2013年11月

お母さんと子供

このごろお母様からの電話やご相談が多くなってきています。中3生徒は12月の学校決め等で、家族と意見の合わないことも多いらしく、成績を鑑みながら志望校調整をするのも、塾の仕事だからです。親の心、子知らず。子供らは「うるさい」「そっとしておいて」「言おうとしているのに先に言うから感じが悪い」などとブーイング。「先生、聞いて!」と言うのがだんだん多くなっています。でも、みんな実は知っています。お母さんやお父さんが自分のことを一番心配してくれていることを。口に出して感謝の言葉がいえないのです。

素直には 決してなれない 母親に 心で感謝 態度で反抗

期末前のある日

昨日から期末テスト。月曜のことです。9時に数学のテストが終わったところで、翌日の国語の、古文、漢文のリクエスト。中3のこととて、「誰がやりたいの?」「みんな」ああ、そうですか。「じゃ、遅くなるっておうちに電話しなさい。」「はーい」そういうときの返事は素晴らしい。「どこがわからないの?」「全部〜」「明日でしょ、試験」といいながら古文・漢文を終えると、「運動会も!」「現国は大丈夫でしょ」「駄目〜」まったく自分でやる気のない生徒たち。仕方がないのでザクッと復習。終わるや否や「おなかすいた!」「さっさと帰ろう!」なんじゃいなと思いながら、今日の結果を楽しみにしていたのですが、まあまあ出来たようです。

しまうのも もどかしそうに 駆けてゆく おなかのすいた 一夜漬け軍団

焦って下さい

「ぼす!入試まであと80日ぐらいだってさ!」「前からそういってるんじゃない」「ちがう、今日先生が言ったから、焦っちゃった。どうしよう?」もう今年もカレンダーが終わりに近く、入試まであとすこしですよ、と何回も言ったのに、学校で言われると焦るようです。今年の中3は女子がわーわー騒いで感想を。一方男子は黙々と勉強か半分居眠り。完全に女性上位です。

夢の国 スペル考え 指先で 書いてるふりも ペンがズル〜

期末の範囲

期末試験が来週に。中学だけでなく高校も月末には試験とか、塾の講師たちは大騒ぎ。しかもニ学期の終わりとあり、学校側も何を考えているのかわからないですが大量の試験範囲。生徒も大変ですが解らない所を埋める私達も努力が必要です。それでも指導要綱が変わって増えたところを補えないのか、中3などは入試にでる範囲を終えられるのかしらと思える進度です。学校の先生も頭を悩ましているのでしょうが今年の中3は指導要綱に踊らされているいるところが多々あるようです。私もこれから高校の説明会。変わった所を聞いてこなくては、、、

どこまでが 変化に対応 出来るのか 生徒も私も 不安一杯

シカゴの授業

東京も木枯らし一号が吹いたあと、強烈な寒さに見舞われています。「寒〜い」生徒たちの挨拶もこれに変わりました。今日の午前中はシカゴの生徒と授業です。先週聞いたらシカゴは零度との事、もっと寒いようです。そしてアメリカは冬時間とやらで全体に一時間遅くなっているらしく、サンフランシスコでも同じことを言ってました。この生徒はアメリカの高校に通いながら、週末は現地の日本人校、日本語の心配をしたのですが、かなり出来ます。アメリカの学校も宿題が出るらしく、いつも大変だとは言っていますが、国語の文章力、読解力共に塾にいる同じ中3に優っています。本人の素質もあるのでしょうが、さぞかし表に見えない努力を重ねているのだろうと半分感心、半分は親御さんの力と御両親にお礼を心の中で言っています。

読み書きは ボットしてては 出来ないよ 少しの事にも 使おう頭を

ウン、日本語は…

昨日の朝テレビを見ていたら、理科大の学生さんが、学園祭の日にちの宣伝をしていました。11月にじゅうさんにち、にじゅうよんにちと大きな声で言っていました。一瞬耳を疑いました。今はよっかではなく、よんにちと言うのかしら。20日をにじゅうにちと読む子もいるのでついたち、ふつかも言わないのかなと?マークが次々と。まさか理科大れべるもと。大事な日本語。次代を背負う大学生の皆さん、大切にして下さい。

ネズミさん にじゅうネズミと 呼ばれても ハイと大きく 返事しましょう

正倉院展を見て

いつも生徒には説明する事が多いのですが、百聞は一見に如かずと奈良まで正倉院展を見に行きました。1200年あまり前の鏡、楽器、衣装など素晴らしいものでした。生徒にも話したのですが、私にとって興味深かったものは、宝物を点検した記録「弘仁二年勘物使解」や書写された経典なのでした。経典の綺麗に同じに書かれた字、藤原道長が御嶽詣で持ち込んだ二百数十巻の経典もこのように書かれたのかと思わず感激しました。もっともその後で訪ねた平城京でせんとくんにも会い、彼がけつまづくという場面も目撃してびっくりしました。色々なことがありますね。


日本人 夢を求めて どこまでも 昔中国 今宇宙まで

日本は南半球?

理科の講師が飛び込んできました。「大変ですよ。日本が南半球って言ってますよ」「まさか!」教室に入るとショックを受けた中3生が。「じゃ、北半球の他の国言ってごらん」「オーストラリア、チリ」やっぱりどこかおかしいです。「社会で習わなかったの?」私の言葉にシーン。もっともこの彼女たちは天動説信じていましたから。「赤道知っている?」「はーい。真ん中のところでしょ」どうやらそれはわかっているみたいでした。この頃本や新聞読まない生徒たち。常識と思える事がそうではないようですが、とは言え明るい可愛い子達ですから、きっといいお母さんになるでしょう。

北半球 南半球 知らなくても 普通の生活 何でも出来る
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