2015年11月04日

6歳までの声かけで決まる!? 「頭のいい子」の育て方


シークレット・スライト・オブ・ランゲージの講座で習うカウンセリングは、病気の方向けだけではなくて、業績を上げたいとか売り上げを上げたいとか成績を上げたいとか、何だかの目標に対してそれを達成するためのお手伝いにも活用できる手法です。

先日の講座の小話の中で、子どもの成績についてのお話がありました。成績がいい人とそうでない人は、そもそも本人が持っている「前提」が異なるのだそうです。例えば、「学力は遺伝だから家系的にうちはみんな頭が悪い」と思っている人は成績が伸びません。これ、前回のお話(http://allabout.co.jp/newsdig/c/89161)で言うと自分の成績に対して「遺伝」という他者原因で言い訳していることにもなります。逆に「遺伝なんて関係ない。本人の努力次第で学力はいくらでも伸ばせる」と思っている人は成績が伸びます。自分の成績に「自分の努力」という自分原因で責任を持っているとも言えます。

自分と成績が同じくらいかそれ以上の人と会話をすると、「勉強なんてやり方次第で誰にでもできるようになるよね」「テストの点数なんてコツさえつかめば簡単に伸ばせるよね」「できるできないはやる気があるかないかだけだよね」といったことをみんな同じように言っているのです。

逆に、私の妹は勉強が苦手だったのですが、いつも「いくら頑張ってもできない人がいるんだよ。できない人の気持ちなんてわからないでしょう!」と私のことを責めていました。はい、正直言ってできない人の気持ちは分かりません。

このような認識の違いは、学力の差によって生まれている、つまり「勉強ができる」という成功体験と、「勉強ができない」という苦手意識体験の積み重ねによって生まれた「結果」が認識の違いなんだと勘違いしていました。実際は逆だったのです。もともとどのような「前提」を本人が持っているのかの違いで、妹は「頑張ってもできない」という前提を持っているから、現実も「できない」という結果につながっているだけだったんですね。

勉強だけでなく、日常生活やコミュニケーションや仕事の業績なども、自分がどのような「前提」を持っているかで「結果」が異なってきます。

例えば、「健康を維持するためにはあらゆる面で細心の注意を払わなければいけない」という前提を持っていると、ちょっとでも「健康的な生活」から外れたら体調不良が出現します。自分の前提が正しいことを体が証明しようとするからです。「自分は初対面の人と話すのが苦手だ」という前提があると、いつも初対面の人と話すときは緊張してうまく話せなくなったりします。

「前提」はある意味、信じ込みや思い込みです。勘違いとも言えるかもしれません。たとえ勘違いであっても、それがよい勘違いであればそのまま信じていった方がよいケースもあります。「自分は運動が得意だ」とか「勉強が得意だ」とか「人に好かれやすい」とか「運がいい」といった信じ込みは、大いに活用していくとよいのです。

人はどちらかというとネガティブな信じ込みを作りやすかったりします。ネガティブだと気付きにくいよくある信じ込みにこんなものがありませんか?

・努力すれば結果が得られる(=努力しなければ結果は得られない)
・楽して稼いだお金はすぐに失う
・お金持ちは何となく悪者のような気がする
・いいことが続いて浮かれていると足元をすくわれる
・苦労した方が大物になれる

「前提」は自分で作り出した信じ込みですから、いつでもどのようにでも書き換えることができます。私は以前、自分は「稼ぐことができない」と思っていました。実際は、父親との関係性がクリアになっていなかったので、無意識のうちに「稼げてはいけない」と思っていたのです。そのように信じ込んでいる時は、ボランティアでやらなければいけない案件ばかりが、仕事の依頼として来ていました。父との関係をクリアにして「お金を受け取る」ことに対するネガティブな感情も解消したら、ちゃんとギャラがもらえるようになりました。

勉強に関していえば、その「前提」は子どもの頃に作れるものです。子供の将来の命運を分けるリミットは、6歳までなんだそうです。6歳までにどのような「前提」が作られるかで、ある程度その子の「伸びしろ」が見えてくるということなのかもしれません。

子どもの「前提」を作っているのは親の言葉かけです。もし、お子さんの成績が伸び悩んで頭を悩ませている親御さんがいらっしゃったら、まずは小さい頃からお子さんにどのような声かけをしていたか、ちょっと思い返してみるとよいでしょう。


All About から転載  2015.11.4



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