2007年06月

相変わらずのゲーム

中学生、高校生を問わず相変わらずゲームに熱中している生徒は多いようです。高校生ともなると自分でやばいなと思うようですが、中学生はそうはいかないようです。月曜日から期末試験だというのに塾に来ている以外は全部ゲームに費やしていると言う子も沢山います。ゲーム、携帯電話、はまると時間たつのが分らないようです。我々みたいに携帯もゲームもない世界でそだった世代は使わないことにあまり不便を感じません。私も良く子供に携帯ならぬ不携帯と言われますが電話をかける用事さえなければ何の不自由も感じないものです。
とはいえ自分で自分をコントロールできない、欲望の赴くまま行動をする、そんな子たちが増えているような気がします。

努力はね したくないから 教えてよ しなくて点が 取れる方法

思いが言えない

昔丸山明宏という歌手の歌によいとまけの歌(定かではないが)があった。歌詞は良く覚えていないがその中に{みんな機械の世の中で、おまけに僕はエンジニア、苦労苦労で死んでった、母さん見てくれこの姿}と言うのがあったように思う。よいとまけの歌を歌いながら子育てをしたお母さんへの感謝の気持ちを表したものだろう。何十年も前に機械の世の中といわれたが今こそ機械の世の中になってしまっている。お年寄りが銀行ATMが使えない、電車の切符が買えない、おまけにおすしも機械で握る世の中である。人と人とのふれあいがどんどん消えていくような気がする。塾でも思いを口に出せない子は暴力に訴える。一日中ゲームはできるのに筋道立てて話すことはできないのだ。未来の親になる世代、口に出して自分の思いを述べられるようになって欲しいものです。

これからは 人の代わりを 機械がし 頭も心も 空っぽ人間

変身

今日塾に来る途中で生徒のお母様にばったり会いました。妹が中3で来ているのですけど去年高3の兄貴を大学に入れました。どうしているかたずねたところ一生懸命勉強し人が違ったみたいという返事でした。驚くとともに大人になったことはうれしい事です。何しろ彼はつわもので中3の時はシャツの前は開けっ放し、私にホッチキスで止められていました。学校の遅刻は当たり前、塾では寝ていてそのくせテストの点はそこそこという子でした。高3で戻ってきたのですけど態度は同様、腰パン、分けの分らないシャツと受験生とは思えない有様でした。とはいうものの受験した学校は全部合格、医療関係に行きたいという彼の希望はかなえられました。目的を持って入った学校は彼の意にかなっていたのでしょう。うれしい変身です。

目的が なかった俺に 学校が 教えてくれた 新しい生きがい

騒々しい中1

初めての試験で中1は何をしたらいいか分らないまま毎日塾へ登場。兄弟のアドバイスをもとに来ているのだがうるさいこと、うるさいこと。半分ぐらいはプレッシャーを除くこと、不安を解消すること、友達の様子を知りたいなどという理由で毎日塾へ通ってきている。これもこの塾の使命と思い試験が終わるまではうるささを我慢し続けるしかないことでしょう。こんな塾も必要ですよね!

心には 不安をかかえ 初めての 期末試験に 挑む生徒たち

期末補習


いよいよ期末補習の始まり。相変わらずすべての生徒が登場というわけで塾は盛況です。私に理科はきかないなどと騒いでいますが生徒はそんなことはお構いなし。自分たちの聞きたいことを叫びまくるのでかしましいことおびただしいです。それでも補習に来てくれるということは普段の穴を埋めることができるのでありがたいこと思っています。今日私は被子植物と裸子植物について学びました。文系の私が理科を学んだのは何十年も前のことでしたから。

生徒より 覚えてしまう 繰り返す 回数の多さに あきれている

困った親心

このごろニュースで学校が親のクレームに困っていると話題になっています。「家でも掃除をさせないので学校でもさせないで欲しい」「子供が熱があって仕事にいけないので保健室で見て欲しい」「運動会が雨なのは校長先生が雨男だからだ」理不尽としか言い様がありません。当塾でもお母様が「宿題を出してください」といわれ「宿題はだしているのですがお子さんがやってこないのです」と答えたところ「平日は部活があるんですよね」という答えでした。じゃ日曜日はどうなっているのかと聞いたところ一日8時間以上ゲームをしてますという答え。ゲームを8時間やらせている親も親だと思うのですが・・・どうなっているんでしょうか今頃の親は・・・

大人では ない大人が 子育てを 大和魂 どこへ消えたか

Totalという英語の教科書

何年ぶりかで世田谷区にトータルの英語の教科書が戻ってきました。私は大嫌いなのです。というのは日本ではThis is a pen.から始まる教科書が一般的なのにこれだけが一般動詞から始まるのです。若い講師が教えるとどうしても生徒の理解が遅いし、彼らはBE動詞を生徒が知っていると思ってしまうのでおかしなことになってしまうのです。期末試験を控えてちょっと中1の英語を見たら案の定ひどいことになっていました。1年生の後半になれば落ち着くのですがこの時期が一番大変な時期なのです。
しかたがないので来週から期末試験を控えて自分でもう一回教えなおすことにしました。ちょっと憂鬱になっているところです。

外人の 作った教科書 違ってる 生徒の感触 どこかおかしい

思い込み

タイに住んでいる私の娘の所に知人がメールを送りましたが英語で書いてありました。その頼みごとを補足しようと私も彼女にメールを送りCCを彼に送りました。日本人である私の娘は日本語のOSを入れているのでもちろん私は日本語です。その後彼が彼女にメールを送ったのですがそれにはタイでは日本語は無理だと思いますので英語でというコメントがついていました。海外では日本語は使えない、英語のみ、そう思いこんだ彼は私の日本語は無視して英語を使い続けます。思い込みって激しいものですね。

成績が 悪いという子の 思い込み 頭がいいのに もったいないこと

近くの火事

昨日授業の始まったころサイレンの音が鳴り続けていました。一時間ぐらいたっても止まらないので覗きにいったところ道路が封鎖されていました。最近この近くで強盗殺人事件がおきたので心配になり覗きに行きました。火事だったのです。電車も間引きになりバスは止まりました。生徒たちも家に電話をし始めました。事件が起こるたびに彼らの帰りが心配になり気をもみます。この季節に火事と思いながらも大きな事件ではなかったことを少し安心しました。

鳴り渡る サイレンの音 心かきみだす 平和ボケした のんきな心を

お母さんはキャリア

バスの隣にいらしたたぶんおばあ様(違っていたらごめんなさい)が「暑いですね!暑い上に社会保険庁も大変ですね」と私に声をかけてきました。「え、あ、そうですよね」適当な私の答えに彼女の「あんなことあるはずないんですよ、私も公務員でしたから」という答えが返ってきました。昭和21年ごろから大蔵省にいらしたとの事、そのころの冷房も暖房もない時代の話に花が咲きました。そう、うちの生徒にもお母さんがキャリアの人がいました。ある日彼女は家の鍵を忘れてきました。親御さんは予算編成中でその夜はかえってこないとの事、お兄さんに連絡を取りましたが遠くにいてすぐには戻ってこれないとの事でした。しかたがないので一緒に私の家へ帰りお兄さんが後で迎えに来ることになりました。遠慮してご飯もあまり食べないまま高校1年生の彼女は夜中の2時ごろまで待っていました。お迎えが来たときやや涙ぐみながらも自分が鍵を忘れたことを謝っている彼女でした。母親が仕事持つこと、しかも男と同等の仕事となると子供ながらにも仕事に理解を持たなければならないのでしょう。ちょっと身につまされる話でした。

待ってても 帰らぬ親と 覚悟して 気丈に過ごす 娘の気持ち
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