育児ニュース
2013年04月01日
認可保育園に入れる裏ワザって? 保育情報アドバイザーに聞いた
子どもを保育所に預けたくても預けられない「待機児童」の問題が深刻化している。国が把握しているだけでも、待機児童の数は平成23年4月時点で2.5万人を超えており、潜在的な待機児童の数は80万人以上ともいわれる。働きたくても働けない、というママたちは後を絶たない。
保育園には、国が定めた条件を満たし補助を受けられる「認可保育園」と、それ以外の「認可外保育園」の2つがある。認可保育園の大きなメリットは、保育料が安いということ。認可外保育園に通う場合、保育料の一部を補助する自治体もある。しかしそれを考慮しても、保育料が安い・保育士の数が多い・園庭が広いなどの利点から、やはり「認可保育園に入れたい」と強く望む親が圧倒的に多いのが実情だ。
両親がフルタイムで働いている、近所に頼れる両親・親戚がいないなど、保育園の必要性が高い家庭が優先されることも関係し、認可保育園に入れるのはかなりの狭き門。今回はそんな待機児童問題について、保育情報アドバイザーの三木育美氏に話を聞いてみた。
「保育園に関する苦労話はさまざまです。例えば、『保育園、認証園、保育ママなどを探したが、どうしても区内で預けることができず、区外の無認可保育園に預けなければならなかった』というケースがあります。また、『あえて1月ごろから職場復帰をして無認可園に預けておき、4月から認可保育園に入園できるようにした』というのはよくある話。子どもが2人以上のご家庭の場合、上の子と下の子が別々の保育園になってしまった事例もあります。転園申請をしても、結局卒園まで転園できなかったそうです」
このようなエピソードはまだマシな方で、最近では保育園に入れるために、偽装離婚をする家庭もあるという。果たして、認可保育園に入れるためのいい方法、例えば裏ワザのようなものはないのだろうか。三木氏はこう語ってくれた。
「裏ワザとまではいきませんが、例えば、年明けごろから週に数日間仕事に復帰して、預かり保育やベビーシッターなどを利用し、『保育の必要性』をアピールするというのは有効です。ほかに、効果のほどは分かりませんが、保育園入園の申し込み時に、認可保育園に入る必要性を説いた陳情書を付けて提出する、こまめに役所に行き常に空き状況を確認するなどといった方法もあります」
また、三木氏が提案するのが「保活(保育園に入るための活動)」だ。
「保育園に子どもを入れるためには、ただ書類を自治体に提出するだけではダメ。就職活動と同じで、しっかりと計画を立てて活動することが大切です。まず、子どもを妊娠したらすぐに、保育所リサーチをはじめること。それも、自分が住んでいる市区町村だけではなく、近隣の市区町村も視野に入れたほうがベター。これは、自治体によって保育環境が大きく違うからです。例えば、品川区は第二子枠というものがあり、第一子が認可保育園に通っている場合、第二子も優先的に認可保育園に入れます。これを知っていれば、将来子どもが2人欲しいと思っている家庭は、品川区への引越しを考えるかもしれません」
保育園入園に向けた戦いは果てしない。杉並区や足立区では、保育園入園が叶わなかった母親たちが区に対して抗議活動をするなど、待機児童問題熱は激化する一方。その反面、横浜市のように待機児童対策で大きく前進している自治体もある。行政任せにするのではなく、保護者側も、自分たちの生活スタイルや将来像をしっかりと見据えて、保育園対策を考える必要がありそうだ。
(SUUMOジャーナルピックアップ から転載)
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幼児のためのダウンロード問題集
2013年03月31日
「いないいないばあ」に「またやって!」 保護者にも0歳児にも嬉しい遊びとは?
***
乳児期の子どもは、積み木やガラガラなどのおもちゃを使った遊びのほか、大人との手遊び歌やにらめっこなどの伝承遊びをとても喜びます。一人で楽しく遊び続けることはまだ難しいので、保護者が一緒に遊んだり、遊びのお手本を見せてあげたりすることが大切です。
まだ話すことができない0歳児でも、「いないいないばあ」をしてあげると、喜んでキャッキャッと声を出して笑い、「またやって!」という表情を向けてきます。大人にとっても嬉しい反応ですね。こうした子どもの要求に、保護者の皆さんはしっかりと応答してあげましょう。赤ちゃんの言動を真似したり、応答したりするだけも遊びになり、親子の間で楽しい、うれしいといった感情の響き合いが生まれます。赤ちゃんは保護者が反応してくれたことで心が満たされ、親子の愛着関係が深まっていきます。
乳児期は言語能力が未熟で、自分の気持ちをうまく表現することが難しいので、乳児同士を遊ばせると、いざこざが起こることもあります。遊びの楽しさを存分に味わってほしい時期なのに、お友達に泣かれたり、保護者に叱られたりする場面が多くなってしまうと、かわいそうな気がします。
この時期は、のびのび遊べるように保護者が環境を整えてあげることが大切です。たとえば、児童館に遊びに行く場合は、おもちゃの取り合いになって困らないようにお気に入りのおもちゃを用意する、ほかの友達にぶつからないよう距離を置いて遊ぶ、お腹がすくと機嫌が悪くなるのでおやつや飲み物を準備しておくなどです。近くで見守りながら、徐々に遊びのルールを教えていきましょう。
出典:子どもの遊びの見守り方【第1回】(乳児期/0~2歳編) - Benesse(ベネッセ)教育情報サイト
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幼児のためのダウンロード問題集
2013年01月13日
ままも族、友達感覚でママも一緒に
ままも族とは、娘と一緒に「ママも」きれいになりたい!と考えるような母親が、友達感覚で娘と一緒に美容室に行く等行動を共にする母娘達のことを指す。
近年、親子関係が友達化してきているが、特に母と娘の関係性はその進行力が非常に強い。特に美容系サービスの利用を一緒に受けている率が高い。
リクルートのアンケートによると一緒に美容サービスを利用する理由としては、「気を使わなくていい」「娘(母)と一緒に体験できることが嬉しい」「コミュニケーションを深められる」などの意見があった。増えている理由をどう思うかの問いに対しては、「友達感覚の親子が増えている」「少子化により子がより親密になった」「母親が若くなった」などが挙げられた。SNS利用者である母親で娘をフォローしている・友達になっている人は、40.1%。一方、夫をフォローしている・友達になっているのは4.9%と低い。
『ケイコとマナブ』編集長 根岸菜穂子氏は、子育てが一段落ついた母親は習い事、お稽古に関して意欲的傾向であることを語った。1990年、『ケイコとマナブ』の創刊をきっかけにマーケットを盛り上げた世代が、ちょうど現在子育ても落ち着き、習い事やお稽古マーケットに戻ってきたという。
このような母親の傾向から、今後美容だけでなく英会話や資格取得などの教育分野でも母娘一緒に受講という形も考えられる。母と娘の絆が強さを増す先に教育業界への影響もみられるのではないだろうか。今後の動きに注目したい。
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2013年01月11日
子供のお片づけ 遊びとセットで「習慣」に
◆最初が肝心
「片づけの能力が身に付けば部屋がきれいになるだけではなく、子供が自分のことを自分で行う責任感も身に付きます」と上野さんは話す。
片づけ上手な子供に育てるには最初が肝心だ。幼稚園や保育園に入園する前頃から声をかけ始めるといいという。
子供が小さいと、片づける理由を伝えてもなかなか理解できないため、習慣化させるといい。今使っているおもちゃをきちんと片づけてから次のおもちゃを出すようにする。「遊びと片づけがセットだと覚えさせて」と上野さん。
「人形の場所はここ」「ブロックの場所はここ」というように、片づけの場所を子供でも分かりやすいようにしておくといい。収納場所がいっぱいだと片づけにくいので、なるべく収納量の7~8割程度にしておく。子供がリビングで過ごすことが多い場合、リビングに子供用の収納を用意し片づけやすくしておこう。
忘れていけないのが、片づけのたびに子供をほめることだ。作業中は「ちゃんとお片づけしてえらいね」。終わったら「部屋がきれいになって気持ちいいね」などと声をかけ、子供に片づけに対して嫌なイメージを持たせないようにしたい。
◆ゲーム感覚で
「ゲーム感覚を取り入れ、片づけは楽しいものと覚えさせるのもいいですね」と上野さん。「あの箱にどちらが早く入れられるか競争しようか」などと声をかけ、親子やきょうだい、友達などでゲームとして楽しみながら取り組んでみよう。
子供が小学校に入学する程度になったら、片づけの意義や理由を伝えるようにする。「片づけないと、次に使うときに見つからなくて困るでしょう」などと具体的に伝える。
子供がなかなか片づけないからといって、親が一人で片づけてしまうと逆効果だ。親が片づけてくれるものと思い、片づけなくなってしまう。また、次に予定がある場合には片づけの時間も予定に入れ、「片づけをしなくていい」という例外を作らないようにする。
子供部屋が散らかっている場合はどうすればいいか。上野さんは「親が勝手に掃除したり片づけたりしてはいけない」。散らかっていて目に余る場合でも、「このまま片づけないなら、お母さんが片づけちゃうよ」とまずは声をかける。「触られたくないから、すぐに片づけを始めることが多いですよ」(上野さん)
子供に片づけをしつけるには親の姿勢も重要だ。上野さんは「親がきちんと片づけをしていないと、子供は片づけなくてもいいや、と思ってしまう。親も常日頃から、しっかり片づける姿勢を見せることが大事」と話している。
(2013.1.10 産経ニュースから転載)
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2012年10月05日
幼保一体化に関する調査 第一生命経済研究所
幼稚園・保育所及びその保護者に対する意識調査によると、幼児教育と保育の両方を提供する幼保一体施設に対するニーズはあり、それにこたえるためにもそうした施設をつくる必要はある。特に子ども数が減っている地方において、施設を有効活用するためにも、幼保一体施設をつくる意義がある。
既存の幼稚園、保育所、幼保一体施設が並存する状態が現実的である。施設側も保護者側も幼保一体施設をつくるからといって、全てが幼保一体施設になる ことを望んではない。この背景には、保護者のニーズの違いが今後も残るとみられるほか、既存の幼稚園と保育所の教育・保育内容及び施設の差も大きいことなどがある。
幼保一体施設を増やすだけでは、0〜2歳児に多い待機児童の解消には不十分である。待機児童対策のためには、大都市部の0〜2歳の保育を行う施設を別途増やすことが必要である。また、既存の幼稚園における預かり保育の拡充と保育所における幼児教育の充実を行うなど、それぞれの機能拡充が求められる。
子育てをする家庭が優先的に求めている支援は保育政策だけではない。子育て支援を前進させるには、追加財源をすべて幼保一体化や保育の拡充に費やすのではなく、子どもに対する手当の充実や幼児教育の費用の軽減などニーズの高い政策にも配分することが求められる。
施設調査は、2011年10~11月に全国2,000施設の私立幼稚園と私立保育所、保護者調査は、2011 年10月に、幼稚園・保育所に通う3歳以上の子どもをもつ母親400人に対してインターネットを用いて行った。
(2012.10.5 塾ニュースから転載)
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2012年09月17日
寝る子は脳も育つ? 「海馬」体積大きく、東北大チーム研究
研究チームによると、うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で海馬の体積が小さいことが明らかになっており、滝教授は「子供のころの生活習慣を改善することで健康な脳を築ける可能性がある」としている。
研究チームは平成20年からの4年間、健康な5~18歳の290人の平日の睡眠時間と海馬の体積を調査。睡眠が10時間以上の子供は6時間の子供より、海馬の体積が1割程度大きいことが判明したという。
滝教授は東日本大震災後、宮城県内の被災者の健康状況も調査しており「十分な睡眠を取れずストレスを感じたことが、子供の脳にどう影響を与えるか見ていかなければ」と話した。
(2012.9.17 産経ニュースから転載)
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2012年08月24日
カルピスが自主回収 微生物混入で4万本超
24日までに健康被害の報告はないという。カルピスは購入した人に料金着払いで商品を送り返すように呼び掛けている。代金は後日返却する。
返送先は、374-0072、群馬県館林市大新田町166、カルピス受付窓口係。問い合わせはカルピスお客様相談室、フリーダイヤル(0120)811127。
(2012.8.24 産経ニュースから転載)
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2012年06月28日
子育てするなら、都会派? 田舎派? 理想の育児を大調査!
まずは、「都会派!」という意見から。
■都会=洗練されたオシャレな人になれる!?(25歳/介護士)
「私自身、地方出身ということもあり、都会出身者へのあこがれがあるので(笑)。さりげないオシャレを楽しめる大人になってほしい」
都会に住んだからといってオシャレになれるとは限りませんが……(笑)。都会出身という響きは確かにあこがれかも。
■交通の便で選ぶなら(24歳/飲食)
「田舎に嫁いだ友人に『田舎は交通の便が悪いので、どこに行くにも車で送り迎えしなければいけない』と聞き、ペーパードライバーの私には無理! と思ってしまいました……」
交通の便を考えると、どこへ行くにも電車が通っている都会は便利で安心ですよね。
■教育の場が充実している(27歳/IT)
「子どもの教育を考えると、田舎よりも都会が充実していると思う。お稽古も選べるし、学校も多いので」
進学の選択肢が多いのは都会ならではの特権かもしれません。
続いて、「田舎派!」という意見は……
■大自然の中でゆったり過ごさせたい!(26歳/保険)
「緑に囲まれた大自然の中でたくさん遊ばせてあげたい。それに、子どものころから都会の喧騒の中で生活するのは少しかわいそうな気がする」
大自然の中で遊びまわることのできる田舎。都会のようにボール遊びができる場所が制限されていなかったりするのもいいですよね。
■「地元」があるってうらやましい(28歳/販売)
「地域の結びつきが薄い都会で育ったので、仲のよい『地元』について話す友だちがうらやましい。年末年始に帰省できる『地元』があったり、その土地に誇りを持っていたりするのを見たりするといいなと思います」
都会か田舎かによる話でもないかもしれませんが、愛着を持って語れる故郷があるのはいいですよね。
■両親のそばがいい!(25歳/教育)
「私の両親や親戚が多く住んでいる田舎がいい。都会で頼れる人がいないのはやっぱり不安です」
確かに子育ての経験豊富な両親のそばだと、いざというとき安心できそう。
■両方のおいしいところ取り!?(25歳/広告)
「田舎というか、都会近郊のベッドタウンがいい。都会にも近くて遊びや買い物にも行きやすいし、都会ほどごみごみしていないのでゆったり過ごせそう」
両方のおいしいところだけを取ったベッドタウンという意見。賢い選択かもしれません。
それぞれにメリットがある分、どちらも捨てがたいですが、やっぱり大事なのはわが子をどんなふうに育てていきたいかということ。パートナーとも相談しつつ、親となる自分たち自身でしっかり見極めたいですよね。あなたは子育てをするなら、都会派? それとも田舎派?
(2012.5.30 ピーチィから転載)
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2012年06月05日
子どもの習い事 スイミング1位、塾2位
英会話のGabaでは、「子どもの教育に関する保護者の意識調査2012」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、新学年になっての子ども(複数いる場合は末子、以下同様)の様子や子どもの教育に関する保護者の意識について聞いた。
習い事開始状況についてみると、“新学年になってから、新しい習い事を始めた”割合は、全体では19.8%と、約2割となり、学年別にみると、1年生が最も高く、35.5%で3人に1人の割合となり、小学生になって新しい習い事にチャレンジしている様子が覗えた。
次に、勉強の様子についてみると、“新学年になって、勉強に対する戸惑いが感じられる”割合は、全体では21.7%と、2割強の子どもが新学年になって勉強に戸惑いを感じている結果となった。
子どもの習い事について、現在習っているものを聞いたところ、全体では「スイミング」24.8%が最も高く、「学習塾」18.9%、「ピアノ」16.7%、「書道」12.5%、「英会話」9.6%が続いた。
また、習い事をしていないのは25.5%だった。男子と女子を分けてみると、男子と女子では習っているもので違いも見られ、男子では「スイミング」26.6%、「学習塾」18.2%に次いで高かったのは「サッカー」で17.6%となった。女子では「ピアノ」が最も高く26.6%、以下、「スイミング」23.0%、「学習塾」19.6%、「書道」15.0%が続き、スポーツに関する習い事は男子のほうが多く、芸術に関する習い事は女子の方が多い様子が窺える結果となった。
また、子どもに習わせたいものを聞いたところ、全体では「スイミング」18.8%が最も高く、次いで「英会話」14.9%、「そろばん」14.6%、「書道」14.3%、「学習塾」11.9%が続いた。
男子と女子を分けてみると、男子に習ってほしいものでは、最も高かった「スイミング」20.4%に続いたのは「書道」で13.4%となり、以下、僅差で「英会話」13.2%、「そろばん」13.0%が続いた。女子に習ってほしいものでは、「スイミング」17.2%、「英会話」16.6%、「そろばん」16.2%、「ピアノ」15.4%、「書道」15.2%と上位5項目が僅差となった。
子どもが現在習っているものと習わせたいものではギャップも見られ、「そろばん」では、子どもが現在習っているもの上位5位以内には登場しなかったが、子どもに習わせたいものでは3位となり、また、「英会話」では、子どもが現在習っているものでは5位だったが、子どもに習わせたいものでは2位と順位を上げた。
「株式会社 GABA調べ」
(2012.6.3 塾ニュースから転載)
2012年06月02日
テーマ「総合こども園」 「待機児童」解消しない8割
長い記事になります・・・・
産経ニュース 【私も言いたい】 から
「総合こども園」について、29日までに456人(男性273人、女性183人)から回答がありました。
「幼稚園と保育所の一体化に賛成か」では「NO」が55%と半数を超えました。「幼児教育や保育サービスの質は上がると思うか」は「NO」が79%。「保育所に入れない待機児童の問題は解消すると思うか」も「NO」が80%に上りました。
◇
(1)幼稚園と保育所の一体化に賛成か
45%←YES N O→55%
(2)幼児教育や保育サービスの質は上がると思うか
21%←YES N O→79%
(3)保育所に入れない待機児童の問題は解消すると思うか
20%←YES N O→80%
◇
◆体制の整え直し必要
千葉・女性パート(46)「働きたい親が増えているのだから、いっそのこと全部保育園にしたらよいのでは」
神奈川・男性自営業(54)「保育所と幼稚園の管轄縦割り行政をやめるべきだ。厚生労働省に組み入れるのが現実的」
大阪・女性会社員(28)「保育所に通わせている子供の方が、社交性やルール規範の能力が昔の自分より高いと思う。親の介入しない社会を築く力を育てるためにも、よいきっかけになる」
大阪・主婦(37)「時代の変化に応じて体制を整え直すことはどんな分野においても必要だ」
中国・上海在住・女性保育士(46)「幼保一元化は必要だと思うが、それ以前に働く職員、幼稚園教諭、保育士の資格免許の統合に向けての取り組みが必要だ」
新潟・男性アルバイト(25)「幼稚園は教育機関で保育所は児童福祉の施設。分野の違うものを一緒にするのはうまくいかないことがある。それでも一体化した方が合理的だ」
滋賀・男性会社員(34)「子供を預けられるようになると次の子を産む気にもなり、少子化対策にもなりうる」
◆現場で混乱が生じる
埼玉・女性会社員(47)「幼稚園教諭と保育士は全く異なる。安易に一体化しても現場で混乱が生じ、安心して預けられない園が増加するだけだ」
東京・男性会社役員(63)「制度を変えても待機児童は減らず、また無駄なことをやると思うと情けなくなる」
山口・男性自営業(58)「そもそも幼稚園と保育所を同列に並べて一つにしようとすること自体に猛烈な違和感を感じる。一体何がやりたいのか分からない」
群馬・女性医師(40)「幼稚園は教育を行う所、保育園は子供を預かる所。何でも一緒くたという考えは賛成できない」
神奈川・男性会社員(37)「保育園だからできるサービスもあるし、幼稚園だから期待するサービスもある。総合こども園だと何が良くなるのか不明だ」
大阪・男性団体職員(49)「保育所は最低限の生活を保障するためのセーフティーネット(安全網)として捉えるべきだ」
愛知・女子大学生(20)「一元化と言っているが、保育園と幼稚園では目的が違うので難しいと思う。保育費用も親に全て負担がくるのではないかと心配だ」
◇
【総合こども園】
幼稚園と保育所の機能を持ち、幼児教育と保育を一体的に提供する施設。今まで公的サービスが薄かった家庭の母親を支援する機能も持ち、一定の要件を満たした株式会社やNPO法人の参入も可能です。今の保育所は一定期間内にほぼ全て移行しますが、幼稚園には移行しない選択肢も残されました。移行しても3歳未満児の受け入れ義務はなく、待機児童解消につながらないとの見方もあります。
2012年05月29日
3歳児への授乳は「あり」か「なし」か 米国で論争に火
日本語で「愛情育児」や「密着育児」とも訳されるこの育児法は、主に「 母乳で育てる(breast-feeding)」「ベビースリング(布状の抱っこひも)を使って子供と密着して過ごす(baby-wearing)」「添い寝をする(bed-sharing/co-sleeping)」といった育児スタイルを推奨しており、これらを実践することで親子の絆が深まり、子供が健やかに育つとしている。
論争の火付け役となったのは、この育児法を特集した米タイム誌の表紙だ。「Are you mom enough?(あなたは母親として十分ですか)」というやや挑発的な見出しの横で、26歳の母親が腰に手を当て、椅子の上に立ちながら母乳を飲む3歳の息子とともにカメラを見据えている。
実際の記事はシアーズ博士の生い立ちや、アタッチメント・ペアレンティングにたどり着いた経緯、同育児法を取り入れる母親達の様子、科学的な視点との比較などについて書かれており、表紙を飾ったジェイミー・リン・グルメットさんはアタッチメント・ペアレンティングを実践する信奉者の1人として紹介されているに過ぎない。
しかし、幼児の授乳にスポットライトを当てた表紙の衝撃は大きく、発売直後から「両足で立てる子供に授乳すべきではない」「行き過ぎている」「のぞき見しているようで不快」といった批判が噴出した。一躍時の人となったグルメットさんも、自身の育児スタイルについて「児童福祉局に通報すると言われたり、性的虐待と言われたりしたこともある」とタイム誌のインタビューで語っている。
これだけ大きな反響があるのは、波紋を呼ぶ表紙もさることながら、アタッチメント・ペアレンティングの概念自体が米国に文化として根付いている育児法と異なるためだろう。
タイム誌の記事は、「ここ20年のアタッチメント・ペアレンティングの台頭が、母子の関係性についての既成概念を打ち砕く一因となった」と述べているが、米国では依然として幼少時から子供に「自立」を促そうとする風潮が強く残っている。また、親になっても夫婦の時間を重視する傾向があるため、母親が子供に四六時中付きっきりになることや(シアーズ博士は泣く子を放っておくと脳に損傷をもたらす恐れがあるとしている)、子供と一緒に寝ることに抵抗感を示す人も多い。
実は筆者自身、子供達が乳児の頃にアタッチメント・ペアレンティングを育児に取り入れていた経験がある。日本在住だった当時、シアーズ博士による育児書「ベビーブック」を読んでベビースリングを利用しようと決めたのだが、 同育児法を実践しているか否かにかかわらず、まわりにも当時人気のあったベビースリングを活用し、栄養価が高いと言われる母乳で育て、子供の情緒安定や夜間の授乳のために添い寝をする母親が多くいたため、自分の育児スタイルに特に違和感は感じなかった。
しかし、筆者の米国人の夫はとりわけ添い寝に反対で、親子は別室で寝るべきと考える夫と意見が衝突することが頻繁にあった。タイム誌が引き金となった今回の論争でも、表紙そのものと長期授乳の是非以外に最も物議を醸しているのは添い寝についてで、ここしばらく賛否両論の意見が飛び交っている。
賛成派は、欧米に多い親子別室で寝る習慣は歴史が浅く、世界的には依然として添い寝が主流と論じるとともに、親と一緒に寝る子供は夜泣きしにくいなどの利点や、肥満になる確率が独り寝の子供より70%低いという研究結果を紹介している。
一方の反対派は、大半が添い寝による乳幼児事故死の危険性を指摘している。実際に、米国小児科学会(AAP)は親子同室(room-sharing)を推奨しているものの、添い寝は窒息死や圧迫死、ベッドと壁の隙間に挟まるなどの恐れがあるため避けるよう勧告している。また、米国消費者製品安全委員会(CPSC)も2歳以下の添い寝はリスクが高いとして危険警告している。
授乳に関しても、米国では外出先で授乳ケープなどを用いて授乳する母親を見かけることがほとんどない。外ではミルクや搾乳した母乳を哺乳瓶であげるのが一般的なようで、米国疾病管理予防センター(CDC)によると生後6カ月まで母乳のみで育っている乳児は14.8%にとどまる。タイム誌表紙のグルメットさんのように子供が幼児になっても授乳を続けるのはほんの一握りの母親だ。
移動も車社会のため、かごのように持ち運びのできるベビーシートが広く利用されている。前向きの抱っこひもや背負うタイプのアウトドア用ベビーキャリアは時々見かけるが、公園などではベビーカーで散歩をしている家族が多く、ベビースリングはあまり見かけない。
育児法をめぐって議論が勃発するのは今回が初めてではない。昨年、エール大学法学部教授で「タイガー・マザー」の著者であるエイミー・チュア氏がウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿した「Why Chinese Mothers Are Superior(なぜ中国人の母は優れているか)」と題されたエッセーが大論争を巻き起こしたのは記憶に新しい。チュア氏はこの中で、自身の2人の子供を例に挙げながら、極端とも思えるスパルタ教育が英才児を育てると主張した。
また、今年初めにはこれに対抗するかのように、パリ在住の米ジャーナリスト、パメラ・ドラッカーマン氏が「Why French Parents Are Superior(なぜフランス人の親は優れているか)」 というエッセーを同紙に寄稿し、感情や知性、自制心の発達をサポートするフランス式子育ての利点を挙げた。
より良い子育てのための議論は尽きないが、様々な育児法が話題に上っては消えていくなかで、ひとしきり論争が終わると結局は、「子供をどう育てるかは各個人、各家庭の自由」でまとめられることが多いようにも思う。
タイム誌の表紙についても、3歳児への授乳には拒否反応を示した人が多いなか、「彼女は自分の子育てに誇りを持っているだけ」「小さな子供が母親を求めて何が悪い」という支持の声も上がっている。渦中のグルメットさんは長期授乳について、「生物学的には普通のことで、社会的にまだ普通ではないだけ」と語っており、「より多くの人が目にすることで、私たちの文化に浸透する。そのためにも多くの人に見てもらいたい」と自らの信念を貫いている。
取材を進める過程で、筆者は「育児法はどれも全く気にしたことがない。分からないことがあれば人に話を聞いて、何が自分の子供に合うかを模索するだけ」と話す2歳の娘を持つ母親に出会った。今回の論争では感情的な意見が多く聞かれるが、案外彼女の言葉が究極の子育て論なのかもしれない。
(2012.5.29 ヤフーニュースから転載)
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2012年05月19日
「心の脳」を育てる読み聞かせ
「心の脳」は喜怒哀楽などの感情を司る、大脳内側の大脳辺縁系を指す。認知神経科学を研究する東京医科歯科大大学院の泰羅雅登(たいら・まさと)教授が命名した。公文との共同研究などから「読み聞かせは、理性や思考にかかわる脳の前頭前野を働かせるのではなく、辺縁系の動きを活発化させる」とする。
「感情は行動の出発点でもあり、喜怒哀楽をきちんと理解することは、しつけや親子関係を築く上でも重要です。読み聞かせは『心の脳』に働きかけますが、その効用は子供のきらきら輝く目、豊かな表情を見るだけでも明らかです」
そう語る泰羅教授との研究成果と公文としての知見を基に、「Baby Kumon」は親子の絆を育み、学びの土台をつくることを狙いとする。絵本やCDなどの教材を楽しみながら親子のコミュニケーションを図り、毎月1回、最寄りの教室で先輩ママでもある先生からサポートを受ける。公文の橋口健乳幼児普及推進部長は「絆を育み、親と先生が寄り添い、地域密着の安心感がある学びを提案したい」と話す。
2012.5.19 産経ニュースから転載
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2012年04月27日
<キレる子対策>乳幼児から…保育現場で活用目指し会議設置
子どもの心の問題を巡っては、従来の経験則に基づいた指導では「効果が上がらない」という声が教育現場から上がっている。文科省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」が05年にまとめた報告書は、子どもの情動について「生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成される」と指摘。「乳幼児期の適切な環境とコミュニケーション、愛情、教育が大切」としている。
今回はこうした報告書の内容を踏まえ、保育や教育の現場での子どもの指導にどうフィードバックさせるかを議論する。また、05年の検討会では、子どもの情動と脳の働きに関する科学的研究の進み具合についても議論されており、文科省は「子どもの脳に関する研究成果を現場で応用できるようにしたい」(児童生徒課)と話している。
(2012.4.23 毎日新聞から転載)
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2012年04月08日
子育てサポート体験談を冊子に、麻生区が無料配布/川崎
同区30周年記念事業の一環。冊子はA4判の60ページで、区内の子育て支援センターなどに寄せられた相談や悩み、その対応策をまとめたもの。「オムツはいつ外せるのか」「離乳食はいつから始めるのか」といった相談が多いという。保育士や看護師らが執筆を担当した。
「発達編」「食事編」など5章に分け、オムツについては「尿意を感じてからある程度我慢できる」などとタイミングを紹介。離乳食は「生後半年ごろになり、スプーンを舌で押し出すことが少なくなるなどの姿が見られたら開始時期」とアドバイスしている。
区内の保育園やこども文化センターでも配布。こども支援室の担当者は「冊子をきっかけに支援センターなどに足を運んで、悩みを気軽に相談してほしい」と話している。
問い合わせは、同支援室電話044(965)5220。
(2012.4.7 カナコロから転載)
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2012年03月31日
幼児のいる母親、保育園への支払い上限額は月3.05万円
同調査は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の0~5歳児を持ち、子どもを保育園に通わせている、または通わせたいと思っている母親1,000人を対象にインターネットで実施。調査期間は2011年10月11日〜13日。
保育園の入園状況をみると、全体の22.4%が「子どもが保育園には通っておらず、認可保育園に入園希望」という結果になった。また、現在専業主婦で求職中の母親に限ると、38.9%が「保育園に入園希望」となり、待機児童にはカウントされない「隠れ待機児童」の存在が明らかになったとしている。
子どもが保育園に入園している、または入園を希望している母親の9割が何らかの「保活」(保育園に入園するための活動)を実施しており、何もしなかった割合はわずか6.8%。活動内容は、「役所に行って情報を収集」(64.3%)「インターネットで情報を収集」(61.7%)「保育園の見学」(51.4%)などとなっている。また、3割の母親が「役所に行って入園を嘆願」している。母親の職業別にみると、「契約・派遣社員」の母親の半数近くが「役所に行って入園を嘆願」、3割が「就職または転職」している。
保育園に入園している、または入園を希望している母親の4人に1人が「妊娠中」または「子どもが2ヶ月になる前」に「保活」を開始。世帯年収が1,000万円以上の母親になると3人に1人が「妊娠中」または「子どもが2ヶ月になる前」に「保活」を開始していることがわかった。
保育園の入園に関して「認可保育園に確実に入園できるなら保育料が多少高くてもかまわない」と考える母親は全体の3割だった。年収別にみると、世帯年収が700万円までの母親は約半数が「認可保育園に入園できても、保育料が高い場合には断念せざるを得ない」と回答している。一方で世帯年収が700万円を超える母親は半数が「保育料より認可保育園への確実な入園」を優先している。一口に「待機児童」の問題とは言っても、世帯年収によって抱える問題はさまざまで、特に世帯年収の高い家庭は、保育料が多少上がったとしても「確実な入園」を望んでいることが伺える。
支払い可能な保育料の上限を聞いた質問では、全体の平均では3.05万円となった。世帯年収が700万円以下の家庭では7割が「3万円未満」と回答、平均金額も2.46万円。一方、年収700万円以上の家庭は3割が「5万円以上」と回答し、平均金額は4.13万円となっている。
「保活」や保育園の入園によって生活に何らかの影響が出た人は8割を超えている。4人に1人が「時短勤務に変えた」(正社員では4割)、正社員の母親では4人に1人が「育児休暇を早めに切り上げた」と回答。7人に1人が「雇用形態を変えた」(契約・派遣社員、アルバイト・パートでは約3割)、同じく7人に1人が「自宅から遠い園にしか入れず送迎が負担」と答えている。
「保育園への要望」を聞いた質問では、もっとも高い要望は「病児(病後児)保育もしてほしい」(53.9%)、次いで「英語や音楽など保育以外の教育もしてほしい」(40.6%)の順となった。また、「保育時間の延長に電話1本で対応してほしい」(31.8%)、「休日保育もしてほしい」(29.0%)「もっと遅い時間(21:00頃)まで預かって欲しい」(26.9%)等のフレキシブルな時間対応や、「給食の食材は自然食品など安全で安心できるものを提供して欲しい」(29.6%)などの声も高い。
このほか自由回答では、保育園に入園できないために、母親が会社を辞めたり、休日出勤や夜間労働などで仕事をカバーしている様子が明らかになった。また、「妊娠によって仕事を退職した」母親にとっては、社会に復帰するにあたって「仕事が決まらないと保育園に入れない、保育園に入れないと仕事が決まらない」という、大きなジレンマに直面していることがわかった。
(2012.3.30 りせまむから転載)
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