2013年11月28日

塾・習い事も「節約」 ベネッセ調査 月平均1万5千円

部活や習い事でのスポーツや芸術活動よりも、もっと勉強をしてほしい。でもお金はかけられない――。ベネッセ教育総合研究所(東京都)の調査で、幼児から高校生までの子どもの母親の、そんな実情が明らかになった。3人に2人が教育費に重い負担を感じており、4人に1人が不況による影響を挙げた。


 調査は、3~18歳の子どもがいる母親が対象。3月下旬に実施し、約1万6500人が、インターネットを通じて回答した。同研究所では2009年にも同じ内容の調査をしており、前回と同じ17歳までの子どもの母親で比較した。


 子ども1人に対し、塾やけいこ事などにかける「学校外教育活動費」は、月平均で1万5千円。09年調査より1700円減少した。学校段階別では、中学生が2万2300円で最も高かったが、減少幅も2800円と最も大きかった。


 「中学受験をする予定」と答えた母親に絞ると、学校外教育活動費は月平均4万400円に上り、このうち塾を含む「教室学習活動」には2万4200円をかけていた。

 母親の「教育観」を問う質問では、「親の教育への熱心さが子どもの将来を左右する」という質問に「とてもそう」「まあそう」と答えた母親が62・6%に上り、09年よりも7・5ポイント増えた。「運動やスポーツよりももっと勉強を」とした母親は34・8%、「音楽や芸術活動よりももっと勉強を」とした母親は39・5%で、ともに09年よりも約8ポイント上昇した。


 だが、学校外での教育費は、塾などの教室学習活動、スポーツ、芸術のいずれも09年より減少した。66・2%の母親が「教育にお金がかかりすぎる」と答え、27・0%が「不況で教育費を減らした」とした。

 同研究所は「塾の平均費用はオンライン型の登場などで下がっており、選択肢の幅が広がった。習い事の数を減らしたり、学校での活動を利用したりして、親は賢く費用を抑えているようだ」と分析している。


(2013.11.28 朝日新聞から転載)



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