インターナショナルスクール

2018年08月16日

「インターナショナルスクール」理事長が“義務教育期間中は通わせるべきでない”と説く2つのワケ

 

デイリー新潮


「インターナショナルスクール」という秘境―    ―おおたとしまさ


 育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が、インターナショナルスクールという“秘境”を徹底解剖する。

 話を伺ったのは、東京都港区にある「東京インターナショナルスクール」の創立者で理事長の坪谷ニュウエル郁子氏。理想の教育を実現するために前身となる私塾を開き、国際バカロレア機構日本大使、内閣官房教育再生実行アドバイザーなどの肩書を併せ持つ教育者だ。


 算数や理科といった教科の概念がなく、授業ではひとつのタームについて多角的にアプローチ。それも教室のラグの上でのディスカッションから始まるという。「グローバル熱」が高まる近年、授業が英語で行われるインターナショナルスクールに通わせたいと思う親御さんもいるようだが、意外にも坪谷氏は、

「日本に軸足を置いて生きていくことを前提にするのなら、少なくとも義務教育期間中は、インターナショナルスクールに通わせるべきではありません」

 と述べる。



 ***

 理由は2つ。


「1つは日本語を深く学ぶ機会を失ってしまうから。日常会話には困らないという意味でバイリンガルにはなれますが、学校での知的刺激がすべて英語になってしまうと、日本語で考える脳が育ちません」

 日本での生活を前提にするのなら、あくまでも思考のベースは日本語であるべきだというのだ。

 実際、インターナショナルスクールの子供たちは中学校相当レベルを卒業すると、海外の高校に進学するか、高校相当のクラスをもつ別のインターナショナルスクールに転入することが多い。高校相当レベル卒業時には、海外の大学に進むケースがほとんどだ。日本の学校に戻るケースは稀である。

「2つめは、日本の学校教育が素晴らしいから。日本の教育はダメだとよくいわれますが、PISA(OECDによる学習到達度調査)の成績を見る限り、人口1億人以上の大国で、これだけの教育水準を保てているのは日本くらいです。世界から羨望の眼差しで見られることも多い日本人の共生の精神も、日本の学校文化の中で育まれている部分が大きい。むしろ日本の教育の良い点をもっと世界に広めていかなければいけません」

 日本人は自国の教育を卑下しすぎだというのだ。

「『お客様』として海外の教育を受けたひとたちが、『アメリカでは……』などと誇張しすぎです。私はアメリカの教育のひどさもよく知っています。あれをまねしようだなんて、無責任な意見です」




英語取得を目的にするのは「ナンセンス」


 東京インターナショナルスクールの生徒たちは、親の都合でやむなく東京で教育を受けることになった子供たちであって、いわゆる普通の日本人が通うことを想定はしていない。

「日本の教育の唯一の問題点は、自己肯定感を下げてしまうことで、減点主義が原因の一つだと思います。そこさえ補えればいい」

 それで、日本の学校に通いながらプラスαで英語での探究型学習を経験し、自己肯定感を高められるようにと、日本人向けのアフタースクール事業も立ち上げた。日本人の子供には、放課後にアフタースクールに来ることをすすめている。

「私は国際会議に出ても遠慮せず自分の意見を言うことができます。でもそれは、場数とテクニックの問題で、大人になってから身に付けられます。子供のころはそのような表面的なスキルを身に付けるよりも、時代にも場所にも限定されない普遍の真理を追究することのほうが大切です。それが本当の意味でのグローバル教育ではないでしょうか」

 無理なく英語を習得させる目的でインターナショナルスクールに通わせる保護者もいるが、

「それこそナンセンス」


まずは日本の教育の再認識を


 坪谷さんに限らず、きちんとした理念をもって運営している経営者は、「インターナショナルスクール=バイリンガル教育」とみられる昨今の傾向を不満に思うところがあるようだ。

「興味深いデータをアメリカ国務省が公表しています。世界各国に駐在員を派遣するために、事前にその国の言語を日常会話レベルまで習得させる速習プログラムがありますが、英語に近い構造でアメリカ人が習得しやすい言語で、約480時間が必要だそうです。最も難しい言語に日本語も含まれ、最大で約2760時間必要です。ということは日本人が英語を学ぶのにも同じだけの時間が必要でしょう。私の経験則では、日本人がネイティブレベルの英語を身に付けるには、さらにその倍の時間が必要だと思います。そこまでして『グローバル人材』を育てるのは投資効果が悪すぎます。今後は自動翻訳機があれば、コミュニケーションツールとしての外国語は不要になります。もっとほかの学びに時間を割くべきです」

 国際的な教育団体からもお墨付きをもらっているグローバル教育の実践者・先駆者にこれを言われては、ぐうの音も出ない。

 坪谷さんは両手で大小の輪をつくりながら言う。

「日本人はこれくらいのことを、これくらいに小さく言う癖があります。謙虚とも言えますが、自己評価が低いとも言えます。アメリカはその逆。この程度のことを、こんなに大きく誇張する癖があります。どちらもダメです。私が育てたいのは、これくらいのことを、そのままこれくらいと言える子供たちです」

 日本の教育を卑下する前に、私たちはその優れた点を再認識する必要がありそうだ。そのうえで、「あれもやろう。これもやろう」ではなく、「これはやらない」と決めることも必要なのかもしれない。インターナショナルスクールを訪れて感じたことは、意外にもそういうことだったのである。



おおたとしまさ
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中高卒、東京外国語大中退、上智大卒。リクルートから独立後、教育誌等のデスクや監修を歴任。中高教員免許を持ち、私立小での教員経験もある。『ルポ塾歴社会』など著書多数。



週刊新潮」2018年7月19日号 掲載



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2017年11月08日

小学校開校のための許可を受けないなどずさんな経営が露呈、Our Kids International(株)が破産


Our Kids International(株)(TSR企業コード:013961985、法人番号:2030001106972、川越市松江町1-5-5、設立平成27年2月、資本金500万円、代表取締役:東儀恵理氏)は10月26日、さいたま地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には吉澤俊一弁護士(吉澤総合法律事務所、さいたま市大宮区仲町2-24-2)が選任された。

負債は現在調査中。

英語学習などを売りとする幼児教育施設を経営し、今年4月には国際的な教育プログラムの小学校を開校する予定であった。しかし、実際には開校のための文部科学省の認可を受けておらず、ずさんな経営内容を露呈。資金繰りも逼迫するなか事業継続が困難となり、29年2月に破産手続きを弁護士に一任していた。


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2017年06月27日

日本の教育に疑問を持っている親は今、インターナショナルスクールを選んでいる


◆確実に増えている、インターナショナルスクールの需要

 アオバジャパン・インターナショナルスクール(以下、アオバ)は、東京・練馬区光が丘と目黒区青葉台にキャンパスをもつ、幼稚園から小学校、中学校、高校の一貫校である。1976年に目黒区で設立され、2012年10月に光が丘キャンパスをオープンしている。
 光が丘キャンパスは廃校となった区立小学校の敷地と建物をそのまま使用している。だから、いかにも日本の小学校という建物なのだが、内部は掲示物をはじめ英語だらけだし、小学生の教室ではランドセルではなく、子どもたちの大きなリュックが乱雑に廊下まであふれだしている。日本の学校とは違う、いかにもインターナショナルスクールらしい雰囲気につつまれている。

  アオバの光が丘と青葉台のキャンパスには幼稚園児から高校生まで、合わせて約440人の子どもたちが通っている。そのうち半数までを、日本人が占めている。

 インターナショナルスクールなので、もちろん、授業は英語で行われる。ただ、グローバル人材育成をテーマに日本人にも積極的に門戸を開いている同校では、他のインターナショナルスクールに比べれば日本語教育にも力をいれているほうだ。とはいえ、学校で過ごす時間の大半は英語が使用される。

 なぜアオバに多くの日本人が多いのか。その理由を同校の板倉平一取締役に訊ねると、次の答がもどってきた。

「入学希望者は確実に増えてきています。それには親の考え方が大きいですね。日本的な偏差値重視に疑問をもっていて、いろいろ調べて、最後にインターナショナルスクールを選んだという親が多いようです。将来、グローバルな場で通用する子に育てたいと考えている親にしてみれば、日本的な教育では不安なのかもしれません」

 ただし、アオバだけが特別に日本人が多いわけではない。インターナショナルスクールに我が子を通わせる親は確実に増えてきている。授業料はアオバで年間約200万円、もっと多額になるところも多い。それでも、インターナショナルスクールは選ばれている。


 

◆インターナショナルスクールを選ぶ親の増加に、文科省は……


 現在、日本には100を超すインターナショナルスクールが存在する。そこに、どれくらいの日本人の子が通っているか、文部科学省の大臣官房国際課に訊ねてみた。結論から言えば、返ってきた答は「把握していない」だった。その理由を、担当者は次のように説明する。

「日本人が通うのは、学校教育法第一条で定められた学校と決められています。しかしインターナショナルスクールは、その一条校ではなく、学習指導要領に沿った教育も行われていません。つまり、インターナショナルスクールは日本でいう学校のくくりに含まれておらず、そこに通っている日本人の子どもがいることを文科省としては想定していません。だから、通学している子どもの数も確認できていないのです」

  文科省としては、「インターナショナルスクールに通う日本人はいない」という前提なのだ。学校教育法では、日本国民である保護者に対して、子どもを小学校6年間、中学校3年間の教育をうけさせる義務(就学義務)があると定めている。就学義務について説明している文科省のホームページをみてみると、「インターナショナルスクール又はいわゆるフリースクールなどへの就学については現行制度では学校教育法第1条に定める学校への就学とは異なり、就学義務を履行していることにはなりません」と記されている。

 インターナショナルスクールに我が子を通わせている親は、就学義務違反なのだ。違反者は地元自治体の教育委員会から子どもを1条校に通わせるよう督促されるが、それに従わなければ学校教育法第91条によって、「10万円以下の罰金」を課せられることになっている。

 それでも、我が子をインターナショナルスクールに通わせる親は減らないどころか、増えている。法律違反をしてまでも、日本の学校に我が子を託したくない親が増えているのだ。それが、日本の学校の現実でもある。

 

2017.6.27

ベストタイムス

 

     





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2017年05月11日

2018年4月開校「千代田インターナショナルスクール東京」Webサイト開設


2018年4月の開校を目指す「千代田インターナショナルスクール東京(CHIST)」が、Webサイトを開設した。カリキュラムなど学校概要を掲載しているほか、6月から9月にかけて行われる学校説明会の申込みも受け付けている。

 「千代田インターナショナルスクール東京」は、武蔵野大学が運営し、設置認可を申請している。現在、千代田女学園の敷地の一角に校舎を建設中で、2018年4月1日に初等部を開校予定。中等部および高等部は2019年4月の開校を予定している。仏教精神による人格教育を根本とした、国際的に活躍する人材育成を理念とした教育を行うという。

 初等部は5年制、中等部4年制、高等部3年制で、入学定員はそれぞれ40名。初等部から高等部まで男女共学となる。学費は初等部の場合、初年度納入金が284万円(入学金、授業料、施設維持費、教育充実費)、2年次以降214万円(授業料、教育充実費)。そのほかの学費については今後、Webサイトや学校説明会などで公表する。

 Webサイトでは資料請求とともに、学校説明会の参加も受け付ける。学校説明会日程は、6月18日、7月15日、9月7日。建設中のCHIST新校舎隣の千代田女学園を会場に実施する。

◆千代田インターナショナルスクール東京(CHIST)学校説明会
日時:
【第1回】2017年6月18日(日)10:00~12:00
【第2回】2017年7月15日(土)10:00~12:00
【第3回】2017年9月7日(木)10:00~12:00
会場:千代田女学園(千代田区四番町11-8)
申込方法:「CHIST」Webサイト「資料請求・お問い合わせ」から申し込む






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2016年11月05日

我が子を国際派に!? 日本にも増えている「バカロレア教育」


グローバル化が進む昨今、教育にも「国際化」をのぞむ家庭が増えています。語学はもちろん、相手を尊重し、柔軟な考え方ができるコミュニケーション能力の高い子に育てたい。そんな風に考えるママを中心に注目されているのが3歳から19歳までの生徒を対象にした「国際バカロレア」という教育プログラムです。




© WavebreakmediaMicro - Fotolia.com

文部科学省も「国際バカロレア」の普及・拡大を推進しています。2018年までに、国内における国際バカロレア認定校を200校までに増加させる取りくみが進められているのだとか。

国際バカロレアって、一体どんな教育なのでしょうか?


■「国際バカロレア」が提唱する人物像

国際バカロレア(IB : International Baccalaureate)は、本部をジュネーブに置く、国際バカロレア機構が提供する教育プログラムです。

国際バカロレア教育のいちばんの目的は「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探求心、知識、思いやりに富んだ若者を育成する」こと。

そして、人が持つ違いを「違い」として理解し、自分と異なる考えの人々にも、それぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人を育成することだそうです。

具体的には、「IBの学習者像」として、以下の10の人物像が挙げられています。

・探求する人

・知識のある人

・考える人

・コミュニケーションができる人

・信念をもつ人

・心を開く人

・思いやりのある人

・挑戦する人

・バランスのとれた人

・振り返りができる人



また、年齢に応じたプログラムが組まれています。

・プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)

3歳~12歳を対象。初等教育。

・ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)

11歳~16歳を対象。中等教育。

・ディプロマ・プログラム(DP)

16歳~19歳を対象。大学入試を目的としたもの。

・キャリア関連プログラム(CP)

16歳~19歳を対象。専門学校への進学や就職を目的としたもの。

IB認定校で「ディプロマ・プログラム」を取得すると、世界の大学の受験資格を得られるというメリットもあるのだそうです。日本でも、IBの成績を入試に取り入れる大学が増えているのだとか。


■自主的な学習を最重要視する「国際バカロレア」

ディプロマ・プログラムには、「コア」といわれる「課題論文(EE)」、「知の理論(TOK)」「創造性・活動・奉仕(CAS)」の3つの必修要件があり、普通の科目と並行して履修します。TOKは批判的思考などを養うための授業のため、毎回ディスカッションが行われるそうです。

先生が一方的に知識をたたきこむのではなく、自分たちで考え、取りくみ、自主的に行動することを重要視しているのです。また、それぞれのカリキュラムは、地域のニーズや文化的状況にも合わせて編成するようになっているようです。

認定校の初等部のカリキュラムを見てみると、国語、算数、理科、社会…と、一般の小学校とほぼ同じ教科が並んでいます。しかし、授業は外国人教員と日本人教員がどちらもいる状況で行われ、すべての教科において英語習得の機会となるため、初等部6年間のあいだに英語で自分の考えをディベートできるようになります。

インターネットの普及やその技術向上により、海外留学する人は年々減っているそうです。その一方で、世界がぐっと近くなり、国際的な視野が求められているのはいうまでもない事実。

国際バカロレア認定校は、玉川学園、東京学芸大学付属国際中等教育学校、東京都立国際高等など、全国に39校あります(2016年11月現在)。

正直、入学金や授業料が高額の学校もあります。しかし、留学と比べれば…ですし、安全な日本で国際的な教育が受けられることを考えると、検討してみる価値はありそうです。


(参考)

・文部科学省/国際バカロレアについて





jyukennews02 at 11:13|Permalink

2016年10月27日

インターナショナルスクールに通うのは本当に得か


日本の教育制度改革が遅々として進まない一方で、富裕層や教育熱の高い中間層の間では「インターナショナルスクール」ひとつの代替案として長らく注目されてきた。

日本では英米系のインターナショナルスクールが最も数が多く知名度も高いが、その多くは学費が高額であることのみならず、学生側の子供のみならず両親の方にも一定の英語力が求められる場合もあり、日常的に英語を話すわけでもない「普通の日本人」にはハードルが高い。

2000年以降は新興国系のインターナショナルスクールも設立されるようになったが、基本的には例えばインド系のインターはやはり在日インド国籍者のためにあるので、日本人学生の割合は多くない(http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20111026/1038447/?P=3)ようだ。

だが、インター出身のエリート学生達の「その後」はどうなっているのか。

例えば、日本で教育を受け、受験を勝ち抜き東大に入った学生達は概ね日系、外資双方の大手企業から引っ張りだこで「優秀な学生」として就職活動も断然有利に進めることができるというのは良く知られている。恐らく既に社会で活躍されておられる方にとって、東大出身のやり手ビジネスマンを目にする機会も決して少なくはないだろうし、それゆえ「東大に行くことのメリット」が非常にリアルに、否定できない現実として感じられるからこそ「できれば自分の子供を東大に行かせてやりたい」と思う人も多いのだろう。

だが、インターナショナルスクール出身者と頻繁に接触する機会のある人はさほど多くないのではないだろうか。一体彼らはどこで働いているのだろうか。否、それ以前に彼らはどこの大学へ行くのだろうか。

一般的に言って、インター出身者は英米圏の大学に進学するのが最も普通だろう。日本のインター出身者は慶應大や東大などのインター生をある程度受け入れている名門大に流れる者も決して少なくないようだが、国際的にはどの国のインターナショナル出身者も概ね英国あるいは米国の大学に進学するのが通常だ。

実は、西ヨーロッパでもインターナショナルスクールは富裕層の間でかなり人気がある。イギリス、フランス、ドイツの三国はそれぞれ独自の教育制度によって自国のエリートを養成しているが、イタリア、ギリシャ、スペインなどの西欧内部において主に教育制度面で「後進的」とされている国では相当数が英仏米への留学を希望し、国内最高峰の大学を蹴って留学してしまう人も皆無ではない。

日本でも時折灘や開成などの名門校の卒業生がオックスフォードやハーバードなどの英米の名門校に進学したという話も皆無ではないが、彼らはあくまでごく少数の「例外」であり、「留学」が大規模な現象になっているわけではない。

だが、英国の大学にはヨーロッパの様々な国々出身の人々が実に大勢いて、しかもその多くは各国にある英米系のインターナショナルスクール出身者が占めている。無論、西欧のみならずインドやシンガポール、中国などの新興国のインター出身者もかなり多い。他のアジア諸国に比べれば非常に稀とはいえ日本人(あるいは日系ハーフの日本国籍者)の日本のインター出身者も一定数存在する。

こうして、世界中の所謂「富裕層」は学生時代から「インターナショナルスクール」をひとつの中心として比較的狭いエリートサークルを形成し、そのネットワークは卒業後も様々な形で続いていくのだ。大学においても、インター出身者や英国の名門校出身者など、各国のエリート同士で即座にネットワークづくりが行われる。その中にはインドや中国などのアジア系の「エリート」も含まれている。

こうして形成された西欧におけるネットワークに参画している「国際エリート」は、大学卒業後も国際的舞台で活躍する場合が多い。特に後進国出身の者の場合は母国には帰らず、英国やドイツ、米国などで職を探す者も少なくない。

ヨーロッパ人の大学生の多くが英国のEU離脱(Brexit)に強く反対したのも、ひとつにはこのような就職事情という背景がある。インター出身とはいえイタリアなどの外国籍を持つ人にとっては、英国の反EU出身移民政策は実に腹立たしいというわけだ。

とはいえ、英国に留学する者の全てがインター出身なわけではない。中には高校まで母国において母国語で教育を受けた者も少数とはいえ混じっている。だが、このような純粋な意味の「留学生」とインター出身者の間には、英語力はもちろん(両親の)経済力のとてつもない格差が存在する。かつ、インター出身者の中でも経済力に劣る場合は若干疎外され気味になりやすい。

というのも、インターにおける教育の質そのものは他と比べてとりわけ格段に高いというほどでもなく、むしろ日本の受験エリートに比べれば遥かに「勉強」に割いている時間は少ないようなのだ。従ってインター出身者がとりわけ「勉強」ができるというわけではないのだが、インター内で比較的「貧しい」中間層の学生は実に良く勉強し、成績も他より優秀である場合が多い。だが富裕層は旅行やサマースクールなどの、お金のかかる課外活動の経験値が段違いなので「実戦的」な知識においては一枚上手であり、かつ西欧における就職活動ではこうした「実戦的知識」の重要度の方が遥かに高い。

そういう意味では、中間層以下の一般人がインターに通って優秀な成績を収め英米の名門大学を卒業しても、民間の名門グローバル企業に就職するとなれば相当厳しい競争を強いられることになる。

実際、アジア系の勉学中心的な「エリート」学生の多くは英米で就職するのは不利であると悟って母国での就職を志す者の方が多い。確かにシンガポールや中国などはこうした留学帰りの学生の受け入れ体制が比較的整っているし優遇もされるので、そういう選択も悪くないだろう。

だが、日本人の場合はどうだろうか。海外留学生が東大生以上に優遇されることなどあるだろうか?私の知る限りでは、そんなことはない。無論就職活動に関しては個人の資質が最も重要であるとはいえ、一般論として東大生よりも海外留学生の方が有利だなどという話は聞いたことがない。そもそも日本の新卒就職率は英米に比べてもずば抜けて優れているし、結局日本企業で働くなら留学するよりも東大卒業の肩書きの方が圧倒的に有利でさえあり得る。

もちろんそれでも海外での就職に挑戦したいという場合はインターを卒業した方が色々と有利だろうと私は思うが、最終的に日本に戻る予定なら必ずしもインターで「優れた教育」を受けることがその後のアドバンテージになるとは限らない。

欧米世界は「大学卒業」までは開かれていたとしても、肝心の「その後」まで開かれているわけでは必ずしもない。結局いざ就職という段になって日本企業の懐の広さに甘えるつもりならば、学生個人の人生における成功の可能性を高めるためにはむしろ日本企業における働き方に慣れておくことの大切さをどこかで教わることの重要性の方が強調されるべきであるように思われる。

結局、「教育」のあり方を最終的に決めるのは大手日本企業の採用方式だ。

就職させてもらう側の学生や民間企業と直接関わらない公務員・政治家・大学教員が何を要求したところで、その「正しさ」は企業からの不採用通知に勝てはしない。

神谷 匠蔵


アゴラ  2016.10.26






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2016年09月20日

年長で英検準2級合格者も!? バイリンガル幼児園に通う園児たちの実力に迫る!


バイリンガル教育に特化した未就学児向け施設が増えている。幼い頃から英語環境に身を置くとどんな効果があるのか――。AERA English特別号『英語に強くなる小学校選び2017』で、バイリンガル幼児園を徹底取材。英検準2級に合格する園児もいるという幼児園を訪ねた。今回は特別にその一部を公開する。

*  *  *

 英語教育の低年齢化の波は、就学前の幼児にも押し寄せている。最近よく耳にするのが、「バイリンガル幼児園」「インターナショナル幼稚園」「プリスクール」などの名称で呼ばれる、保育・教育施設だ。より早期から英語教育を始めたいと考える保護者の増加を背景に、近年、人気を集めている。

 朝8時半すぎ。深緑とタータンチェック柄を組み合わせたデザインの通園バスが次々と、正面玄関前に到着する。

「Good Morning!」

 制服姿の子どもたちが元気に降りてきた。横浜市都筑区にあるバイリンガル幼児園「キッズデュオ インターナショナル(KDI)センター南」の朝の風景だ。2013年に開園し、2歳から6歳までの幼児が通う。東京都港区、鎌倉市、横浜市・みなとみらい地区など、遠方の幼児も送迎バスで登園してくる。 

 午前9時、ネイティブの先生による「朝の会」が始まった。年長の教室では、英語への切り替えのウオーミングアップを兼ねてビリー・ジョエルの曲を合唱。この日は、図形を使ったIQゲームも楽しんだ。先生と園児の会話はすべて英語。友達同士の会話も、自然と日本語から英語に変わっていた。

 KDIセンター南の定員は、年少々(年少の1学年下、2~3歳)72人、年少90人、年中90人、年長90人の計342人。各学年3クラスで編成する。園児のほとんどは日本人で、両親ともに日本語を話す家庭が大半だ。

 しかし一歩園に入れば、日本語による授業を除き、園児たちは英語のシャワーを一日じゅう浴び続ける。

「2~6歳の言語習得の黄金期とされる時期に、大量のインプットとアウトプットを日々繰り返すことで、一生ものの英語耳ができます。口の筋肉も幼い時にできあがるので、マスターした発音は大人になっても残り続けます」

 と、バイリンガルである谷口園子先生は言う。

 子どもたちの英語力はどの程度なのだろうか。KDI事務局によれば、16年1~2月に実施された英検では、年長クラスから準2級(高校中級程度)に5人、3級(中学卒業程度)に14人が合格。さらに4級で16人、5級で22人の合格者を出している。

 KDIが注力するのは英語だけではない。卒園時までに小学3年生レベルの算数力、国語力、運動能力の習得を目標とし、日本語、知能教育、スポーツ指導、音楽などにも同様に重点を置く。カリキュラムの50%をネイティブの先生が英語で行い、50%を日本人の先生が日本語で教える。真の国際人を育てるには、日本人としてのアイデンティティーや、日本を知ることが不可欠との考えからだ。

 長女と長男を入園させた横浜市在住の女性(37歳)は「園では英語に多くの時間を割くが、日本語力はまったく落ちていない」と話す。まもなく2歳になる次女も、同園に入れることを決めているという。

「ネイティブになってほしいのではなく、英語を壁と感じないようになってもらいたい。自分の考えをしっかり持ち、英語でも日本語でも伝えられる人になってほしいです。プレゼンテーションの授業も将来、必ず役に立つでしょう」

 同園では、卒園児の約6割が私立・国立小学校を受験。バイリンガル教育に注力する小学校を選ぶ親も多いそうだ。

 人気を集めるバイリンガル幼児園。世界を舞台に活躍する人材が、子どもたちの中から現れるかもしれない。
(文・上田千春)




※「英語に強くなる小学校選び2017」より抜粋


dot. から転載  9月20日

jyukennews02 at 14:34|Permalink

2016年06月06日

0-12才 探求学習で日英バイリンガル育成 関西国際学園


学校教育法の適用を受けない独自のインターナショナルスクールを運営し、日英バイリンガル教育に携わっているのが関西国際学園。現在は関西や東京で12校を運営しており、ゼロ歳から12歳まで約1200人の子供を教えている。創業者である中村久美子社長は授業を通じて「クリティカル・シンキング(批判的思考)が培われていくようにしていきたい」と語る。

 ◆「ないなら自力で」

 中村さんは学生時代、米国で学んだ。この経験を踏まえ長男は、日英バイリンガルに育てたいと考えていた。その思いがかなうような幼稚園に通わせようといくつか見学したが、満足できる施設はなかった。例えばインターナショナルスクールは、日本語や日本文化の教育がすっぽりと抜け落ちていた。英語を発達させるには、日本語を確立することが最低必要条件。「それならば自分でつくろう」と決めて設立したのが関西国際学園だ。

 学園は法律上、義務教育に当たらない私塾。0~2歳の乳幼児部では教師1人に対して3~6人、幼稚園部と6~12歳の初等部は外国人と日本人スタッフによる2人担任制で、1クラス当たり20人以下の少人数制を採用している。

 日英2カ国語によるカリキュラムは2015年に、世界的な教育課程「国際バカロレア」に認定された。バカロレアは「自ら考え行動できるような人を育てる世界トップレベルのプログラム」(中村社長)。子供たちの国際的感覚や学力、教師のレベル、親の子育てに対する考え方などを厳しく判断した上で認定する。

 カリキュラムの特徴は教科融合型。例えば「海」というテーマを設定したら、その中に国語、算数、理科、社会の要素を盛り込んで授業を行い子供たちが興味を抱くところへと誘導していく。テーマはバカロレアで決まっているが、カリキュラムを作成するのは先生自身。「こうした探求学習は難しいので、教師の高度なスキルが必要」(中村社長)という。

 ◆常に「なぜ」を考える

 6年生になれば人権問題も取り扱う。東大法学部卒のスタッフがいるので模擬裁判を実施。実際に裁判所に行ったりするなど体験型授業にも力を入れる。

 プログラムは6週間単位で「本当にそれでよいのか」「なぜ、どうして」と常に考える癖を身につけられるようにすることを目的とする。各プログラムの終了時にはプレゼンテーションを行い、何らかのアクションを起こしていく。例えば「人体」というテーマの時は「太るとこんな弊害が生じる」「体によい食べ物はどのようにして摂取するのか」といった事例を示すポスターを作成したりした。

 今後は東京での事業を推進。現在は西麻布(港区)など3カ所で運営しているが、10校を当面の目標に掲げる。また、中等部と高等部を開設することによって内部進学も可能にする考えだ。これによって、国際社会に貢献するリーダーの育成を目指していく。


2016.6.6 サンケイビズから転載






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2016年05月11日

木下優樹菜も!子供をインターナショナルスクールに通わせた意外な芸能人は?


国際的な教育を行っている学校として知られるインターナショナルスクール。最近はあえてインターナショナルスクールに子供を通わせる親も少なくありません。
木村拓哉や安室奈美恵、神田うのもインターナショナルスクールに子供を通わせるという選択肢を取っています。
さらに、意外な芸能人が子供を通わせているなんてことも!そこで今回は、子供をインターナショナルスクールに通わせる(通わせた)意外な芸能人について探ってみました。

子供をインターナショナルスクールに通わせる(通わせた)意外な芸能人ランキング

1位 木下優樹菜・藤本敏史 夫妻
2位 小雪・松山ケンイチ 夫妻
3位 鈴木紗理奈
4位以降のランキング結果はこちら!

1位は「木下優樹菜・藤本敏史 夫妻」が選ばれました。おバカキャラとして人気に火がついた木下優樹菜とお笑い芸人の藤本敏史も、子供をインターナショナルスクールに通わせています。
インターナショナルスクールは英語をはじめとした国際的な教育を受けられることに加え、芸能人の子供だからといって特別扱いされることがないのが魅力。
それらの理由から木下・藤本夫妻もこの選択肢を選んだようです。


しかし、木下優樹菜が元ヤン、おバカキャラとして知られているだけに、ネットでは「似合わない」「背伸びしてるんじゃないの?」といったアンチ意見が多数見られました。

2位には「小雪・松山ケンイチ 夫妻」。8歳の歳の差婚として注目された小雪・松山夫妻。彼らも子供をインターナショナルスクールに通わせるという選択をしています。
小雪も松山ケンイチも黒髪の和風な雰囲気を持つ役者だけに、そのイメージから、インターナショナルスクールと聞いて驚いた人が多いようです。


3位は「鈴木紗理奈」がランク・イン。2013年に離婚し、現在はシングルマザーの鈴木紗理奈。
一人息子をインターナショナルスクールに通わせていて、クリスマス会等の保護者参加イベントにも毎回参加しているそうです。
紗栄子の子供と同じスクールに通っているとか。

このように、特別扱いされず、必要以上に周囲から詮索されない傾向にあるインターナショナルスクールに子供を通わせている芸能人は少なくありません。
ぜひ4位以降のランキング結果もチェックしてみてくださいね!

みなさんは、どの芸能人が子供をインターナショナルスクールに通わせていると聞いて驚きましたか?


2016.5.11 グーランキング






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2015年12月06日

日本人の「インターナショナルスクール入学」メリット、デメリットが良い理由8つ


グローバル時代と言われる現代、確かに大企業では社内公用語は英語だとか、新入社員の半数以上が外国人という日本企業が増えています。日本企業と外資系という区別さえつかないようなことになっています。

そんな現状から、英語教育に力を入れたいと思っているママが、一度は考える選択肢にインターナショナルスクールがあるのではないでしょうか?


今日は、『お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、“インターナショナルスクールに通うことのメリットとデメリット”についてをお話します。

 


■インターナショナルスクールに通わせるメリット


インターナショナルスクールは、もともと日本に住む外国人のために設立された学校ですから、一歩入ればそこは外国。日本の学校とはかなり違います。

そこで話される言語が英語であることはもちろん、生徒たちの雰囲気もまったく違います。ほとんどが日本人という日本の学校と比べると、世界各国の子どもが通うインターナショナルスクールは、それこそ人種のるつぼと言えます。


インターナショナルスクールで学ぶこととしてのメリットをいくつか挙げるとすれば、下記のような5点でしょう。


(1)ネイティブと同じような英語力が身に付く

(2)異文化に触れることができ、視野が広がる

(3)他民族や他国の友達ができる

(4)将来の仕事の選択肢が国内にとどまらず世界に広がる

(5)自分の意見を述べたり自己主張ができ、コミュニケーション能力が身に付く


 

■インターナショナルスクールのデメリット


インターナショナルスクールに行けば、英語力がついて活躍の場が広がって、いいことばかりのように思えますね。でも、もちろんデメリットや注意すべき点もあります。


(1)日本の学校教育法では各種学校扱いになり、義務教育を果たしたことにならない

(2)日本の公立高校を受験できない

(3)学費が非常に高い (年間2~300万円くらい)

(4)学校数が圧倒的に少ない=選択肢が少ない

(5)学校との連絡は英語なので親が英語を話せないと厳しい

(6)日本人でありながら漢字が書けないなど日本語力が劣る可能性がある

(7)日本の文化や習慣についての知識が乏しくなる可能性がある

(8)日本人としてのアイデンティティが育たないケースもある

 


■決める上での専門家からのアドバイス


インターナショナルスクールに行っていても、日本に住んでいるわけですから、日本語の会話力についてはさほど心配はないと思います。ただ、日本の文化や習慣、日本語の読み書きについては、家庭でしっかり学ばせるように親の努力が必要となります。


日本人としてのアイデンティティは、親の考え方や環境で、両極端に分かれるだろうと筆者は考えています。様々な国の人と出会うことで日本人だということを強く意識する場合と、完全に欧米文化に同化してしまい、外見は日本人だが中味は西洋人という、悪く言えば国籍不明の人間になってしまうケースです。

グローバル社会というと、英語が堪能であれば生き残れると錯覚してしまいがちですが、英語が話せる人間など世界中にいっぱいいます。英語で何を伝えるかということが大切、すなわち他国の人とは違う考え方やアイデアを持つことが武器になるのです。

そのためにも、日本人としてのアイデンティティを育ててあげることが、とても重要ですよ。


 

いかがですか?

今では完全欧米スタイルのインターナショナルスクールではなく、日本の学歴も取得できるインターナショナルスクールも出来てきています。

インターナショナルスクールを選択肢の一つとして考えているママは、“メリット・デメリット”をしっかり考えて選択してくださいね。


(2015.12.7 It Mamaから転載)






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