2013年05月02日

子ども時代の読書が大人の人生豊かに! 調査で裏付け

5月の大型連休です。さまざまな予定があることでしょうが、子どもと一緒に読書する時間を加えてみてはいかがでしょうか。というのも、子ども時代の読書経験が大人になってからの社会性や自己肯定感などに大きな影響を及ぼしていることが、国立青少年教育振興機構の調査でわかったからです。子どものころの読書は、大人になってから本当の成果が表れるようです。

調査は2012(平成24)年2月、インターネットによるアンケート方式で行われ、20代から60代までの成人5,258人から回答を得ました。調査は、回答者の読書量や行動などを得点化して、子どものころの読書と現在の生活や意識がどう関係しているのかを分析しています。

調査結果によると、1か月間に読んだ本の冊数と、「子ども」(小学校就学前から中学校まで)のころに絵本や本を読んだり、読み聞かせを受けたりした「読書活動」の量との関係を見ると、まったく本を読まない者の割合は、読書活動の多かったグループで17.7%だったのに対して、少なかったグループは40.9%にも及び、明らかに幼児期から中学校までの読書活動が大人になってからの行動に大きな影響を及ぼしていることがわかりました。

また、読書が「とても好き」と回答した者の割合は、子ども時代の読書量が多かったグループで34.0%だったのに対して、読書量が少なかったグループでは11.9%にとどまりました。
さらに、現在の読書量が非常に多い者の割合は、高校時代に読書量が多かったグループで32.6%、読書量が少なかったグループで13.7%でした。
このことから同機構は、幼児期から中学生までの読書量が「読書好き」になるかどうかに影響し、高校時代の読書量が大人になってからの読書量に関係すると説明しています。

では、子どものころの読書は、大人になってからどんな影響を及ぼすのでしょうか。「社会や人のためになる仕事をしたい」「将来の目標がある」などの質問への回答を点数化して子ども時代の読書活動の多寡と比較したところ、「自己肯定」感が高い者の割合は、読書活動の多かったグループで43.8%、少なかったグループで28.6%でした。
同様に「意欲・関心」「文化的作法・教養」「市民性」などの分野でも、子どものころの読書活動が多かった者のほうが、高い数値を示しています。特に、「文化的作法・教養」は、就学前から小学校低学年にかけて読み聞かせを受けたり、絵本を読んだりすることと大きく関係していることが明らかになりました。

子どものころの読書量と、大人になってからの年収や学歴とが関係するという結果は、統計的には見られませんでした。しかし子どものころの読書は、大人になってからの学歴や年収にはつながらないものの、その人の人生を確実に豊かにしてくれると言えそうです。

子どものころに読書活動の多い者は、同時に体験活動の経験も多いという結果も出ました。結局のところ、「よく学び、よく遊べ」の言葉に尽きるでしょう。

(2013.4.30 ベネッセ)


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