勉強と思わず、楽しんで学んでしまうということがあるようです」
田中さん:「では、どのようなことをやらせたらよいでしょうか」
私:「しかしですね、効果はあるようですが、だからといってその後小学生、中学生になったときに、幼児教育をしていなかった子に学力で抜かれていくということも、実際あるのです」
田中さん:「そうなんですか」
私:「どうしても心配であるならば、いくつかやってみてもいいでしょう。なぜなら親の心配が子どもに影響するからです」
私が主宰している学習塾では、これまで27年間で多くの卒業生を輩出してきました。その中には高校、大学とそれこそ誰もが知る有名な学校に進学した子がたくさんいます。
では、彼らが小学校入学前のときにどうだったのか? という点をお話しましょう。よく見てみると、以下のような共通点があったと思います。
1.小学校受験をするための勉強はしていない(私の塾では公立の小学生が対象だったため当たり前かもしれませんが、特に小学校受験の勉強をしていなくても、トップの高校や有名大学へ進学した生徒が多数います)
2.野球、水泳、ピアノといった習い事は何かしらしていた(勉強だけに集中していたわけではない)
3.生活習慣に関して、家庭でしっかりと教えられている傾向がある(100%ではありませんが、かなりの確率でなされている)
4.友だちとたくさん遊んでいる
以前の記事でも書きましたが、難関大学に合格した人の小学校入学前では、「思いっきり遊ぶ」「絵本を読み聞かせ」「好きなことに集中する」ということが共通していると発達心理学の分野でも言われています。やはり、そうなのです。いわゆる伸びる子たちは、勉強をやってばかりの幼少期を過ごしてはいないのです。
■ それでもやるなら、何に留意すべきか
しかし、そうはいっても「少しは何かを学ばせたい」と思う場合もあることでしょう。そのときに何をすべきでしょうか。
幼児教育が流行しているような状況ですので、さまざまなものを目にする機会があるかと思いますが、個人的には、特殊な勉強は必要ないのではないかと思います。それよりもおすすめしたいのは勉強の基礎・基本、つまり“読み・書き・そろばん”です。
読みは、絵本を使った読み聞かせを、書きは、ひらがな、カタカナや簡単な漢字の練習がいいでしょう。それらを「楽しんでやれるようやり方を工夫する」のです。そして、文字がわかってくると、見るもの聞くものの意味が色々わかってきて、お子さんは知識に対して好奇心を持つようになるでしょう。
“そろばん”は習い事に通うのもいいでしょうが、必ずしもそれでなくても、足し算や引き算といった計算をドリル学習として毎日1枚こなすことを習慣にしていくのでもいいでしょう。
ここで大事なのは、勉強そのものというより、勉強を習慣化させることです。幼少期の勉強の効果は長続きはしないかもしれませんが、日常の中で勉強を習慣化させることができれば、長いスパンでみたときに大きな力となってくるはずです。
全ての未就学児を調査しているわけではないので、私のこれまでの経験と、文献や統計の調査結果の内容からしかお話できませんが、まとめると、次のようなことがいえるでしょう。
1.未就学児は特に“いわゆる勉強”をする必要はない
2.ただし、気になる場合は、基礎基本である“読み書きそろばん”をプリント形式で勉強の習慣化という意味でやってもよいだろう
3.遊びを重視する(第32回の記事参照:事実! できる子は「遊びの質」が優れている) 以上、ご参考いただき、ご家庭の方針にしたがって、どうすべきかご検討いただければと思います。
石田 勝紀
2016.4.14 東洋経済オンラインから転載
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2016年04月13日
小学校の保護者会、学年が上がるほど出る必要アリ!?
■初めての小学校。保護者会ってどんなことをするの?
PTAや卒業関係の役員決めなど、なにかと面倒なイメージがある春の保護者会。1年生の時は、親子ともども学校に慣れていないことや担任の先生がどんな人なのか、毎日の生活習慣や宿題について、他の保護者の方への挨拶などもあり、ほぼ全員が参加するようです。
まず担任から挨拶があり、そのあと名前と簡単な自己紹介、担任から学校での生活、毎日の持ち物などについて話があり、いったん終了。
そのあとPTAの役員決めなどに移ります。「PTAは、面倒なことを任されない低学年のうちに!」という方も多いので、1、2年生のうちはわりとすんなり決まることも。
■学年が上がるほど保護者会での情報収集は必要
小学校1、2生までは毎回有給を取って出ている方も多いのに対して、高学年になればなるほど「こんなものか」「どうせプリントを読み上げて、一言感想をいって終わりでしょ」ということで、出席率も格段に下がります。しかし、逆に1、2年生の頃と比べて家で学校のことを話す機会が減ってくる高学年ほど、出席することをオススメします。
■他の保護者や学校との連携でクラス全体の様子を把握する
現在6年生になる長男がいますが、昨日長男の通う小学校でも保護者会がありました。30人ほどのクラスで出席者は10名くらい。本音をいえば「役員はもうやったし、必要なことはプリント見ればわかるし、出る必要はないかも」と思いつつも、担任が変わったので出席しました。
ほかのママたちの一言コメントを聞いていたら、昨年のクラス運営のまずさについてのコメントがちらほら。昨年、長男から「学級崩壊している。先生が子どもによって注意の仕方を変える。先生も悩んでいるみたい」という話は聞いてはいたのですが、ほかのママたちの話をつなぎあわせると、先生と子どもたちの間でコミュニケーションがうまくいかず、それが原因で問題が多発していたようでした。
担任が変わったこともあり、保護者会は「これからどうクラスを立て直すのか」「親は子どもたちをどうサポートしたらいいのか」ということが話題になりました。最初は「出席しなくてもいいかも~」と考えていた保護者会ですが、これから毎回出席したほうがいいなと感じた1日でした。
■子どものつぶやきに耳を傾けるきっかけに
高学年ともなると、子どもは家族よりも友達と過ごす時間が増し、それにともない親の知らない姿も出てきます。幼稚園や保育園の時なら、子どもを通して他のママ友から園での様子などを聞くこともあったかもしれませんが、学年が上がるにつれ、ママ友から入るわが子の情報も年々減っていきます。
保護者会に出ることで、クラス全体の雰囲気や今起きていることを知ることができ、子どもが問題を抱えているかどうかを知る手がかりにもなります。また、「今日の授業、あまり集中できなかった」というような、普段だったら聞き流してしまうようなちょっとしたつぶやきにも耳を傾けることができます。家事や仕事をしながらの保護者会参加は大変だとは思いますが、時間を取って参加してみてはいかがでしょうか。
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2016年04月09日
大切なのは点数だけじゃない!成績が伸びる子供の家庭習慣
「花まる学習会」といえば、「数理的思考力」「国語力」「野外体験」を三本柱とし、将来「メシを食える人」「魅力的な大人」を育てることを主眼とするユニークな学習塾として有名です。
きょうご紹介する『60点でも伸びる子、90点なのに伸び悩む子』(相澤樹著、あさ出版)の著者は、同塾の講師として約10年間、2,000人の子の学習指導に携わってきたという人物。また、豊富な事例に基づく講演「後伸びする子の家庭の習慣」も、全国の小学校や企業から好評なのだそうです。
つまり本書においては、そのような実績を軸として、子どもに身につけさせたい大切なことをつづっているわけです。
■伸びるために大切なのは「家庭習慣」
長いキャリアのなかで著者は、当然のことながらさまざまなタイプの子どもたちを見てきたといいます。
印象的なのは、低学年のときにテストの点数が悪くても、高学年からぐんぐん伸びていく子がいるということ。さらに中学、高校、大学、そして社会に出てからも活躍していく子も多かったといいます。
また反対に、低学年のころはテストの点数がとてもよかったにもかかわらず、高学年から伸び悩む子、中学、高校でうまくいかず挫折してしまう子、社会に出てから引きこもったり、転職を繰り返したりするような子たちも見てきたのだとか。
では、高学年以降に伸びていく子たち(著者は「後伸び」する子と呼んでいるそうです)は、なにが違うのでしょうか?
著者によれば彼ら「後伸び」する子には、テストの点数では計れない「力」が備わっているのだそうです。
それは、問題を見つける「発見力」、筋道立てて考えられる「論理性」、物事を「検証する力」、折れない「精神力」、「体力」など、解答の正誤だけでは計れない「力」。
親は、子どものテストの点数が悪いと心配になるもの。しかし重要なのは、「いま点数が悪くても、大切な力を持っている子がいる」ということ。
そして、その力を育てるのは「家庭習慣」なのだといいます。
■子どもがお手伝いするとなぜいいか?
ところでそんな著者が、よい習慣だと強調しているのが「お手伝い」。なぜならお手伝いをさせることにより、「試行錯誤」を経験させることができるから。
お手伝いをすると、失敗や成功を繰り返し、工夫する力、よりよくしようとする力、つまり「検証力」が身についていくというのです。
たとえば、料理をしているお母さんのお手伝いを習慣的に行う子は、ハンバーグをこねて形にするとか、サラダのレタスを洗ってちぎるとか、餃子の餡を皮で包むとか、ちょっとしたことでも「お母さんのようにできない」という壁にぶつかるはず。
そこで試行錯誤を重ね、「どうすれば上手にできるようになるんだろう」と、さまざまな工夫と検証を繰り返した末に、思いどおりの結果に行き着くことになる。
それが、検証力や成功体験、達成感を生み出すわけです。
また料理においては、実感を通した学びが無数にあることも魅力。
たとえば料理をつくるときは、「完成のイメージを持ち、そこに至るまでの家庭を考え、必要なものを準備し、実行に移す」というサイクルを無意識のうちにこなしているもの。
そして食後には、その料理がどうだったのかを自然と検証し、無意識で次回への工夫を蓄積していくことに。
こうしたことから知識と経験が合致し、深い理解につながる。それもまた、料理を通したお手伝いの副産物だという考え方です。
■お手伝いで子どもの責任感が養われる
さらに料理には、「重さを計る」「時間を気にする」など、生活のなかで体験できる学びの要素も豊富。
火や包丁を使うなどリスクがあるものには細心の注意が必要ですが、「やらせない」のではなく、危ないということをきちんと伝えたうえで「経験させる」ことが大切。
料理に限らず、最初から上手にできることなどないものです。むしろ重要なのは、同じことを何度も繰り返し、試行錯誤することだということです。
またお手伝いは、「責任感」を養うことにもつながるのだといいます。つまり、子どもに「家のなかでの役割(自分が家族に必要とされていること)を認識させることができる」というメリットも備わっているということ。
「あなたがいないと困るのよ」という家のなかでの役割を認識させることにより、子どものなかで責任感が芽生えるということ。
そのような責任感から生まれる継続力、行動力もまた、伸びるこの重要な要素。結果的にはそれが、社会でたくましく生き抜くことの源泉になるというわけです。
本書の魅力は、ただ「学習力をつける」ということだけに偏らず、広い視野で子どもの可能性を見つめていること。
だからこそ、子育てに悩んでいる方に対して、大きなヒントを与えてくれることでしょう。
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2016年04月08日
いまどき幼児は「ひも結び」や「箸使い」が苦手…生活体験実態調査
全国国公立幼稚園・こども園長会が行った調査によると、「ひも結び」や「箸使い」といった手先を使う技能を苦手とする幼児が多い傾向にあることが明らかになった。反対に、身についている生活技能で多かったのは「水道の蛇口をひねる」や「手をこすって洗う」だった。
全国国公立幼稚園・こども園長会では、遊びを通した親子の触れ合いを広げ、幼児の生活体験を豊かなものにすることを目的とした調査研究事業を行っている。事業の一環で行われた「子どもの生活体験に関する実態調査と意識についての調査」は、平成27年10月~11月に、保護者と教諭を対象に実施。保護者2,129名、教諭665名から回答を得た。
調査によると、子どもたちは鬼ごっこや縄跳びなど全身を動かした遊びのほか、工作やお絵かきなど手先を使った遊びを好んでいることがわかった。子どもの生活技能については、「水道の蛇口をひねる」「手をこすって洗う」など手を使う技能が身についていると認識している教諭や保護者は多いが、「ひもを結ぶ」や「箸を正しく持って使う」「ふきんを絞る」など手先を使う技能が身についていないと認識している保護者や教諭が多かった。
保護者に「家庭で手先を使った遊びを意識して行っているか」を聞いたところ、「行っている」と回答した人は33.3%。「あまり行っていない」「行っていない」と回答した人は62.2%と半数を超えた。手先を使った遊びを行っていない理由としては、「教え方がわからない」や「子どもが取り組まない」などがあげられた。
一方で、教諭に「保育の中で手先や指先を使った遊びを意識して行っているか」を聞くと、71.7%が「行っている」と回答し、意識的に手先や指先を使った遊びを取り入れていることがわかった。具体的には、「当番活動や日常の生活の中で、意図的にタオルやハンカチをたたんだり絞ったりする活動を毎日取り入れる」「製作遊び」「意図的に遊びの中で細かい遊具やものを繰り返し使って遊べる環境をつくる」などの活動が取り入れられているようだ。
「幼児にとっての豊かな体験を考える時に大切にしたいこと」は教諭・保護者とも、「親子で戸外にて体を動かして遊んだり、散歩をしたりする」「親子でよく会話をする」という回答が多かった。幼児期の豊かな生活体験は、「自分のことが自分でできることに自信をもち、学ぶ意欲が向上し自己肯定感が育まれる」や「物事への興味関心が広がり、想像力を育む」ことにつながると考えられているようす。
園から保護者への発信を行っているかを聞いた質問では、「積極的に働きかけている」「働きかけている」という回答は54.1%だったが、「あまり働きかけていない」「働きかけていない」という回答も38.5%あり、少なくはなかった。教諭に、園から保護者への効果的な発信の内容を聞くと「面談」が68.5%もっとも多く、ついで「保育参観で親子製作」の64.8%だった。一方、保護者が認識した園からの効果的な発信の内容は、「園で行った製作などを持ち帰る」が67.7%と最多となり、「保育参観で親子製作」は49.9%、「面談」は14.4%と保護者と教諭の認識に差が見られた。
このような調査結果を踏まえて、幼稚園・こども園や家庭、地域において、子どもの生活体験を豊かにしていくために、全国国公立幼稚園・こども園長会は、「体や手先の多様な動きが経験できる豊かな遊びをしよう」「生活体験を豊かにすることの大切さを保護者と共有し、親子で関わりを広げよう」「地域との関わりを広げ、子どもたちに豊かな生活体験ができるようにしよう」と提言している。
2016.4.8 リセマム から転載
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2016年04月04日
幼稚園・保育園への登園は?「ヘルパンギーナと手足口病の症状」と登園の目安
インフルエンザの季節が過ぎ去り、穏やかな気候の春は病気とは無縁かと思いきや、これから夏にかけて“ヘルパンギーナ”、夏から秋にかけては“手足口病”が流行します。
筆者の息子も5月頃にヘルパンギーナにかかった事がありますが、のどが痛くてしばらくの間ご飯を食べる事ができませんでした。この2つの病気は同じ“エンテロウイルス”が原因となるため、症状が似ていてお医者さんでも判断が難しいそうです。
今回は、そんな似た症状の”ヘルパンギーナと手足口病の症状と見分け方”、そして”ヘルパンギーナになった時の注意点”をご紹介します。
■ヘルパンギーナと手足口病の症状と見分け方
ヘルパンギーナと手足口病は、どっちも”発熱”、”水泡性の発疹”ができるのが特徴で、特に治療法はなく頭が痛ければ頭痛薬を処方するというような対処療法のみのようです。
(1)ヘルパンギーナ
●主にかかる年齢
5歳以下が90%を占め、特にか弱い1歳代が多く、つづいて、2、3、4、5歳と年齢と共に少なくなり、意外にも0歳児は5歳児と同程度しか発症しないようです。
●症状
突然の39~40度の高熱が出て、喉の奥の方に直径1~2mm、大きい物では5mmにもなる周りが赤く囲われた水泡ができ、この水泡が敗れると喉がとても痛くなります。
(2)手足口病
●主にかかる年齢
4歳以下の子どもで2歳以下が半数を占めていますが、児童の年齢でもかかる可能性があります。
●症状
37度から38度程度の発熱がありますが、発熱しない場合もあり、発疹は口の中のみならず病名のように”手のひら”や”足の甲”、”足の裏”にもできます。場合によっては、肘、膝、臀部、背中と全身に症状が表れる事もあるようです。
発熱してもあまり高熱にならない為、比較的元気に過ごせるようですが、重症化すると髄膜炎や脳炎などの合併症を起こす事もありますので必ず病院を受診しましょう。
手足口病に比べるとヘルパンギーナは発疹が口の中のみで、高熱が出て子どもに元気がないかという事が、ママでもできる見分けポイントとなります。
■ヘルパンギーナにかかった場合の注意点
(1)食事
刺激物、辛い物や柑橘系の果物は喉にしみて痛みが増してしまいますので、ツルンとしたのどごしのいいプリンやゼリー、そうめんがオススメです。ゴックンする痛みで水分も飲まない場合には、経口飲料水を少量でもこまめに飲ませて脱水症状にならないように気を付けて下さい。
オッパイやミルクの赤ちゃんも同様で、一度に沢山飲ませようとせずに少量をこまめにあげましょう。筆者の息子もストローで吸うのも辛かったようで、スポイトを使って口の中に少しずつ流し込んであげました。体内に水分が少なくなるとおしっこの色が健康な時と比べると”濃い黄色”になりますので量と共に色も確認してください。
(2)幼稚園・保育園への登園
インフルエンザの様にヘルパンギーナも手足口病も何日休まなくてはいけないという国の決まりはありませんが、園によって独自の基準を設けている場合もありますので確認して従ってください。それ以外では、熱が下がり食事が十分に摂れて元気な状態になる、発熱が収まって2日程経ってからがいいのではないでしょうか。
あまり早く登園させても病み上がりの子どもに負担がかかり免疫力が低下している事で違う病気にかかってしまうかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
この二つの病気の感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染によるものとほぼ同じですので、簡単にできる予防法としては、やはり”手洗いうがいをこまめにする事“です。これからの季節も引き続き、手洗いうがいを徹底して風邪をひかずに元気な毎日を過ごせると良いですね。
2016.4.5 It Mama から転載
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2016年04月03日
勉強が好きになる子の幼児期の習慣とは?
幼児期のお勉強というと、まず思い浮かぶのが「読み書き」。つい「読み書き」を早く覚えさせることに意識がいってしまいますが、本当に大切なのは、机に向かうことを楽しい!と思える気持ちや、それが続く習慣づけです。幼児期にどんなことに気をつければよいのか、見ていきましょう。
小さなうちから「勉強しよう」無理強いするのは、かえって逆効果。強制されるとうんざりするのは、大人も子どもも一緒です。 勉強が好きな子の特徴として、まず子ども自身が「勉強は楽しいものだ」と自発的に気づいているということが挙げられます。そのために大切なことは、勉強の時間と遊びの時間を切り離さないこと。
幼児期の子どもは遊びの中でさまざまなことを学びます。遊び感覚でいろんなことにチャレンジしながらできることが増えたり、新しく物事を学習したりすることは、子どもにとってワクワクするような体験です。机に向かってする勉強も、こうしたプラスの気持ちに結び付けられれば、きっと楽しみながらできるようになるはずです。
勉強が面白いと感じるのは、知的好奇心がくすぐられるから。幼児期から「なんでだろう?」「こうしてみたら、どうなるんだろう?」という知的好奇心を刺激する遊びを多く取り入れると、勉強へのハードルがぐっと低くなるはずです。まずは子ども一人一人の興味や関心に寄り添って始めてみましょう。
例えば、車が好きな子どもなら、車をモチーフにした塗り絵やワークを通じて、「なんでどの車にもライトがついているんだろう?」「なんでフロントガラスが黒い車はないんだろう?」など、さまざまな疑問がでてくるでしょう。こうした疑問がでてくるということは「もっと知りたい!」と、いう知的好奇心が刺激されている証拠です。
子どもの興味や関心にぴったりのものが中々見つからないときは、すごろくや塗り絵、めいろやワークなどを手作りしてみてもよいでしょう。手作りなら子どもの興味・関心に合わせていくらでも作り変えることができるうえに、一緒につくれば愛着も湧きます。
小学校にあがると、机に座ってじっとするのが苦手という子もいます。勉強の時間を苦痛にさせないためにも、幼児期から机に向かう練習をしておきましょう。
練習と言っても、幼児期は遊びが中心。そこで提案したいのが、幼児用のミニデスクです。自分専用のスペースがあると子どもは喜ぶので、折り紙やお絵かき、塗り絵、ワークなど、一人で没頭して作業できるミニデスクを用意してあげると、自然と机へ向かうのが楽しくなります。また幼少期からこうしたスペースを作ってあげることで、机に向かうときの集中力が養われ、勉強の習慣も少しづつ、身近なものになっていくでしょう。
幼児期から家庭学習に、遊びながら楽しく学べるワーク教材などを取り入れるのもいいでしょう。ただワーク教材をやらせようと思うと、ついあれもこれもとたくさんさせてしまいがちですが、あくまでも「毎日少しずつ」が基本ということをお忘れなく。1日数分、ワーク1ページなど、子ども自身が楽しいと思えるペースを守ってあげると、子どもも飽きずに続けられます。
幼児期に身に付けた習慣は、やがて学童期の勉強習慣につながっていきます。勉強が好きになるように、小さなうちからご家庭でサポートしてあげられるといいですね。
2016.4.3 ベネッセ 教育情報サイト
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