2013年05月15日

子供の便秘 排便習慣の大切さ伝えよう

子供たちに排便の大切さを伝える取り組みが行われている。軽視されがちな排泄(はいせつ)を見直し、子供の不調のサインを見逃さないことが大切だ。(戸谷真美)

 「小学校では、トイレがいじめや冷やかしの場という『嫌な場所』になってしまっている。学校では『食べ物が体のために大切』と教えても、排泄の大切さは教えられてこなかった」と話すのは、NPO法人「日本トイレ研究所」の加藤篤代表理事だ。

 同会と提携する小林製薬(大阪市中央区)が昨年行った調査では、46%の小学生が「学校でうんちを我慢したことがある」と回答。理由(複数回答)は「恥ずかしい」が53%で最も多く、「和式トイレが苦手」(35%)、「臭(くさ)い」(25%)が続いた。


 ◆専門外来も

 平成18年から排便外来を開設している、さいたま市立病院小児外科部長の中野美和子さんは「慢性的な便秘は何となく体がすっきりしない。結果として、いつも走り回って落ち着かない、集中力がない、食が細いといった問題の原因になっていることがある」と話す。排便外来を受診する患児は月に70~80人。このうち新規患者は20~30人に上る。

 中野さんによると、症状は大人と同じ腹痛や排便痛などだが、子供ならではの悪化してしまう事情があるという。「幼い子供は便秘のため、排泄痛があると『うんち=怖い』という恐怖心が『排泄したい』に勝ってしまう」(中野さん)。ひどくなると、自覚がないまま便をもらしてしまうこともあるという。

慢性的な便秘を抱えていた小学1年の男児は「教室で便をする」と、担任と母親に排便外来へ連れられてきた。男児は自分が無意識のうちに便を漏らしてしまうという意識は薄かった。「普通学級は無理」とまで話す担任に対し、中野さんは「1週間で治ります」と言い、毎日浣腸などで排泄することから治療を始めた。「怒られても子供自身は、なぜ便が漏れるか分からない。傷つくし、親にも不信感を覚えます」

 便秘になってしまったら、とにかく出すことが大切。誤解されがちだが、浣腸や下剤そのものは正しく使えば依存性はない。腸を本来の姿に戻し、生活習慣を改めれば、改善することがほとんどだという。


 ◆キラキラうんち

 同研究所は、小林製薬や王子ホールディングス(東京都中央区)など企業とも連携。小学校のトイレの簡易改修や、するっと出て臭いも控えめな「キラキラうんち」の習慣の大切さを伝える「うんち教室」を開いている。

 キラキラうんちをするため、(1)朝、コップ1杯の水を飲む(2)朝食を好き嫌いなく、よくかんで、もりもり食べる(3)外で元気よく遊ぶ-といったポイントを伝え、1週間分の「うんち日記」用意。保護者からは「日記をつけるために苦手な野菜を全部食べるようになった」といった声が寄せられているという。

 中野さんは「子供たちのために、周りの大人ができることは良い体を作ること。排泄を軽視せず、大切な習慣だと認識してほしい」と話している。

(2013.5.15 産経ニュースから転載)



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