アドバイス

2017年08月17日

「吃音」幼少期20人に1人 治療ガイドライン作成へ

 


「吃音」幼少期20人に1人 治療ガイドライン作成へ



 話すときに言葉がつまったり同じ音を繰り返したりする「吃(きつ)音」について、実態調査や有効な対策を探る動きが進んでいる。幼少期には約20人に1人にみられ、そのうち約7割は自然になくなるといわれるが実態はよく分かっていなかった。学校など日常生活を過ごしやすくするための明確な治療ガイドラインもない。担当できる専門家の医師や言語聴覚士が少なく対策が遅れていた。

 吃音は専門家の間でも病気や障害としてのとらえ方や、治療や対策の考え方に違いが出る難しい分野だ。世界保健機関の定義をもとに、厚生労働省は吃音症という病気の分類を設けている。これに沿って診断を受けると発達障害者支援法に基づき精神障害者保健福祉手帳をもらう場合もある。

 吃音の症状は「おおおおかあさん」などと音を繰り返す、言葉につまる、「ぼーく」などと言葉を伸ばすことが代表的だ。自身が吃音の九州大学の菊池良和助教は「頭の中では話しているつもりだが、タイミングがあわず、つまった感じになる」と説明する。

 いつも言いよどむわけではなく調子の波がある。周囲にも左右され、誰かと一緒に同じ文章を読んだり、メトロノームに合わせて文章を朗読したりすると症状が出ないことも多い。

 原因は遺伝的な要因や脳の機能障害なども指摘されているが、明確には分かっていない。緊張や不安、ストレスは原因ではないが、症状が悪化する要因になると考えられている。

 2~4歳から症状が出始め、幼少期は20人に1人にみられるが、約7割は3年ほどで自然になくなる。成人になると100人に1人になるともいわれている。だが国内の実際の対象者数はきちんと調査されていなかった。

 そこで国立障害者リハビリテーションセンターが中心となり、3歳児健診などの際に吃音を調べる調査を昨夏から始めた。自治体と連携して親にアンケート調査をし、必要ならば面談もする。言葉の繰り返しの状況などを確認する。4カ月ごとに質問用紙を送り、計2000人を調べる。

 調査期間は2年。今年3月の集計では約5%が吃音と推定された。同センターの森浩一部長は「幼児全体では5%よりもっと多いと考えている」と話す。調査を続けると増える可能性があるとみている。

 一般に、8歳になるころから、症状はなくなりにくくなるといわれる。早期に日常生活の対策となる訓練を受ける必要性が指摘されている。森部長は「半数以上は自然になくなるため、支援のかけすぎという声もある。費用対効果を考えて、最適な介入のタイミングを調べたい」と話す。

 診断は音の繰り返し、子音と母音の長さ、単語の途切れなどの症状をみる。幼児や小学生、中学生以上と年齢に合わせて検査する。

 子どもの対策では、海外で開発された手法「リッカムプログラム」を使う医療機関が増えている。家庭で吃音の子どもの発言に対して声をかけていく方法だ。

 流ちょうに話せたときはほめたり、「いまのどうだった」などと自身の評価を聞いたりする。明らかにつまったときなどには「ちょっと疲れてたね」などと指摘し「さっきのすらすらでどうぞ」と言い直しを促す。指摘よりも褒める頻度を増やすことが重要ともいわれる。言語聴覚士がかける言葉の内容やタイミングなどを家族に定期的に助言しながら進める。

 国内では以前から「環境調整法」と呼ばれる方法が使われている。子どもが楽に話しやすい環境を整えることで滑らかに話す力を伸ばす。症状に合わせて、吃音が出にくい話し方の練習も組み合わせる。

 九大の菊池助教は「話し方をアドバイスするのではなく、話を聞いて内容に注目して自信を育ててほしい」と指摘する。家庭で子どもが話せずいらいらしていたら、順番に話すなどの工夫で話す意欲を育てる。

 現場では様々な取り組みが進むが、国内の学会などによる治療ガイドラインはまだない。そこで国立障害者リハビリテーションセンターなどは、これらの対策の効果を探る多施設での試験を昨秋始めた。約2年で結果を出し、ガイドラインの作成につなげる狙いだ。

 この分野は専門家不足が指摘されている。実際に訓練などをする言語聴覚士は高齢者施設に就職することが多く、吃音に対応できる人は少ないという。森部長は「十分な対策をとりたくてもできない」と話す。
 悩みのある人は耳鼻科医や言語聴覚士に相談することになるが、診断や訓練などを十分に受けられないことも多い。受け皿の整備が求められている。


「吃音」幼少期20人に1人 治療ガイドライン作成へ



■大人の対処法 悩みにあわせ練習提案

 「『いらっしゃいませ』や『ありがとうございます』がうまく言えない」。北里大学東病院を受診した吃音の人の悩みだ。アルバイトを始めたが、流ちょうにあいさつできないときがあり、このままでは仕事に支障があると考えて来院した。

 中高生や大人になると、吃音の対策は、実際に社会生活で言えなくて困っている言葉や苦手な場面でも話しやすくする訓練をするのが中心だ。電話や面接での名のり方などそれぞれ言いたいことがうまく言えなかったり苦手に思ったりして悩んでいる。それを聞き、症状や悩みにあわせた練習方法を提案する。

 練習の基本は力を抜く、話す速度を変える、息の吸い方を変えるなどがあり、試しながら、その人にあった方法を探ることになる。同病院の言語聴覚士、安田菜穂さんは「吃音の治療にマニュアルはない」と話す。

 国立障害者リハビリテーションセンターなどは、中学生以上を対象に認知行動療法を生かしたグループ訓練法を開発した。5~6人のグループで週に1回、約3時間かけて話す訓練などをする。例えば、言葉が滑らかに出てこなくても、やめずに続けて話すようにする。今年からこの訓練法の臨床研究を始めており、2020年度まで実施して効果を探る。

 [日本経済新聞朝刊2017年8月7日付]
から転載






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2017年01月07日

兼業ママを悩ます“小1の壁”はどう乗り越える?


共働き家庭の間で、よく話題となる“小1の壁”。

これは共働き家庭の子どもが小学校入学にともない、保育園ではケアされていた保護者の負担が増大することを表した言葉だ。代表的なのは、夏休みなどの長期休暇の過ごし方や保育園のように融通が利かない学童との兼ね合い、さらにはPTAなどの保護者活動や毎日の宿題などのケアなど。確かにどれも仕事を持つ親への負担は軽いものではい。

だが、そういった負担は近年急に増加したものではないのも事実。なぜ、近年になって“小1の壁”という言葉がクローズアップされはじめたのか? 働く女性のサポートのために活動するキャリアカウンセラーの藤崎葉子さんに聞いた。

●民間学童枠のために1年前からプレ会員になるケースも

「企業で働く兼業ママはたくさんいますが、日本ではまだ子どもが未就学児というケースが圧倒的に多いのが現状。例えば子どもが1歳で育休から復帰した場合、そこから6年以上継続して働く人はまだ少数派なのです。しかし、ようやく小学生以上のお子さんを持つ層が増えてきたので、それにともなって“小1の壁”が注目を集めているという背景もあります」(藤崎さん 以下同)

また、企業が取り入れている育児制度とも関係があるという。

「働くママには時間短縮勤務、いわゆる時短を利用している人もいますが、その利用期間が小1の春までというケースが多いこともありますね。その場合は、入学の負担と時短終了のダブルパンチになってしまいます」

藤崎さん自身も現在小1の子どもを持つ母親として、現在壁に向き合っている最中だという。

「実際、対峙してみると確かに大変です。例えば、夏休みは学童に預けますが、給食がないので毎日お弁当を作る必要があります。さらに学童の終了時間までに帰宅できない人は、夜遅くまで対応可能な民間学童を利用しています。民間学童は数も少なく、保育園のときから“プレ会員”になって入学時に席を確保する人も少なくありません」

学童の終了時間や民間学童の状況などは、当然ながら地域や学区などによってまったく事情が違う。不安な人は早めに情報収集をして、できる限りの対策を立てたほうが良さそうだ。

●学童が終わる小4と中学受験……壁はまだ続く?

とはいえ、育児と仕事との両立で壁となるのは、何も小1だけではない。自治体や学校によっても違うが、学童保育の多くは小3までという制限が設けられている。そうなると、それ以降を“小4の壁”と感じる人もいるだろう。

「小1の壁に対峙している人よりは数が少ないかもしれませんが、小4になって放課後をどう過ごそうか? と悩んでいるママは多いです。仕事を持ちながら子どもの中学受験を考えている人は、さらにまた大きな壁ができる。この先、兼業ママの継続勤務年数がさらに長くなると思いますので、そうなると小4や中学受験の壁が話題になるかもしれませんね」

つまり、何も小1だけが特別というわけではないのだ。あまり過剰に恐れず、今できる対策にベストを尽くすことに集中することが得策かもしれない。
(高山 惠+ノオト)


記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』
(R25編集部)






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2016年09月06日

よい姿勢は成績アップにもつながる! そんな姿勢ってどんな姿勢?


部屋で机に向かっているようだけど、なんだか集中していないような…。子どもが勉強する姿を見てそう感じたら、それは姿勢が悪いせいかも。いすに浅く腰かけたり、机に肘をついてダラッとしていたり。姿勢が悪いとやる気が失われ、成績にまで影響してしまうのだとか。ということは、姿勢を直せば成績アップにつながる可能性が高いということ。子どものやる気をアップさせるための姿勢とは?


姿勢と成績の切っても切れない関係


小学生を対象にした座り方と集中力に関する調査では、背筋を伸ばして座ったときの方が、その他の座り方をしたときと比べ、問題の正解率が高くなることがわかっています。
背筋を伸ばした良い姿勢は、脳にも良い影響を与えると考えられているのです。その理由は、悪い姿勢で肺が圧迫されることにより、呼吸がしにくくなり、脳に酸素がいきにくくなるということ。また、神経や内臓が圧迫されることで脳への血流が減少し、脳の活動が低下してしまうなどが考えられます。気持ちの問題だけではなく、体の構造から見ても、姿勢と脳はつながっているのです。

では、脳に良い姿勢とはどんなものでしょうか。座り方と、立ち方・歩き方に分けて見ていきましょう。

【座り方】
子どものやる気をアップさせる、脳に良い座り方とは、横から見たときに、耳の後ろの骨・肩・骨盤を一直線にするというもの。ただし、姿勢にばかり意識がいってしまうと、余分な力が入って反り返ってしまったり、勉強への集中力がなくなってしまったりする可能性があります。頭のてっぺんを糸で吊られているような感覚で一直線を保つのが理想です。
その他、ひざとひじの角度がだいたい直角になるようにすると良いでしょう。机といすの高さが合っていることも重要なので、これは保護者のかたが見てあげてください。

【立ち方・歩き方】
立っているときも、歩いているときも、耳の後ろの骨・肩・骨盤が一直線になるようにということは変わりません。
立つときのポイントは、重心が左右の脚どちらかに偏らないようにすることです。また、背中が反りすぎてしまうと腰に負担がかかってしまうので、横から見て一直線であることを心がけてください。
歩くときのポイントは、足を地面につけたときにひざが曲がらないようにすることです。足裏全体が地面につくようにしましょう。ひざ下だけを動かして歩くのではなく、腰から前に出すようなイメージで動かすと良いでしょう。


正しい姿勢を習慣づけるポイント


家にいるときは注意して見てあげることができますが、学校で悪い姿勢になってしまっているようでは意味がありません。大切なのは、子どもが無理なく良い姿勢をつくれるよう、習慣づけることです。そのためには、子ども自身が意識することが必要です。
「姿勢が良くなると成績もアップするよ」と、姿勢と脳の関係を話してあげるのもひとつの手でしょう。また、姿勢を良くすることは筋力をつけることにもつながるので「スポーツもうまくなるよ」とか、「スタイルがよくなるよ」など、子ども自身が姿勢をよくしたいと思うような話をしてあげましょう。

正しい姿勢を身につけることは、これから先、様々な場面で子どもにとって良い影響を及ぼします。それを自然に身につけさせてあげられるのは保護者。今のうちに、無理なく楽しく、やる気アップの姿勢を習慣づけさせてあげたいものですね。



2016.9.6 ベネッセ 教育情報サイトから転載






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2016年05月16日

勉強って楽しい!子どものやる気をアップさせるポイント


そろそろ新1年生も進級した子も少しずつクラスに慣れ、徐々に授業が本格化している頃かもしれませんね。そんな新年度が始まってすぐのこの時期が、子どもたちの勉強へのモチベーションを上げるにはいいタイミングかも。そこで今、ユニークな授業で注目の小学校教師・沼田晶弘さんに子どものやる気を引き出す方法を教えてもらいました!


勉強嫌いは、勉強を勉強と思うことから始まる!


自分の子どもには将来のためにもきちんと勉強をして欲しい! と思うのが親心。でも一度、勉強が苦手と感じてしまうと、いくら親が「勉強しろ!」と目くじらを立てたところで本人をその気にさせるのは難しいものですよね。子どもを勉強嫌いにしないためにはどうしたらいいんでしょうか?


勉強を勉強だと思ってやっているから嫌いになるんです。だって、自分が楽しいこと興味があることをやるのは嫌じゃないでしょ。あのイチローだって、きっと練習を遊びみたいに楽しんでると思いますよ。もしお子さんがすでに勉強に対して苦手意識を持っているようなら、まずは自分の好きなこと興味のあることについてとことん調べさせ、知ることのおもしろさを感じてもらうことから始めてみるといいと思います。」


「子どもたちが“知ることの楽しさに気づく”というスタートさえ切れれば、あとは自ら走り出します。僕たちは上手く走り続けられるかを見守るだけでいいんです。子どもたちが、テストでいい点を取ることも大事だけど、それよりも知ることが自分の力になり、どんどん力がついていくことが楽しいんだって思えてもらえたら、こっちのものです。」


子どもに勉強したいと思わせる2つの必殺技

とはいえ、学年が進むと苦手教科の壁にぶつかることも。もちろん、得意な教科を伸ばしてあげることは大切ですが、苦手な教科は一切やらなくていい…という訳にはいきませんよね。沼田さん曰く、そんな苦手科目を含め自ら勉強したいと思わせるには2つの技があるんだとか。

勉強する理由を伝え「どうして勉強するの?」の壁を突破!

「嫌いな教科を『勉強しなさい!』と言われて子どもが反発するのは当たり前。なんでやるのかもわからないままに『やれ!』と言うだけでは子どもの心には全く響きません。子どもの『どうして勉強するの?』という疑問にきちんと答えてあげることが大切なんです。」

「1年生〜3年生で『どうして勉強するの?』と考える子は少ないです。それはまだ学力差も小さく、みんながやったらやっただけできるようになるから。それが3年生〜4年生になると、他人と差がつく苦手教科というのができてくる。実は『どうして?』と考えるのは、ちょっとつまづいてしまっている子どものサインでもあるんです。」

「『どうして勉強するの?』と聞かれた時、多くのお父さん、お母さんが子どもだからと噛み砕いて真面目に話そうとするために上手く答えられなくなります。そんな時はきちんと現実を教えてあげればいいんです。」

「プロ野球選手になりたいと野球だけ頑張っても、結果なれない場合もあるし、途中でなりたいものが変わることだってある。そんな時、きちんと勉強していれば安心でしょ! って。子どもだから…と思って濁さずに、きちんと向き合ってストレートに伝えることが大切。親が思っている以上に子どもは理解するものです。」



「勉強」であることを隠してモチベーションアップ!

「もうひとつの方法として、勉強であることを見えなくしてしまうんです。例えば、以前に僕が担任をしたクラスでおこなった『勝手に観光大使』。普通に『地域のことを調べてまとめましょう』と言っても子どもたちは全然のってきません。」

「それを『今日からみんなを観光大使に任命します』と言うと『何?』という感じになる。さらに『資料は“パワーポイント”で作って発表』と言うと、一気に子どもたちの目の色が変わるんです。」

「ほかにも『作文コンテストで賞金を稼いで、ホテルでご飯を食べる』といったプロジェクトもありました。最初は『お金、お金!』なんて騒いでいた子どもたちも、最後には確実に自分の力になっていく喜びを感じ、楽しむようになっていたんです。その効果でみんなめちゃくちゃ作文が上手くなってましたよ。要はきっかけ! 子どもたちのやる気スイッチをONにしてくれる何かを仕掛けてあげればいいんです。」


子どものやる気を継続させるには?

さらに子どもたちのモチベーションを保つための、家での日々の接し方のポイントも教えてもらいました。


言葉かけのタイミングと順番がポイント

大人って比較的、減点法になりがちなんです。それを普段から加点法で考えられるようにするといいですね。例えば、テストの同じ78点でも『78点しか取れなかった(22点も減点された)』と言われるのと『78点も取れた』では大きく違いますよね。まずは今できていることをきちんと褒めてあげる。その上でもう少しこうできたらいいかなという点を指摘してあげるようにしてみてください。」

「実はこの話す順番がとても重要! 最初にいいことを褒めてあげて、その上で努力ポイントを指摘すると子どもも気分よく、それをアドバイスとして受け入れることができます。逆にいきなりできなかった部分から指摘してしまうと、その後でいくら褒めたとしてもそれはもうフォローにしか聞こえないんです。大人だって同じですよね。きちんと成果を認めてもらった上でのアドバイスなら喜んで聞いて、素直にもっと頑張ろうって思えるんです。それが子どもたちのやる気UPにもつながります。」


時には目をつぶることで、子どもの可能性が広がることも

そうは言っても、どうしても自分の子どもには頑張ってほしいと思うばかりに、子どものできないところ、ダメなところばかりが気になってしまうこともありますよね。そんな時のとっておきの方法が「必殺、見ない(笑)!」と沼田さん。

「優秀で真面目なお母さんほど、子どもをよ〜く見ています。そして改善点にばかり目がいって細かく口を出してします。そんな子どもを思う行動が、逆に学習のチャンスを奪ってしまうことも少なくなりません。時には目をつぶって、思い切り子どもがやりたいようにやらせてあげましょう。そうすることで、新しい可能性が広がったり、能力を伸ばすことができるかもしれません。一切見ないのではなく、見ていてくれていると子どもが感じられるような距離感で見守ることが大切です。」



お父さん、お母さんも加点法で!

最後に沼田先生からお父さん、お母さんにひと言!

「ここまでの話をどれだけ頭でわかっていても、自分の子を前にすると上手くできないことも多いはずです。でも、そんなお父さん、お母さんも完璧な親として満点を求めずに加点法で行きましょう。子どもだけじゃなく、自分のことをちゃんと認めてあげることも大切ですよ。」

子どもと一緒にお父さん、お母さんも少しずつ成長していけるようにぜひ頑張りましょう。


2016.5.16  いこーよ から転載






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2016年04月29日

幼稚園と小学校で違う、ママ友の作り方


「小学校に入ると、ママ友ってできなくなるよー」と言われたことはありませんか?

幼稚園時代、上の子が小学生というママさんたちから、私はよく言われました。そんなものなんだ…そう思い、小学校に入学してみると‥


■ママ友づくり


小学校の雰囲気、エリア、などによってかなり差があるのでしょう。うちの子が入学した公立小学校では、一つの幼稚園から集団で上がる子どもが少なく、知り合いがいない状況で入学したお子さんが多かったようです。情報がないためママたちも不安で、幼稚園時代と変わらず、ママ友づくりが始まりました。フルタイムで勤務されていて、保護者会などすべて欠席の方とはなかなかコミュニケーションが取れませんでしたが。

■幼稚園時代は


幼稚園時代は、同じ幼稚園だから、同じ公園を使うから、近所だから‥となんとなくできていったママ友。その中には相性の悪いママもゼロではありませんし、子どもたちも相性がいい子ばかりではありません。けれどもママ同士が近づいて、子どもたちの人間関係は後からついてくるというパターンも多かったように思います。

その延長線上で、なんとなく自分が合いそうだな、という雰囲気のママさんと小学校で会話をかわし、「今度、帰りが早い日、うちで預かりましょうか」とか「夏休み、いっしょに遊びましょう」と約束をしはじめていました。

■子どもはもう幼児じゃない


ところが親同士がうまくいっていても、必ずしも子どもたちがうまくいくとは限りません。幼児の頃は、「あの子ちょっとやだな」と思いつつ「ママたちは仲がいいから」となんとなく後をついてきた子どもたちも、もう小学生。ハッキリ言う子は言います。

「◯◯ちゃん きらい」「◯◯ちゃんが来るならいかない」

私も一度、一緒にでかけたママさんから「じつはうちの子、●●ちゃん(私の子)とうまくいってないみたい」と言われて仰天。仲がいいと思い込んでいたからです。幼稚園の延長で自分中心にママ友を作っていこうとしていたことを反省しました。

その後は「今、誰と仲がいいの?」「遊ぶなら誰と遊びたいの?」と確認するようにしました。もはや親の都合で子供たちのグループをつくることはエゴのような気がしましたから。

■もはや不要な先回り


ただ小学生時代、仲のいい子はコロコロ変わります。

「今日、◯◯ちゃんとずっとあそんでた」

「え?このあいだまで◯◯ちゃんのこと大嫌いじゃなかった??」ということもしばしば。

だからいろんなママと普通に交流することになります。

ただ、人間関係を先回りしない、自然な流れをよく見る。

子育てって本当に日々、勉強です。


(2016.4.29  ママスタセレクトから転載)






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2016年03月18日

小学校になるまでに身につけておきたい5つのこと


小学校の先生が入学前の幼児に求めることで“自分のことは自分で”とよくおっしゃいます。でも、ちょっとわかりにくいですよね。具体的には何を自分でできるようになっておけばよいのでしょうか。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が小学校になるまでに身につけておきたい6つのことをお話します。


 

■小学校になるまでに身につけておきたい5つのこと


(1)自分でお尻を拭く・流す

幼稚園、保育園時代はウンチをしたあと先生に頼めばお尻を拭いてくれます。また家庭でウオシュレットがあればお湯が綺麗にしてくれたりもします。でも学校には基本ウォシュレットは設置されていませんし、また担任の先生は拭いてはくれません。

また、学校によっては和式便器もあり戸惑う子どももいます。家庭でウンチができるようになったら、徐々にトイレットペーパーで自分で拭く練習をさせておきましょう。

また、便器も進化しています。小便、大便を感知して自動で流れる便器を使っている家庭の子どもの場合、学校で用を足した後、流さない子どもがいます。後から入ってきた子に「○○君のうんこだ!」とからかわれる材料にされたりすることも。

自動で流れる便座を使っていても“自動で流れるスイッチはオフ”ににセットして、自分で流す習慣を家庭でつけておきましょう。


 

(2)始業時刻の2時間前には起床

脳は起床後2時間しないと活動しないと言われています。学校の授業が8時から開始する場合、6時には起きていないといけないわけです。夜更かしさせて、朝ギリギリまで寝かしておくと授業でボーッとしていることになります。

今保育園に通っている子は、お昼寝をたっぷりとっているため家庭によっては23時、24時まで起きていて、朝は登園ギリギリまで寝かせているといった子もいます。そんな子は今から軌道修正していく必要があります。

保育園でも年長児には午睡なしにしている園が多いですが、そうではない場合は成長と共に早寝早起きの生活にシフトさせていきましょう。

 


(3)朝食を食べさせ、排便を促す

小学校になって時間がないからと朝ごはん抜きで登校させたとします。前の日の夕飯から翌日の給食の時間まで何も口にしていなければ、午前中の授業にはきっと集中できないでしょう。

どんなに時間がなくてもバナナ1本でも口に何か入れてやりましょう。また、胃に食物が入ることで排便は促されるので朝食後に便が出やすくなり健康的な体質になります。



(4)傘の開閉

雨が降った後、傘を閉じることを子ども自身にやらせていますか? 家庭では家族が4人程度なので傘立ても入れる場所が決まっていたりします。けれども、小学校では皆が同じ傘立てに入れます。

傘を閉じたときマジックテープやボタンできちんと止めないで入れてしまうと、友達に次から次へと上から傘を突っ込んで入れられ、帰りに開いたら傘の骨の部分が折れていたりします。家庭でも折り目を付けて止めることを子ども自身が出来るように教えておきましょう。

また、レインコートも脱ぎっぱなしにしないで、かける指定場所を作りそこに自分でかけさせる練習をしましょう。

 

(5)明日の準備

通園バックにタオル、コップなど親が出し入れをしていませんか? 3歳を過ぎた頃になれば、“自分でやりたい”という気持ちが高まる時期ですので、その特性を活かしてどんどん子どもにやらせましょう。小学校に入学して4月からは自分で時間割を見てランドセルに教科書を準備しなくてはならないのですから。

 

あなたのお子さんはいかがでしたか。

もし、いくつか当てはまったら入学後、子どもが困らないように今から徐々に生活習慣やスタイルを見直して変えていきましょうね。

 

2016.3.18     It Mama 





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2016年01月28日

子育て中に言ってはいけない2つの台詞


日々の子育て。楽しんでいながらも、やっぱり苦労しているママさんは多いのではないでしょうか。

そんなママさんは、普段からよーく実感されていると思いますが、子育てに“正解”はないですよね。だからこそ楽しかったり、難しかったりするかと思います。同じ家庭の子どもでも、兄弟によって性格が大きく違うことも普通にありますよね。

とはいえ、親が子どもにこれだけは言ってはいけないというセリフがあるというのです。普段の生活で何気なく口走っていませんか?


今回は、『WooRis』の過去記事「無気力な子どもに育つ“親が絶対言ってはいけいない”NGフレーズ」や、海外の情報サイト『Care.com』などの記事を参考に、やる気を失ってしまう“子どもに言ってはいけないフレーズ”を2つご紹介します。


 

■NG1:お兄ちゃん(お姉ちゃん)はできたのに


例えば、弟や妹に対して思わず、こんなセリフが口を突いて出てしまうことはありませんか。

兄弟であっても、子どもは全く違った個性の持ち主です。つい親は、兄弟だと比べてしまいがちですよね。「お兄ちゃんはできたのに」、または逆に「弟はそんなことしないのに!」なんてセリフも同じですね。

決して、子どもを他の子どもと比べないでください。それぞれ違った個性を持っています。長所も欠点も違います。よく、「〇〇ちゃんはできるのに~」というのはNG、ということは言われていますよね。

幼稚園や保育園のお友達と比べることはNG。これは分かっていても、つい兄弟だと比べてしまう、ということがないでしょうか?

子どもは、結構傷ついたり、コンプレックスを抱いてしまったりすることもあるのです。親が思う以上に、子どもに与えるダメージは大きいので気を付けましょう。



 

■NG2:許さないから!


子どもが何か悪さをした時、ついついカーッとなって、こんなことを言ってしまうことはありませんか?

二度と同じ過ちをさせないために、あえて強く言ったり、恐く言ったりするママさんもいるかもしれませんね。

ただ、こうした脅しにも似た言葉は、あまり子どもには効果的ではありません。単純に、言われた言葉を表面だけ受け取ってしまったり、ただただ、ママを恐れるようになってしまったり。

それよりも、「今のは良くないよ。ママは悲しい」「次からはどうしたら、同じ失敗をしないようにしたら良いかな?」などと、あくまでも前向きに対処するようにしましょう。

ただ、怖がらせて脅かして終わり、ということのないように。子どもには何の効果ももたらしません。子どもが悪いことをした瞬間に反応するのではなく、一呼吸置いてから反応すると良いでしょう。


 

以上、“子どもにこれだけは言ってはいけないこと2つ”でしたがいかがだったでしょうか。もちろん、子育てにはマニュアルはないのですが、こうしたセリフだけは避けたほうが、子どもの育ちにとっては良いでしょう。

ママさんも試行錯誤が多いと思いますが、何も完璧な親である必要はありません。子どものことを想う気持ちさえあれば、自然と子どもにも伝わるはずです。

普段、何と言っているかちょっと振り返ってみましょう。


2016.1.28  WooRis(ウーリス) から転載






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2016年01月18日

やっぱり…!最新研究で「朝食と学力」の関係が改めて判明



朝は何かと家族がバタバタし、お子さんもぎりぎりまで起きてくれず朝食が食べれなかったり、朝お腹が空かないといって食べない子も多いのではないでしょうか?

ですが、朝食と学業成績に深い関係があることが、改めて最近の研究により分かってきています。

今日はヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、きちんと朝お腹がすいて食べれる食生活についてお伝えします。


 

■朝食が成績と深く関係する?


2015年、英国カーディフ大学らの研究報告によると、平均以上の成績を達成する確率が、朝食を食べない人に比べて、朝食を食べた生徒は2倍であったという。

お菓子やポテトチップスなど不健康な食品の朝食(5人に1人が報告)は、成績に良い影響を与えなかったとのこと。

ですので、成績を上げるために重要なのは

〇朝食を食べること

〇質の良い朝食

が重要なポイントになるということですね。



 

■朝お腹が空かない場合は?


アーユルヴェーダでもきちんと3食食べるほうが良いと考えますが、「朝はお腹がすかないから食べたくない」というお子さんもいるのではないでしょうか?

朝お腹がすかないのは3食を食べる時間帯やその質に問題があるかと思います。

ですので1日の食生活を全体的に整えて、きちんと朝食を食べれるような身体をつくりましょう。



 

■理想の3食の「時間帯」と「質」


<朝は6:30までに軽い食事を>

朝は最も消化力が弱い時間帯です。それも7:00、8:00と時間が遅くなればなるほど弱っていき、食べたものがなかなか消化できなくなります。

できるだけ早い時間に、軽くお茶碗に白米(玄米は白米より消化に時間がかかります)をつぎ、お味噌汁、お浸しなどの軽めのものを1品などで充分かと思います。


<昼の時間帯(10:00-14:00)はたくさんの品数を>

昼は最も消化力が上がる時間帯ですので、たくさん食べてもすぐに消化してくれます。

またできるだけすべての味(甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味)をとりましょう。

アーユルヴェーダではこの6つの味を全て摂ることで消化を整え、身体的・精神的な健康をもたらすと考えます。

お昼は給食があるお子さんも多いかと思いますので、お休みの日などは是非この6つの味を入れた昼食を心掛けてみてください。


<夜は遅くとも20:00までに軽めの食事を>

この夜ご飯が“朝お腹がすかない”原因に深く関わるかと思います。

多くの場合は食べ過ぎが原因になっているケースが多く、寝ている間に消化が完全にできないため、朝になっても胃が重い感覚があるのです。

夜は朝食に1、2品プラスする程度でやはり“腹8分”を心掛けた方が良いかと思います。

また消化を良くするためにも基本的に“温かいもの、水分・油分を豊富に含む食事”を意識してみてください。

 

いかがでしたか。朝食は何となく食べた方が良いというイメージがありましたが、成績と深い関係があるのが分かった今、是非真剣に考えたいものですね。

まずは朝お腹がすいた状態になることを目指して、1日の3食を見直すことから始めましょう。基本的に“お腹がすいて食べる”という生活をしていると、消化力は整っていきますよ。


2016.1.19  



jyukennews02 at 23:45|Permalink

2016年01月15日

「地頭のいい子」は家庭内の習慣で作られる!


小学校低学年から高学年、そして中学生へ……。周囲に私学を受験する子も増える中で、わが子の成績や先々の進路がまったく気にならない親はいないだろう。どうすれば少しでもいい点が取れ、より上位の学校に進学できるのか。そもそも子どもにやる気を起こさせるには? 

約25年にわたり学習塾を運営し、3000人以上の子どもを指導、成績向上に導いてきた石田勝紀氏は「心・体・頭のしつけ」をすることが重要と語ります。この連載では石田先生の元に寄せられた親たちのお悩みに答えつつ、ぐんぐん伸びる子への育て方について考えていきます。



 【質問】

小学6年生の男の子を持つ母親です。ひとりっ子ということもあり、甘やかして育ててしまったのか、幼少期から人に頼りがちで、あまり自発的に行動しません。
子どもですが「面倒」が口癖で、丁寧に考えることが嫌いです。小学1年生から宿題の見直しを一緒にやって来ましたが、分からない問題があると私がやってきて手伝うまで、手を着けないで待っています。解けない問題があると、苛立って大声を出したり、すぐ投げ出そうとするので、私もつい怒鳴ってしまいます。解けない問題といっても今までに習った問題が全然分からなくなっています。算数は特に、なぜそういう答えになるのか深く理解しないでやり過ごしてきたのか、文章問題などは全然できません。考える力をつけるにはどうしたらよいでしょうか? (仮名:今野さん)




 【石田先生の回答】

■ 教育業界で話題のテーマを家庭でやってみよう

「自ら自発的に勉強をしようとしない」こと、これを正すためには、さまざまなアプローチがありますが、そのひとつに「子ども手帳」を使って自律を促す方法があります。これについては、かつて記事で書きましたので、それをご覧ください。私が実践、検証した中では、最も効果的であったツールです。 今回は、その点よりも、「勉強しても身についていない。深く理解しないでいるため、文章題もできない」点を解決する方法に焦点を当ててお話しますね。これもまた、さまざまなアプローチがあるのですが、ひとつ家庭内で「アクティブ・ラーニング」を実践することをおすすめしたいと思います。

 アクティブ・ラーニングとは、教育関係者には有名な言葉ですが、まだ一般にはそこまで知られていないかもしれません。

 これは、「一方的な講義形式の教育とは異なり、能動的(主体的、積極的)に学習に参加させるための学習法」のことです。イメージとしては、小学校の頃にやった「ある課題に対してチームで協調して取り組むグループ学習」のような感じです。


 実は、この「アクティブ・ラーニング」という言葉が次の学習指導要領に組み込まれ、学校教育は大きく変わると言われています。それは、「記憶型教育」から「探究型教育」への大変革となる可能性があるからです。

 さて、そのアクティブ・ラーニングですが、通常はグループ学習のような形態が多いため、学校など集団で指導するときに有効的だと考えられていますが、この考え方を家庭で取り入れる、というのが今回のご提案です。つまり、家庭でこの探究型学習を行ってしまうのです。といっても机の上で学習するのではありません。日常生活の場、すべてを探究学習の場にしていってしまうのです。



■ 探究心はこうやって作っていく

 まず最初に知っておくといいことがあります。本当に勉強ができる子は、勉強を勉強とは思っていません。面白いからやっているのです。こういう子は、日常の生活の中で、様々なものごとに出会い、そこから面白さを発見しています。

 一方、中途半端に勉強ができる子は、やらねばならないから勉強して、ある程度できるようにはなっていますが、日常生活からはあまり学んでいないことがあります。ですから「(机の上で)5時間勉強した!」「8時間勉強した!」という子がいても、日常生活で見るもの、聞くものが全て勉強になっている子にはかないません。また、勉強と日常生活が分離しているため、勉強の時間が“面倒なこと”になりがちなのです。

 これを解決するためには、意識を根本から変えていく必要があります。それはつまり「モノの見方を変える」ということです。ではどうやったら、「単なる日常生活」→ 「学びの生活」にしていくことができるでしょうか。それには次のステップを踏むとよいでしょう。

第1段階:「観察眼を養う」
 インターネットで簡単に情報が手に入るようになった今の時代、情報を持つこと自体の価値が下がっているのは多くの人が認めるところでしょう。一方、観察眼を身につけ、自ら情報を得ることの重要性は増しています。この観察眼を養うということ、おおげさに言えば、「情報収集、分析、法則化」の訓練をすることが、最初の大事なステップになります。

 優秀な人は、子どもでも社会人でも、この観察眼が優れている場合が少なくありません。

 観察眼は素質の問題ではなく、習慣の問題なので、お子さんに例えば、次のような問いかけをするとよいでしょう。以下は、小学生を想定した問いです。

 「家に帰るまでの間に、いつもと違う変わったこと(気づき)を5つあげてみよう!」

 「駅から見える看板で、何色の看板がいちばん多いかな?」

 「周囲を見て、お年寄りに共通することは、年齢以外に何があるだろう。服装のタイプや、歩き方など考えてみよう」

 「(秋に)葉っぱが色づく木と緑のままの木はどういう違いがあるだろうね」

 つまり、「YES、NOでは答えられないクイズ」をしてしまうのです。題材は何でもOK。テレビを見ながら、その中で出てきた話題でもいいでしょう。

 このようにトピックを与えられると、人はそこに意識が集中します。このようなことをやっていると、だんだんと「気づき訓練」ができ、人から問われなくともさまざまな発見をするようになっていきます。


 はじめは親御さんが、上記のような発話で誘導してあげるといいでしょう。ただし、忘れてはならないことは、答えたお子さんの答えに対して「違うでしょう。そうじゃなくて……」などと言ってはいけません。もう二度と子どもさんは答えなります。「なるほどね」と軽く返してあげるのがよいでしょう。

第2段階:「事実を分析することを知る」
 観察眼を持つことができてきたら、次に、

 「なぜそうなっているのかな?」「要するにどういうことなのかな?」

 と聞いてあげましょう。すると、分析し、まとめる力がつきます。

 「駅から見える看板で、何色の看板がいちばん多いかな?」と質問したあとに、お子さんが「ん~、黄色や赤色も結構あるけど、青がいちばん多い」と答えたとしましょう。そうしたら次のように聞いてあげましょう。
「なぜ、青が多いのかな。青を使っているところはなぜ赤色や黄色を使わないのかな?」

 こう問われると、人はハッとして考えだすのです。この問いには、別に答えがあるわけではありません。「考えて分析すること」に意味があるのです。観察眼の段階とは違った部分の頭を使い「事実を分析する力」をつけることができるようになっていきます。



■ 結果的に、偏差値まで上がることも多い

 さらにこの後には、

第3段階:「自分の意見を言う」(自分ならどうするかなどを考える。意見には正解、不正解はないことも学ぶ)
第4段階:「ほかの人はどういう意見があるのかな?」(人の立場に立つことを学ぶ)
 が続きます。しかし、一気にそこまで目指すと挫折してしまうかもしれないので、まずは基本の段階として、「観察眼を鍛え、分析できる癖」がつけられるといいでしょう。物事に積極的で主体的な性質が作られていきます。

 このようにして日常生活の一部でも「学びの生活」に変えることができれば、子どもはさまざまなことに興味関心がわき、勉強もやらねばならないことから、自分のための学びへとと変わっていくことでしょう。

 この「学び」ということが理解できるとと、いわゆる「頭のよい子」になっていきます。ここでいう「頭がよい」の意味は、偏差値が高いということではなく、「地頭がよい人」という意味です。

 日常生活で日々トレーニングしていると、自然と「強い地頭」ができていきます。勉強の時間だけ、知識を習得する、パターンを頭に叩き込む訓練をしている人とは、根本的に異なってくるのです。

 さらに、この「学び」型の人は、副産物を得ることができます。それは、いわゆる「勉強」もできるようになっていくということです。要するに偏差値も上がりだす可能性が高いのです。

 確かに知識の叩き込み、パターントレーニングでも偏差値は上がります。しかし、「学び」型の人は「学び」のプロセスを重視していく中で、結果として偏差値まで上げてしまうのです。どちらかといえば、「学び」型で偏差値も上がった方が、一生の財産になるという気がしませんか? 流行りものに見えるアクティブ・ラーニングですが、その効果は大きいと思いますので、ぜひご家庭で取り入れてみてください。

石田 勝紀


2016.1.14  東洋経済オンラインから転載





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2015年12月01日

かわいい子どものため、教育費はどうやって貯蓄する?



かわいい子どものため、教育費はどうやって貯蓄する?

教育費の貯蓄、みんなはどうしているの?



 平成24年度の文部科学省の調査によると、3歳で幼稚園に入園し、18歳で高校を卒業するまでの15年間で、すべて私立に通った場合は約1,677万円、すべて公立に通った場合でも約500万円の教育費がかかるそう。進学する学校によっても金額はかなり変わってきますが、早めに計画を立てて準備を始めた方がいいでしょう。あなたはどうやって教育費を貯蓄するタイプでしょうか?



<タイプ1> 計画的にコツコツと


 積み立ては、もっとも手軽で確実な貯蓄方法。給与から天引きされるものや、毎月決まった日に、一定額を定期預金に振り替えるものにしておけば、間違って使ってしまうこともないでしょう。また、こども保険や学資保険など、教育費の貯蓄を目的とした保険もおすすめです。支払いペースや受け取り時期を自由に設計できるものもあるので、とても便利。商品によっては元本割れしたり、金利によって返戻率が変わったりする可能性もあるので、契約前にしっかり内容を理解し、納得したうえで利用することが大切です。


<タイプ2> ボーナスなどの臨時収入で一気に貯蓄


 コツコツと貯めるのが得意でないかたは、毎月の給与以外の収入があったときに、教育費の貯蓄をするようにしましょう。ボーナスやお子さまのお年玉はもちろん、子ども手当、税金や医療費の還付金なども臨時収入として貯蓄に回すと、コツコツ貯めるより速いペースで目標額を達成できる場合も。臨時収入があるとついつい使いたくなってしまうものなので、強い意志で我慢しましょう。



<タイプ3> 収入を増やすことで対処


 単純に考えて、収入が増えれば貯蓄に回せるお金が増えます。節約するのが苦手なかたは、働いて稼ぎを増やすのが教育費を貯める手っ取り早い方法かもしれません。新たに職探しから始めなければならない場合は、タイミングよく働き口が見つかるように、日頃から求人情報などに注目しておくといいでしょう。



教育費の貯蓄は、将来必要となる金額を予測して、きちんと目標金額を設定して取り組みましょう。今は大変に感じるかもしれませんが、かわいいお子さまのため。コツコツとがんばっておけば、将来、その成果を感じられることでしょう。


(2015.12.2  ラーニングパークから転載)





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2015年11月10日

朝食をとらない子供が増加中!?知っておきたい朝食の重要性


出典: http://www.skincare-univ.com

「早寝早起き朝ごはん」運動が文部科学省を中心にすすめられているように、成長期の子供にとって朝食は重要な役割を果たします。しかし、朝食を食べない子供がまだまだ多いのが現状。そこで、朝食の重要性を理解するために、朝食を食べないと子供にどのような影響があるのかお伝えしていきます。



■朝食を食べない子供が増えている

平成24年度に行われた文部科学省の調査によると、小学6年生で9人に1人、中学3年生になると6人に1人の割合で朝食を食べないことがあるとわかりました。成長期の子供には、たくさんのエネルギーが必要となるので、通常であれば朝になるとお腹がすくはずです。では、なぜ朝食を食べない子供が多いのでしょうか?

「食べる時間がない」「食欲がない」。これが、朝食を食べない主な理由です。また、査11歳の約8割以上が22時以降に就寝していて、。夜食をとっている子供も多いという話もあるようです。つまり、夜ふかし型の生活が原因で朝早く起きられなくなったり、朝に空腹を感じられなくなったりしているというわけです。

それから、朝食を食べている子供のなかにも「朝は菓子パンだけ」というケースも多く見られます。このように食生活の乱れが気になる子供が増えている現状は、大きな問題と言えるでしょう。



■朝食を食べないと生じる3つの問題

成長期の子供が朝食をしっかり食べないと、次の3つの問題が生じると言われています。

学業成績に影響する文部科学省の調査でも、朝食を毎日食べている子供のほうが学力や体力の点数が高い傾向があることがわかっています。

低体温になる朝食を食べない子供は体温が上がりにくいため、通学意欲が低くなり、授業中も眠気を感じやすくなります。

イライラして疲れやすくなる食生活が乱れて栄養が不足している子供は、すぐにイライラしてキレやすくなるので問題行動を起こしがちです。疲れやすく、無気力にもなるでしょう。傷害などで補導された非行少年の55%が朝食を食べていない、との調査結果もあります。



■朝起きたときには脳も体もエネルギー不足

脳をしっかり働かせるためには、ブドウ糖が必要です。しかし、このブドウ糖は食後4時間で消費されてしまいます。また、わたしたちが寝ている間にも臓器などが働いているため、体は常にエネルギーを使っています。つまり、起きたときには、脳も体もエネルギーが不足している状態になっているということです。

朝食を食べないと、脳と体のエネルギーが不足したまま一日の活動を始めることになってしまいますので、朝食はしっかりととることが大切です給。

心身ともに健康的に生活するためには、食事・運動・睡眠が欠かせません。心も体も成長過程にある子供には、「早寝早起き朝ごはん」の習慣をつけさせるとよいでしょう。


ヘルスケア大学から転載  2015年11月09日






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2015年10月30日

減り続けた不登校が再び増加傾向に 原因は「家庭の教育力低下」って本当!?



減少傾向が続いていた小中学校の不登校が、再び増加の兆しを見せている。なぜ今、不登校は増えているのか。ベネッセ教育情報サイトでは、教育ジャーナリストの斎藤剛史氏に話を聞いた。

 


***


文部科学省の調査結果によると、2014(平成26)年度に病気や経済的理由以外で年度間に30日以上欠席した「不登校」の子どもは、国公私立全体で小学校が2万5886人(前年度比7.0%増)、中学校が12万2902人(同2.7%)で、いずれも2年連続して増加していました。特に児童生徒数1000人当たりの不登校児童生徒の数は、小学校が3.9人、中学校が12.1人となっており、小学校では過去最多を更新しました。


これまで小中学校の不登校は2007(平成19)年度を一つのピークにして、2012(平成24)年度まで5年連続で減少を続けており、沈静化しつつあると言われてきました。ところが、2013(平成25)年度から2年連続で増加したことから、不登校が再び増加傾向に転じるのではないかと懸念されています。


不登校になったきっかけとして学校が挙げているのは、「不安など情緒的混乱」(小36.1%、中28.1%)、「無気力」(小23.0%、中26.7%)、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」(小11.2%、中14.7%)などで、多くの保護者が心配する「いじめ」(小1.2%、中1.1%)などは少数でした。不登校が増えた理由について、都道府県教育委員会は「家庭の教育力低下により、基本的生活習慣が身に付かないことが不登校に結び付くケースが増えている」と説明しています。


とはいえ、今のところ、なぜ不登校が増えているのか正確にはわかりません。しかし、家庭のみ、学校のみの対応では、現在の不登校は解決できないケースが多いのは確かでしょう。不登校の原因などをめぐって学校と家庭が対立するのではなく、関係機関も交えて互いに協力することが必要といえます。最終の目的は、子どもの「社会的自立」であることを忘れてはならないでしょう。









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jyukennews02 at 10:40|Permalink

思春期の子どもの行動が「精神疾患かもしれない」兆候5つ


反抗的な態度を取ったり、帰宅するやいなやドアを閉め自室に閉じこもったり……、思春期は難しい年頃。「あ~あ、昔は素直で可愛かったのに」と思うときもあるでしょう。

でも、「まあ反抗期だから仕方ないわ」と放っておいて大丈夫ですか? 数年したら精神的に成長するかもしれませんが、もし今の状態が“精神疾患”だとしたら……。

そこで今回は、海外の情報サイト『Safe Bee』の記事を参考に、ティーンと精神疾患について検証してみましょう!

 

■こんな様子が見られたら注意


思春期を迎えた子どもは、心身の急激な変化や学校での人間関係などに直面し悩んだりするもの。でもそれだけでなくもっと深刻なケースも。あなたの子どもには、うつや摂食障害、引き篭もりなどの様子が見られませんか?

米国の精神病系団体によると、なんとティーンの5人に1人が“うつやADHD、自閉症、不安症、躁鬱症”などの精神疾患を抱えているとか。日本は環境が違う場合もありますが、自傷行為やうつ、不登校などは日本の子どもたちにも見られる現象です。

次のような様子が見られたら、特に注意が必要だそうです。

(1)落ち込んだり、泣いたりすることが多い

(2)自傷行為や危険を冒す行為をする

(3)感情の変化が激しい

(4)行動パターンが変わった

(5)極端なダイエットを繰り返す

さて、お宅のお子さんは大丈夫ですか?


 

■子どもの精神的危機!? 親の対処法は


では、「ウチの子様子がおかしいわ……」と思ったとき、親としてどんな風に対処すればいいのでしょうか? 海外の情報サイト『WikiHow』の記事を参考にお伝えしましょう!

(1)問題を認識する

「そんなはずないわ」と無視したり、傍観してはいけません。まずは子どもの問題行動をしっかり認識することが大事。

(2)さりげなく様子をチェックして経過を観察

緊急性がないなら何週間か様子を見て、行動などの変化を記録するなどしてみましょう。

(3)子どもの友達や教師に様子を聞く

子どもの様子は友達に聞くのが一番。さりげなく「最近、何か●●子に変わったことない?」などと聞いてみましょう。また、担任の先生と密に連絡を取り、学校での様子もスパイ。

(4)ルールはしっかり設定

反抗するからといって子どもの好きなようにさせてはダメ。門限や交際、消灯時間などのルールはしっかり設定を。

(5)サポートを与える

いくら反抗的でも、親としては無条件の愛とサポートを与えてあげたいものです。

(6)小児科や心療内科などに相談する

うつや自傷行為など心身の危険が伴ったり、ADHDなどで勉学に支障が出ている場合、専門家に相談することをお勧めします。

 

以上、ティーンエイジャーと精神疾患についてご紹介しましたが、いかがでしたか? ティーン特有の問題と思っても、実は精神や脳の問題という場合も多いもの。

「そのうち元に戻るでしょ」などと見て見ぬふりをせず、きちんと子どもと向き合って対処しましょう!


(2015.10.30 ウーリスから転載)






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2015年10月27日

「考える力」を伸ばす親子の対話とは?


読書が好きで、文章力はある小3男子。保護者は、読書に加えて主に漢字の学習をさせているが、「この学習法でよいのか」と不安もあるという。ベネッセ教育情報サイトが、平山入試研究所の小泉浩明氏にアドバイスしてもらった。

【保護者からの質問】
普段から読書が好きで本をよく読んでいます。そのため文章力はあるほうです。そこで、主に漢字をよく書かせていますが、これでよいでしょうか。(小3男子の母親)

【小泉氏からのアドバイス】
読書の習慣がある子どもは、熟語や慣用句など言葉の知識が自然に増えていきます。国語の基礎は語彙(ごい)力であり、読書ではそうした使える言葉を日々習得できるといえるでしょう。

読書の他にも漢字をよく書かせているとのこと。基礎力の強化については、これで十分だといえますが、ちょっともったいないと思う点はあります。というのも、「話す力」「書く力」などの「考える力」や、「発信する力」も身に付けられたら、と思うからです。読書や漢字だけでは、どうしても読解力や基礎力の養成がメインになってしまいます。高学年になると受験のための学習で忙しくなりますが、中学年の今ならまだ余裕があります。子どもに負担のない範囲で、他の学びも取り入れていきましょう。

楽しく学びながら読解力以上の力を付ける方法として、親子の「対話」があります。ここでいう対話とは、一つの物事に対して考え方や感じ方を交換すること。対話は相手に対する理解を深め、自分自身の考え方の幅も広げます。たとえば、子どもが読んだ本を保護者も読み、感想を交換してみましょう。どのように感じたか、登場人物の考え方や行動に共感できるかなどについて話してみてください。

テレビで見たアニメやニュースについて対話することも有効です。その際、なるべく親の考え方を押し付けずに、子どもの考えを引き出すようにするとよいでしょう。今の時期、考える力こそ伸ばしていきたい力です。


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2015年10月24日

子供の発達に遅れを感じたら、難聴の可能性を疑ってみる


親にとって、子供の発達は最も気がかりなことのひとつです。子供は1~2歳くらいから言葉によるコミュニケーション能力を発達させていきますが、その発達が遅れる原因のひとつとして「難聴」が考えられます。音が聞こえているかどうかはわかりにくいため、子供の見落とされがちですが、もし難聴である場合は、早期に治療を始めることが推奨されます。

◆難聴を疑うべきサイン

子供の1000人に1~2人が難聴を抱えていると言われています。そして、難聴の子供の約9割は、聴覚に問題がない両親から生まれてきます。また、難聴の原因の3分の1は遺伝的なもの、3分の1は感染症や薬剤などによるもの、そして残りの3分の1は不明とされています。

つまり、両親の聴力に問題がなく、胎児の間や生まれてから特に病気などにかかっていなくても、子供が難聴を発症する可能性はあるのです。聴力に問題がある子供には、次のような傾向が見られることがあります。

【小さな子供の場合】
・大きな音に反応しない、または大きな音がしても眠っている
・生後3か月を過ぎても呼びかけに反応しない
・生後6か月を過ぎても音がする方へ向いたり、音を上手にまねたりできない
・生後12か月の時点でまだおしゃべりをしない
・2歳までに単語をしゃべらない
・3歳になっても単語も2語文も話さない
・何かを表現をする際に言葉の代わりにジェスチャーを使う

【年長の子供の場合】
・周りの子供より言葉の数が少ない
・聞き取りにくい言葉でしゃべったり、非常に大きい(または小さい)声を出したりする
・何度も聞き返す
・テレビの音を非常に大きくする
・集団から距離を置いているように見える
・会話を正しく理解していないように見える
・保育施設や学校でぼんやりしていたり、読み書きや計算が苦手だったりする



◆早期の発見と対策が重要

これらのサインは、知的な問題や神経発達の問題を抱えているケースと似ていますが、難聴が原因である場合もあるのです。親や周囲の人が発する声をきちんと聞き取れなければ、当然ながら言葉の発達は遅れがちになります。

早期発見には聴覚スクリーニングが大切です。生まれてすぐの赤ちゃんは言葉を話せないため、耳の聞こえはコンピューターに出る反応によって調べます。最近では、病院で出産してから退院するまでにスクリーニング検査を実施することが多くなっています。

生後6か月未満の子供に対してよく行われているのは、聴性脳幹反応(ABR)という検査です。この検査では睡眠中にヘッドフォンで音を聴かせ、音に反応して生じる脳幹の脳波を測定します。また、ABRに似た検査で、最近開発された周波数別の聴性定常反応(ASSR)という検査が行われることもあります。

難聴によって言葉の発達が遅れてしまうと、結果的に学校教育についていけなくなります。そうなると、学習全般に支障をきたし、本来その子が持っている能力を生かせないことになるのです。



◆生後6か月までの対応がカギ

難聴は目に見えないため気づかれにくく、2歳を過ぎてからの「言葉の遅れ」によってようやく発見され、支援開始が3歳以降になることがしばしばありました。しかし、支援開始が3歳以降となると、その後の言語習得にかなりの努力が必要になってしまいます。

言葉の習得には、脳がさまざまな能力を吸収可能なできるだけ早い時期に、脳に音の刺激を与え、眠っている脳の聴覚システムを働かせてやる必要があるのです。その「できるだけ早い時期」の目安は生後6か月とされています。

実際に米国の調査によると、生後6か月までに補聴器を装用し始めた子供は、3歳の時点で健常児の約90%の言語力があったのに対し、1歳以降に開始した子供は3歳の時点で7~8割の言語力だったという結果が報告されています。

万一聴力に問題が見つかった場合も、生後6か月までに補聴器をつけて適切な対応を開始することによって、その後の言語能力やコミュニケーション能力に問題が生じる可能性は少なくなます。それらの能力は子供の将来を大きく左右するため、生後すぐに聴覚スクリーニング検査をすることが重要なのです。

生まれたすぐは問題なくても、後から難聴になる場合もあります。新生児のスクリーニング検査で問題がなくても、その後子供の言葉の発達に違和感を感じたら、親はその子の様子を注意深く観察しましょう。上記のようなサインが現れた場合は、なるべく早く医師に相談するといいでしょう。



◆タイプに応じた対策が必要

難聴といっても、軽微なものから高重度のものまでさまざまな程度があります。また、全体的に聞こえにくい伝音性難聴、高音域など特定の周波数の音が聞こえにくい感音性難聴など、複数のタイプがあります。

また、おたふくかぜにかかった後に難聴になることがあります。これは必ず片耳に起こり、現在のところ治療方法がありません。おたふくかぜにかからないようにワクチン接種が勧められます。

そのほか、難聴を生じているのが片耳か両耳かといった違いもあり、その子の難聴のタイプに合わせた治療やトレーニングが必要になります。場合によっては手術が必要なこともあります。いずれにせよ、早期に専門家に相談して対策を立てることが大切です。

執筆:諸富 大輔(Mocosuku編集部)
監修:三原 武彦(小児科医、三原クリニック理事長)

Mocosuku編集部


2015.10.24 転載

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