2015年08月15日

片頭痛をもつ子どもたちに共通点 頭が良くて感受性や発想が豊か?


頭痛を訴える子どもたちにはこんな共通点が!


子どもでも、頭痛をおこします。子どもの頭痛は大人の頭痛と違い、喘息や腹痛、嘔吐、アレルギー、自家中毒などの症状として現れることがあります。

当院でも、下は7歳から頭痛を訴える子ども達がお母さんに連れられてやってきます。頭痛外来にやってくる子どもたちに共通するポイントがあります。それは、彼らがとても繊細で、頑張り屋さんの子ども達だということです。

子どもらしさとは、自由に自分の意見を言えることです。周りの空気を読まず、自分の心のままに振舞い、思ったことを口に出す、天真爛漫、これが本来の子どもらしさでしょう。

しかし、頭痛を訴える子ども達は、とても気を使いながら生きている感じがします。彼らの頭脳は高速回転するハイスペック脳ですから、とても繊細で、先読みする傾向があります。無意識のうちに、家族や友達、周りにいつも気を使っています。

親の期待を裏切らないように頑張る、思ったことを一旦飲みこんで、発言し行動する。一言で言うと、けなげな子供が多いのです。

 頭が良くて、感受性が豊か、発想が豊かなことが、片頭痛の子どもの特徴です。でも頭の回転が良くて、気がまわりすぎるからこそ、他の子とは違う気苦労も多いのです。

本当の自分はこう思っていて、こうしたいのだけれども、もし自分がそう言ってしまうとママが困るだろうな、と考えます。気を使い過ぎて、ぐっとこらえるクセが付いている子どもたち。脳神経回路が生まれつき発達しているため、他の子どもが気付かないような、相手の心の機微までダイレクトにくみ取ってしまい、ストレスも感じやすい。

頭痛の子どもたちはとても傷つきやすいのに顔に出しちゃいけないと、一生懸命、強い仮面をかぶって自分を守ろうとしていることが多いようです。

子どもの頭痛を訴えてくる親御さんたちは、まずは小児科を受診します。子どもの頭痛に真剣に取り組んで下さる小児科ならいいのですが、「痛くなったら、これを飲んでください。」と、痛み止めの処方をするだけの場合も、少なくありません。

 しかし、これでは、3回頭痛が起これば、3回痛み止めを飲む。6回頭痛がおこれば、6回飲むだけ。回数が増え、頭痛の重症度が上がることには、無関心です。

 頭痛の子どもたちが希望しているのは、「頭痛の回数を減らしてほしい。」「頭痛のたびに吐いたり寝込んだりする状態から救ってほしい。」「学校に普通に行けるようになりたい。」ことです。これらが病院を受診するきっかけなのに、痛み止めの処方だけでは問題解決になっていません。

極端な話、痛み止めだけを処方するだけなら、薬局に行って市販の痛み止めを買った方が時間もお金も節約できます。でも、そこであえて病院を受診しているのだから、なぜ小児科を受診しているのかをくみ取ってあげて欲しい。

頭痛持ちの子どもは、とても我慢強いのです。ちょっと独創的で個性的な子供さん達ですが、根はいい子が多いです。文句を言わず根をあげず、我慢する子どもたちです。痛み止めを飲むことも、こらえてしまうことがよくあります。

 ぜひ、痛み止めの処方だけでなく、頭痛の回数や重症度を下げる治療薬や生活指導を行ってあげてください。

まず最初に受診する小児科で、ガイドラインに沿った治療が行われることを願っています。もし、痛み止めだけが処方されるようなら、お近くの頭痛外来を受診して下さい。子どもの体質に合った処方をしてくれるはずです。

子どもの頭痛には、子どもの頭痛の治療があります。ぜひ、痛み止めでごまかすのではなく、適切な治療を受けましょう。

(富永喜代)

2015.8.15  ライブドアニュースから転載


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