2013年03月09日

小学校入学準備 生活習慣を身につけるのが大事

 小学校の入学式まで1カ月足らず。新生活へ、期待だけでなく不安を抱える親子も多い。就学前と違い、小学校では本格的な学習が始まり、集団行動が基本になる。順調な学校生活を送るには生活習慣を身につけるのが大事なようだ。

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学習準備には



 就学前、保護者が不安に思うのが学習だ。幼児期にはどんな準備をしておけばいいのだろうか。

 ベネッセ次世代育成研究所の高岡純子主任研究員は「小学校入学前に生活習慣を身につけておくと、学習にスムーズに入れる傾向があるようです」と話す。


 同研究所が昨年10月に発表した調査によると、生活習慣が身についているほど文字や数などの「学習に関する力」や自分の気持ちを言ったり、相手の意見を聞いたりする「学びに向かう力」が高い傾向にあった。

 調査は昨年1~2月に実施。年少児から小学1年の子供を持つ母親5016人が回答。それによると、年長児の「物事をあきらめずに、挑戦することができる」割合は、生活習慣がある=83・5%▽まあある=69・1%▽あまりない=53・3%-だった。「数を足したり、引いたりすることができる」割合も、生活習慣がある=92%▽まあある=87・2%▽あまりない81・7%-と、生活習慣が身についているほど高かった。

 一方、小学校入学までに身につけておいた方が良かったと思うもの(複数回答)は、あいさつやお礼が言えること、挑戦する気持ちなどが上位になった。



安全対策を



 通学時や留守番時など、子供の安全対策も入学前に考えておきたい。

 通学路を一緒に歩き、危ない場所や交通量の多い場所を確認、防犯ブザーの使い方も教えておく。近所で一緒に通える友達を探しておいてもいいという。子供が留守番する場合に備え、家の鍵の使い方を教え、「電話に出ない」「家の鍵は必ず閉める」など留守番時のルールも決めておく。

保護者が不安に思う要因の一つが学校との関わり方が大きく変わること。幼稚園などでは送り迎えがあり、毎日園側と接していたため、子供の様子を細かく聞くことができた。だが、小学校は保護者会や学級便りが中心となり、子供の日中の様子を知る機会は少なくなる。

 高岡研究員は「子供が学校の話をするときはしっかり聞く。あまり話さないようなら、他のお母さんから様子を聞いてみてもいいですね」。

 父親の役割も大事だ。授業参観に行ったり、学校に足を運んだりするといい。高岡研究員は「お母さんも1年生。戸惑いや不安、驚いたことを夫婦で共有することが大事」と話している。


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 ■小1プロブレム 回避へ子供を肯定

 集中して話を聞けない、授業中に歩き回る-。小学校に入学したとき、授業や集団生活になじめない、「小1プロブレム」。学級崩壊につながる恐れもあるが、どう対処すればいいか。


 早稲田大学の小林宏己教授(教育方法学)は「子供たちが小学校になじめない背景には就学前後の人的・物的な環境の違いに対する漠然とした不安や、周囲に甘えたい気持ちがある」と指摘する。就学前は一人一人に寄り添う対応がされるが、小学校では集団行動が優先されがち。比較的自由に活動できた就学前と違い、小学校では時間割もあり、授業中には机に向かい、椅子に座って授業を受けることが求められる。


 だが、自己肯定感が強い子供は比較的スムーズに小学校の生活に入っていけるという。子供が失敗しても「大変だったね」と声を掛け、否定しない。そして、できたら「すごいね」「頑張ったね」と褒めてあげるといいという。小林教授は「失敗してもやり直せる、認められる経験があれば、新しい世界に対する興味や意欲が不安より大きくなる」と話している。


(2013.3.6 産経ニュースから)


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