子供の才能を潰す親のNG行動 おせっかい親にならないよう注意「子供3人以上の世帯」負担軽減へ 結婚支援策も盛り込み 少子化対策大綱を閣議決定

2015年03月14日

道徳教科化に賛否両論6000件「健全な社会秩序維持」「価値観の押しつけ」

 文部科学省は13日、平成30年度以降に教科化される小中学校の道徳をめぐる学習指導要領の改定案について、2月4日~3月5日の期間で実施していた意見公募(パブリックコメント)を集計したところ、国内を中心に5002人から計5993件の意見が寄せられたことを明らかにした。教科化によって「健全な社会秩序が維持され、伝承される」などの賛成意見が出た一方、「一定の価値観や規範意識の押しつけにつながることが危惧される」などの反対意見も寄せられた。

 賛成意見では、子供たちへの教育の観点からだけでなく、教科化によって、教員の能力を高め、学校教育の質の向上を期待する声が目立った。具体的には「教師が子供とともに学ぶことが必要」「多くの教員が道徳の授業のあり方を考えることとなり、授業の質にも目が向けられる」などの意見があった。

 一方、反対の立場からは「偏狭なナショナリズムにつながる」「国の考え方を子供に植え付ける危険性が極めて高い」などの意見がみられた。「道徳は普段の生活などから学ぶもので、教科として学ぶものではない」「現行の制度でも十分に実施できる」などと教科化することへの疑問も目立った。

 文科省は今回の改正案で、教育内容を「正直、誠実」「感動、畏敬」などキーワードごとに示したり、小学校低学年から教材で国を愛する心を取り上げたりするなど記載を大幅に変更。こうした工夫について、「分かりやすくてよい」「改善された」などと評価する声があった。

 評価は記述式で行われるが、「評価を記入するからこそ、意識して指導に当たることができるようになる」との賛成意見がある一方、「教師の求める発言をする子供が増える。道徳は本音で語れる場とすることが重要」との指摘もあった。

 文科省は寄せられた意見を改正案に反映した上で、月内に新指導要領として告示する方針。道徳は「特別の教科」として小学校で30年度、中学校では31年度から導入される見通し。


(2015.3.13 産経新聞から転載)



ランキングに参加しています。 


にほんブログ村 受験ブログ 小学校・幼稚園受験(塾・指導・勉強法)へ


人気ブログランキングへ  人気ブログランキングへ


東京・神奈川の幼稚園情報満載! 『幼稚園受験.com』

西東京版 『幼稚園受験.com』

関西版 『幼稚園受験.com』

小学校受験ポータルサイト 『小学校受験新聞』

中学受験情報満載 『中学受験わかばナビ』

子育て・育児サイト 『キッズライフなび』

幼児のためのダウンロード問題集



jyukennews02 at 02:05│ 公立 
子供の才能を潰す親のNG行動 おせっかい親にならないよう注意「子供3人以上の世帯」負担軽減へ 結婚支援策も盛り込み 少子化対策大綱を閣議決定