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今日は山間部の2施設への出前公演をしてきました。
この二つの施設は山の中に入った所で、若い人達が町に出てしまう為に・・・過疎化が進んでいる地域です。

最初の施設では、近くにある中学校の子ども達が、体験学習ということで保育所に来ていましたので、私たちの芝居を一緒に見ていただくことになり、数人のお婆ちゃんを含めての観劇会となりました。

中学生達も、生の芝居を目の前で観る機会がありませんので、真剣な顔をして食い入るように観ている姿を見て、中学校に行って・・・この子達にも見せてあげたい気持ちにかられましたが・・・色々な制約があって・・・厳しいんですよね。

二ヶ所目の施設は、「子供が4人しかいません」と言われていましたが、最近一人入所して、5人の子供たち。
ここの施設には、毎年出前に行く施設なんです。
子供たちが・・・凄く素直で・・・純朴なんです。

私たちが行く前から、お遊戯室でおとなしく待っていてくれまして、セットや道具の組み立てを、珍しそうにジーッと見てます。

いつも、この施設に来ると遊びがエスカレートします。(私が出演すると・・・ですが)
今回は、朗読劇の前の前座でお手玉遊びをしますが、お婆ちゃんが一人観に来てくれていましたので、このお婆ちゃんにお手玉を演ってもらおうと思い、ジュバリッシュで保母さんとお婆ちゃんに前に出てもらい、お手玉遊びをして頂きました。

さすが・お婆ちゃん・・・子供の頃やっていたのでしょうね。
突然にやって頂いたのに・・・上手い上手い!(写真に撮れなかった!)
拍手喝采でした。(12名の喝采です)

芝居が終わってから記念撮影。写真のような暖かい色紙にしていただきました。

この2箇所の施設のある部落では、農業・林業をしているのは老人達だけです。
若い人達は山の下にある会社に通い、だんだんと村を離れていきます。
止めることが出来ない状態なんです。

でも、子供たちは元気です。
「来年も来てもいいかな?」って、聞くと・・・元気な声で返ってくるんです。
「きて いいよ!」って。

また、約束しちゃいました。
俺は・・・まだまだ、簡単には・・・死ねないぞ!