2012年11月

細君(ほそぎみ)って何?

高校生の入試問題の過去問の答え合わせの時でした。設問を読んでいた時に高3の男子が「え、さいくんって何?」と大きな声を。「奥さんよ」と何気なく答えると「ほそぎみじゃないの?」という返事。もう一人の男子に聞くと勿論ほそぎみという答え。「ガリガリの人でしょ」聞いた途端他の女子と爆笑。夫と共に奥さんが友人を見舞いに行く場面が問題なので、ここで全滅確定。笑が止まらず久しぶりで大笑いしました。彼女と涙を拭きながらふとみると、男子は憮然としていました。細君は死語なのでしょうか?

強くなり 男を凌ぐ 女子力で 死語になったの 多くの言葉が

次々と合格報告が

高校三年生のAO、推薦入試も一段落。受けた生徒は残念な一人を除き全員合格。他にも元生徒の報告もあり塾は賑やかに。それを見ていた中3生がポツンと一言。「あとは俺たちか!」いえいえそうではありません。内部推薦とって決まった生徒も上を目指して一般入試に挑戦とどうやらこの状態は2月まで続きそうです。でも何と言っても合格報告にくる生徒の嬉しそうな顔。先生冥利に尽きるとはこのことでしょう。というのはこの塾は生徒との付き合いが長い。小学生の時の可愛い顔、悪戯顔を思い浮かべながら遂に大学生か!と感慨深いものがあります。例年高校三年生の受験は引き受けませんと広言しながらしがらみにに負けて引き受けてしまう何人かがいます。やっぱり良かったなと思いながらも、来年はナイゾと心に決めました。

受かったよ 見上げてみれば 笑い顔 先生年だね 誰がこうした

試験前だけ熱心に

明日まで中学生は期末考査。普段ボーットしている子もこの期間だけは塾をフル活用。「ここわかんなーい」「これ何?」「教えて!」色々な声が教室を飛び交っています。「普段からこれぐらいやっていれば」という私のいやみも何のその、しかとをし、ただただ試験範囲の勉強。生徒たちはなかなかしたたかです。明日からは又もとの生徒に戻るのだろうなと、忙しい中ひそかに笑っている私です。

この角度 どうふに書くの ねえ先生 わた者数学 まるでわからん

試験も近いのに

先週は河口湖でそれは素晴らしい紅葉をたのしんだ後に風邪を引いてしまいました。しまったと思う間もなく喘息に。毎日点滴という羽目におちいりました。うちの塾はビルの二階にあり、階段の下まで行ったものの上まで登れず、下から電話をし指示を出す始末でした。点滴のおかげで腕は汚くなり踏んだり蹴ったりでした。5日めにはやっと授業までこぎつけたのですが、大きな声は出せず、高3生の喜ぶこと喜ぶこと、しっかり普段の仇を取られました。今週はすっかり回復、火曜からの期末試験に備えるつもりです。皆さん、寒くなってきましたから風邪を引かないように、インフルエンザの予防注射もわすれずに…

鮮やかに 山路を染める 紅葉に 今年も入試と 何処かため息

須磨がえりから桐壺源氏へ

今日は「古典の日」とか。朝日新聞の「天声人語」にとっつきにくい古典から「桐壺源氏」という言葉があると載っていた。私の若い頃には、「須磨がえり」という言葉があり、何とか須磨までは読んだものだったがだんだん短くなりついには桐壺になったのかと感慨深いものがある。塾の高3も「君達」「烏帽子」「直衣」「女御」などすべて読めない生徒がほとんどなのだから、源氏は取っ付きにくいのはよくわかる。せめて「枕草子」など読み、清少納言の観察感など楽しんでくれたらなどと思う。

源氏はね ロリコン男の 話だよ 言ったせいとは まだましかな
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