2010年06月

ようやく、子ども達の前で・・・。

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今日は、地域山間部保育所の出前公演の初日でした。
また、自分の命日であり・・・誕生の日でもある・・・ケッタイな日なんです。

1年前の今日、心筋梗塞で倒れ死の淵をさまよい、何度かの救命処置を経て、この世に戻ってきたのが・・・今日。

元に戻らない身体で毎月病院へ通い、軽い運動の許可が出るまでとなりました。
家族始め・・・周りの方たちには大変迷惑を掛けてしまい、申し訳ない日々を送っています。

4月から道楽で遣っている劇団に復帰し、口先だけの参加を続けていましたが、仕事の都合で参加できない仲間の代役として、子ども達の前に立ちました。

1年以上のブランクでしたが・・・身体が動いてくれました。


朝、血圧を測ったら・・・120・・・うん? 少し高め・・・。
100代に常に押さえてあるのに・・・久しぶりに出演するから興奮してるかな?
80代だったら、辞退しようと思っていたのですが・・・大丈夫だろう・・・?

すでに他界している両親と兄に自分の命日と誕生を報告し、仏壇に線香をあげながら、私を引きずり込まない様にお願いをして家を出ました。


出前先のこの山間部の保育所では、子どもが14名。
保護者参観日にぶつけて、私たちの芝居を観てくれる企画を組んでいただき、近くの老人介護施設にいる方たちと一緒に観て頂きました。
お爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さん・・・合わせて・・・65名の観客です。

前座を受け持ち、「お手玉」と「ハンカチ遊び」と「ことばあそびうた」。
子ども達や介護施設のお婆ちゃん・・・喜んで頂きました。

長い時間ではありませんでしたが、良い汗をかきました。
子ども達の喜ぶ姿や、目の輝きと共に乗ってくる様子を見てると・・・
児童劇って・・・やっぱり、いいよなぁ〜!

生きてて・・・よかったぁ〜!
身体の異常は・・・無かったようです。(ホッ)

また、代役で・・・出られないかなぁ〜。

娘からのオルゴールボール。

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地元高校のアルバム作成のため、修学旅行の同行カメラマンとして北海道へ行き、帰ってきた娘が私の部屋に入ってきて
「はい、お父さん。父の日プレゼント!」
と言って、小さな包み箱を私にくれました。

何だろうと思い、娘がいる前で箱を広げると・・・
捻じ曲がった丸棒に、銀色に輝くボールが二個付いてました。
静かに振ってみると・・・優しい柔らかい音がしました。

耳元で振らないと聞こえない程の音色で・・・気持ちが安らぐ感じがします。
説明書を読むと、
「オルゴールボール」
・・・・・・・・・・

北海道の観光地で、売店の小母さんと仲よくなって、いろいろ話し込んでいたら・・・「お父さんには、これが良い!」 そう思って買ったらしいのです。

振り方によって、音色が変わります。
ちいさな小人が玉の中に入っていて、ベルを鳴らしている・・・感じがしました。

息子達は・・・そっけないけど・・・
柔道3段、警察署の柔道場では、お姉ちゃん先生と子ども達から呼ばれ、大の大人を投げ飛ばす豪傑娘ですが・・・娘って・・・良いですね。

今年の出前公演 初日。

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やっと初日を迎えました。

前日に演出からの変更言い渡し・・・。
でも、稽古をしてみると迫力が欠けることから、今までの稽古をしてきた通りの表現となったのです。

9時過ぎに幼稚園に行き、各自決められた作業をこなしていましたが、施設内が昨年と違った備品の置き方をしていたので慌てました。

備品隠しに、黒のバック幕を2枚持ってくれば良かったのですが・・・今となっては・・・仕方が無い・・・シャボン玉の幕だけで妥協して上演する事になりました。
(子ども達・・・ごめんね。)

役者達、夕べの最終稽古のダメだしもあり、幕の後ろで打ち合わせをしていました。(あまり見せたことが無い、真剣な顔つきでしたね。(笑))


開演近くになって、子ども達とお母さん達がお遊戯室に入ってきます。
子どもの目の高さになるようにして、しゃがみながら誘導して座らせる。
子どもの目の高さと、自分の目の高さを同じくするのが・・・コツなんですよね。上からの目線はいけません。

園長先生からのお話が終わってから、「ことばあそび」入りましたが、遊びの演出をした私はお母さん達と一緒にいましたが・・・ちょっと不安で、子どもの反応が気になり目が離せません。

お手玉で遊びながらジュバリッシュでのやり取りをすると、一瞬、言葉でない言葉が出てくるのでビックリしたようでしたが・・・そこは子ども、すぐ反応し始めました。

ハンカチを取り出しての百面相・・・子ども達やお母さんからの笑い声。
二人の役者は、他が次の準備をする間子ども達を引き付けておき、ハンカチで小鳥を作り・・・飛ばす。
「あっ、とり!」と、子どもからの声に合わせて「ホーホケキョ」。
少し遊んでから、オチに黒い布を使って・・・「ガァー・ガァー!」
子ども達・・・結構・・・喜びますね。

カラスが引っ込んでから、ハンカチの鳥を操作しながらの「ことばあそびうた」・・・。
子ども達ついてくるかな・・・・心配しましたが・・・
「いるか いるか いないか いるか
 いない いない いるか
 ・・・・・・      」

子ども達・・・役者の言葉の後を・・・言い始めたんです。
「やったぁ〜!」
終わる頃は、子ども達全員で・・・すごかったです。
演出した私にとって・・・いやぁ〜・・・嬉しかった!


朗読劇は、稽古の時とは違いますね。
お客さんがいると、役者は乗ってきていました。
昨日まで、演出が心配していたのが嘘のようで、声は出てるし、表情は豊かになるし、台詞を飛ばさないし・・・楽しんでいるようでした。

ただ、前座の遊びとは違うので・・・3歳児の子どもには・・・耐えられないものがあったかも?
5歳児は、身を乗り出す子やたち膝になる子もいましたね。


芝居が終わってから
「こんどは、おに でてこねえの?」の子どもの声が・・・。
昨年この施設で上演した「ことねちゃんの夢」に出てくる山姥の姿を、まだ覚えているようでした。

また、来年来るよ!
子ども達と約束をして、施設を後にしてきました。

雨上がりのバラと黒アゲハ蝶

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今日は朝から雨。
しとしとしと・・・と、梅雨独特の雨の降り方でした。

外に出るのを諦めて、PCに向かって書き物をしていると・・・11時頃からでしょうか、いつの間にか雨があがり、強い日差しが差し込んできていました。

戸を開け、窓を開けると外気温が暑く感じます。
目の前を・・・黒アゲハが・・・。
慌てて部屋に戻りカメラを手に・・・何枚か撮りましたが・・・動きがあるので・・・上手く撮れません。その内の1枚です。

蝶は、すぐに何処かへ行ってしまったようです。
庭に出てみると、花びらに水滴を乗せて咲いています。
「おお! すごっ!」

たっぷりと水分を補給し、強い光を浴びた我が家の植物たち、弱い風を受けながら歌を唄っているのか・・・楽しそうに見えたのです。

このバラに向かって色々話しかけました。
以前に覚えていた、斉藤隆介の「花咲き山」の話しを、本を見ないで語れるかと・・・。


おどろくんでない。
おらはこの山に一人で住んでいる婆だ。
山ンばという者もおる。
山ンばは、悪さをするという者もおるが、それはうそだ。
おらはなんにもしない。
・・・・・・・・・・


しばらくの間、語りをしていませんでしたが・・・苦労して覚えたものは忘れないものなのですね。

赤いバラと黄色いバラは、風に揺られながら うなづく様に首を振りながら聴いていました。


一人で語りの稽古をするときは、植木などに話しを掛けるように演っているのですが、今日は凄く気持ちが良かったですね。
バラが、私の語りかけに反応を示してくれた気がしました。


今日は湿度が高いので、気温がドンドン上がりそうです。


児童・青少年演劇「劇団ポポ」 明日が今年度の初日



明日(6月17日)から今年の出前公演が始まります。

今年の1月から25ヶ所の出前公演が計画されていましたが、昨年の新型インフルエンザの影響をもろに受けていまい、中止にせざるをえませんでした。
各施設や公演依頼を受けていた学校へ、公演中止の説明をしてきた会員達は、気落ちしてしまい新作を創らずに、毎年活動していた時期を何もせず過ごしていました。
もっとも発破をかける役の私が、病気になってしまったのも一つの原因と思われますが・・・。

今年は「朗読劇」をメインに組み立て、前座に「遊び」を取り入れた「ことばあそびうた」や過去に好評だった芝居を再演することになり、4月から取り組み始めたのです。

制作活動はしていないのですが、現在9施設からの出前公演依頼があり決定しています。
もう少し・・・増えるかも?


週2回の稽古と、休日を利用した集中稽古を繰り返して・・・やっと公演までたどり着いたかな?
そう思っていた2・3日前・・・いやな予感・・・。

前座を受け持つ若いお母さんの出演者が・・・発熱・・・「大丈夫!」・・・と言いながら稽古に来てましたが・・・
もう一人が・・・「子どもが熱を出してるの〜」・・・・えええ!
おい、おい。大丈夫かよ〜。

もし駄目な時は、私が代役・・・即興で遊びを・・・覚悟しました。
「お前、大丈夫かぁ〜?」と、自分の心臓に問いかけましたが・・・返事がありませんでした。・・・(少し 心配)

もう一つ、朗読劇の演出している者が・・・「初回だけ、全員に本を持たせようかと思っている」と私に言ってきたのです。
芝居の創りが・・・いわゆる本を持って朗読するのではなく、身体表現しながら進めていく演り方なので・・・当然手に持っている本は邪魔になるため、手放す演出の仕方を選んだのですが・・・。

演出としては、役者の表現の仕方を見ていて・・・不安になったのでしょう。
私とは異なる演出の仕方をする方なので、口出しは出来ませんが・・・公演間近の変更なので驚きました・・・。

しかし、子どもたちに観て頂く表現はすでに出来ていますので、公演は可能でしょう。
上演回数を重ねながら、子供たちの反応を参考にして手直しをしていく・・・
私たちの勉強が始まります。


さて今日の夜の稽古が、初演最後の稽古日。
観客は、子ども達とお母さん達で・・・120名を超えるとか・・・

楽しまないとね。 後日報告いたします。

プレー イズ プレー 
「芝居は遊び」

  

小さな庭の草むしり

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朝、雨戸を開けると・・・今日も良い天気。
雨戸を開けた瞬間に、庭の木々に止まっていた雀達が一斉に飛び立った。
雛の雀達も一人前に飛べるようになったのか、近くの電線に移動してチッチッ、チッチッと鳴いている。
朝、明るくなると同時くらいに・・・寝ている部屋のすぐ外で鳴かれるのは・・・すごく迷惑なり。(笑)

庭を見ると・・・大分草が伸びてきている。
どうしようか・・・草をむしるか・・・止めようか・・・ぼーっとしながら見ていると、春の黄アゲハ蝶が飛んで来て・・・ミカンの樹の周りを飛んでいる。

サナギの状態で冬を越し、やっとの思いで孵化したのだろうけど、小さいが確かに黄アゲハ・・・。
卵を産み付けるしぐさをしながら、せわしなく飛び回っていた。
蝶の飛ぶ姿って・・・なんとなく好き。

朝食を済ませてから、草むしりを始める事にした。

芽が出たジャガイモを、肥料になるかなと思って置いていた処には、草が大分生え伸びていた。
草をむしっていくと、色々な昆虫が出てくる。

湿った土で肥料が有るところでは、ダンゴ虫(正式名が分からない)やミミズたちがかたまって出てくる。
ミミズがいるということは・・・肥えてる土なり・・・うん、好し!

蟻たちも凄い。小さいのから大きいのまで・・・行列を作ってプラムの樹に登っている。

小さな庭の草むしりを終え、改めて庭を見てみると・・・サツキが咲き始めている・・・今朝見たときには・・・こんなに咲いていなかったのだが・・・?
ミミズたちやダンゴ虫たちは、土の中に隠れてしまいどこにも姿が見えない。

あの生物達は、地中の微生物を食べ、糞を出して植物が吸収する。
土が益々肥えていくんだろうね。
それを狙っている小鳥たち・・・この自然界は上手く出来ているんだよなぁ〜
そんな事を思っていたら・・・足元に・・・ええええ! トカゲ! 
全長・・・15センチ位かな?
こいつも、我が屋の庭の住人かもしれない。
鳥に見つかると・・・あんた・・・終わりだよ・・・。

今朝の黄アゲハ蝶を思い出し・・・ありました・・・卵が産み付けてありました。
でもね? 普通は、柔らかい葉の裏側に産み付けるのだけど・・・幹のところにあるんですよね・・・?
そばには、かたつむりが・・・。

まっ、私と同じく、かわった蝶もいても良いか!

庭の片隅の一坪ほどの広さに、女房が家庭菜園を始めました。
キュウリ・トマト・枝豆・・・・手入れは誰がやるのかな?

私の仕事が・・・増えそうな感じがするんだけどなぁ〜。

雨上がりの散歩道で・・・。

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昨日、私が住む山沿いでは凄い雷と共にヒョウが降り、一時的にあたり一面が氷で真っ白に・・・。
この時期にちょっと驚きましたが、今日は厚い雨雲に覆われていた空が、午後になってから日差しが差し込んできました。

出前公演の前座に演る、「ことばあそびうた」を覚えないといけないので、「ことばあそびうた」のメモ書きをした紙を片手に、河川敷の散歩道に出かけました。

いるか いるか
いないか いるか
いない いない いるか
いつなら いるか
よるなら いるか
またきて みるか

いるか いないか
いないか いるか
いる いる いるか
いっぱい いるか
ねている いるか
ゆめみて いるか

歳をとるごとに、繰り返しがなかなか覚えられない。(笑)

この歌をブツブツ言いながら河川敷を歩いていると、茂みや木立の処に巣立ったばかりで口ばしの黄色いスズメが、不思議そうな顔つきで私を見てる。
この子スズメ・・・
「俺もなかなか上手く飛べないけど・・・あんたも、セリフ覚えられなくて大変だね」
そんなこと言われている感じがしましたね。
あいつ、おぼつかない下手な低空飛行を繰り返していました。
くそ〜!(笑) 

川の浅瀬では、鯉の産卵(?)なのだろうか・・・尾で浅瀬の砂を巻き上げている周りに数匹の鯉が・・・こい(恋)の盛り(?)おやじギャグ・・(笑)

その近くで、小魚が飛び跳ねている。(跳ねた瞬間とらえました。)

鴨が数羽飛んできて、悠々と餌探しをしながら泳いでます。

しばらく、ブツブツ言いながら歩いていると・・・目の前にキジが・・・。
急いでカメラを出して構えたら・・・スススっと茂みの中に入られていまいました。
背中の一部と尻尾だけの写真になってしまいました。


気分良く散歩から帰ってきて、「ことばあそびうた」覚えているかな? と思ってメモを見ずに、言おうとしたら・・・・アレレレレレレ!!! 出てこない!

アチャー!
ダメだ・・・こりゃ!

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