空を見上げて
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久しぶりにテーマに乗ってみる


何歳の頃が一番楽しかった?だそうです。


高校2年。

片思いだったけど、僕は恋をしていた。

純粋な、純粋な思いだった。


授業は大好きだったけど、学校は嫌いだった。

授業以外には、僕の居場所はどこにも無かったからだ。


いじめや嫌がらせも受けた。

犯人はわかっている。今でも憶えているし、絶対に許せない。


でも、あんなに純粋にその娘のことを考える日々が、とても楽しくもあり、

苦しくもあった。

恋が成就した後のことなんて、僕には考える余裕なんてとても無かった。


でも、その恋は、はかなく散った。

彼女は、僕をいじめていた男と既につきあっていた。

彼が、横恋慕の相手を憎んで僕をいじめたのか、単にいじめの対象として

見ていたのか、それはわからない。


僕は、その思いの捨て場所を見付けられなかった。

黒い光が心を照らし、僕の胸の奥が苦くなった。


誰を信じればいい? 誰を信じればいい? 誰を…。


自問自答するも、答えは出ない。いや、出せないのだ。


彼女を否定することはできる筈がない。でも、彼女は自分を否定した彼と

付き合っているのだ。彼を否定すれば、それは即ち彼女を否定することになる。


そんなことはできない。できるわけはないのだ。

彼女が好きなのだから。


苦しい恋だったけど、楽しかった日々。

二度と戻れない日々。


あのとき見た黒い光。

あれは一体なんだったのだろう。




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