buroukun

『横須賀ブロークンアロー』山田深夜

この1週間ほど、ネットにも入らず連夜読みまくって読破した。

横須賀はかつて軍都と呼ばれていた。終戦までは海軍の鎮守府、陸軍関係の
施設が集中していたらしい。その名残で、まだ地下壕やトーチカがあちこちに
残っている。

主人公・江井(エネイ)、通称エイがたまたま終戦間際に製造されたロケット
戦闘機『秋水』の部品を拾い、ネットオークションにかけてみたら思わぬ大金に
なった。味をしめたエイは、金儲けのために旧軍の遺物収集に興味を持つ。
しかし、エイは旧軍事施設に近づくことにより、正体不明の集団から狙われる
ようになっていく。

しかし、エイを守ろうとする勢力も現れ死力を尽くす激戦へと発展していく。

伏線につぐ伏線の連続で、もの凄い読み応えだった。

ちなみに江井は福島出身だ。筆者はこの姓の人間と関わったのは、福島県の
浜通り、それも相馬地方だけだった。そしてエネイではなく、エイと呼んでしまい
周囲から笑われた記憶がある。もう、四半世紀も前の話だ。