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2016年10月13日

イマドキ幼児は「幼稚園で習い事」が増加中


子どもの頃、ピアノやバレエなどの習い事に通っていた、というL25世代も多いのではないでしょうか。近い将来、子どもを持つことを考えると、気になるイマドキの習い事事情。子どもに習い事をさせる親は多く、ベネッセ教育総合研究所の「第5回幼児の生活アンケート」によると、3歳児では29.8%、小学校入学前の5歳児では71.4%もの子どもが何らかの習い事をしていることが分かっています。

では、L25世代が子どもだった頃から、習い事の種類や傾向に変化はあるのでしょうか? 「“王道”の習い事は昔から変わらず人気です」と教えてくれたのは、上記調査を行ったベネッセ教育総合研究所・次世代育成研究室の研究員持田聖子さん。

「幼児期(1~6歳)の習い事の一番人気は『スイミング』、2番目は『月1回程度、定期的に教材が送られてくる通信教育』、3番目は『体操(体操教室)』。4番目以降は『英会話などの語学の教室』『楽器(ピアノやバイオリンなどの個人レッスン)』と続きます。L25世代の皆さんが子どもの頃との違いは、『英会話などの語学の教室』の割合が増えてきていること。グローバル化が進む時代に、子どもの将来の可能性を広げたいという想いもあるのかもしれません」(持田さん、以下同)

年齢によって人気の習い事にも差がある、と持田さん。特に発達の著しい幼児期には、「健康に育ってほしい」という期待を込めて、習い事を選ぶ親が多いようです。

「3歳くらいまでは、親子で一緒に行える習い事や、音楽に合わせて動いたり走ったりするリトミックのような習い事が、もう少し年齢が上がると、男女ともにスイミングや体操など、基礎体力をつけられる習い事が人気です。男の子ではサッカー、女の子だとダンスに通う比率が増えてきます。小学校に上がると書きとりや計算などを学べる勉強寄りの教室が増えてきますね」

一方、幼児期の習い事選びの条件には、「家から近いこと」も重要なポイントだそう。

「小さな子どもの習い事は、親の送迎が必要、昼寝などもする子どももいるため、送迎に時間がかかる習い事には通いにくい。そのため、家から近いことの優先順位が高くなるのだろうと考えられます。

また、昨今ワーキングマザーが増加し、保育園児の数が伸びています。保育園のなかには、英会話や体操等の講師を外部から呼ぶなどして、さまざまな体験ができるところもあります。また、民間が運営する保育園の中には、外国人講師によるオールイングリッシュタイムなどの時間が設けられていたりと、工夫を凝らしているところもあります」

保育園だけではなく、幼稚園でも、習い事を取り入れる傾向があるとか。

「幼稚園が午後2時くらいに終わったあと、外部業者に委託して有料の体操や英会話の教室を開催するところも増えてきました。私立幼稚園では、保護者の要望も受けて、様々なプログラムに工夫をこらしている動きがあります。幼稚園が終わった後、ワンストップで習い事もできる幼稚園は親にとっても利用しやすく、今後も増えていくのではないかと思います」

習い事自体のトレンドに大きな変化はないものの、習い事までトータルで面倒をみるという運営に舵を切る保育園や幼稚園が増えているようです。親に習い事まで付き添ってもらったL25世代も多いかもしれませんが、社会の流れの中で、共働きの家庭でも無理なく続けられるよう、幼児期の習い事のあり方も変化しているようです。

【参考調査】
ベネッセ教育総合研究所「第5回幼児の生活アンケート」(2015年)
ベネッセ教育総合研究所「第2回学校外教育活動に関する調査」(2013年)

(末吉陽子/やじろべえ)

(R25編集部)






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