自閉症・ADHD

2017年01月20日

「うちの子ADHD?」親がとるべき6つの対応法


ADHDなど発達障害の子が増えていると聞いて、「うちの子も?」と気になっている方がいるのではないでしょうか?『AERA with Kids 冬号』(朝日新聞出版)で、子どもの発達障害に長く取り組んでいる東京家政大学の宮島祐先生に、具体的な親の接し方などについて聞きました。

*  *  *
 昨今よく耳にするようになった「発達障害」。ADHD(注意欠如[欠陥]・多動症)もそのひとつです。そのほか、学習障害(LD)、自閉スペクトラム症(ASD)などがあります。ただし、これらの分類は医学界の診断名も、分類の仕方も、言葉の使い方も含めて混沌(こんとん)としていて、専門医でないとうまく整理できないのが現状です。

 宮島先生も、「病名として分類はされていますが、ADHDの特性に、こだわりが強い、コミュニケーションが苦手といったASDの特性が併存しているなど、いろいろな症状が混在していて病名できれいに分けることはできないのが実際です。今はインターネットなどですぐに病名を調べることができますが、チェックした結果をうのみにするのはやめましょう」と注意を促します。

 とくに就学前後の子どもたちは、幼児期特有の落ち着きのなさ、目の前のことに夢中になってやることを忘れてしまう、多少のかんしゃくといったことが多くの子に見られます。そのような診断がつきにくい子どもは、「グレーゾーン」ではなく、「パステルゾーン」の時期と考えるべきだ、と宮島先生。「『うちの子はきっとそう!』とネガティブに決めつけて、不安を募らせるのではなく、『いろいろな色が隠れている』とポジティブにとらえてみましょう」とアドバイスします。

 とはいえ、集団に溶け込めていないのに「うちの子は勉強もできるし、頭もいいからADHDじゃない」と決めつけてしまうのもまた問題です。それを防ぐには、子どもの行動の問題に「あれ?」と気づく感覚が大切です。

 もしも「指示に従うのが苦手」「忘れ物がやたらと多い」「気が散りやすい」など、「あれ?」と感じる行動や症状が見られたら、そう思ったところを一度整理して、書き出してみるのもいいでしょう。それは、専門医に相談するときの指標になります。

 たとえ、子どもがADHDの特性を持つ子であっても、大きな心配や子育てへの不安を感じることはありません。「そのような個性を持った子」と考え、子どもが自分の特徴に自信をもてるよう、接し方や対応を変えていけば大丈夫です。

 そのためにまず親が心しておきたいことは、ADHDの子どもたちによく見られる行動は、生まれもった性質によるものだということです。本人は決して意図的にやっているわけではなく、親御さんのしつけの問題でもありません。それを知らないと「困った行動を直さなければ」となり、「何度言ったらわかるの!」と厳しい注意を繰り返したり、ときに叩いてわからせようとしたりしてしまいがちです。



「いちばんの問題は、自分の特徴を否定され続けることで子ども自身が傷つき、自分への自尊心を失ってしまうことです。それを避けるためにも、やはり早期発見が大事。低学年までの間にADHDの可能性に気づいて早期に対応することで、子どもも明るく成長していきますし、親も楽しく子育てできるようになります」(宮島先生)

 では日々の生活では、親は子どもにどう対応していけばよいのでしょうか?

 宮島先生がアドバイスするのは、以下の6つの対応法です。

「わが子の行動特性に合わせて前もって約束を決め、守れたらほめるを積み重ねていけば、子どもの側もどう行動すればよいのかがわかります。発達障害をなおすという視点ではなく、社会の中で生きやすくしてやることをいちばんに考えていくことが最大のポイントです」(宮島先生)

(1)「こだわり」をよい方向に活用してパターン化させる
「一度覚えたら忘れない」という“こだわり特性”を生かし、やるべきことをパターン化

(2)前もって約束を決める、変更点を予告しておく
新しい場所、変化や突然の変更が苦手な子には前もって予告し、とる行動を約束しておく

(3)否定や命令の言葉でなく、肯定的な言葉で伝える
「走るな」ではなく「歩こうね」のように、指示や注意をする際は肯定的な言葉で伝える

(4)指をさす、手本やメモを見せるなど視覚化して伝える
してほしいこと、やらせたいことは、文字や絵、写真を使って「見えるかたち」で伝える

(5)行動・場所・時間など、手順はひとつずつ、わかりやすく伝える
複数の指示を一度に出されるのは苦手。指示は手順に沿ってひとつずつ区切って伝える

(6)叱るときは個別に、ほめるときはみんなの前で
友だちと一緒なら、叱るときは別の場所に連れ出して叱り、ほめるときはみんなの前で!

※『AERA with Kids 冬号』より抜粋






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2016年05月17日

理解が追いつかない「発達障害」と生きる 医師も親も迷っている


2005年に「発達障害者支援法」が施行され、丸11年が経過した。今年は法改正の動きもある。だが、「発達障害」という言葉だけが先行し、困難さを伴う日常への理解と支援の手が追いついていない。(ライター・古川雅子)

「うちの子、なんかおかしい?」

 小学5年生の長女がいる母親は、長女が幼児の頃にそう気づいてから診断がつくまで、気が遠くなるような時間を過ごした。

 ベビー講座でよその子が母親のひざの上で手遊びしていても、長女はハイハイで脱走。歩き始めてからは、店で商品を取ろうと一瞬手を放すと、あっという間に消えていなくなった。自宅ではカーテンをレールごと引きちぎり、ふすまに穴を開け……。歯みがきをさせるだけで、この世の終わりのように泣き叫んだ。

「いつも、ご近所から虐待を疑われ通報されるんじゃないかとびくびく生活していました」

 3歳半健診の時に相談した保健師は、「聞かれたことには答えられるし、子どもはこんなもの」と取り合わなかった。

 たまたま別の地区に引っ越して、巡回の保健師に状況を話すと、すぐに病院につなげてくれた。長女は「自閉症スペクトラム」と診断された。

「ショックはあったけれど、診断がついてほっとした部分もありました。私の育て方の問題じゃなかったんだと」

 自閉症は知的に遅れのない場合、より発見されにくい。

「最初の保健師さんは、スパンッと切るのじゃなく、いつでも連絡できる窓口などの情報を教えてほしかったと思います」

●広範な診断名一括りに

 自閉症はいま「発達障害」の一つに括られている。発達障害と総称される診断名や症状の範囲は、ことのほか広い。2005年に施行された「発達障害者支援法」では、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するもの」と定義された。最近は言葉を円滑に話せないチック障害の一部や吃音(きつおん)なども、発達障害に括られている。

 だが、発達障害という言葉の「共通の理解」は無きに等しい。自閉症やアスペルガー症候群など「自閉症スペクトラム障害」は、円滑なコミュニケーションが難しいことなどが特徴だが、おしゃべりな子がいたり、知的レベルが人並み、あるいはそれ以上の場合もあることは知らない人もいる。聞きかじりで「学習障害」のみを思い浮かべたり、「注意欠陥・多動性障害」(ADHD)に見られる片付けの苦手さ、立ち歩きなどの特徴を連想したりする人も少なくない。

 これほど違うのに、なぜ新たに「発達障害」という名称でこれらをひと括りにするのか? ひと括りにすることで個々の障害の境界がぼやけ、誤解や混乱も生んだという指摘もある。日詰正文・厚生労働省発達障害対策専門官は、こう解説した。

「普通の育児ではうまくいかず親が困っていたり、本人がみんなと同じようにやっているのにうまくいかず困っていたり。そんな当事者たちの困り事に対する適切な対応の『コツ』が、世界中の学者や支援者が開発したノウハウから日々わかってきています。さまざまなコツが発達障害というキーワードで見つかりますよ、コツを知れば今よりも楽になるかもしれないですよ。そんなメッセージを発信するために発達障害というゆるやかなゾーンが設けられたのです」

 日詰さんは、「メタボリックシンドローム(メタボ)」同様、意識喚起の用語なのだと付け加えた。もっとも、メタボと発達障害とでは大きな違いがある。メタボは内臓脂肪を減らすことにより解消できる。それに対し、発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害であり、根本的に治るものではない。

●話しかけに一切無視

 発達の過程で明らかになるため、生まれてすぐに診断できるわけではない。問診や行動観察などから診断するが、判定が難しい。グレーゾーンが多く、専門家であっても判断がつきにくいのが発達障害の難しいところだ。

 乳幼児健診などで発達障害の可能性がある子を拾い上げるスクリーニングも全国の自治体で実施されているが、発見できる割合は自治体ごとにバラツキがある。保健師らの勘や経験のみに頼っている現場もある。

 都内在住の母親は、話しかけても、何を働きかけても一切無視する長男にどう接していいのか、悶々と悩む日々が続いていた。心配して長男が3歳の頃に受診した最初の病院では、診断がつかず様子見となった。

「お母さん、子どもにちゃんと関わってあげている?」

 という医師の言葉に、「私のせい?」と自分を責めた。

 次に訪れた総合病院では、児童精神科医から前置きもなく「自閉症」と診断名だけ告げられた。先の見通しを聞いても、

「ここでお話しできることは何もありません。あとはソーシャルワーカーのところで」

 と突き放されるだけだった。

●視線で自閉症見分ける

 先端の研究では、科学的に9割程度の精度で見分けられる健診法も開発されている。浜松医科大学子どものこころの発達研究センターなどを中心とする研究チームが赤ちゃんの「視線」探索で自閉症児を見分ける装置を開発。自閉症児に見られる視線を合わせない症状や社会性の障害に着目した。乳幼児健診などでの活用を目指している。

 早期発見・早期診断は、世界の潮流になりつつある。根本的な治療はないものの、「適切な対応」で、社会生活上の困難は軽減できると考えられている。

 埼玉県戸田市にあるなかじまクリニックを訪ねると、5歳10カ月のケンタくん(仮名)は、会話のトレーニングを受けていた。母親と月に1度通う。発達障害の療育経験が豊富な小児科医の平岩幹男さん(65)が新幹線のおもちゃを差し出すと、ケンタくんは、「ありがと」と受け取った。平岩さんの「できたね! タッチ!」の掛け声で、ケンタくんはすかさずパチンッとハイタッチをかわした。

「じゃあ、こんどは新幹線を二つください」
「どうじょ」
「やった! できたね!」

 ここで再びハイタッチ。

 ケンタくんは1歳半健診で発達の心配があると指摘され、2歳で自閉症スペクトラムと診断された。病院の言語療法や地域のクリニックでの運動・生活指導、自治体主催の親子教室などを渡り歩いてきたが、5歳になるまで一切言葉を発しなかった。母親は当時を振り返る。

「この子とは一生コミュニケーションはできないのかなと、諦めていた時期もありました」

 ケンタくんと平岩さんとのやり取りにも、「適切な対応」のノウハウがいくつも詰め込まれている。他にも例えば、「スモールステップ」という考え方を取り入れた対応の仕方がある。少し頑張ればできそうな目標を手前におき、それがクリアできたらまずほめて、また小さな目標を与える。子どもが「できる」経験を積み重ねることで目標を達成しやすくするやり方だ。

●診断直後が危うい時期

 日本で自治体が行う発達支援の通所サービスは、小集団での療育が中心。半年待ち、1年待ちはざらだ。児童デイサービスなど民間の療育施設は「発達支援サービスの規制緩和もあり増えたが、その内容も質も玉石混交」(平岩さん)という。

 せっかく適切な対応の「コツ」が存在しても、そのノウハウを伝達する適切な機関や専門家につながれなければ、「早期発見、早期絶望」になりかねない。発達障害の診断が早期化しても、レッテルだけ貼られて行き先のない漂流者を増やすだけだ。

 東京都自閉症協会役員の小川高根さんは、こう指摘する。

「子どもの障害を受容するまでの過程は人によって様々で、時間もかかります。診断されて間もない未就学の頃が、親たちが一番つらく危うい時期。その時こそ周囲の支えが必要です」

 小川さんは息子が3歳の時に自閉症と診断され、1年近く子どもの寝顔を見ては毎晩のように涙を流した。今はアロマテラピーの教室を開き、自閉症の子を持つ母親にもアロマの効用を伝える。

「息子の将来を思うと、一緒に死んだほうがいいのではと思いつめた時期もあった。悩みつつ、障害を受け入れつつ、前を向いて歩けるようになりました」

●「普通」より笑顔が大切

 厚労省では、子どもの育ちが心配と感じた早期からの親子支援を急ぐ。専門家による「ペアレント・トレーニング」に加え、保育士ら地域にすでにある人材を活用する「ペアレント・プログラム」も支援策の一つと位置づけた。だが「ペアトレ」「ペアプロ」を合わせても、全国での実施は231市町村だけだ。

 支援の仕組みがうまく機能していない現状もある。16年度予算で464億円投じる地域拠点の「発達障害者支援センター」の約6割は民間の法人に委託されているが、一部は丸投げ状態だとも聞く。本来は、都道府県や政令市がセンターの活動をバックアップすることが重要だが、そのための中核となるべき「発達障害者支援体制整備検討委員会」がうまく機能していない。そもそも委員会さえ設置していない自治体が6カ所ある。

「支援制度の普及はこれから。今年度からは国として各地に出向き、支援強化の普及活動を展開していきます」(日詰さん)

 家庭で「早期療育」に取り組む親も多い。子のために「いまやれること」があるのは、親として希望でもある。だが、自宅で療育を頑張る最中、母親がうつになり、父親が仕事を休んで手伝ったというケースもある。

 中学生になった息子がいる自閉症療育アドバイザーのshizuさんは、こう助言する。

「私自身、療育に集中しすぎて息子が『普通』になることを目指していた時期もありました。でも、そこを目指すとキツキツになる。大切なのは子どもが笑顔で生活できること、幸せになれること。そして少しずつ取り組むこと。プログラムが全部できなくても、お母さんがゆるんでいるほうが、長い目で子どもにとっていいと思うんです」


※AERA 2016年5月23日号






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2016年02月01日

発達障がいの可能性があると指摘されたらどんな支援を受ける?


今回は、お子さんの育ちが心配で相談をした後、継続的に支援を受けた方が良いと勧められた場合、どうしたらよいのか?また、発達障がいの可能性があると指摘された後や発達障がいの診断を受けた後にはどのような支援があるのか大まかにご紹介したいと思います。




相談・療育関係

自治体で行っている発達相談


最初に子育て相談のように育児全般を対象とした相談の場を利用した場合、そこで続けて経過を見ていく場合があるでしょう。また、専門家による発達相談に移行することもあります。何度か相談を行い、関わり方を変えることで変化があれば相談終了となることもありますし、療育機関を紹介されることもあり、支援の方向性を示してもらうことになります。


療育機関


子どもに必要な指導を行う所です。自治体で運営している場合、社会福祉法人やNPO法人、株式会社が運営している所もあります。通園形態(親子通園/子どものみ通園)、頻度、指導形態(個別/小集団)、支援スタッフの職種や人数、対象となる年齢(就学前まで/18歳まで)等、様々です。


発達障害者支援センター


全ての都道府県にあり、相談支援、発達支援、就労支援、普及啓発・研修を行っています。都道府県。政令指定都市が直轄している場合と、指定された法人が運営している場合があり、事業の内容には地域性があります。


専門医のいる病院


小児神経科・児童青年精神科等、子どもの発達に詳しい医師のいる病院・クリニックで診断、治療(投薬)、指導を受けることができます。




保育・教育関係

保育園、幼稚園


支援が必要なお子さんを受け入れられる状況にあるかどうかは園によって異なります。担任の先生だけでなく、補助の先生が配置される場合もあります。


小学校、中学校


学校では通常学級に在籍して教育を受ける場合、特別支援学級に在籍する場合、通常学級に在籍しながら通級指導教室で支援を受ける場合があります。特別支援学級や通級指導教室は全ての学校にあるわけではありません。法律や教育施策が変わってきており、通常学級にいながら必要な支援を受けられる方向に動いています。


特別支援学校


障がいのある児童生徒を対象とした学校で、小学部、中学部、高等部があります。知的障害特別支援学校の高等部の中には職業科・コースを持つ学校もあり、軽度の知的障がいを併せ持つ発達障がいの生徒さんが通うことが増えています。




その他

親の会


発達障がいのある子を持つ親御さんが集まる会があります。日本自閉症協会及び各都道府県支部やADHD親の会、LD親の会等です。団体によって活動内容は異なりますが、年齢ごとに部会があったり、学習会があったりします。同じような悩みを持った方と出会うチャンスになります。


塾、家庭教師、習い事


発達障がいのあるお子さんの個々に応じたサービスを行っているものが増えてきました。療育的なプログラムが用意されているものや、得意な分野を伸ばすための習い事的なものもあります。個人で療育サービスを行っている方もいます。学校や療育機関と併用して、お子さんのニーズや親御さんの希望に合ったサービスを受けることも一つの方法です。


このように受けられる支援が様々であることがおわかりいただけたかと思います。以前に比べ、受ける支援の選択肢が少しずつ広がってきていますが、地域によって差があるのが現状ではあります。ご自身の地域でどのような支援やサービスがあるか、調べてみてください。


ここでお伝えしたいことは、お子さんにとって、そして保護者の方にとっても、早めに、必要な支援を受けましょう!ということです。” 早めに” とは” 年齢的に小さいうちから” 、ということだけではなく、” 気付いたら早めに” ということも含んでいます。年齢が上がって困り感が出てきた場合であっても、” 相談を受けよう” 、” 支援を受けよう” と行動を起こせば、そこがスタートです。勇気を持って一歩を踏み出していただきたいと思います。



Babys Room




jyukennews02 at 12:14|Permalink

2015年10月28日

子どもの“うつ病”、見逃しがちな理由とは?



「気分がひどく落ち込む、憂うつ」「やる気が出ない」、このような状態が続く気分障害のひとつとされている“うつ病”。現代社会では、心の風邪と言われるほど多く見られ、大人に限らず子どものうつ病患者も珍しくないといいます。
では、子どものうつ病にはどのような特長があるのでしょうか? 児童の精神問題に詳しい、めぐみクリニック院長の皆川恵子さんに話を聞きました。


●子どものうつ病は10歳前後から増える
うつ病は、脳内にある心のバランスを保つ“セロトニン”という物質の分泌が不安定になることで生じると言われています。実際に年齢は関係なく、うつ病になるものなのでしょうか?

「幼少期の頃にはあまり見られず、最近では10歳前後から見られるようになりました。大人は“憂うつ”とか“意欲がわかない”という表現などで症状を説明するのですが、子どもの場合そのように説明できないことがほとんど。ただ、漠然とイライラしていたり怒りっぽくなる、なんとなく不安がってお母さんの後を追いかけたりするといった行動が目立つようになると要注意です」(皆川先生、以下同)

それだけだと、子どものちょっとした感情の変化かと思い見逃してしまいそう。そんなときに、見極めるべきは感情が移り変わる変化の速度だとか。

「数か月とか半年とかで変わるのではなく、これらの行動は2週間くらいで急激に変化するのが特長です。普段は活発に遊びに行っていた子が外に出たがらず、家にいてもぼんやりしている、好きなゲームもしないとか、食事の量が減ったり、眠れなくなるなど、特別な原因があるわけではないのに、短期間でこのようなことがどんどん増えてきます。進行すると笑うこともなく、表情に変化もなくなるため親であれば何かおかしいなと気がつくと思います」


●うつ病の治療は投薬が基本
もし、うつ病を疑った場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

「まずは児童精神科に連れて行って、速やかに治療を受けさせることをおすすめします。以前、身内が亡くなったショックから、うつ病になってしまったお子さんがいました。そのようなショックな出来事を受けると、普通はしばらく落ち込むものの、時間とともに活力を取り戻します。ですが、そのお子さんの場合は、しばらくうつ状態に気付かれず、数か月して症状に気付かれました。症状は重くなっていたものの、抗うつ剤等を処方して治療を行った結果、半年ほどで元気になりました」

ちなみに、子どもだからといって治りが早いということはないそう。セロトニンの分泌が不安定になるのは体質的な影響もあるので、適切な治療で早めの回復をうながすことが肝要のようです。

(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)

mamatenna から転載  2015.10.28





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2015年10月27日

期待のしすぎは悪影響!「発達障害児」を苦しめない接し方って?


世間一般でも広く認知されてきた発達障害。知的に大きな遅れはないけれども人とは違う脳の仕組みを持つ子ども達は、限りなく“普通”に近いからこそ、親の期待値が高くなってしまうことがあり、子どもたちが苦悩することがあります。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“発達障害の子を持つママ”にお伝えしたい、発達障害の子どもとの接し方についてお話したいと思います。



■限りなく「普通に近い」子ども達4つのタイプ

大きく分けて以下の4種類あります。

(1)学習障害児(LD児)

(2)注意欠如/多動性障害(AD/HD児)

(3)アスペルガー症候群

(4)高機能自閉症

よくお喋りはするけれど文字が読めないLD児、コミニュケーションがうまく取れず友達関係がうまく作れないアスペルガー症候群や高機能自閉症などの広汎性発達障害の子ども達は、見た目には分かりづらく、理解されにくいのです。


 

■困っているのは子どもではなく“親”

「お友達と一緒に遊ばないと楽しくないだろう」「他の子どもたちと同様に何でもバランスよく出来るようにならないと可哀想だ」

実はそう思っているのは“親だけ”ということもあります。

当人にとって、子ども達が大勢いる空間は“苦痛な騒音の場”以外の何物でもなかったりします。「地面の石ころなんて見ていないで皆と遊びなさい!」と無理やり背中を押されても苦痛です。何でもそつなくこなすよりも自分が得意な分野に没頭していることが、この上なく楽しかったりするのです。

こうやって我が子の幸せを一番に願っていたはずなのに、いつしか子どもを追い詰め辛い目にあわせていることがあります。



■療育も子どもベースに進めて

“療育”とは“障害を持つ子どもが社会的に自立することを目的として行われる医療と保育”です。そこに通わせる親も数多くいます。

しかし、この時、親が願ってはいけないことは「健常児と同じことが出来るようになる」「出来るだけ健常児に近づける」ことです。

突発性、衝動性が高い注意欠如/多動性障害(AD/HD)の子が、もし欲しいものがあったとき、いきなり奪ったり相手を突き飛ばすのではなく“貸してほしい意志を言葉で示すこと”が出来るようする。このような訓練はたとえ障害を持った子であっても社会生活を送っていく上で必要です。

そこを練習するための訓練が、“療育訓練”です。

ですが、それを忘れて必要のないことまでやってしまう親や訓練のスタッフがいます。

例えば、モーター音に聴覚過敏のある自閉症児が、公衆トイレに設置されているハンドドライヤーの音に恐怖心を持っている子だとします。その音に慣れさせようと訓練した結果、外出先でトイレに行くことが出来なくなり、外出そのものを嫌がるようになってしまうこともあります。

こんな時はハンドドライヤーがないトイレに連れて行くか、多目的トイレに入り絶対に他人が急に使うことのない環境で用を足させるなど工夫して回避させてあげればすみます。ハンドドライヤーを使えないと生きていけないわけではないですよね。

親が普通の生活を出来るように頑張れば頑張るほど、子どもは辛い思いをしていくことを忘れないでください。


 

■親の気持ちは伝わる

子どもを不憫に思い、親が眉間に皺を寄せながら頑張っている姿を見ている子どもは、次第に“自分のせいで親が苦しんでいること”を察知します。そうすると、やたら子どもの口から「ごめんなさい」と謝る回数が増えます。

更に「ママを困らせる自分は悪い子、存在価値のない迷惑な子」と考え、自分自身を否定するようになります。これが思春期以降、鬱、引き籠り、リストカット、他害など様々な心の問題を発症させることになり、親子とも更に苦しむことへと繋がってしまうかもしれません。

 

いかがでしたか?

「子どものために、子どものために」と思っていたことが、いつの間にか“ママ自身のために”となっていませんか?

みんなと同じことが出来るようになってほしいと思うことは、親心ですから仕方がないことでしょう。しかし、そこで無理して子どもを変えようとしてはなりません。変わるべきは“親自身”なのです。

「この子の障害が治りますように」と神棚に祈る行為は止めましょう。「この子の障害を私自身が受け入れ子どもも私も幸せになれますように」と願いましょうね。


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2015年10月26日

逃げたい!幼稚園イベント…発達障害のママたちが抱える恐怖


発達障害と子どもが診断されママたちにとって、幼稚園のイベントは怖いものではないでしょうか? 例えば運動会やお遊戯会、自分の子どもが他の子どもたちと全く違う行動をしてしまうのでは…という恐怖で、眠れないというママもいるかもしれません。なぜ子どもたちは不思議な行動をしてしまうのでしょうか?


■いつもと違う雰囲気に飲まれてしまう

発達障害の子どもたちは雰囲気の変化にとても敏感です。よく「相手の気持ちや空気が読めない」などと言われる場合もありますよね。しかし場の空気の変化を感じることは、異常なほどに敏感な場合があるのです。その場合、緊張で固まってしまうならばいいのですが、脱走をしたりパニックを起こしたりしてしまうことがあります。「どうしてうちの子どもはみんなと一緒の行動ができないのだろう…」と悩んでしまうママもいるかもしれません。ただ他の子どもたちですら、緊張で何かしらの失敗をしてしまいます。幼稚園のうちは、広い心で見てあげましょう!



■配役は先生たちと相談を

例えば、お遊戯会などは、長時間出ずっぱりの場合もあるかもしれません。でも、長時間じっとしている事は発達障害の子どもには苦手なことも。その時は先生たちと配役などを相談することをお勧めします。その子に合った出方や配役を設定してもらう事も必要です。もしかしたら「特別扱いでは?」という周囲の声もあるかもしれません。でも、無理強いすることは発達障害の子どもたちにとっては大変な苦痛になってしまいます。子どもに合ったものや無理をさせないことが必要です。



■「何事も経験」とわりきる

「もう休んでしまいたい!」と、思うママもいるかもしれません。目立つ行動を他のママたちに見られる事が怖くて仕方ないと思うでしょう。でも、発達障害の子どもたちは実際に経験していく事で成長していきます。色んな事を体で感情で経験していく事で成長していくのです。その大きな経験のチャンスを逃してしまうのは勿体ないかもしれません。



■他のママは自分の子どもで精一杯!

ただ、そんな悩みも実は他のママたちは全く気にしていない場合があります。実際お遊戯会や運動会は、わが子の姿をビデオや写真に収めることに親御さんたちは精一杯で、他の子のことは全く目に入っていない事が殆どなのです。もしかしたら自分自身が必要以上に敏感になってしまっているかもしれませんね。


今感じている不安もいつかきっと笑い話になる日が来る!そう信じて子どもの晴れ舞台をしっかり見届けたいですね!




jyukennews02 at 12:06|Permalink

2015年06月18日

100人に1人はいる!? 見逃したくない「子どもの自閉症」サイン4つ



生まれながら脳の発達に障害がある発達障害。その中の1つに分類されるのが自閉症で、症状が軽い人たちまで含めると約100人に1人いると言われています。よその子と何か違う……そんなわが子に「うちの子、もしかして自閉症かも……」と心配になったことのあるママもいることでしょう。


そこで今回は、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所や厚生労働省の情報を参考に、自閉症(自閉症スペクトラム障害も含める)の子どもが見せるサインをまとめました。当てはまる項目が多い場合は、念のため専門家に相談しましょう。

 


■1:ある特定の物に異常な関心を見せる

周囲の子どもと違って、あなたのお子さんは何か特別な物に異常な関心を見せませんか?

例えば道路標識や窓の外の木など、普通の子どもが興味を示さないような物に異常な関心や執着心を見せ、1人で没頭している場合、自閉症のサインかもしれません。

物だけでなく何かの臭いなど、何か感覚に関することに1人で没頭している場合も要観察です。

 


■2:自分の決めたルールを乱されるとかんしゃくを起こす

あなたのお子さんは、保育園までのルートやおもちゃの並べ方などに強いこだわりがありませんか? 毎回同じ順番やルールをきっちり守り、他人がそれを乱すと、たちまちかんしゃくを起こすような場合は自閉症の可能性が。

もちろん単なる好みだという場合もあるでしょう。しかし、取り乱し方が激しい場合は要観察かもしれません。

 


■3:同じ行動をひたすら繰り返している

つま先で歩いたり、その場でくるくる回ったり、顔の前で手のひらをヒラヒラさせたり……何か目的があるわけではない動きをひたすら繰り返している。または逆に、何もない空間や天井をじっと眺めている……。こういった動作も自閉症のサインの可能性があります。

 


■4:音や光、接触を極端に嫌がる

音や光など、我が子の感覚が過敏だと思ったことはありませんか? 例えば掃除機の音をひどく嫌がって耳をふさいだり、抱っこされるのを嫌がったり、にぎやかな場所を嫌ったりする場合も要注意です。


 

以上、自閉症の子どもが見せるサインをまとめました。ほとんどの場合、生後18カ月から24カ月でこのサインが出てくるそうです。自閉症は、早期発見をすることで改善できることも。気になるところがあればかかりつけの小児科医に相談し、早期発見を心掛けましょう。


(2015.6.18  ヤフービューティーから転載)




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