2012年10月12日

遊具に引っかかる…事故防止、子供服に規格検討

子供服のフードや襟部分のひもが遊具などに引っかかって起きる事故が相次いでいることから、経済産業省は、子供服の安全性に関する日本工業規格(JIS)を策定する検討を始める。

 18日に識者やメーカー、消費者団体の代表らによる検討委員会を設置し、半年間かけて海外規格などの調査を行う。フードが取れやすくなるような措置を求めることなどを視野に検討を進める。

 「子供が他の子にフードをつかまれたり、フードが遊具に引っかかって転んだりしたこともあった」。小学2年の長女(7)をもつ神奈川県大和市の主婦(37)は、そう振り返る。事故予防策としてフードを服の内側に縫い込んでいたといい、「娘におしゃれをさせたかったが、安全性を優先した」と話す。

 東京都が1~12歳の子供のいる親1163人を対象に2006年に行った服の安全性についての調査では、「フードが公園の遊具に引っかかって首が絞まった」「服のボタンが取れて誤飲した」など危険を感じた経験のある人が77%に上り、16・5%は実際にけがをしたと回答した。

 「日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会」によると、今年3月、関東地方の4歳の女児が自宅から外に出る際、上着のフードが玄関の取っ手に引っかかったまま扉が閉まり、窒息して入院する事故が起きた。



jyukennews02 at 14:50│ 注意