私は、すべてに事業をサービス業として位置付けて考えるようにしています。
すると、ほとんどの商売が「効果的に稼ぐ!」方向に向かいます。

サービス業の原点的な要素は、「お客様に嫌な思いをさせないこと!」です。
「喜んでもらおう!」ではないのです。

お客様は、主役であり、中心的位置にいます。
そうであれば、お客様への押し付けや押し売りはありません。

販売促進的な広告(強調表示)ばかりではなく、打消し表示を確実に読んでいただける広告を作るようになります。
トラブルや事故を起こせば、お客様は嫌な思いをするからです。

「トラブルや事故を起こしたら事業者が損をする!」などという軽薄な考えはありません。
被害者は、確実にお客様なのです。

事業経営や運営をサービス業として位置付けると、素人や研修生、見習をお客様の前に出すことが怖くなります。
お客様に嫌な思いをさせてしまうからです。


先日、見積りの話を書きました。
見積りに来たのですから、受注したいと考えるのは当然です。

お客様が依頼するかしないかは自由です。
自由ですが、多くの業者は受注を優先します。

営業では、「受注できれば、仕事は終わったようなものだ!」という言葉があります。
これをお客様が知ったら、どのように思うでしょうか。

便利屋の仕事は、終わらなければ評価することができません。
ですから、受注することだけが目的であれば、いろいろなテクニックを講じるころができます。

基本的にお客様(消費者)は、安価志向です。
ですから、単純に安価で見積りを提示すれば受注できます。

安価な見積り提示では、当然作業の品質を落とすことになります。
また、仮説や養生を省略すれば相当額の安価な提示が可能です。

サービス業の基本は、「お客様に喜んでもらおう!」があります。
作業が終わって、ミスや欠陥、事故などがあれば、お客様に喜んでいただくことはできません。

さらにその先に、「お客様に嫌な思いをさせない!」という基本原則があります。
それらを考えると、受注するために、安易に安価で見積りを提示できません。

サービス業を組み込んだ便利屋と、通常一般の便利屋の違いをご理解いただけるでしょうか!