2011年05月

トタン板知ってますか

小学生の国語でトタン板の破れ目から庭に入ったというのがありました。「先生、トタン板って何?」生徒に聞かれブリキのようなやつ、よく倉庫なんかの屋根に使っているやつ、と答えると「ブリキって何?」という返事。この缶の底みたいなやつと答えたものの、「よくわかんない!」という答えでした。確かに東京などではトタン屋根など見ることもあまりありません。判らないのも当たり前かもしれませんが、国語に関しては子供たちが知らないものが多く、死語がふえていくのもやむを得ない事かと感無量でした。

日本語の 意味がわからぬ 悩む子が どんどん増える 先進国日本

高校3年生の古文

「先生、古文まるでわからないっすよ、教えてください!」もと生徒が飛び込んできました。確かに見てみるとまるで判らないらしい。古文というより、昔の人の考えにまるでついていけないのだ。自然を愛で、音曲を愛し、ゆったりとした時間の中ですごす平安人の考え方と、忙しい生活の中、明りも豊かに、パソコンを頼りし、自分で奏でない音楽を通学の間でも聞ける現代人の違いにとまどうからだ。数多く問題を解き、やっと少しだけ意味が通るようになってきた彼です。きっと受験までには古文のエキスパートになってくれることを祈りながら、今日も授業です。

都から はるか離れた 東国に 便りを出すのに 何日掛かるの

8時まで学校?

先日とある学校の説明会を訪れました。新校舎を建て、校名を変更し素晴らしい変貌を遂げた学校です。設備も充実し、先生方も熱心なのできっとこれから伸びていくだろうなと思いました。一つ気になったのは、夜8時まで学校に残って勉強できることにしたことでした。場所は閑静な住宅地の中、電車の駅まで暗い路を10分以上歩かなければなりません。女子生徒を先生方が駅まで引率していくのかどうかはわかりませんが、節電の中、引ったくりも増えていると聞きます。確かに塾では夜遅くまで生徒たちを勉強させていますが、少人数であり、当塾では入退室のメール連絡も行っています。おまけにお昼から夜まで、おなかはすかないのでしょうか。何十人か判らないけれど夜8時過ぎに学校を出て、家まで多分1時間近くかけて帰ることに対して、確かな対応があることを祈るのみである。

星空を 見上げて歩く 住宅地 心が残る 明るい校舎

中間試験は一日で

中学校の中間試験が今日一日で行われました。5教科全部一日でやらなければならないので、普段勉強をサボっている生徒は大変。それぞれ全部が中途半端になりそうですが、本人としては頑張っていましたので、少しでも成績が上がると嬉しいなと思っています。若林中と山崎中が合併した世田谷中学校は中間試験を行いません。今まで中間試験があった若林の生徒たちは、喜び半分、期末を考えると辛さ半分といったところでしょう。

頑張ろう 心のそこで 思うけど 遊びに気持ちが ついつい動く

急ににぎやかに

そろそろ中間試験が近づいてきました。なぜか試験が近づくと出戻り組の生徒が多くなってきます。中3が高校生になり、入試が終わって遊びすぎたつけがかえってくるからでしょう。これから試験まで毎日来るからねという猛者もいます。安い月謝で・・・というのがいつもの感想なのですが、しかたがない!面倒を見るしかないか!

授業中 起きていれば 困らない 寝るから困る だめ高校生

アメリカのボランティア

連休前から休みを取って私用でアメリカに行っていましたので、しばらくブログも休みとなっていました。すみません。言った先はニューヨーク州の北のほうでしたので寒く、まだみぞれが降っている毎日でした。義理の息子の実家ということで都会ではなかったせいもあって車がなければどこにも行かれない生活を実感しました。電車、バスを使って手軽にどこでも行くことが出来、家をでてしばらくいくと店があるという生活に慣れている私にはあまり受け入れられない生活であり、日本のよさを実感いたしました。ただあちらの人々は何の疑いもなくボランティアにいそしんでいて、日本人の考える重い感じのボランティアとは違うものを感じました。キリスト教の影響かもしれませんが、リタイアした人にとってまた人の役にたつということはとても素晴らしいことです。ちょうどボランティアの人に感謝するパーティーがあるということで、夫婦そろって正装していく姿に、いかにもアメリカというよさを実感です。

心から 自然に湧き出る 思いやり 学ぼう日本 他国のよさを
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