2011年01月12日

子供が危ない!英語ブームの落とし穴 ずさん悪質スクールに要注意

楽天など英語を社内公用語にする企業が増え、英語ブームに沸くなか、幼児の間にバイリンガルの基礎を身につける「インターナショナルプリスクール」の人気が急上昇している。だが、なかには子供を預かる施設として不十分だったり、ネイティブの指導員とうたいながら実際は違ったり。悪質な業者も増えているから要注意だ。

 昨年9月、大阪で有名だったインターナショナルプリスクールが突然閉鎖した。事情を知る関係者がこう話す。

 「ネイティブとうたった教諭が英語を話せるだけのアジア系外国人だったり、外国人の指導員が6-7人の園児を連れ出し、自動販売機で購入したお茶を回し飲みさせてもいたそうです。英語以前に、幼児を預かる施設としてあり得ない」

 小学校入学前の幼児を対象に英語の基礎を教えるプリスクール。ブームも追い風となり、現在、全国に100校超が存在するという。

 生活総合情報サイト「All About」の「子供英語」ガイドで、児童英語教育のカリキュラム開発に取り組む愛知教育大講師の清水万里子氏は「ここ数年、(プリスクールに対する)苦情が増えています。『認可外保育園』で参入の障壁が低く、十分な経営基盤がない業者の安易な参入を許している」と問題視する。

 認可外保育園を開園する場合、自治体に届け出る必要があるが、冒頭のプリスクールにはその形跡はなく、実際は学習塾のようなもので名ばかりだった可能性が高い。

 有名私立小に多くの卒園生を送り出す名門「ロイヤルキッズインターナショナルスクール」(大阪市)の平田佐代子副園長も事態を重くみる。

 「幼児向け英語教育は、保育施設としての十分な施設と経営基盤、子供の発達を学んだ教諭など日本人スタッフがそろって初めて実践できるものです。ずさんな運営のスクールは、英語教育も宣伝とのギャップが大きいようで、当園を含む他のプリスクールへの途中転園を申し出る親御さんも増えてます」

 入園手続き後に劣悪な実態を知った親が入学金の返還を求めても戻らない場合が多く、こうしたことも問題化している。

 幼児英語教育が専門の鷲津名都江・目白大教授はプリスクールに興味を持つ親にこうアドバイスする。

 「英語力の下地作りには、確かな日本語力を醸成することが不可欠です。ネイティブの存在以前に、まずは日本語で幼児たちの生活をフォローできる有資格教諭の在籍と施設の充実を校長に直接確認しましょう。宣伝に惑わされず、自分の目でチェックすることが大切です」

(2011.1.11 livedoorニュースから転載)

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