JR川添駅~JR三瀬谷駅~多岐原神社~三瀬坂峠~滝原宮~JR阿曽駅~JR伊勢柏崎駅 25.05KM (1日実測 29.7KM)

前回の失敗を教訓に、iPhoneの予備バッテリーと地図、JR伊勢柏崎駅の時刻表メモを持って近鉄鵜方駅をAM 5:14出ました。IR参宮線から多気駅でJR紀勢本線に乗り換えてAM 7:32にJR川添駅に降りました。
【北畠家の家臣三瀬氏の城跡です】
【案内板を読んも初めて知ることばかりです】
今日の行程では三瀬山峠を越えれば滝原宮にます。伊勢路は宮川から大内山川上流の集落をつなぐように南下して歩きます。そして荷坂峠かツツラド峠を超え紀伊長島の海の街にでることになります。
【深い谷が急流を表しています。上が宮川の下流です】
宮川の源流は大台ケ原ですから、熊野街道は何処かで宮川を渡らなければ大内山川の上流に向かえないのです。今は上流でダムにより洪水調整をしていますが、暴れ川で橋を架けることはできず、穏やかな流れの場所が渡し船の箇所になります。
【熊野街道から左側にはいります。古い渡しがあった地点です】
古い街道では最大の難所は川を渡る場所でしょう。多岐原神社の近辺に「三瀬の渡し」がありますが、古来より洪水のため支障をきたした記録が「太神宮諸雑記」に762年9月とあります。このように奈良時代には渡しがあり、江戸時代には多岐原神社の沿った熊野街道に4軒の旅館名が「三重県の地名」:日本歴史地名体系に記載されたいます。
【峠は標高328mと高くはありません。】
峠を越えて緩やかな降りを歩くと、神宮の別宮の滝原宮にでます。滝原宮も762年9月の洪水で被害があったことが記されています。滝原宮は倭姫命が造営させたと言われ、老杉が見事な参道です。国道42号とも近く、道の駅があり此処でお昼を食べて一休みです。
【滝原宮は500mの参道がある大宮です】
【旧国道の滝原大橋からの大内山川】
【今日の終着場所:宮原地区にある大皇神社】
此処から大内山川に沿って国道42号が通っていますが、旧国道を歩いたり新道に出たりを繰り返します。列車時間までは時間はタップリあるのですが、舗装道をあるくだけの行程です。
頭をよぎるのは全行程を歩く意味です。「熊野古道伊勢路」と言われなったら歩くことはないでしょう。しかし、歩くスピードは集落の成り立ちや寺社、峠道から多くのものを知ることがあります。歩いている最中は、忙しい世代では許されない時間の余裕を楽しめる幸いを感じます。
IR伊勢柏崎駅に到着したのがPM 3:20です。登りの列車がくるのはPM 4:43ですから、今回も無人駅で長い昼寝の時間があります。今日はiPhoneが稼働中ですが、ベンチに転がってリュックを枕にしてボンヤリしました。
【神社めぐりの1日でした。小さな集落を歩くと昭和の時代に戻った感じがします。】

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