習いごと

2018年04月11日

イード・アワード2018「子ども英語教室」保護者満足度No.1が決定

イード・アワード2018「子ども英語教室」保護者満足度No.1が決定




教育情報サイト「リセマム」は、子ども英語教室の顧客満足度調査を実施し、イード・アワード2018「子ども英語教室」を発表した。


 調査は、3か月以上継続して英会話教室に通っている未就学児(0~6歳)および小学生の保護者を対象に、2018年3月7日~3月22日の期間、インターネットで実施。お子さまの英語教室について「子どもの気に入り度合い」「講師」「教材」「効果」「コストパフォーマンス」「ブランド信頼度」および「総合満足度」を5段階で評価いただき、1,108の有効回答を得た。


 その結果から、未就学児(0~6歳)、小学生の各最優秀賞・優秀賞、また評価項目から部門賞として「子どもが好きな英語教室」「先生がよい英語教室」「教材がよい英語教室」「効果がある英語教室」「コスパのよい英語教室」「ブランド信頼度の高い英語教室」を発表した。


 結果は以下のとおり。


■未就学児(0~6歳)

・最優秀賞
 セイハ英語学院/ラビスクール

・優秀賞:
 AEON KIDS (イーオン こども英会話)
 Benesseこども英語教室

・部門賞
 子どもが好きな英語教室:セイハ英語学院/ラビスクール
 先生がよい英語教室:AEON KIDS (イーオン こども英会話)
 教材がよい英語教室:Benesseこども英語教室
 効果がある英語教室:AEON KIDS (イーオン こども英会話)
 コスパのよい英語教室:Benesseこども英語教室
 ブランド信頼度の高い英語教室:Benesseこども英語教室


■小学生

・最優秀賞
 COCO塾ジュニア

・優秀賞
 学研教室の英語
 KUMONの英語

・部門賞
 子どもが好きな英語教室:COCO塾ジュニア
 先生がよい英語教室:COCO塾ジュニア
 教材がよい英語教室:KUMONの英語
 効果がある英語教室:COCO塾ジュニア
 コスパのよい英語教室:学研教室の英語
 ブランド信頼度の高い英語教室:COCO塾ジュニア


2018.4.11 リセマムから転載



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2017年09月11日

子どもの習い事で親がギブアップ!? ママ友、体験…習い事選び失敗エピソード


子どもの才能を伸ばすべく、小さいうちから習い事を…と考えるママは多いでしょう。そこで悩むのが、「数ある習い事の中から何を選ぶべきか?」という点。

すべて体験させてみて子どもに合う習い事を選びたいところですが、それでは子どもに負担がかかりますし、経済的にも大変です。ママたちの失敗エピソードから、習い事選びの注意点を考えてみましょう。


■習い事、「お友だちと一緒」は危険?

●お友だちの習い事に「私も行きたい!」と言われたら
「娘が幼稚園のお友だちから習い事の話を聞いて、『私も習いたい』と言い出しました。そこで、お友だちと同じピアノ教室と体操教室へ通いはじめたのですが、数ヶ月後にお友だちが遠方へ引っ越してしまって…。

一緒だったお友だちがいなくなった途端、娘は教室に通うのを嫌がるようになり、結局どちらも辞めてしまいました。『お友だちが習うから』という理由だけで安易に習い事をはじめさせたのは、失敗だったと少し後悔しています」(Mさん/34歳/小売店)
お友だちきっかけではじめた習い事が、だんだん本当に好きになっていくパターンもあるでしょう。ただ、はじめる理由が「友だちがやっているから」だけでは、続かない可能性が高いかもしれません。

子どもが「習い事そのもの」に興味を持っているか、ただお友だちと一緒にいたいだけなのか。できるだけ見極めておいた方が良さそうです。



■ママ友と一緒に体験レッスンに参加するときの注意点

●体験レッスンにママ友と一緒に参加したら…
「友だち親子4組でバレエの体験レッスンに行きました。レッスン後、私以外の3組は習わせることを即決。どうやら、体験レッスンに参加した時点で、ほかのママさんは、ほとんど答えは出ていたようです。

しかし、私は正直なところ迷っていて。体験レッスンも『とりあえず、見てみよう』程度で参加しちゃってんです。本当は娘とじっくり話をしてから決めたかったのですが…。ほかの3組の前向きな様子に流されて、つい申し込みをしてしまいました。

さいわい、娘は楽しそうにバレエを続けているので結果的には良かったと思っています。ただ、別の教室も見ておきたかったな…という気持ちは、いまも少し残っています」(Hさん/32歳/建築)
ママ友と一緒に見学・体験レッスンへ行ってしまうと、「ウチはやめておきます」となかなか言い出しづらくなってしまうケースもあるようです。子どものために本気で習い事を選びたい、自分の意見をきっぱり伝えることが苦手という場合には、ママ友と一緒に参加するのは避けた方が良いかもしれません。



■習い事の場所確認は不可欠! 「毎回」の負担を考える


●友人紹介の習い事を決めたら、移動時間でギブアップ
「息子が空手をやりたいと言ったので、友人に紹介してもらった道場に見学。結果、その道場で空手を習うことにしましたが、じつは道場までは家から車で40分。移動時間がかなりの負担でした。

しばらくはなんとか送り迎えしていましたが、結局は親がギブアップ。もっと近い道場を探して、そこに移ることにしました。最初の道場でお友だちもできていたのに…。息子に申し訳ないことをしたと後悔しています」(Eさん/35歳/医療関連)
送り迎えが必要な場合は、移動にかかる時間もしっかり検討しておきましょう。見学のときは「この程度なら…」と思っても、毎回のこととなると負担が大きいかもしれません。



■習い事の続け方。親は厳しい態度を取るべき?

●親のきびしい態度で習い事を継続
「習い事をはじめるときは、『一度でも行くのを嫌がったら、すぐにやめさせる』と、言い聞かせ、子どもにも約束させています。実際に、習い事へ行きたくないと泣いて嫌がったことがあり、その習い事は『約束だからね』と本当にやめさせました。

それ以降、この約束が本物だとわかったのか、自分がやりたいとはじめた習い事に『行きたくない』と言ったことは一度もありません」(Sさん/32歳/自営業)

習い事は選ぶのも難しいですが、続けさせるのはもっと難しい問題です。本人がやりたいと言って始めた習い事でも、子どもですから、気分によっては行きたくない日が出てしまうこともあるでしょう。かといって毎回習い事のたびに、親がなだめすかして連れて行くのも親にとっても苦痛です。

習い事をどうやって続けさせるか、親がどこかで突き放すか…。難しいところです。

習い事選びの大切なポイントは「子どもに合っているどうか」、「子どもが楽しく、好きで通えているかどうか」。それが大前提となるでしょう。ただ、費用や移動時間など、パパ・ママにかかる負担も無視できません。子どももママもできるだけ楽しく続けられる習い事を見つけられるといいですね。

ウーマンエキサイト
2017.9.11 転載






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2017年01月09日

子供のうちにプレゼン磨け ユニーク塾が大人気


産経新聞 

子供のうちにプレゼン磨け ユニーク塾が大人気

パソコンで作ったオリジナルマークを見せ合い、互いに意見を述べる児童=東京都港区の子ども未来キャリア塾(写真:産経新聞)


 ■対話型授業で活発議論、発言力伸ばす

 少子化が加速し、塾業界の多様化が進む中、将来役立つ「プレゼンテーション能力」を子供のころから育成するユニークな塾が相次いで登場している。対話重視のアクティブ・ラーニングを取り入れたり、読書の個別指導で感想を引き出したりと、子供が自由に意見を述べられる環境や機会を提供している。(篠原那美)

                   ◇

 東京都港区の「子ども未来キャリア塾」。児童3人が電子黒板に映し出された1枚の写真を眺めていた。髪や肌の色が異なる複数の陸上選手が駆け出す瞬間の写真は、昭和39年の東京五輪でポスターに採用されたもの。だが、マークなどを隠しているため、五輪のポスターとは分からない。

 「これは何のポスターで、どんなメッセージが込められているんだろう?」。講師の岩崎格大(ただひろ)さんが質問すると「オリンピック」「世界陸上」という声に続き、ある児童がこう答えた。「『人種差別をしない』だと思う。いろんな人種の選手が平等に走っているから」。岩崎さんは目を細めて「なるほど、そうだね」とうなずいた。



 ◆「自由に発言、楽しい」

 同塾のカリキュラムには「プレゼンテーション能力」や「創造力」「批判的思考」などのビジネススキルが並び、授業では対話、協働作業といった「アクティブ・ラーニング」を採用している。

 「小学生のころから論理的に考え、発言することに慣れていれば、就活でも社会人になっても人前で話すことが怖くなくなる」と、同塾を運営するイー・ラーニング研究所の多田恭平さんは説明する。

 小学5年生の女子児童(11)は「学校では、はっきり意見を言うと相手が傷ついてしまうかもしれないと思って黙ってしまうけど、ここではみんなが意見を言える。自由に発言できるのは楽しい」。

 読書感想を講師がマンツーマンで聞き出し、表現力を伸ばそうとする塾もある。東京都文京区にある「RISU塾」はタブレット端末による算数指導と、読書の個別指導に力を入れている。科学者や医師など実社会で活躍している人々が子供時代に影響を受けた本など約130冊を課題図書に選定。

 最大の特徴は、講師と生徒が印象に残った場面などについて話し合うことだ。「この場面、先生はドキドキしたけれど、どう思った?」と対話を促す。同塾を運営する「RISU Japan」取締役の加藤エルテス聡志さんは「人に説明することを意識した読書は深い理解につながる。対話が表現力やプレゼンテーションスキルの基礎になってくれれば」という。



 ◆指導要領を先取り

 子供の発言力を伸ばす試みは、学校教育でも取り入れられている。現行の学習指導要領には「言語活動の充実」が盛り込まれており、国語を中心に討論などの機会も増えた。平成32年度から実施される次期学習指導要領では、さらにアクティブ・ラーニングが導入され、子供同士の話し合いの機会が増える。

 塾業界にもこうした流れが出てきたことに、ベネッセ教育総合研究所の吉本真代研究員は「一朝一夕には身につかない発表・議論の力を、小さいころから身につけさせておきたいというニーズが背景にあるのではないか」と分析。同時に、「アクティブ・ラーニングは知識を活用し理解を深めるための学習法。子供の学習には知識の習得と活用の機会の双方が必要だ」と指摘している。






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2016年10月13日

イマドキ幼児は「幼稚園で習い事」が増加中


子どもの頃、ピアノやバレエなどの習い事に通っていた、というL25世代も多いのではないでしょうか。近い将来、子どもを持つことを考えると、気になるイマドキの習い事事情。子どもに習い事をさせる親は多く、ベネッセ教育総合研究所の「第5回幼児の生活アンケート」によると、3歳児では29.8%、小学校入学前の5歳児では71.4%もの子どもが何らかの習い事をしていることが分かっています。

では、L25世代が子どもだった頃から、習い事の種類や傾向に変化はあるのでしょうか? 「“王道”の習い事は昔から変わらず人気です」と教えてくれたのは、上記調査を行ったベネッセ教育総合研究所・次世代育成研究室の研究員持田聖子さん。

「幼児期(1~6歳)の習い事の一番人気は『スイミング』、2番目は『月1回程度、定期的に教材が送られてくる通信教育』、3番目は『体操(体操教室)』。4番目以降は『英会話などの語学の教室』『楽器(ピアノやバイオリンなどの個人レッスン)』と続きます。L25世代の皆さんが子どもの頃との違いは、『英会話などの語学の教室』の割合が増えてきていること。グローバル化が進む時代に、子どもの将来の可能性を広げたいという想いもあるのかもしれません」(持田さん、以下同)

年齢によって人気の習い事にも差がある、と持田さん。特に発達の著しい幼児期には、「健康に育ってほしい」という期待を込めて、習い事を選ぶ親が多いようです。

「3歳くらいまでは、親子で一緒に行える習い事や、音楽に合わせて動いたり走ったりするリトミックのような習い事が、もう少し年齢が上がると、男女ともにスイミングや体操など、基礎体力をつけられる習い事が人気です。男の子ではサッカー、女の子だとダンスに通う比率が増えてきます。小学校に上がると書きとりや計算などを学べる勉強寄りの教室が増えてきますね」

一方、幼児期の習い事選びの条件には、「家から近いこと」も重要なポイントだそう。

「小さな子どもの習い事は、親の送迎が必要、昼寝などもする子どももいるため、送迎に時間がかかる習い事には通いにくい。そのため、家から近いことの優先順位が高くなるのだろうと考えられます。

また、昨今ワーキングマザーが増加し、保育園児の数が伸びています。保育園のなかには、英会話や体操等の講師を外部から呼ぶなどして、さまざまな体験ができるところもあります。また、民間が運営する保育園の中には、外国人講師によるオールイングリッシュタイムなどの時間が設けられていたりと、工夫を凝らしているところもあります」

保育園だけではなく、幼稚園でも、習い事を取り入れる傾向があるとか。

「幼稚園が午後2時くらいに終わったあと、外部業者に委託して有料の体操や英会話の教室を開催するところも増えてきました。私立幼稚園では、保護者の要望も受けて、様々なプログラムに工夫をこらしている動きがあります。幼稚園が終わった後、ワンストップで習い事もできる幼稚園は親にとっても利用しやすく、今後も増えていくのではないかと思います」

習い事自体のトレンドに大きな変化はないものの、習い事までトータルで面倒をみるという運営に舵を切る保育園や幼稚園が増えているようです。親に習い事まで付き添ってもらったL25世代も多いかもしれませんが、社会の流れの中で、共働きの家庭でも無理なく続けられるよう、幼児期の習い事のあり方も変化しているようです。

【参考調査】
ベネッセ教育総合研究所「第5回幼児の生活アンケート」(2015年)
ベネッセ教育総合研究所「第2回学校外教育活動に関する調査」(2013年)

(末吉陽子/やじろべえ)

(R25編集部)






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2016年09月28日

子どもの習い事は平均月額1万4,670円、62.2%が「非常に負担」



子どもの習い事は平均月額1万4,670円、62.2%が「非常に負担」

2016年 9月 27日
リセマム



 今習っている習い事は「水泳」、今後習わせたい習い事は「英語・英会話」が1位であることが、リクルートマーケティングパートナーズが9月26日に発表した「ケイコとマナブ2016年 子どもの習い事ランキング」より明らかになった。

 調査は、マクロミルの登録モニターのうち習い事をしている小学生以下の第1子をもつ首都圏1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)在住の女性927名を対象に実施した。対象者の内訳は、対象者の内訳は、未就学児の母309名、小学校低学年の母309名、小学校高学年の母309名。調査時期は8月26日~29日。

 今習っている習い事は、1位「水泳」44.9%、2位「英語・英会話」25.2%、3位「ピアノ」23.6%、4位「体操」16.2%、5位「学習塾・幼児教室」16.1%となった。水泳は3年連続の1位となり、喘息の対策や体力づくりなど体力強化を理由に始めている人が多かった。順位に変動はあるものの、ベスト10の顔ぶれは2015年と変わっていない。

 子どもの年齢帯別に見ると、未就学児は1位「水泳」、2位「体操」、3位「英語・英会話」。小学校低学年は1位「水泳」、2位「ピアノ」、3位「英語・英会話」。小学校高学年は1位「水泳」、2位「ピアノ」、3位「英語・英会話」となった。未就学児、小学校低学年とも「ピアノ」「ダンス」といった音楽系が順位を上げているほか、小学校低学年では「学習塾・幼児教室」「書道」「そろばん」も順位を上げた。また、小学校高学年では「水泳」「空手」「テニス」が順位を上げている。

 一方、今後習わせたい習い事は、1位「英語・英会話」27.9%、2位「水泳」18.6%、3位「書道」13.2%、4位「ピアノ」9.0%、5位「そろばん」8.4%で、「英語・英会話」が2015年に引き続き全体トップとなった。

 子どもの年齢帯別に見ると、未就学児は1位「水泳」、2位「英語・英会話」、3位「ピアノ」。小学校低学年は1位「英語・英会話」、2位「水泳」、3位「書道」。小学校高学年は1位「英語・英会話」、2位「書道」、3位「学習塾・幼児教室」となった。「英語・英会話」は全年齢帯で順位を上げているほか、ソフトの使い方やプログラミングなど「パソコン関連」の習い事は、小学校高学年で5位、小学校低学年で10位といずれも順位を上げ、全体の10位にランクインした。また、小学校高学年では「実験教室」も順位を上げている。

 習い事の数は平均2.0個、子ども1人あたりの毎月の合計費用は平均1万4,670円。習い事費用は48.4%の家庭で昨年より「増加」していた。習い事の費用について62.2%が「非常に負担」「やや負担」と感じており、負担感を感じている人は子どもの年齢が上がるにつれて増える傾向にあった。習い事費用の捻出方法としては、「外食費」「ママのお小遣い」「被服費」「美容費」などが多くあげられ、ママのやりくりが大きな役割を果たしていた。

 オリンピックがきっかけで検討を始めた習い事が「ある」人は36人。1位「水泳」11票、2位「卓球」7票、3位「体操」「バドミントン」いずれも5票、5位「テニス」4票と、日本選手の活躍が話題となった競技に回答が集まった。また、4年後の東京オリンピック・パラリンピックでのボランティア参加などを見据えて、「英語・英会話」という回答も4票あった。




jyukennews02 at 14:54|Permalink

2016年08月06日

子どもの習い事や塾などの費用、月収の何%が適正?


保護者側の考え方でかけ方が変わるのが「学校外教育活動費」。学校外教育活動費は、保護者側の裁量が利くお金だけに、「どのくらいまでなら、かけていいものなの?」と悩むかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、学校外教育活動費の調査を参考にしながら、家計費とのバランスを考えてみたいと思います。
学校外教育活動費は「中学生時代の負担」が多い

取り上げるデータは、2013(平成25)年の「学校外教育活動に関する調査2013--幼児から高校生のいる家庭を対象に--」(ベネッセ教育総合研究所)です。
まずは、ひと月にかかる学校外教育活動費を、就学先別にご紹介していきましょう。カッコ内の金額は、ひとつ前の2009(平成21)年の調査です。

●就学先別の学校外教育活動費
幼児 ⇒ 6,700円 (7,200円)
小学生 ⇒ 1万6,200円(1万7,900円)
中学生 ⇒ 2万2,300円(2万5,100円)
高校生 ⇒ 1万7,200円(1万9,400円)

全体をとおした平均額は、ひと月1万5,000円(前回調査では1万6,700円)になっています。
データを見ると、中学生時代の負担が重くなっていることがわかります。また、いずれの年代でも、前回調査(2009<平成21>年)に比べて全体的に金額が減っています。0歳からの幼児教室通いなど、習い事の早期化も目立ってはいるものの、保護者側のお財布事情は厳しく、裁量が利くお金である学校外教育活動費を押し下げているのが現実なのだと思います。

次は、世帯年収の違いが、学校外教育活動費のかけ方にどのくらいの差を生んでいるのかをご紹介します。

●世帯年収別の学校外教育活動費
世帯年収400万円未満 ⇒ 8,500円(8,700円)
世帯年収400~800万円未満 ⇒ 1万4,100円(1万4,700円)
世帯年収800万円以上 ⇒ 2万5,600円(2万6,700円)

年収が高くなるほど、学校外教育活動費が高くなるのは、自然な現象です。年収が400万円未満のご家庭で、学校外教育活動費が1万円以内というのは、適正な負担額といえますし、年収が800万円を超えると、月に2万円台の負担をしているご家庭は実際にも多くなっています。


月収に占める子ども費は10%程度が適正

ここからは、ファイナンシャル・プランナーの視点で、家計に占める子ども費の適正な割合をご紹介していきます。

お子さまが小学生までのご家庭に対して、子ども費の割合は「手取り月収の10%程度が適正」だとアドバイスをしています。この10%の中には、学校にかかるお金と学校外教育活動費を含めます。中学生以上になると、10%で収まらない家庭が増えていきますが、小学生時代までは10%程度に抑えるのが理想です。
子ども費を10%程度に抑えたい理由は、お子さまが小学生くらいまでは、手取り月収に対して、10%程度の貯蓄をしておきたいからです。学校に支払うお金は仕方がないとして、学校外教育活動費の負担が重いと、小学生時代に10%の貯蓄をするのが難しくなります。

月謝(保育料)の負担が高めの幼稚園時代は、習い事代などを含めた子ども費の割合が手取り月収の15~20%を占め、幼稚園時代に貯蓄がまったくできないご家庭もありますが、幼稚園時代に貯蓄ができないのは問題あり。幼稚園時代には学校外教育活動費を抑えてでも貯蓄を増やしておかないと、その後、貯蓄を増やせるチャンスは、塾通いが始まる前、具体的には小学3年生くらいまでの短い期間しか残らないからです。

中学生以降は生活コストの上昇にも注意

お子さまが中学生になったころから、「貯蓄がほとんどできなくなった」という家庭が増えていきます。学校外教育活動費に加えて、お子さまが保護者とは別行動を取る機会が増え、被服費などもお下がりが通用しづらくなります。生活費についても、友達とファーストフードで食事をするなど、1人の消費者としてお金を使う機会が増えていきます。

データを見ると、中学生時代が学校外教育活動費の負担が最も高くなっています。生活コストが押し上げられるなかで、2万円を超える学校外教育活動費の負担をしていると、貯蓄に向ける金額が減ってしまうご家庭も少なくないでしょう。さらに、高校以降になると、学校や塾に支払う費用が増えていくので、ますます貯蓄がしづらくなります。

冒頭にも述べたとおり、学校外教育活動費は保護者側の裁量が利くお金ですので、貯蓄が思うようにできないと思ったら、将来の教育費を準備するためにも、多少はがまんする必要もありそうですね。


ベネッセ 教育情報サイト






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2016年08月04日

スポーツの習い事! 教室や種目の選び方まとめ


子どものころからスポーツを始めておくと、丈夫な体になり体力がつく、心肺機能が向上して風邪をひきにくくなるといった身体的効果があります。さらに、新しいことにチャレンジする行動力が身についたり、協調性が養われるといった精神的効果も期待できます。
とはいっても、スポーツにもいろいろな種類があり、どれを選べばいいのか迷うこともあるかと思います。今回は、スポーツの習い事の選び方や、人気のあるスポーツについてご紹介します。



スポーツの習い事の選び方3つのポイント

スポーツの習い事の選び方には3つのポイントがあります。

【1】子ども主体でやらせること
ひとつ目に、子ども主体で行うことが大切です。保護者の都合で無理やり習い事に通わせていると、子どもが習い事に関して保護者の顔色をうかがうようになったり、楽しめないためになかなか上達しなかったりします。習うスポーツの種目も、できるだけ子どもがやりたいと思えるものを選びましょう。



【2】さまざまなスポーツに挑戦する
ふたつ目に、さまざまなスポーツに挑戦させてあげることです。特に4~8歳のころはさまざまな運動をすることで神経が急速に発達する時期であるため、子どもが興味をもったスポーツはできるだけたくさんやらせてあげるとよいでしょう。
幼児期からひとつのスポーツだけを専門的にやった場合、その分上達は早まることが期待されますが、成長した際に伸びしろを見つけにくくなる可能性があります。専門的に行っていたひとつのスポーツで行き詰ったときに、他のスポーツの経験はきっと役に立ちますので、ぜひいろいろなスポーツに挑戦させてあげてください。



【3】信頼できるコーチにつく
3つ目に、信頼できるコーチにつくことです。子どもとの相性はもちろん、子どもたち一人ひとりの性格、モチベーション、技術レベルに合わせて適切なアプローチをしてもらえるか、子どもの可能性を伸ばしてもらえそうかを見極めましょう。




習わせてよかった!人気のスポーツ3選はコレ!

では、続いて実際に人気のあるスポーツをみてみましょう。

◆水泳

水泳のメリットは、全身運動によって体力がついたり、心肺機能が強化されて風邪を引きにくくなったりぜんそくの改善が期待されたり、ストレスの解消になったりするなどが挙げられます。また、万が一の際に水難から身を守れることも、水泳を習う利点でしょう。
必要となる費用の目安は、月謝が週1回コースで6,000円~9,000円程度、入会金が2,000円~8,000円が一般的なようです。これに加えて、水着や帽子を買う費用もかかります。

◆サッカー

サッカーの魅力は、チームプレイを通じて協調性を養ったり、コミュニケーション能力を身につけられたりする点にあります。また、ボールや相手の動きを観察して自分がどう動くべきかを瞬時に判断する力が要求されるため、判断力を鍛えられることが期待されます。
月謝の相場は1,000円~6,000円と幅広い傾向にあります。また、ユニフォームが5,000円~2万円程度かかること、場合によっては合宿費用などが別にかかる場合があることも覚えておきましょう。

◆体操教室(体操、新体操、体育教室)

体操や新体操、体育教室の習い事のメリットは、課題の演目の達成に向けて反復練習を行う中で根気強さが身につく点です。また、体の柔軟性が身につくのでケガをしにくい体づくりもできるでしょう。
そのほか、跳び箱や鉄棒、マット運動などを練習するので、学校の体育の授業で役立つことも利点として挙げられます。新体操は音楽に合わせて演技を行うため、リズム感が養われるのも期待できます。かわいらしい衣装と道具を使っての演技で、子ども自身も楽しめるでしょう。
費用の目安は、月謝が週1回、1~2時間のレッスンで5,000円~8,000円程度が一般的な相場のようです。そのほか、ユニフォーム購入費用や発表会の費用がかかることもあります。新体操の場合は道具の購入が必要な場合もあるため、それも念頭に置いておきましょう。


子どもに合ったスポーツで心身を育てよう!

スポーツは「好きこそものの上手なれ」の習い事だと言えます。子どもが楽しんで続けられることが、上達と心身の成長の秘訣です。
親子で一緒に体験教室や見学などに参加してさまざまなスポーツにふれ、お子さまに合ったスポーツの習い事を見つけてみてください。


ベネッセ






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2016年07月30日

幼児・小学生の習い事事情 約7割が複数かけもち!


さまざまな習い事や体験活動があるなかで、「何をさせるべき?」「いつから始める?」と迷っている保護者のかたは多いのではないだろうか。そこで、ベネッセ教育総合研究所の佐藤昭宏氏が、幼児と小学生の習い事事情を解説する。

***

ベネッセ教育総合研究所が、全国の子どもを持つ母親を対象に実施した「第2回学校外教育活動に関する調査」(2013<平成25>年)によると、幼児・小学生の家庭が習い事など学校外の教育にかける費用はここ数年で減少傾向にあります。それでも、およそ7割の幼児・小学生は、複数の活動をかけもちしていることもわかりました。

幼児期(3~6歳)と小学校低学年(7歳~9歳)と小学校高学年(10歳~12歳)いずれの段階でも、最も多いのは「2つ」。幼児期は小学校段階と比べ、「活動なし」が14.5%と高いのですが、一方で「5つ以上」が占める比率も高く、17.2 %に上ります。幼いうちにさまざまな活動を経験させたいという気持ちは、どの親も同じかもしれません。

幼児期には比較的安価な複数の家庭学習で教育活動をスタートし、小学校に上がるとスポーツ活動をプラス、高学年になると、さらに塾や教室での習い事を加えていく、というのが平均的なパターンのようです。

「我が子になるべく多くの活動をさせてあげたい」というのはすべての親の願いだと思いますが、現実的には、上記のようなかけもち具合が落としどころになりそうです。ひとつの目安として、参考にしてみてください。






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子どもの音楽の習い事、楽器別特徴とメリット・デメリット


子どもに音楽を習わせることは、脳の働きを活性化させる、聴覚を発達させる、豊かな感性を育てるなど、多くのメリットから人気となっています。
しかし、音楽の習い事とひと口に言ってもさまざまな楽器があり、どれを選べばよいのか悩んでしまうという保護者のかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもの音楽の習い事について、人気のある楽器別に特徴をご紹介します。



音楽の習い事の定番!≪ピアノ≫

ピアノはほとんどの幼稚園、保育園、学校にあるため、お子さまにとって非常に親しみやすい楽器です。また、「友だちやお兄ちゃん、お姉ちゃんがやっているから」という理由で興味をもつお子さまも多いでしょう。

◆ピアノのメリット

ピアノはほかのさまざまな楽器と比べても、人間性知能(HQ)を特に高められると言われています。
人間性知能とは、計画性や社会性、問題解決能力、運動能力、言語能力といった知能です。両手の指を細かく動かしながら楽譜を見て先の音を読み、適切に演奏するという動作が人間性知能を高める訓練になるとされています。
また、ピアノに向かい座って演奏することで、お子さまに落ち着きをもたせる効果もあるとされます。

◆ピアノを習ううえで難しい点

自宅にピアノを置きたいと思っても、ほかの楽器よりも大きいのでなかなか難しい場合があります。さらに、防音環境も必要なため、住宅環境によっては設置できないケースもあります。こういったケースでは、電子ピアノやキーボードなどで代用する対策が必要となるでしょう。


クラシック音楽に親しみたいなら≪バイオリン≫

バイオリンは一見ハードルが高そうですが、子ども用のバイオリンもあり、お子さまの頃から楽しめる楽器のひとつです。

◆バイオリンのメリット

バイオリンは肩と顎で楽器を支えながら正確な音程をとって曲を奏でる必要があるので、ほかの楽器に比べて集中力が鍛えられる楽器と言えるでしょう。
また、ほかのお子さまがあまりしていない楽器ということもあり、バイオリンが弾けるということはひとつの「特技」になります。幼い頃から特技をもつことができ周囲からほめられれば、お子さまにとって自信にもつながります。

◆バイオリンを習ううえで難しい点

バイオリンは、正確な音程で音楽を思い通りに奏でられるようになるまでに、比較的時間のかかる楽器です。また、教材もクラシック音楽が多くお子さまがなじみにくい部分もあるかもしれません。楽しんで続けられるようになるまでに、時間を要する楽器だと言えるでしょう。


ポップスやロックなど軽音楽の花形!≪ギター≫

軽音楽器の花形でもあるギターは人気の習い事で、多くのお子さま用ギターレッスンが開かれています。お子さま用のギターで手が小さい頃からでも習うことができます。

◆ギターのメリット

お子さまが親しみやすいポップスを習える点がギターのメリットです。また、人と一緒に弾いたり、弾き語りで歌ったりすることに適した楽器であるため、家族や友だちと楽しみながら楽器に親しめます。

◆ギターを習ううえで難しい点

ギターはピアノやドラムなどに比べると、基礎の段階をクリアしにくい面があります。慣れるまでは手指を大きく広げたり弦を押さえたりするのが難しく、子どもがそれを辛いと感じる可能性があります。
しかし、裏を返せば基礎段階をクリアすると上達しやすく、なじみやすい楽器だと言えるでしょう。


音楽的素養だけでなく運動神経向上も期待できる≪ドラム≫

ダイナミックなドラムは軽音楽器の中でギターと並ぶ人気があり、多くの楽器店などでお子さま向けのレッスンが開かれています。他の楽器に比べ、「ドレミファソラシド」などの楽譜で覚えていく側面が少ないため、感覚で身につけやすい楽器と言えるでしょう。

◆ドラムのメリット

ドラムのメリットは、演奏時に手も足も使ってリズムをとるため、リズム感が他の楽器よりも身につく点です。リズム感は音楽だけでなく、スポーツなどにも役立ちます。
ドラムは演奏に全身を使うこともあり、運動能力の向上も期待できます。また、ひとつの楽器で、音の違う複数のシンバルやドラムなど、さまざまな音を出して楽しめることや、さまざまな楽器とセッションできることもドラムのメリットです。

◆ドラムを習ううえで難しい点

音が大きく場所をとるため、自宅で練習しづらい点が挙げられます。また、ドラムセットをすべてそろえようとすると高額にもなります。 ヘッドフォンをつなげる防音の電子ドラムを使うとよいでしょう。


お子さまの気に入る楽器を探そう!

ご紹介した中に、お子さまが気に入りそうな楽器はありましたか?
楽器の習い事は、実際に保護者が弾いて聞かせてみたり、教室の見学や無料体験をしてみたりして、どの楽器のどのような音が気に入るかをお子さまに選ばせることが大切です。お気に入りの楽器を見つけて、ぜひ音楽の習い事を始めてみてください



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2016年07月07日

子どもの習い事に月10万円…“教育恐怖”に悩む中流家庭


そこそこ収入があるのに貯金できず、将来貧困に陥る恐れがある。そんな中流家庭の危機を、経済ジャーナリストの荻原博子さんが著書『隠れ貧困』(朝日新書)で紹介している。荻原さんはこう警鐘を鳴らす。

「貯金できない中高年世代は、決して珍しくない。最近の親は、子にお金をかけなければと『教育恐怖』のような強迫観念を抱く人がいる。子どもにお金をかけすぎると、ためられない。年収800万円の家庭でも老後破産がありうる」

 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2015年)」によると、40~50代の約2割が手取り収入から貯蓄をできていないという。

 荻原さんの見方はこうだ。

「この世代はおつきあいの出費が若い人より多く、収入がそこそこあっても貯金できない。給与カットや早期退職の対象にもなりやすい。さらに、50歳前後の『アラフィフ』世代は、社会人になりたてのころにバブル経済を経験した影響も大きい」

 バブル期の1988年に創刊された女性誌「Hanako」(マガジンハウス)で、荻原さんはマネー問題の連載を持っていた。

 雑誌のキャッチコピーは「キャリアとケッコンだけじゃ、いや。」。こうした思いに共感する読者のお金の悩みに、10年間接してきた。「家庭に入るだけでなく、人生を謳歌したい!との夢を読者は抱いてきた。夢が覚めぬまま、家計を直視せずに貧困に陥る人もいるんです」と荻原さん。

 茨城県つくば市の主婦、藤沢美和さん(仮名・55歳)は、音楽家のように楽器に囲まれた家で暮らしている。ピアノ、チェロ、ピッコロ、バイオリン、フルート、クラリネット……。応接間に並ぶ数々の楽器は中古から新品まで、計400万円近くかかった。

 夫(55)は公務員で、年収約800万円。長女(24)と次女(22)を育てたが、「音楽レッスンや塾へのお金は惜しみませんでした」と振り返る。

 美和さん自身も中学からバイオリンを習い、東京都内の有名女子大でオーケストラ部に入部。娘も音楽の道に誘い、家庭生活を充実させたかった。夫も一時チェロを習い、年賀状に家庭内コンサートの写真を載せたほどの音楽一家だった。


娘が中高生のころは月10万円が習い事などに消え、「ボーナス払いにしないと払えませんでした」。2人とも東京都内の私立大学に通い、長女は3年生で米国に留学した。2人の大学生活の費用は2千万円超。長女が社会人になるまで貯金の余裕はなかった。

 転機となったのは、次女の大学卒業。2人ともに自立した途端、美和さんは心が空虚になる「空の巣症候群」に陥った。ほどなく、遠距離介護していた母が、81歳で息を引き取る。

「教育熱心だった母のように、私も知らず知らず子どもに一生懸命だった。悔いはないけれど、これから自分の将来も考えないと、って思ったんです」と美和さん。貯金できなかった生活を見直し、6月から大学で時給千円の教員補助の仕事に就いている。その千円に、「ありがたみを感じる」という。

■家計の見直しはまずコレから、荻原さんのアドバイス
・自分の家計の不安な点を書き出してみる
・スマホのアプリ等も使い、自分に合う方法で家計簿をつける
・生命保険は生活ステージに応じて掛け金や保障内容を見直す
・住宅ローンの繰り上げ返済を考え、老後に持ち越さない
・習い事は、子ども自身が本当に楽しんでいるものに絞る
・クレジットカードはリボ払いを多用せず、節度をもって使う
・財布に安易に1万円札を入れず、本当に必要な買い物に絞る
(荻原さんへの取材や著書『隠れ貧困』から作成)



※週刊朝日 2016年7月8日号より抜粋





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2016年06月20日

子どもにさせたい習い事、「プログラミング」がランクイン

子どもにさせたい習い事、「プログラミング」がランクイン


 eラーニングに関するさまざまなコンテンツやサービスを提供するイー・ラーニング研究所は、子どもを持つ保護者を対象に「子どもの習い事・必要なスキルに関するアンケート」を実施。子どもにさせたい習い事では「プログラミング教室」が人気なことがわかった。

 イー・ラーニング研究所は、世代とともに変化する習い事を調査すべく、5月に全国の20代~50代の子どもを持つ保護者を対象にアンケート調査を実施。男女計486人から回答を得た。

 「習い事をさせているか(させていたか)」との問いには85%が「Yes」と回答。習い事をするのが当たり前、という文化が定着している状況が見られた。子どもにさせている(させていた)習い事としては、1位「スポーツ系」219ポイント、2位「学習塾」201ポイント、3位「音楽系」172ポイントという結果となった。

 一方、子どもにさせたい(させたかった)習い事は、1位「英会話スクール」192ポイント、2位「プログラミング教室」109ポイント、3位「そろばん教室」103ポイントという結果になった。実際にさせている(させていた)習い事としては最下位だった「プログラミング教室」だが、させたい習い事としては高順位にランクインし、2020年からの小学校でのプログラミング教育必修化などを受けニーズが高まっている状況が見られた。

 子どもに習い事をさせている理由は、1位「将来のため」246ポイント、2位「本人の希望」201ポイント、3位「受験のため」73ポイントが大多数を占めた。子ども本人の希望よりも、将来必要となるスキルを身に付けさせたいという親の思いが、習い事をさせる動機付けとなっているようだ。

 また、子どもに必要だと思う能力としては、「コミュニケーション力」が313ポイントで1位に。2 位は「社会人性」286ポイント、3位が「表現力」276ポイントとなった。トップ3は、学校だけでなく社会人になっても必要なスキルであることが選ばれた理由だと考えられる。SNSなどが普及している現代だからこそ、これまで以上に現実社会でのコミュニケーション力が必要と考える保護者が多いようだ。

 保護者が子どもの頃に学んでおけばよかったと思うスキルについては、1位「お金の稼ぎ方」402ポイント、2位「コミュニケーション力」312ポイント、3位「プレゼン能力」299ポイントとなった。「お金の稼ぎ方」については9割以上の保護者が回答しており、大人になった今、実体験から学んでおくべきだったと痛感しているようすが伺えた。
2016年 6月 20日
リセマムから転載






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2016年06月10日

子どもの英語学習法を比較! お子さまも保護者も長く続けられる英語学習を



お子さまの習い事として、英語や英会話は根強い人気です。お子さまが英語を習う方法として、英語教室に通う、通信教育を利用する、そして近年注目されているオンライン英会話を活用するという、主に3つがあります。お子さまに英語を学ばせようと思っても、どの方法を利用しようか迷うかたも多いのではないでしょうか。そこで今回は3つの観点から、お子さまの英語学習方法を比較してみました。ぜひ参考にしてみてください。


【1】英語を続けるモチベーションは≪英語教室≫が保ちやすい!

英語教室に通うメリットに、友だちができるということが挙げられます。友だちとコミュニケーションをとりながら学習できるので、より楽しく英語を身につけられます。また、「友だちがいるから教室に行く!」など、英語を続けるモチベーションにもつながりやすいでしょう。

さらに、同じ曜日、同じ時間に同じ場所で学ぶことで習慣になりやすく、自宅での自主性に委ねられる通信教育やオンライン英会話に比べ、英語教室は続けやすいと言えます。ほかにも、英語を使いながら楽しめるダンスや体操、ゲームなどのアクティビティーを取り入れている英語教室もあります。楽しく英語を学べる工夫を取り入れているのも、英語教室の魅力。これなら、お子さまにとって英語を窮屈な「勉強」ではなく、楽しい「勉強」にできるでしょう。



【2】マイペースに勉強したいお子さまには≪通信教育≫がおすすめ

マイペースに勉強したいというお子さまにおすすめの方法が通信教育です。最近ではタブレットを使った教材も登場しており、注目を集めています。通信教育はわからないところがあっても自分で繰り返し学習できるので、周囲と比較される心配がない点がメリットです。さらに、自宅で学習するので保護者がお子さまの理解度や進捗状況を把握しやすい点もポイント。保護者と一緒に学ぶことができれば、お子さまもより英語に親しみやすくなるでしょう。



【3】通う手間なしの双方向学習、いいところ取りの≪オンライン英会話≫

近年では、お子さま専門のオンライン英会話教室も登場しています。オンライン英会話の魅力は、通学の必要がない点です。特に共働きしている保護者にとって、送り迎えをしなくてもいいというのはうれしいポイントなのではないでしょうか。また、リアルタイムでコミュニケーションをとりながら学習できるため、自主的な学習習慣がまだ身についていないお子さまでも、楽しみながら学べるでしょう。なお、大手企業のサービスの中には、通信教育にオンライン英会話が組み込まれていることもあります。



お子さまも保護者も長く続けられる英語学習を!

習い事は長く続けられることが大切です。親子双方に合った方法で継続すれば、お子さまも楽しく英語を身につけられるでしょう。英語教室、通信教育、オンライン英会話それぞれの特徴を生かし、ご家庭に合う方法でぜひ英語を習い始めてください。



ベネッセ 教育情報サイト  2016.6.10





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2016年06月08日

子どもが習い事に行くのを嫌がり泣くようになった…子どものタイプ別に対応とは?



スイミングを始めたけど、行くのを嫌がり泣くようになった。ピアノの練習をさぼりがちになり親子ゲンカが絶えなくなった……。こんなとき、合わないのであれば早めにやめさせた方がよいのか、無理してでも続けさせた方が本人のためなのか、悩みますよね。子どものタイプ別に、その対応について考えてみたいと思います。

習い事を始めたけども泣いてばかりの場合


習い事を始めたばかりならば、お子さまが慣れるまでもう少し様子を見るようにしましょう。特に幼児の場合は緊張や不安があってもそれを上手に言葉にできず、解消する方法もわからないため、泣いてしまうことがあります。泣いているからすぐ合わないと考えるのではなく、「ママが見えなくなるのが嫌なのかな?」「(スイミングなら)お水に顔をつけるのが怖いのかな?」と子どもが嫌がる理由を推測してあげるのです。そのうえで、先生と相談しながら、解決策を見つけていきましょう。不安はささいなことであることもしばしば。解決できれば、すぐに楽しめるようになるはずです。



教室では楽しそうだけど、家庭での練習を嫌がる場合


教室で楽しめているのであれば、ぜひ練習での楽しみも見つけてみましょう。
例えば、小さな子どもであれば、1ヵ月分のスタンプカードを作ってみてはいかがでしょうか。練習したら1つスタンプを押し、スタンプがたまればごほうびをあげるというようなシステムを作り、毎日の練習を習慣化するのです。また、保護者のかたが習い事を一緒に楽しむのもよいでしょう。ピアノであれば、お子さまの教本を自分が弾いてみるのです。「お母さん、下手ね。私が弾いてあげる…」となれば、しめたものです。他の習い事でも「練習しなさい!」と言うよりも、保護者のかたが「おもしろそうだね」「楽しそうだね」と興味をもってあげることで、子どももますます興味をもって取り組めるはずです。



一生懸命やっているけど、なかなか上達しない場合


ピアノやスイミングなどは成果がわかりやすいため、きょうだいや友だちと比較しがちですが、本人が楽しめているのであれば、ぜひ続けさせてあげてください。早く上達することだけが習い事の意義ではなく、子どもがストレスを解消できたり、先生や学校外の友だちと話す貴重な場でもあるからです。また、継続することで忍耐力や集中力などが磨かれ、子どもの自信にもなるはずです。


自分からやりたいと言ったのに、やめたいと言われた場合


やめたい理由についてお子さまと話し合ってみましょう。習い事そのものは好きだけど、気の合わない子がいる、先生と合わないといった理由も考えられます。その場合は、違う曜日に通う、教室を変えることもできるので、まずは理由を明らかにします。

習い事そのものが「合わない」という場合でも、いきなりやめるのではなく、いったんお休みしてはいかがでしょうか。ただ、時間をかけて考えてもやめたい気持ちが変わらず、保護者のかたがその理由を納得できるのであれば、やめてもよいと思います。お子さま自身がどうしてもやめたいというのに、無理に続けさせてもよい結果にはなりません。子どもの得意な分野を発見するチャンスとポジティブに考えてみてはいかがでしょうか。



2016.6.8  ベネッセ 教育情報サイトから転載






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2016年06月06日

東大生の半数以上! 初めての習い事は「ピアノ」がおすすめな理由


「何の習い事をさせよう」

これは子どもを持つ親の、楽しみな悩み事の一つではないでしょうか。

体を動かす習い事でも、頭を動かす習い事でも、子どもが何かに熱中し、時に失敗しても、それを克服するために一生懸命努力する。子どもの成長を感じることは、親にとって大きな喜びです。


ピアノを習うと頭がよくなる?

ここで習い事について調べたニッセイのアンケート結果を見てみましょう。一般家庭の男女1155人に、「子どもの頃に通っていた習い事」について調査をしました。

その結果、水泳や書道、学習塾、音楽教室、英会話が上位にランクイン。筆者にとってもどれも身近に感じる習い事ばかりが上位に入りました。

同じ習い事に関するデータですが、面白い結果が出たものもあります。東大家庭教師友の会が、東大生202人に対して行った調査によると、同様の問いに対して(学習塾は除外)どのように答えたかと言うと…。


1位は「水泳」65.8%

2位は「ピアノ」56.4%

3位「英会話」32.2%

4位「習字」25.7%

5位「サッカー」19.3%


一見、一般家庭とほぼ同じように見受けられますが、実は東大生の「ピアノ」が、一般家庭のピアノを含む楽器の「音楽教室」に比べて2倍以上だったのです。

「なんとピアノを習っていると頭が良くなるのです」とは言えないものの、「東大」と「ピアノ」の関係に関して肯定的な意見を持つ人は多く、東北大学加齢医学研究所教授の瀧靖之さんも自著『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』の中で「ピアノをはじめとする楽器がおすすめ」と語っています。




音楽がもたらす、意外な効果

脳医学者がピアノをおすすめする理由はこちら。

「脳は、体の動きを司る領域、視野を司る領域、音を司る領域、言語を司る領域など、だいたいのエリアごとに動きが決まっています。

そのたくさんある領域の中で、実は、音を司る領域と、言語を司る領域は、非常に近いところにある、というより、ほぼ重なっているのです」

つまり、楽器を演奏することで、言語の領域にも良い効果をもたらすことが考えられるのです。なかでも、3、4歳など言葉を覚えるころに一緒に音楽を始めることで、より刺激を与えることができるのです。

また、「音楽は、将来的に外国語を習得したいときにも役に立つ」というのが、瀧さんの持論でもあります。

瀧さんの体験では、これまで出会ったバイリンガルレベルで英語を操る人は、子どもの頃にピアノを習っている人が多いように感じるとのこと。

「“L”と“R”、“B”と“V”などの発音の違いを聞き取る『耳の力』は、第二言語として英語を習得する上では必須です。その基礎を、幼い頃の音楽教育によって身につけておくことは、後のスムーズな英語習得につながります」

これは何とも嬉しい情報ですね。この理論でいくと、英語だけでなく、多くの他国語を学ぶ時にも生かされそうです。習っている時だけ生かされるスキルではなく、こうやって後々役立つものを親が選んであげるのも良いことですね。

いかがでしたでしょうか。初めての習い事に楽器、特にピアノがおすすめな理由について考えてみました。

特にその頃のお子さんは感受性が強く、音感やリズム感を得るのにマッチした時期だとも言えるでしょう。ピアノを習っている全ての子が東大に入れるといのは早計ではありますが、ちょっと気になる関係性ですね。


2016.6.6  mimot から転載 






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2016年03月10日

スポーツの習い事、何歳から? 「習うより遊ぶ」も大事


五輪選手とまでは言わない。でも、子どもには運動好きになって欲しい、得意なスポーツを持って欲しい――そんな人も多いのではないでしょうか。幼児期からちょっと心がけることで、運動能力を伸ばす環境につなげられるようです。



 平日は水泳と体操、週末はバドミントン。2男1女がいる東京都大田区の女性(36)は、小学2年の長男に三つのスポーツをさせる。

 夫婦ともスポーツが好きだ。「世界をみろ!」と家で夫は熱い。そして、「この年代では色々なスポーツをした方がいい」。母親としても、いずれ何かのスポーツに打ち込めるよう、今は基礎的な運動能力をつけさせる時期なのか、そろそろ一つの競技に絞り始める時期なのか、知りたいと思っている。さて……。


■習うより遊ぼう

 「小学校低学年までは、特定の運動の上達を目指すのではなく、色々な動きを経験させることが大事です」。幼児期の運動に詳しい東京学芸大名誉教授の杉原隆さんはそう言う。走る、跳ぶ、滑る、ぶら下がる、投げる、捕る、蹴る……。動きを習得し、高い運動神経を養う時期だからだ。

 「それも、大人が教えるのではなく、子どもがやりたがる運動を遊びを通じて自由にさせる方が意欲を高めます」

 杉原さんが2008年に、全国65カ所の幼稚園で行った研究がある。指導する形で水泳、跳び箱などの運動をする頻度と幼児の運動能力を調べた。すると、指導は行わずに砂場、ボール遊び、鬼ごっこなど活発に遊ばせる園の方が運動能力が高かった。

 親は一緒にやったり、見守ったりすればいい。指導は不必要で、運動したくなる雰囲気作りが大切。他の子との勝ち負けを言うのは御法度だ。

 ただ、遊びの大切さは理解できても時間、場所、仲間の確保など簡単ではないのが現実。スポーツ教室を考える人も多いはず。笹川スポーツ財団の昨年の調査では、4~9歳の27%が水泳、9%がサッカー、8%が体操を習っている。「自由な遊びの要素を大切にしているところを選んでほしい」と杉原さん。

 自分に合った競技を見つけて12歳くらいから専門的に練習するのが望ましいことが、様々な研究でわかっているそうだ。



■いろんな競技を

 スポーツ活動をする子どもがいる保護者に向け、情報発信するスポーツペアレンツジャパン代表の村田一恵さんは、米国でトレーナーの勉強をした経験と、自らも3人の男の子の母親としての立場から、複数のスポーツをさせることを勧める。

 「色々な体のパーツが鍛えられ、特定の部位の使いすぎによるけがも避けられる。目に見える成果が欲しくて、特定の競技をさせたくなる気持ちはわかりますが、色々な競技に触れないと何に向いているかもわかりません」

 米国の子どもは学校や地域クラブでシーズンごとに野球、バスケットボール、サッカーなど数種類に参加できる環境になっている。

 子どもが「他のスポーツをやりたい」と言ったら、今の競技をあっさりやめさせていいのか。「『せっかくやってきたのだから』と、そのスポーツにこだわらず、経済面などが許せば、まず並行してやればいい。本当に楽しいならスライドもOK。選択肢を与えることが大事でしょう」

 自由で多彩な運動遊びの中から、子どもが楽しめる競技を見つけられる環境。運動が好きで得意な子を育む道筋はそんなところにありそうだ。(編集委員・中小路徹)


2016.3.10    朝日新聞






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