2007年09月

宿題にお金を徴収

ネパールの帰りにタイに住んでいる娘の顔を見にタイによりました。ちょっとした話の中で「宿題やっていないからめんどくさいな!」と娘がつぶやきました。彼女はタイ語を習いに語学学校に行っているのです。何でも宿題をやってこないと罰金として10バーツ(日本円で40円ぐらい)を払って勘弁してもらうそうです。「じゃやってこないで払う人もいるでしょ」と聞くともちろんそうだということです。大人の学校だからできることかもしれないけど、うちの生徒にも導入すると宿題忘れが減るかなと思わず考えてしまいました。タイならでの柔軟な発想についにんまりしてしまった私です。

宿題は いくつになっても いやなもの かえってすぐに やってしまおう

ネパール土産

しばらく塾を留守にしていたので生徒たちにお土産を買ってきました。このところ講師たちも研究旅行でアジアに行ったものが多く、アジアのお菓子が散乱していました。アジアのお菓子は甘いものが多く、先月タイで買ったものも子供の口には合わないらしくあまり評判がよくなかったのです。というわけで今回は小銭入れにしてみました。ちょっとした織物に模様が織られている可愛いものでしたのでかなり評判はいいものになりました。配っている最中に、いつも私に口答えをしている生意気な男の子が、やおらねずみ色の財布を取り上げました。面白い趣味だなと思っていると「これ、ばあちゃんにあげようっと!」とつぶやいていました。おばあさんとの仲のよさが伺われちょっとうれしい気持ちでした。

年寄りと 仲良く暮らす 楽しさを 知っている子は 幸せものだ

テキストぐらい持ってきて

中3の生徒にテキスト出してと言うと忘れたという生徒が最近増えています。忘れた、すなわち予習はおろか宿題さえもやっていないということです。携帯電話を忘れることはないのですからテキストを忘れないようにすればできるはずです。世の中にあらゆる情報があふれ、生徒たちにはだんだん勉強に費やす時間が失われつつあります。そろそろ中間テストで補習は必ず全生徒がやってきます。「学校で何をやっているの?」と聞くと「知らない」と言う答えです。しかたがないから成績のいい子に聞く、するとしっかり答えてくれます。中学校程度の勉強であれば、学校の授業さえしっかり聞いていれば80点ぐらいは取れると思うのですが、もしかしたら教える側にも問題があるのかもしれません。とにかくテキストぐらいは持ってきて欲しいものです。

なんのため 塾にくるのか 分らない 学校すらも 何をしてるか

ネパールからかえってきました

中5日休みを取って例年通りネパールにボランティアに行って来ました。ちょうど日本の50年ぐらい前の状態の学校の子供たちに衛生教育を行うというのが目的です。私たち年配のみんなが知っている駆虫チョコレート、あのときのように虫下しを配り、食べ物、手洗いの重要性などを教えるというのが目的です。今年は異常にに暑さが厳しく、冷房のない世界、学校には窓ガラスもなく、床は土を固めたものという状態で、我々日本人は汗だく、ぐったり、朝昼晩と続くカレーのみの食事にも体調管理がつらいものがありました。でもどこの世界でも子供たちは元気で何事にも興味津々、改めて若さをうらやましく思いました。我々のしたことが少しでも役立つことをつくづく願った日々でした。

いつ見ても 子供の笑顔と たくましさ 国が違えど 違うものなし

指定校推薦が取れたらしい?

高3の生徒が今日学校で指定校推薦が取れそうよと言われたらしい。この子は良く分らないが推薦をもらう前に先方の学校に面接に行かされているのです。今までそのようなことはなかったので確かめたところ、どうやら大学でついていけるかどうか先方の大学に確認してもらうためだったらしいとのことでした。私に言わせれば大学に入ってからは自分の責任で勉強すべきであり、ついていけないようであれば無理に続けることもないと思うのですが、世の中はどんどん過保護になってきているようです。とはいえひとつ荷物を降ろした気持ちで今夜は自分に乾杯しようと思っています。長い8年間でしたから・・・
来週からはNPOの関係でネパール行きです。雑踏を離れて簡素な生活に突入することになります。塾長日記もしばらくお休みです。

きたきた 待った連絡 朗報が 入るが簡単 日本の大学

いまどきの若い人

昨日安部首相が辞意を表明した。なんともはやというタイミングだ。そして昨日行方不明だった中1の女子がふらふらと帰って来た。英語塾に通うといっていかないことが多々合ったらしい。最近の子供たちは誰かに誘われたり、行きたくなかったりすると行くはずの約束も反古にする。こらえ性がないというか自分勝手というか周りのことは考えない。うちの塾でも来ていませんと電話をし、1時間以上も現れない子がいる。お兄さんなどが探しに来た挙句、友達と遊んでいることが判明する。自分のはっきりした意思表示ができないところはどこかの首相にそっくりだなとつくづく思う。若い世代の特徴なのだろうか。不思議な時代になったものだ。

責任感 どこかへやった 若者たち はじめに戻り 良く考えて

子供の言葉遣い

最近の大学入試に良く分らないことがどんどん増えています。ある高校では指定校推薦を出す前に、生徒を相手の大学に行かせ、お見合いみたいなことをさせています。お互いに気に入ったら指定校推薦を書くらしい。ということでお見合いに行く生徒に、「相手の目を見て話しなさい。」「自分が何を勉強したいかも言うのよ。」などとアドバイスをしていました。何を言っても「うん、分った」と答えるので、「うんではなく、はいと言いなさい」といったところ返ってきた返事は「うん」でした。最近、敬語が使えない子供が増えています。敬語のみならず、「腹減った」「何か食う」などという言葉が女の子の口から次々と出てきています。せめて高3ぐらいになったらきちんとした言葉遣いをしてもらいたいものです。

わかったよ 言えばいいんでしょ はいって 普段の生活 どうなってるの

あやしいサンダル

最近生徒が樹脂製のカラフルなあやしいフガフガのはきやすそうなサンダルを履いている。私のイメージとしてはお風呂掃除の時の掃除サンダルというイメージだったので「お風呂場から持ってきたの?」とつい言ってしまいました。そしたら「穴があいているじゃない、分らないの!」と怒られてしまいました。このサンダルがエスカレーターに挟まれて怪我をすると新聞に載っていました。あのフガフガさを考えるとさもありなんというところです。小さい子供がいない私は塾の生徒のファッションにおどろかされることばかりです。あらためて町で観察してみると彼女たちのような格好をした中学生ぐらいの子供たちがいっぱいいます。おかしいやら、おもしろいやら、人生毎日楽しいこといっぱいです。

みてみたら 双子のように 同じ姿 流行ばかりは 追っかけるもの

台風ですね!

昨日中3生が「先生、明日台風だったら塾休み?」と聞いてきました。久々の大型台風が東京を直撃するのは間違いないようですが、いつひどくなるのか予想もつきません。しかたがないので学校の連絡網のごとく、一人に連絡したらほかに連絡してもらうことにしました。天災に対応はとても難しく、予報を信じて休みにするとどこかにそれてしまったことが過去にもありました。明るい日差しの中、やばかった!と思っても時、すでに遅しということで当然生徒たちはつかまりません。自然の強さ、人間の弱さを思い知らされるときです。今回の台風もどうぞ大きな被害を出さないようにと祈っています。

自然には 自然の法則 変えられない うまい対策 考えるだけ

親子関係

先日中2の女の子が頭から湯気をたてて塾に来ました。「親子関係切ったの!私は片親なの!」ほかの子が「えっ、お母さんかお父さんいないの?」と?印が山ほどわいていました。「違うの、自転車の鍵でけんかしたの。電車代くれないから歩いてきた。一万円崩して乗るの馬鹿みたいでしょ!」どうやら自転車の鍵が見つからないことでお母さんとけんかをし、お母さんが「あなたの親はやってられないわ」とかなんとか言ったらしい。とにかく彼女も彼女のお母さんも賢い人なのだろう。おおっぴらに大喧嘩のできる家庭は、えてして素晴らしい家庭が多い。陰にこもらないからだ。きっと次の日にはけんかしたことさえ忘れているかもしれない。

親子だよ けんかしてさえ 仲直り すぐにできるの 血がつながってるから
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