February 19, 2017

今まで一度も「テキサスホールデム」を遊んだことがない人に、今だからこそ勧めるポーカーゲーム5作

唐突ですが、筆者はポーカーが好きです。
『やる夫がポーカーに挑戦するようです』を読んで以来、
すっかりポーカーの魅力に取りつかれ、
その後さまざまなポーカーゲームを遊ぶに至り、
リアルのポーカー大会にも何度か参加するほど、ポーカーにのめり込んでいました。

最近では『スクールポーカーウォーズ(女王のポーカー)』や、
『バッドビート!辻堂真夏のポーカー戦線』といった、
ポーカーを題材にした面白い創作作品が出てきていますので、
この辺りでひとつ、筆者が「面白い!」と思ったポーカーゲームをまとめて紹介しよう!
と思ってみた次第です。

以前に書いた3DダンジョンRPG未プレイ者向けのゲーム紹介と同様、
比較的入手しやすく、かつ遊びやすいものを中心にセレクトしてみました。
この記事をきっかけにして、ポーカーに興味を持っていただければ幸いです。


※おことわり
以下に紹介するポーカーゲームは、特に断りのない限り「テキサス・ホールデム」という
ポーカーの世界標準となるルールを採用したゲームです。
このルールは日本で一般的な「5枚引いて、取り替えて、勝負」というポーカーのルールとは
大幅に異なるルールとなります。
日本の誰もが知っているポーカーは、すでにこの世から廃れ去っているのだ。
そう、五枚のトランプを手にして手札をチェンジするあれだ。
個人的な主観を述べさせてもらうのなら、
あれはもうポーカーとさえ呼んじゃいけない代物だと思っている。
あれじゃあ、ポーカー本来の肝である手札の読み合いや
相手の裏をかく醍醐味を全く味わえない。

(引用元:維羽裕介著『女王のポーカー』(新潮文庫nex))

詳しいルール内容については、wikipediaの記事を参照するか、
以下の動画を参考にしてください。


それでは、ゲームの紹介に移りましょう。

●ガバナー オブ ポーカー
(youda Games/テヨンジャパン、3DSダウンロードソフト) 公式サイト
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一部のB級ゲーム愛好家たちから熱烈な支持を得るパブリッシャー、テヨンジャパン
そんなテヨンジャパンがNintendo 3DS向けにローカライズしたゲームが本作です。

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プレイヤーはテキサス州に流れ着いたギャンブラーとなり、
各地で開かれているポーカー大会で資金を稼いで物件を購入。
街の支配者たちをポーカー一騎打ち(ヘッズアップ)で打ち倒し、
すべての街を手に入れてテキサスの州知事を目指す…という、
RPG的な要素が組み込まれたポーカーゲームになります。

9人テーブルでのトーナメント(最大36人が参加する中、生き残る)や、
少人数でのキャッシュゲーム、ボスとのヘッズアップなど、
多彩なシチュエーションで遊べるのが利点。
また、RPGモードを立ち上げなくとも、
すぐにポーカーを遊べるクイックマッチができるのもちょっとした時間つぶしに良いです。

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街の人に話しかけるとポーカー格言を教えてくれるのも、
ポーカー初心者には良い点。
多少日本語訳が怪しいのは難点ですが…

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このゲームはやや運要素が高い
(専門用語を使うと「ブラインドの上昇がえらい速く初期スタックも少ない」)ため、
思い通りに進まないことも多々ありますが、それもまたポーカーの味。
このゲームでテキサスの州知事となる頃には、
実際にポーカーを遊ぶことのできる店舗等で、
リアルにポーカーを遊ぶのに十分なほどの知識が身についていると思います。

当blogで以前書いた、このタイトルの初心者向け攻略記事はこちら


●アルティメットポーカー&ブラックジャック
(インテンス、3DSダウンロードソフト) 公式サイト

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こちらも3DSのダウンロードソフトですが、こちらは「テキサス・ホールデム」のみならず、
「オマハ」「5カードドロー」「7カードスタッド」「パイナップル」といった別ルールのポーカーや、
「ジャックスオアベター」「ジョーカーズワイルド」に代表されるビデオポーカー
(要はドラクエのカジノに置いてあるポーカーだ)、
そしてポーカーのみならず定番のカジノゲーム「ブラックジャック」も遊べてしまうという、
実にバリエーション豊かなゲームになっています。

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但し、このゲームのポーカーは基本的に5人テーブルであり、
「テキサス・ホールデム」でメジャーな9人テーブルや、
6人テーブルで遊ぶ練習としてはやや不向きかも。
また低価格作品であることもあってか、全体的な演出もかなりシンプル。
ブラックジャックに至ってはゲームテンポがかなり遅く、
これはあくまでオマケと捉えておいた方が良いと思います。

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とは言え、戦略性が高く世界的な人気も高い「オマハ」を遊ぶことができ、
また日本におけるポーカーの基本ルールである
「5カードドロー」を珍しく遊べるゲームでもありますので、
3DSに忍ばせておくには悪くない作品であります。

当blogで以前書いた、このタイトルの紹介&ルール解説・攻略記事はこちら


●Poker Night 2
(Telltale Games, PC/PS3/Xbox360) Steamストアページ
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『Borderlands』のクラップトラップ、『死霊のはらわた』の主人公アッシュなど、
海外ゲーム・アニメ・映画の人気キャラクターが一堂に集ってポーカー勝負!何故!?

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…そんな感じのクロスオーバー作品な本作ですが、
ゲーム自体はオーソドックスなポーカーゲーム。
原作を知っている必要は一切ありません。
キャラクター4人とプレイヤーの5人でテーブルを囲み、
テキサス・ホールデムまたはオマハを楽しめる本作ですが、
このゲームは何よりも演出が秀逸。

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キャラクター同士の掛け合いはもちろん、レイズ時やフォールド時のリアクションが豊富で、
オールイン勝負になったときのジリジリしたカメラワークも実にいい。
プレイしていて、そして見ていて、全く飽きません。

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ちなみにディーラーは『Portal』のGLaDOSさん
(いきなり天井から現れるディーラーという斬新すぎる発想に脱帽。
同じく機械生物のクラップトラップとの掛け合いは必見)

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和気藹々だが、同時に微妙に殺伐とした、
そんなポーカーテーブルの雰囲気を味わってみたい…という方にお勧め。


●Prominence Poker
(Pipeworks Studio/505 Games, PC/PS4/XboxOne) Steamストアページ

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このゲームは今までとは異なり、
「基本プレイ無料」「オンライン対戦実装」のゲームとなります。

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プレイヤーアバターを作って、
世界中のユーザーとのオンライン対戦がメインになりますが、
オフラインモードもそこそこ充実しています。

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充実しているのは妙なキャラの濃さや、
負けたら絶望的っぽそうな背景の「ざわ…ざわ…」度の高さだったりしますが。

とは言え基本無料アイテム課金ゲームにありがちな「スタミナ」は本作になく
(課金要素は主にアバターのアイテム購入)、
お金を使うことなくオンラインでのポーカーの対戦が楽しめるのは大きなメリットです。
「コンピューターではない、誰かと対戦してみたい!」という欲求が頭をもたげてきたら、
本作に手を出してみるのも一つの選択かと思います。

当blogでのこのゲームの詳細な紹介記事はこちら


●Texas Cheat'em
(Telltale Games/D3パブリッシャー, PC/PS3/Xbox360) Steamストアから消えてる?

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ここまで紹介したゲームはすべて「正統派」なポーカーゲームでしたが、
最後は変化球なゲームを。

古今東西あらゆるテーブルゲームにおいて、「イカサマ」はつきものです。
雀聖・阿佐田哲也の『麻雀放浪記』や、現代の様々な麻雀漫画、
また『遊戯王』といった少年向け作品に至るまで、
「イカサマ」は危険かつ魅力的に描かれています。
そんな「イカサマ」をゲームに組み込むことで、
リアルのテーブルゲームでは味わえない快感を盛り込んだゲームは少なくないのですが、
この『Texas Cheat'em』も、そういったイカサマを主体に置いたゲームになります。

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基本ルールはテキサスホールデム…なんですが。
時間とともに溜まっていくイカサマポイントを使い、
ここぞというタイミングを計ってイカサマをぶち込むのがこのゲームの神髄。
イカサマは「手札をすり替える」「相手の手札を見透かす」あたりの定番的なものから、
「相手のチップを強奪する」「場札を狙撃して無効にする」みたいな、
ぶっ飛んだイカサマまであるフリーダムさ!
もはやイカサマっていうレベルじゃないよね

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但しイカサマは100%成功するわけではなく、
唐突に始まるミニゲームをクリアしないとイカサマは成功しません。
そのミニゲームも、「ボタン連打で馬を走らせて相手に勝つ」など、
全くポーカーと関係がない内容。
このゲームの作者、何かキメながら作りませんでしたか?

正直、ポーカーの皮をかぶった幻魔大戦的な何かというべきゲームですが、
これはこれで変に楽しいので、個人的にはお勧めのゲーム。
(でも今検索したらストアページが見つからない…もしや現在入手不可?(汗))

jzunkodj4y at 23:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ポーカー 

February 12, 2017

『Zavix Tower』である!道を開けよ!

私とて3DダンジョンRPGが好きな男である!
無駄なゲームは紹介しない!

そんな赤い彗星に謀られている的な自己紹介はさておき、
今回紹介する3DダンジョンRPGは『Zavix Tower』。

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アメリカ・カリフォルニアのBetholith Entertainmentが手掛けた、
「自動生成型ローグライク3DダンジョンRPG」となります。

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このゲームには、ストーリーらしいストーリーはありません。
そこにあるのは、拠点となる街とそびえ立つ塔のみ。

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4人の冒険者を作ったら、ゲーム開始。

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塔の内部は毎回ランダムに変化する不思議な構造。

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そして、塔には多くのモンスターが巣食っています。
戦闘は行動速度順に敵味方入り乱れるコマンド入力式。
(他の3DダンジョンRPGで言えば『ダンジョントラベラーズ』に近い)
スキルの攻撃範囲や行動順が重要で戦略性は高く、
それでいて戦闘のテンポやコマンドのレスポンスも悪くない印象。

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モンスターは様々なアイテムを隠し持っており、
そして時には豪華な宝箱もダンジョン内に隠されています。
こうして得たアイテムには時折強力な魔法がかかっており、
様々な強化がついていることもあります。
(ちょうど『ディアブロ』みたいな感じ)

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こういった系統のゲームには定番の「スキルツリー」も健在。
Warriorならアタッカー系統に寄せるのか、
それとも挑発系のスキルを取ってタンクに仕上げるのか、
Mageなら火力バリバリの炎系強化か、
あるいは敵速度を下げたりといった掠め手が得意な氷系強化か…
といった感じで、キャラクター育成に悩めます(笑)

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探索で手に入れた資金で拠点の施設を拡張する…という要素もあり。
出来るのはアイテムバッグの拡張や雇える冒険者の強化、
拠点の店に並ぶアイテムの強化…など。
本作ではお金以外にも、クエストのクリアや一部敵の撃破で手に入る
「証(Signets)」を消費して買い物をすることもできます。
「証」は拠点強化や冒険者の雇用時にお金の代わりに使えるだけでなく、
パラメータの振り直しやアイテムへのエンチャント時にも必要で、
使い道が良い意味で悩ましかったりします(笑)
(有料スキルの取得やアイテムの購入は現金でしか行えないため、
こちらの使い道もまた悩ましい)

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改めて、このゲーム『Zavix Tower』は、
ひたすら敵を倒して、アイテムを稼ぎ、
キャラクターを成長させてとにかく上を、上を目指す…という、
コンピューターRPGの根源的な面白さを突き詰めたような作品に仕上がっています。

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「塔を登る」以外の目的が存在せず、ストーリーらしいストーリーがなく、
極めて地味な、かなり人を選ぶRPGになってはいますが、
「ハックアンドスラッシュ」という言葉にピンとくる方や、
「ゲームに派手なグラフィックやストーリーなど不要!」という思いをお持ちの方なら、
このゲームは実に脳天直撃する可能性が高いかと。
近年多くなった海外製3DダンジョンRPGの中でも、個人的におススメの作品。
(英語力もそんなに要らないしね)

2017/2/14までは67%OFFの¥488と、ワンコインでお釣りがくる価格。
お値段以上のゲーム体験が得られるであろうことを、筆者は保証します。


おまけ:
このゲーム、キャラクターポートレートを差し替えることができます。
好きなキャラでの冒険を楽しもう!
詳細な手順は、↓の「続きを読む」よりどうぞ。
続きを読む

February 07, 2017

お前を倒してこの地獄少女も頂く…!『Dragon Knight』と『Hell Girls』

さ…最低の発想だっ…(北の勇者的挨拶)

という訳で(どういう訳だ)、久しぶりに、
かわいい女の子が活躍するゲームを紹介してみたいと思います。

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1本目は『Dragon Knight』。
かつて存在した有名なエロゲーシリーズと同名ですが、
それとはまったく違う、ローグライクベルトスクロールアクションです。

タイトルロゴにどこかで見たことがあるような飛竜が描かれていたり、
キャラクターの服装に見覚えがあるような感じがする本作ですが、
それもそのはず(?)、本作は中国のSakuraGameという団体によって
作成されたゲームになります。

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ゲーム開始時に弓、ハンマー、双剣、片手剣、太刀の計5種類の
(やたら露出度の高い)ハンターから2人を選び、
要所要所で切り替えながら進んでいくこのゲーム。

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モンスターハンター的な見た目とは裏腹に、
攻撃ボタンを連打するだけでガンガンコンボが繋がり、
また気力を消費して発動するハンターごとの特殊スキル
(双剣であれば鬼人化して一定時間攻撃力上昇、弓であればアローレイン…など)、
そしていつでも攻撃をキャンセルして緊急回避(片手剣のみガード)ができ、
さらに敵の攻撃にタイミングを合わせジャスト回避すると、
超強力な反撃必殺技が発動!と、
爽快感溢れるゲーム内容に仕上がってます。

ダンジョンが自動生成で、ドロップアイテムも生成される…と、
ローグライク的な要素も健在。
慣れるまではある程度死んでプレイ感覚を覚えることになると思いますが、
死んでしまっても手に入れた魂を消費してパッシブスキルの取得ができ、
次回は強化された状態でプレイできるのは嬉しいところ。


プレイ動画を撮ってみたので、具体的な雰囲気を知りたい方はこちらを。


ついでに、このゲーム。
ポロリがあります。

ポロリがあります。

大事なことなので(略)
(上のプレイ動画を撮る際、ポロリさせないよう相当緊張しましたぜ!(笑))

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このゲームはまだアーリーアクセスの段階であり、
また搭載されてる日本語も相当怪しかったりしますが(おそらく機械翻訳)、
操作感覚が酷いとしか言えなかった公開当初に比べると、
2度のバージョンアップを経てまるで別物と言えるほどの進化を遂げており
(比喩表現でなく、本当に「別物」になった。
前バージョンまでは「ジャンプ」があったが、現在のバージョンには無い)
さらに今後のバージョンアップも予告されていますので、
筆者はこの目で「竜の騎士」の進化を見届けていく所存であります。



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本日ご紹介するもう1本のゲームは、『Hell Girls』。
『Dragon Knight』と同じ開発元の作品で、
こちらは「パズルRPG」になります。

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天上から派遣された雷、氷、炎の力を操る3人の女の子が、
大陸中に溢れる魔物を追い払っていく…という設定のゲーム。
(よかった、いっぺん死んでみる?が口癖の女の子はいなかったんだ…)

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戦闘システムは隣接した同じ種類のジェムを一筆書きの要領で連結し、
繋いで消したオブジェによって攻撃や回復など、
様々な効果が得られる形式。
敵は規定ターンごとに攻撃をを仕掛けてくるので、
それを考えつつ、こちらも魔力が溜まると使えるスキルを駆使し、
相手のHPを0にして勝利を目指す…というゲームになります。
スマートフォンのゲームに詳しい方なら、
ちょうど『ツムツム』と『パズドラ』を合わせたような感じ…と言うと伝わるでしょうか。
(もっと詳しい方なら、『Dungeon Raid』のアレンジと言えばさらに伝わるか)
オリジナリティがある点としては「魔導書」システムで、
オブジェを4個以上消すと「魔導書」が出現します。
これはどのオブジェからも連結できるオールマイティーであり、
消すと属性魔法が発動してキャラごとの特殊攻撃が行える…というもの。
これを絡めて大連結を狙っていくのが、実に楽しい。

戦闘の規定ターン以内でのクリア、
また時折現れる宝箱の入手
(最下段まで落とす、先述の魔導書を使って破壊する等、入手条件は様々)など、
ステージごとにミッションが設定されていて、
それを満たしていくのもパズル的で面白い。

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もちろんRPGなので、成長要素や装備集めといった要素もあり。
装備品には体操服や水着といったもので、
付与されているスキル効果のみならず、
しっかり戦闘中の3Dモデルにも反映されるので、
着せ替えを楽しむことができます。
(但し『Dragon Knight』と違い、ポロリはない)


やっぱりプレイ動画を取ってますので、雰囲気を知りたい人はこれを。
戦闘BGMが妙にイトケン的で、耳に残ります(笑)

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日本語がやっぱり怪しいですが、それも味。

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とんでもないことを言い放つNPCもいますが、それも味(笑)

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筆者は全ミッションクリアまでおよそ7時間と、
低価格作品であることもあってか、ボリューム的にお手軽感はありますが、
この手のパズルRPGとしては良く出来ていて、
かつ女の子も結構かわいくて、個人的におススメの逸品。

(火属性の女の子が露骨にポンコツ性能なのが、ちょっと残念な点か…?)

jzunkodj4y at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!Memo | PC

January 30, 2017

PokerStars向けハンドログ解析ツール『Monpic』(Ver0.72)

「フィル・ゴードンのデジタルポーカー」という本を読んで、
オンラインポーカーのログ解析ツールなるものがある、と知ったのですが、
調べてみると有料のものや、英語のものしかなかったので、
とりあえず見様見真似で適当に作ってみました。

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使用時のイメージはこんな感じ。

PokerStars向けソフトのダウンロードはこちらから。(2017/01/29 Ver0.72)

(2015/12/27:888Poker向けのバージョンを作成しました。)


使用にはPokerStarsの「オプション」→「ハンド履歴オプション」から、
「ハンド履歴を保存する」にチェックを入れて、
言語は「英語」「日本語」いずれかに設定する必要があります。
(将来的に他のソフトとの併用を考えるのであれば、英語の方が良いでしょう)

詳細な使い方については、同梱のreadme.txtをご覧ください。

既に有名なオンラインポーカー支援ソフトを使っている方が手を出す必要は一切ないとは思いますが、
何もないより状態は、判断の手助けにはなるはずです。


Ver0.72変更点:
PokerStarsのタイムゾーンを日本標準時以外に設定した場合、
ログファイルを読み込めない不具合を修正しました。

Ver0.71変更点:
フロップ以降のフォールド率の表示を対ベット時のフォールド率に修正しました。

Ver0.7変更点:
HUD表示機能を追加しました。
「アクティブプレイヤーのみ表示」→「HUD表示」にチェックを入れることで、
アクティブプレイヤー数分のHUD表示が出てきます。
HUD表示はマウスドラッグで移動可能です。
(自動的にプレイヤー表示の上に持っていければ良いんですが、
いろいろな事情でちょっとその実装は難しいのでご勘弁ください)

jzunkodj4y at 00:02|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!ポーカー | Monpic

January 29, 2017

まさかの『ウィズローグ』大復活

Wizrogue - Labyrinth of Wizardry

Steam見たら、なんか『ウィズローグ』のストアページが出来てるよ!?

ウィズローグ』は2014年にタイトーがサービス開始した、
「ウィザードリィルネサンス」シリーズの1作となるスマートフォン向けF2Pゲームです。
タイトルの通り、『ウィザードリィ』と『ローグ』の融合を標榜しており、
スマートフォン向けに1プレイ10分前後に落ち着くローグライクゲームとなっていました。

しかしながらサービス開始当初はローグライクとしてのゲーム性を追求しすぎたせいか、
キャラクターの成長面が今ひとつ面白くなく
(魔術師系のキャラクターが長いことスペル1回しか使えず、お荷物だったり…)、
また日本で人気の高い初期のウィザードリィを意識したこともあって、
ゲームバランスがかなりシビアで、人を選ぶゲームであったのも確かでして、
発表時には「日本のWizファンのためのウィザードリィ最新作!」「アーケード版も開発中!」と大きく出たにもかかわらず、
たった10か月でサービス終了と相成ったゲームでした。

そんなゲームが突然Steamに現れたものだから、ただただ驚きました(笑)

サービス開始は今年の第1四半期を予定。
配信元はForever Entertainment SA.というポーランドの会社で、
ストアページには英語のみ日本語なしと表記されている点から、
おそらくこの会社がゲームの権利を買って海外向けに配信するものと思われます。

初期こそ酷いゲームだったけれど、アップデートでそれなりに改善はされていましたし、
ZUNTATAの土屋昇平氏による音楽も素晴らしいタイトルだったので、
再び表舞台に出る機会が訪れたのは何よりです。

それにしても死んでしまった基本無料アイテム課金ゲームが、
こういった形で海外主導で復活する時代が来るとは、思いもしませんでした…w

January 22, 2017

シンプルに猿のように楽しめる『Heroes of the Monkey Tavern』

あらゆる英雄譚には始まりがある。
このお話もそう、酒場から始まる…
「小猿亭」。
ここに、4人の英雄がいる。
そう、4人の偉大な英雄だ。
数日前は、彼らは小金持ちだった。
しかし、今や文無しである。
身に着けていた派手な装備も売り払ってしまい、
そして、もはや売るものもなくなった。
そこにやってきた、一人の男。
「あんたらの噂は聞いているよ。
 強そうだとは聞いていたが、その通りだな。
 ひとつ、挑戦を受けてみる気はないか?
 そこには、途方もないお宝があるんだと。
 ただ、気を付けるこったな。あそこは恐ろしい場所なんだ…」
英雄たちは、何も言わずに立ち上がった。
彼らは、ただただ冒険に飢えていたのだから…


今回紹介する3DダンジョンRPGは、
Heroes of the Monkey Tavern』。

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冒険者の宿に集った4人が、
一攫千金を目指し前人未踏の魔塔に挑む…という、
非常にオーソドックスな設定の3DダンジョンRPGであります。
(冒頭の文章はオープニングを日本語訳したもの)

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4人の冒険者のポートレートとキャラクタークラスを選び、
ボーナスポイントを振り分ける…という、
おなじみのキャラクターメイキングも完備。
(但しボーナスポイントはランダムではなく、クラスごとに固定)

キャラクタークラスは重装のWarrior、ひたすら物理で殴るBarbarian、
隠し扉を見つけやすいRogue、弓矢の扱いに優れるRanger、
異教徒をメイスで撲殺しつつ回復魔法も使えるPaladin、
レベルが上がれば上がるほど素手攻撃が凶悪になるMonk、
回復はお任せなPriestに魔法攻撃特化なElementalistと、結構多め。
各職業特性やスキルから、全体的にD&Dっぽい雰囲気を感じます。

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ダンジョン探索は『ダンジョンマスター』や『Legend of Grimrock』に類似した、
リアルタイムトラップやリドルを解きつつ、
モンスターを倒しながら奥へ奥へと進んでいく、
海外製3DダンジョンRPGとしてはオーソドックスな形式。

しかしながら前述のタイトル群と決定的に異なるのは、
「戦闘中の移動にペナルティが設けられている」点です。
敵と接敵した状態から移動を行うと、
ペナルティとして味方全員がダメージを受けてしまいます
(D&Dにおける「機会攻撃」のようなもの)。

故に前述したタイトルのような、
敵を殴る→移動してまた敵の横に回り込む→殴って移動の繰り返し…といった
ヒットアンドアウェイ戦略とは違った、
むしろ一般的なコマンド入力RPGに近いような戦闘になります。
(但し弓や攻撃魔法と言った遠距離攻撃については移動ペナルティがないので、
これらの武器を主体にすることでヒット&アウェイ戦法を取ることが可能)

攻撃方法はキャラクターごとに両手に割り振った武器をクリックして行うというもので
(回復や攻撃魔法も武器として割り振る)、
基本的に各キャラクターの行動は2つの攻撃方法+ポーション使用に限られるという、
かなりシンプルなバトルとはなりますが
(戦闘中にもセットする武器や魔法は変えられるが、
メニューを開いている間も殴られるため現実的ではない)、
敵の攻撃が結構激しく、回復のタイミングを間違えると一気に苦境に陥るため、
これはこれで緊張感を保っていて楽しかったです。

全編英語ながら謎解きもさほど難しくはなく、
隠されたアイテムも結構強力でアイテム集めの楽しみもあり、
「この手のゲームに慣れていない人にも楽しんでもらおう!」という、
製作者のこだわりがゲーム全体から伝わってきます。


初回のクリア時間はおよそ5時間ほどと、そんなに長い作品ではないのですが、
3段階の難易度変更があり、そしてパーティ編成の組み合わせが豊富なこともあって、
最初からもう1度遊んでみよう、というリプレイ性は高いです。


このゲームの欠点としては、「キャラクターに名前を付けられない」こと。
どういう訳か、キャラクターメイキングに名前設定がありません(苦笑)
脳内補完しろ!という事かもしれませんが、
やはり名前はあった方が感情移入出来て良いかな、と個人的には…(笑)
その他、ポートレートの差し替えが出来なさそうなのも残念。


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『Legend of Grimrock』を遊び倒したような、この手のゲームに慣れている人にとっては、
このゲームに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、
海外で主流の3DダンジョンRPGのエッセンスをシンプルかつコンパクトにまとめた、
「入門編」となるタイトルとしては、このゲームを遊ぶのは悪くない選択だと思います。


3月にPS4およびXboxOneで配信が予定されているそうなので、
こちらで楽しんでみるのも悪くないかも?
(日本で配信されるかどうかはわかりませんが…)

January 21, 2017

続・謎のウィザードリィ版権団体「FRP Assets」を追う

2016年末のNHKドラクエ特番に突如として現れた、
ウィザードリィの版権表記「FRP Assets」。

前回の記事ではこれまでのウィザードリィを巡る版権の状況から、
「ウィザードリィの原作者の1人であるロバート・ウッドヘッド氏に関連した団体」、
または「現在ウィザードリィの権利者であるGMOゲームポット社の別名義」ではないか…
という推測を立ててみました。

これ以上は、もう当事者に訊くしかなくね…?と思いまして、
"狂王トレボー"こと、ロバート・ウッドヘッド氏に、
「NHKでAppleII版のウィザードリィの画面が紹介されてて、
 そこでの権利表記にあなたの名前と、
 FRP Assetsなる団体が挙げられていたけれど、
 これはどういうことなの…?」というメールをダメ元で投げたところ。

なんと、直々にご返答を頂きました!
その内容は、以下の通りです。


Basically, I sold my rights to Wizardry when I left Sir-tech about 30 years ago.

FRP Assets is the organization that currently has the rights, but I don't know much about it.

NHK contacted me about using a Wizardry screenshot, and I gave them the contact info for FRP Assets.

So I think that they listed me just because I helped get them permission to show the screenshot (which, at least in the USA, they didn't really need because it falls under "fair use" in the US copyright code).

Or maybe it was just a mistake and they should only have credited FRP Assets.

(以下、筆者による日本語訳)
基本的には僕がおよそ30年前にsir-techを離れたときに、
ウィザードリィに関する権利は全部売ってしまった。

FRP Assetsは現在権利を持っている団体だが、僕はそれについてよく知らない。

NHKはウィザードリィのスクリーンショットを使うことについて連絡してきたので、
僕はFRP Assetsの連絡先を教えたんだ。
だから、彼らはスクリーンショットを出す許可を与えるのを手伝ったことで、
番組で僕の名前を出したんだと思う。
(少なくともアメリカでは、著作権コード的には 「フェアユース」にあたるから、
そういった表記の必要はないのだけれど)

またはそれはちょっとした間違いで、
彼らはFRP Assetsだけをクレジットすべきだったね。


NHKもロバート氏にコンタクトを取っていて、
その結果があの権利表記だったとは!


ともかく、ウィザードリィの版権を持つ「FRP Assets」という団体は
GMOゲームポット社とは別に確かに実在し

ロバート氏もその団体の詳細をつかんでこそいないものの、
氏と接触可能であるような団体であるのは確かなようです。

だとすると、その団体がウィザードリィについてどの程度まで権利を保有しているのか、
そしてなぜこれまでウィザードリィの版権事情に一切表だって出てこなかったのか
新たな疑問は尽きないわけですが…
現状、これ以上の情報は得られていません。

また何か情報が入り次第、当blogで紹介する予定です。

※2017/01/23追記:
FRP Assetsという組織について、GMOゲームポット社から
「弊社が保有するウィザードリィの権利とは一切関与しておりません」
というご返答を頂きました。
それに伴い、一部記事の内容を修正してます。

January 15, 2017

謎のウィザードリィ版権団体「FRP Assets」を追う

年末年始にNHKで放送された特別番組、
ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ』。
筆者もゲームファンの端くれとして、しっかり観ました。

番組の前半パートは堀井雄二氏やすぎやまこういち氏、
そして鳥山明先生へのインタビューがメイン、
後半はFCの『ドラゴンクエスト』が誕生するまでの経緯を、
インタビューと映像資料で振り返ってみる…という構成。
DQ誕生の経緯については漫画『ドラゴンクエストへの道』をなぞっていて、
その中でやはり『ウィザードリィ』と『ウルティマ』について触れられていたのですが、
筆者が注目してしまったのは、その前者の版権表記。

frpassets

(出典:『ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ』)

そこにあったのは、「FRP Assets / Robert Woodhead」という文字でした。
表記の後半はお馴染み"狂王トレボー"こと、
ウィザードリィの原作者のひとりであるロバート・ウッドヘッド氏ですが、
前者の「FRP Assets」は全く見慣れない表記。
どんな団体なんだ…?と思い、とりあえずgoogle検索にかけてみるも、
引っかかるのは強化プラスチック(FRP)関連の英語ページばかり。
後ろに"wizardry"を付けて検索しても、まったくそれらしい団体は見つかりませんでした。

ここで改めて、ウィザードリィの権利関係の流れを簡単におさらいしてみますと…

最初は原作者であるアンドリュー・グリーンバーグ氏とロバート・ウッドヘッド氏、
そして販売を手掛けたsir-tech社の3氏がウィザードリィの権利を有していた。

3作目の制作後、アンドリュー氏とsir-tech社の間でトラブル発生。
アンドリュー氏、ウィザードリィの制作から手を引く。

4作目制作後、「見解の相違」と「新しいことをやりたくなった」という理由で、
ロバート氏がウィザードリィの制作から離れる。
(ロバート氏はその後AnimEigo社設立)

1992年ごろからsir-tech社とアンドリュー氏の間で訴訟が発生する。
内容はアンドリュー氏が部分的に権利を持つウィザードリィを使って
sir-tech社がライセンス提供等で利益を得ていることについて、
その利益の一部をsir-tech社はアンドリュー氏に支払う義務があるが、
それが一時期から未払いになっている…というもの。
ウィザードリィ6作目(BCF)から呪文名や根本的なシステムが変更されたのも、
アンドリュー氏が権利を持つ部分をゲームから排除することで、
この訴訟から逃れる狙いが少なからずあったものと思われる。

その後2000年前後に、sir-tech社は所持しているウィザードリィの版権を
sir-tech Canada社、および1259190 Ontario社に委譲し、
そこからライセンスを受ける形でウィザードリィ8の制作、
そして日本の多くの企業へのライセンス提供を行う。
(但しこの2社、訴訟問題を有耶無耶にするためのダミー企業という見方が有力。
2社の代表もSir-tech社の代表と同じ)


2006年、日本の企業アエリア社が前述の2社の持っていたウィザードリィの権利を取得。
その後、版権管理会社IPMに委譲→再び親会社に委譲…という流れを経て、
2017年現在も6以降のウィザードリィの権利は、
GMOゲームポット社(アエリアから改称)にある。

こういった流れで、ウィザードリィの版権には諸問題こそあるものの、
この流れに「FRP Assets」なる団体はどこにも出てこないのです。

いったい、この団体は何なんだ!?
そう思って、ダメ元でNHKのメールフォームから問い合わせをしてみたところ、
なんと、番組スタッフの方から回答を頂けました。
直接の回答の転載は行えないため、要点を絞って紹介しますと…

「FRP Assets」は『ウィザードリィ』の開発者から著作権を買い取り、現在所有している法人。
・この法人の詳細については、番組制作側も把握していない。

…どうやら、本当に権利を持っている法人であることについては間違いなさそうです。
となると、誰から権利を買い取ったのでしょう?

考えられるのは3つ。
(1)原作者の1人、アンドリュー・グリーンバーグ氏。
(2)原作者の1人、ロバート・ウッドヘッド氏。
(3)現在6以降の権利を所持している、GMOゲームポット社。

まずは(1)の可能性ですが、筆者が調べてみたところでは、
全くそれを伺わせる情報についてめぐり合っておりません。
訴訟問題が解決した…という話も聞いていないので、
ここから権利を得た、という可能性は低いかと思います。

(2)については、2016年にロバート氏が来日した時のインタビューで、
同氏は「現在は権利を所有していない」と明言しています。
これが「ウィザードリィの制作を離れたときから権利を保有していない」のか、
「誰かに売却してしまって権利を所有していない」のかは不明ですが、
もし後者なら、話題の「FRP Assets」がその売却先である可能性はあります。
冒頭の版権表記に氏の名前が併記されているのも、
その関係が絡んでいる…と考えるとある程度納得がいきますし。
(それにしては、Web上にそれを伺わせる情報が一切ないのが謎ですが…)

最後は、(3)の可能性。
2016年にウィザードリィオンラインが終了し、
同社が手掛けていた「ウィザードリィルネサンス」は一段落という形になりましたが、
実は、同社は「水面下で次のWizardry Onlineを制作している」ことを明言しており、
権利を手放している可能性は低いと考えられます。
ただ、現状「ウィザードリィの著作権を買い取り、現在所有している」ことが
明らかになっている唯一の法人がGMOゲームポット社であるため、
「FRP Assets」が同社の別名義である可能性も捨てきれません。


…という訳で、筆者の推測では「FRP Assets」とは、
ロバート・ウッドヘッド氏から権利を買い取った団体か、
あるいは現在権利を明確に保有しているGMOゲームポット社の別名義か、
どちらかの可能性が高い…とは思っていますが、
現状、全く裏付けが取れていません。

この問題については引き続き調査を行い、
真相が判明しだい追って報告する!
(何故か特命リサーチ風に締める)

※2017/01/21追記:
この記事の続編となる記事を公開しました。

January 09, 2017

「伝説って?」「ああ!」『The Legend of Candlewind』

2017年も無事に明け、筆者はいろいろ本を読んだり、
ゲームを遊んだりツクールフェスを地道に進めてたり、
ラップバトルのDVDを見たりしています。

その中でも、インパクトのあったゲームを遊んだのでご紹介。

20170104231530_1

The Legend of Candlewind』。

2015年リリースのゲームですが、筆者はSteamウィンターセールで買ってました。
スクリーンショットを見る限り、オーソドックスな3DダンジョンRPGに見えたのですが、
内容はいろんな意味で想像以上でございました。

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「New Adventure」を選ぶと、早速長い設定解説文章が。
ふむふむ…と思いながら、クリックすると。

20170104231552_1

ゲーム起動からたった2クリックで、早くもダンジョンに放り込まれました。
しかも既にパーティメンバー4人登録済。何というスピーディ展開!(笑)

てっきりこの手のゲームの常識として、ゲーム開始直後に
キャラクターメイキングがあるものと思い込んでましたが、
どうやらこのゲームにはそんな常識は通用しないようです。

20170104231632_1

オプションメニューは「Loading」「Saving」「Quit」「Credits」のたった4つ。
2015年リリースのゲームにもかかわらず、各種キーコンフィグや、
オートマッピングやカニ歩きの設定すらできない
…という、
手抜きシンプルさを追求したようなものになっています。
もちろん、各キャラクターの名前変更や、
妙に見分けのつき辛いポートレートの変更などできるはずもなく…(苦笑)

20170108234729_1

画面右下にある「Wait Monster」ボタンを押すと、
いつでもどこでもザコモンスターが召喚
できて経験値を稼げる親切設計。
このゲームは敵の攻撃力がやたら高く、当たれば一撃で瀕死になることも珍しくないので、
緊張感があると言えばあるのですが、
レベルさえ上げれば敵の攻撃はほぼ当たらなくなるため、
戦闘自体はボス戦も含め、かなり単調なものといった印象。
(敵が集団で出てきても、実質敵1体との連戦なので尚更)

そんな感じでひたすらザコを倒してレベルを上げつつ、
鍵の付いた扉や宝箱をOpenLockの魔法で開け
(このゲームでは鍵をすべて魔法で開ける。
 筆者はてっきり鍵を探すものと思い込んでいたため、鍵開けの魔法がある事に気づくまで結構悩んだ。
 当然のようにチュートリアル的な説明はゼロ)

ひたすら壁にぶつかって隠し扉を見つけながら、
仲間2名を適当に見つけて
(なぜか死体でパーティに参入する。
ちゃんと参入時の会話メッセージはあるのに!)、
右手法を頼りにダンジョンを進んでいくこと、約2時間。


20170106000416_1

盗賊のリーダーを撃破して、その奥の登り階段にたどり着いた時点で、
このメッセージが表示されてゲームクリアになりました。
大抵のRPGでは「盗賊のボスを倒した!」というのは序盤の通過点ですが、
ここで終わるというRPGは前代未聞なのでは…?



結局、タイトルの『The Legend of Candlewind』とは何だったのかよくわかりませんが、
正式に商業展開された3DダンジョンRPGとして、
筆者に「これ以下はない!」と思わせたゲームであるのは間違いない
ので、
そういった意味では、伝説に残るタイトルかもしれません(笑)

そんなゲームではありますが、もしこの紹介を読んで、
このゲームを「遊んでみよう」という奇特な方がおられましたら、
「Health Potionをため込んでおかないと、実績解除で泣きを見る」
…とだけ助言しておきます。(筆者は泣いた)


December 31, 2016

2016年反響のあった記事振り返り

2016年もいろいろありました。
そんな中、各所で反応があった当blogの記事や、
個人的に思い入れがあった記事を振り返ってみます。

『Heroes of a Broken Land』の日本語解説を書いてみる
筆者が惚れ込んだ海外製3DダンジョンRPGである、
Heroes of a Broken Land』の解説記事。
この記事を読んでこのゲームを始めた、という方もおられるようで、
記事を書いた甲斐がありました。

TCG?違う、旧き良き(?)カードゲームだ!『Eternal Destiny』
『高円寺女子サッカー3』純情想定外
低評価ゲームの評価を覆してみよう的な記事。
(前者はPSVitaの低評価ゲームとして知られる
インフィニタ・ストラーダ』が原作)
話題が先行して世間で低評価と認識されているものでも、
実際はそうでないものもあるのではないか?という疑いを投げかけていく試みは、
今後も続けていきたいと思います。

美少女+3DダンジョンRPGの黒船襲来(か?)『Sakura Dungeon』
2016年のblog記事の中で、最も検索アクセス数が多いのがこの記事。
皆さん、本当に好きですね!

「ウィザードリィがRPGの元祖」と言い出したのは誰なのかしら・序説
「ウィザードリィがRPGの元祖」と言い出したのは誰なのかしら・破説
FC版ウィザードリィのACバグは本当に20年間「誰も」知らなかったのか?
なかばライフワークになりつつある、ウィザードリィ関係の記事。
こういった記事を書いていると、
「筆者はwizに怨みでもあるのか?」というネガティブな反応を見ることがあるのですが、
むしろウィザードリィという偉大なシリーズ、
そして3DダンジョンRPGというジャンルを愛しているからこそ、
語られてきた伝説ではなく、ファクトを積み重ねていきたいと思っております。

ウィザードリィに登場する「村正」総まとめ
桑名市博物館で開かれた「村正展」に感銘を受けて書いた記事。
徳川美術館蔵の輝く村正に始まり、銘を潰された村正、
黒く染めた村正、そして刀だけでなく短刀や剣など、
本当に素晴らしい企画展でした。


当blogの閲覧者の皆様、Twitterフォロワーの皆様、
2016年もありがとうございました。
2017年も今まで通りのスタンスで、
このblogを続けていきたいと思っております。

jzunkodj4y at 17:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!Memo