小学生が遅刻をしてきました。「さっさと勉強しようね」私の言葉に虫の居所が悪かったのか「先生ね、僕塾嫌いなの知っている?」「知ってるけど勉強するの!」「でぶ!やりたくないの」「あっそう!じゃ帰れば」「帰ってやるよ!」「じゃあ、お母さんにメール入れておくね!」「やだ!」あきらめた彼は勉強を始めました。後ろの高3生が吹き出しています。「ほら、お兄さんたち笑っているから!」そのうち中学生が出現。「終わったら帰っていいけど、大きいお兄さんたちと向こうの教室に移動してくれる。」自習に来ている高3たちと仲良く他の教室に移っていった彼は、大事にされている様子で至極満足して勉強していました。兄弟が少ない今の子供たちに、高校生、中学生が授業によって入れ替わるときがとても楽しいときになっているようです。時には自習の高校生と話しこんでいるときもあります。昔の縦割りの子供仲間がここに出現しているといえるかもしれません。
年齢の 違いを超えて 塾仲間 話が弾み 帰りたくない
年齢の 違いを超えて 塾仲間 話が弾み 帰りたくない