2013年07月05日

手足口病、首都圏でも流行の兆し-埼玉県や八王子市で警報基準値超え

九州や中国地方を中心に手足口病が流行している中、東京都の一部や埼玉県で、6月24日-30日の週の患者報告数が国立感染症研究所の定める流行警報の基準値(定点医療機関当たり5.0人)を超えていたことが5日、分かった。埼玉県は、「今後、県内における流行の拡大が予想される」として警戒を強めている。

 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3-5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2-3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。

 埼玉県によると、県全体の定点医療機関当たりの報告数は5.03人。保健所ごとの報告数は、15.0人の加須が最多で、草加(10.4人)、春日部(8.62人)、熊谷(7.33人)、川口(6.94人)、朝霞(6.33人)も多かった。年齢別では1歳が最も多く、1-3歳が全体の60.1%を占めた。

 一方、東京都内では八王子市が警報レベルを超える定点当たり6.1人となり、特に同市東南部で8.3人と多かった。

 2011年以来2年ぶりに基準値を超えた埼玉県は、手洗いの励行や、患者とのタオルの共有を避けるといった予防策をホームページ上に掲載し、注意を呼び掛けている。


(2013.7.6 医療介護CBニュースから転載)




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