2008年10月

縦割りの仲間

小学生が遅刻をしてきました。「さっさと勉強しようね」私の言葉に虫の居所が悪かったのか「先生ね、僕塾嫌いなの知っている?」「知ってるけど勉強するの!」「でぶ!やりたくないの」「あっそう!じゃ帰れば」「帰ってやるよ!」「じゃあ、お母さんにメール入れておくね!」「やだ!」あきらめた彼は勉強を始めました。後ろの高3生が吹き出しています。「ほら、お兄さんたち笑っているから!」そのうち中学生が出現。「終わったら帰っていいけど、大きいお兄さんたちと向こうの教室に移動してくれる。」自習に来ている高3たちと仲良く他の教室に移っていった彼は、大事にされている様子で至極満足して勉強していました。兄弟が少ない今の子供たちに、高校生、中学生が授業によって入れ替わるときがとても楽しいときになっているようです。時には自習の高校生と話しこんでいるときもあります。昔の縦割りの子供仲間がここに出現しているといえるかもしれません。

年齢の 違いを超えて 塾仲間 話が弾み 帰りたくない

油断をすると

高校生に歴史が大好きな生徒がいます。彼は高校になってから常に日本史は学年で一番でした。すっかり日本史には自信を持ち、また、確かによく勉強していました。今回ほぼ、高校最後の試験を余裕を持って臨んだ所、なんと二番でした。彼は97点、でも99点を取った子がいたのです。すっかり悔しがっていましたが、何でも油断をすると負けてしまうよという良い見本だったようです。人間、おごりの気持ちを持つとそこで終わりになってしまいます。常に努力する謙虚な気持ちを持ち合わせることを彼は肝に銘じたことでしょう。

おごらずに 謙虚な気持ち 持ちましょう 油断はするな 努力しようね

世の中で一番・・・

昨日推薦入試を受けた二人の生徒の発表がありました。一ヶ月間の付け焼刃の小論文を引っさげての推薦入試、冷たいようだけれど、落ちるよと予言した私、残念ながらそのとおりになってしまいました。努力なしでは栄冠は手に入らないことを実感したことと思います。これを良い教訓として、残り三ヶ月あまりの受験勉強、本腰を入れて取り組んでほしいと思います。(これで誰かさんもやっとゲームをやっている場合ではないと感じてくれるでしょう)福沢諭吉の言葉に「世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事を持つことです」という言葉があります。今年の高3生は全部男子、8名の皆さん、いずれ仕事につくためにも今一生懸命勉強して、満足する自分の道を歩んでください。

推薦の 結果は残念 落ち込まず 残りの時間 全力疾走

秋きぬと・・

中3の国語のテキストで和歌をやっていたときのことです。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」という和歌がありました。どんな意味かを説明しながら、つい「そろそろ秋の風になった」とか「雲が秋ね」とか普通にいうでしょ。それと同じ気持ちといったところ、そんなことは言わないとブーイング。今の人たちは、風物や自分に感じるもので季節をつかまえることは出来ないのでしょうか。なんだかかわいそうな気もしました。

風の音 雲の動きに 空を見て 季節を感じる 時代がなつかし

中間が終わればもう期末

やっと中間試験の結果が出揃ったと思えば、中学生は約一ヶ月で期末試験です。中3生はこれで受験突入になります。世の中は紅葉や連休と浮かれていますが、高3生も推薦入試が目白押しと塾は忙しい時期に入ってきました。これから二月まで息の抜けない毎日、入試前最後のくつろげる連休をゆっくり楽しみたいと思います。

紅葉が ひたひたひたひた 迫るころ 生徒も私も 受験突入

口だけ高3努力の中3

同じ受験生の高3と中3。今年の二組の違うこと、違うこと。高3生は口だけで努力しないでいい大学に入りたい組ばかり、遅刻、言い訳、適当な宿題、適当なテストの答えと腹の立つ人ばかり。それに引き換え中3は真面目そのもの。テストはほとんど満点、たまに間違えようものならその悔しがり方は半端ではない。もちろん学校の成績も5がずらり。一方高3は3を取れば満足という始末。2月の時にいかなる結果が出るかは神のみぞしるでしょうか。でも言わずと知れていると思うのは私だけではないはずです。

努力して 結果がでれば うれしくて ますます努力 うれしい中3

99点ラッシュ

中3も試験の結果が返ってき始めましたが、今回はまたまた99点!98点!とケアレスミスが連発。やっぱりもう少しきびしくやらなければ、ケアレスミスがなくならないのかな、などと思っています。高3生が長文の宿題をあまりに適当にやってくることに切れて、受験しなくていいんじゃない!と怒りまくっていた次の授業に、中3が高得点をゲット。うれしいやら腹の立つのが残っているやら、複雑な日でした、今日は。

疲れても 楽しい結果 聞くだけで 心がうきうき 明日も頑張る

99点はだめ?

先週中間試験が終わった学校では、結果が返ってきています。うちの塾では、塾で勉強している強化で100点を取った生徒には、私のポケットマネーで5000円分の図書券をプレゼントすることになっているのです。過去に4人ほど塾長賞をゲットしています。今回中2のお嬢さんが、数学で99点でした。ほめてあげたのですが、その悔しがり様は半端じゃありません。私もかわいそうやら、おかしいやらでなんともいいようがありませんでした。「1点たりないのだから、何かくれても良いんじゃない?」そう、過去にもそういった人が何人もいました。確かに100点を取るのは難しいです。でも、ケアレスミスをしないこともとっても大事なことなのです。

ね、先生 頑張ったんだよ 99点 ほめてくれても 良いじゃない?
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