2020年10月29日
国立?私立?どうする小学校受験 それぞれの違いを解説
小学校受験を考えた時、国立の小学校と私立の小学校どちらがよいか迷う保護者の方も多いでしょう。具体的にどちらがよいということはなく、住む地域などにもよって選び方が変わってきます。まずは国立と私立でどのような違いがあるのかをチェックしてみましょう。
国立小学校の特徴
国立小学校は、国が「教育研究機関」として小学校を設置しています。
研究に基づいた授業が実施されており、教育の質が高いことが期待できます。
一部の国立小学校では、国立小学校の教師を私立小学校へ派遣し、教師への教育指導を行うこともあります。
そのため、教育の質・教師の質が高い小学校へ入学させたいという場合は、国立小学校がおすすめです。
しかし、国立小学校の場合は、居住地によって受験できる子どもを制限している小学校があるというデメリットがあります。
また、小学校卒業後、中学校・高校への進学ができない場合もありますので、小学校受験のタイミングで中学・高校についてある程度考えながら選ぶとよいでしょう。
私立小学校の特徴
私立小学校の場合は、学校によって個性的な特徴をもつ学校がたくさんあります。
私立小学校はさまざまな学校があるので校風や教育方針などをチェックしてみるとよいでしょう。
子供の個性に合わせた学校はどんなところか、楽しく過ごせるところはどこかを探してみましょう。
なお、私立小学校の場合、女子校・男子校・男女共学などの選択肢があり、そのほか中学校・高校・大学までエスカレーター式で「内部進学」ができる学校もあります。
女子校がいい、男子校がいいという希望や、エスカレーター式で内部進学したいという希望がある場合は、私立小学校がおすすめです。
国立と私立で迷ったらどうすればいい?
受験が必要な小学校の場合、国立小学校・私立小学校共に特色がはっきりしています。
もし、国立小学校と私立小学校どちらがよいか迷った場合は、受験を考えている小学校をピックアップし、見学に行ってみるとよいでしょう。
実際に学校の先生から学費や教育方針、学校についての話を聞いてみたり、子どもたちの様子を見てみたりすることで、子どもが小学校に入ってからの様子を想像することができます。
そして、実際に小学校まで行ってみて、自宅からの通学手段や通学時間をチェックし、子どもが無理せず通えるかどうかも合わせて考えて見るとよいでしょう。
まとめ & 実践 TIPS
小学校受験を考えている場合、受験をする小学校選びは大切です。
どこの小学校を受験するかによっては中学校や高校、大学への進学など、子どもの将来も変わってきます。
そのため、保護者が事前に国立小学校・私立小学校のそれぞれの特徴を踏まえて、子どもにとってよい小学校を選んであげましょう。
出典:私立・国立小学校の試験とは?どんな準備が必要?【小学校受験】
URL https://benesse.jp/kyouiku/201904/20190417-1.html
出典:小学校受験ってどんなもの?近年の受験動向
URL https://benesse.jp/kyouiku/201904/20190415-1.html
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